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ガラル地方のラテラルタウン郊外にある廃屋敷。そこには持ち主のいなくなった貴重な美術品が眠っているらしい。そんな噂があれば、そこには多くの泥棒や学芸員が品を持ち出そうとするのだが、屋敷に入ったものは誰一人として帰ってきた者はいないらしい。 そんな噂から若干悪寒に震えながらも、学芸員の私は屋敷に入り、あるものを見つけた。 それはサニゴーンのバルーン人形だった。やけにテカテカと光る半透明なバルーンは風がないのにグニグニと動く。脈が速くなりながらも私はその人形を凝視し、驚愕した。 白いラバースーツを着ていてわかりづらかったが、そのバルーン人形の中には人が入っていた。しかも、その人は数年前に行方不明となったラテラルタウンのジムリーダーだった。彼はギチギチに詰められたゴムの中で、泣きながらか細い声を発した。 「……げて。……逃げて…っ」 ……私の記憶は、そこで途絶えた。

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Comments

ザ・ダークサイド

興味深い形のスウツですね... ☺ いいアイデアを得て行きました👍