死屍累々【屠るルート】 (Pixiv Fanbox)
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ヘルヘブン女戦闘員達を容赦なく屠った。
目の前に広がるのは――死屍累々。
「…………」
容赦なく屠られた女戦闘員を見る。
マリアン・ノーバ。
美女と美少女の中間のような容姿。乳は爆乳。
命の火を失った肉体は、ぐったりと四肢を伸ばしピクリとも動かない。
男の気を挿入され昇天。既に息絶えている。
「…………」
次の女戦闘員に視線を映す。
ライザ・マリー。
妖艶な美女だった。
尻を突き上げるような構えの男を誘うような所作が印象的だった。
(いい腰使いをしていたな)
腰使いが激しく、フリフリと腰を動かす度に豊かな尻肉がプルプル揺れていた。
艶のある唇、大人っぽい雰囲気。
激しい腰使いに爆乳。
そして――幸せ投げ。
美女のムチムチ太ももで男の顔を、挟んできた。美女が男の顔面を挟むため惜しげもなく体を開く様は、天国の門がひらくかのようだった。
(エロい女だったな)
男は何度もヘルヘブン女戦闘員と色々な意味で交戦した経験がある。
もしセックスになれば、さぞ下品なセックスをしてくれただろう。
(この女戦闘員ももったいなかった)
ライザの死骸から視線を外す。
次に屠った女戦闘員達に視線をうつす。
一気に仕留めた二人の女戦闘員に目をやる。
ビビアン・べブリエ。
母性的な雰囲気のお姉さん女戦闘員。
ブラーワ・ブエラ。
ビッチな雰囲気が漂う女戦闘員。
二人ともセクシーな美女だった。
追い詰められ、全力で女の武器を使ってきた浅ましさも含めて種付けしたくなる
雌だったといっていい。
だが――今や只の肉塊。
大の字になり魅惑的な足を投げ出している。
ぐったりのびた足の結合部位からはドプドプと刺激臭がする尿が垂れ流れ地に染みを作る。美しい女の片鱗もない、生物として終わった姿を晒していた。
そして最後に、屠った女戦闘員。
キャミル・ベル。
完全に勝ち目がなくなった後に――
命乞いしセックスをもちかけてきた。
その後、抱きつき自爆をしようとしたが――ベアハッグで屠った女戦闘員だ。
ベアハッグで押し付けられた爆乳、密着した男の股間と女の股間、むわっとした雌の匂いが微かに鼻腔をくすぐる。
ベアハッグで仕留めた事で女の雌としての魅力を存分に堪能した形となった。
(この女も……いい肉体をしていた……)
男にやられたグラマラスなヘルヘブン女戦闘員の亡骸が洞窟の冷たい
地面に累々と転がる。
先ほどまでにブルンブルンと躍動した美女達の豊満な肉体は、今や
只の肉塊となっていた。
(もったいない)
日本の文化、もったいない精神。
死屍累々の女戦闘員達をみて、改めて男は思った。
美女の死体、死体、死体、死体、死体。
扇情的な光景だった。
地面に横たわる、豊満な肉体の女戦闘員達。
戦場が扇情的な女体ヶ原と化している。
ふと考える。
――もし屠らずにいたらどうなっただろう。
エッチしていたどうなっていたか。
性交、セックス。
草薙にとってはともかく、セックスとは基本的に命を生む行為である。
殺し合いをする関係の女戦闘員とセックスという命を生む行為。
真逆の行為だが、それが凄まじい快感をもたらす事を男は知っている。
生命が脅かされる戦いは生殖本能を刺激し昂ぶらせる。
殺し合いを経た後のセックスは激しいセックスを誘発する一要因。
特にこのヘルヘブン女戦闘員は、魅了攻撃を扱う女戦闘員だ。
特にその傾向が強い。
グラマラス美女の女戦闘員だが、草薙が相手だと基本的に
女戦闘員はベッドの上でもやられ役である。
ヘルヘブン女戦闘員とのセックスは すごい事を、男はよく知っている。
このグラマーな肉体の女戦闘員達とも、セックスをすればさぞ凄い事になっていただろう。
ただ、容赦なく屠る選択をしたからこそ、男はほぼ無傷で
この戦いを切り抜けられた。
無理に殺さない選択をしていたらダメージを負っていただろうし、そもそもそういう選択は馬鹿のする事である。
(まぁ、俺は馬鹿だけどな)
死屍累々に横たわるグラマラスな肉体、肉塊をみて男は思う。
「…………」
◆
【マリアンを見る】
fanbox post: creator/291714/post/2566950
◆
「……………」
天恵めいたものが、草薙によぎった。
わずかに力が流れたような感覚。
まるで■■■■から流出した■■を受けたよう。
「……またか」
この感覚は何度目だろうか。
死屍累々に転がる女体ヶ原がそうさせたのか。
(……………………)
時が止まったかのように草薙は佇んでいた。
だが――
「今を生きる」
生きる上で大事な事を口にする。
自分の選択は間違ってない。いや、そもそも……
(間違いだらけの人生か)
今更ではあった。
所詮は自分は”只の日本人”。
間違いだろうが問題はない。
だから――
「それもまた良し」
いつもの調子に戻すようにいつもの言葉を口にする。
ならば……
「間違うのもいいな」
女達の扇情的な死体をみた。
豊満な肉体はいまや只の柔らかい肉塊でしかない。
この魅惑的な肉体は、魔物のエサになるか、回収
腐って果て自然に還るかだろう。
(もったいない……)
再度思う。豊満な美女の死体。これから処分されるだけの魅惑的な肉。
立ち去る以外の選択を下半身が訴えている。
禁忌の類いに値するものだ。一般的にはアウトといえばアウトだろう。
だが――
「それもまた良し」
草薙悠弥は基本、欲望を否定しない。
――シタイとしたい。
人が抱くその気持ちを否定する気持ちはない。
それもまた、人の自然な感情。
もしこの場でアンケートでもとったら「豊満な肉体を堪能する」が優勢になるだろう。
(それに……背徳の理を増やす必要もある)
草薙は無道。善行も悪行も力に変える存在だ。
綺麗に立ち去るもよし、欲望にふけるのもよし。
「さてと……」
最期を迎えた美女達を前に――草薙は選択する。