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日本を色々な形で応援する草薙悠弥の、食べて応援シリーズまとめ。

スルー推奨ですわよ。


――食べて応援

日本の生産業を食べて応援!


支援!


大陸からのウイルスやら、不景気とかなんやらあって色々危機の日本。

食料廃棄や食料在庫を抱える生産業に携わる所を超ささやかながら食べて応援する。


日本の国産業者を食べて応援するのだ。


「食うか」


草薙悠弥は思う。


草薙悠弥は戦っている。


だが、日本の様々な生産業者も戦っているのだ。


税金に、大陸からのウイルスに、世の中に。


それを少しでも食べて応援するのだ。

生産は大事である。

作物を作り家畜を育て食料を作り、人の命をつないでいく。

大事な事である。だからに少しでも力になるため食べて応援なのだ。


綺麗事ではある。

微力でもある。


だが――


「――それもまた良し」

伊豆のみかんを食べて応援


「うむ……」


草薙悠弥は、今回の応援飯を見た。


――みかん。

――オレンジ。


場所は静岡県、伊豆。


伊豆の地で作られたとあるブランドのオレンジだ。


伊豆の海の近くに構えられた園地。

海を臨み、静岡、伊豆の地に降り注ぐ太陽の光を受けて育ったみかん(オレンジ)だ。


見た目の印象としてはグレープフルーツのそれに近い。

白く黄色いオレンジ。


実にうまそうだった。


「食うか」


この地はクラウドファンディングで支援を募集していたみかん(オレンジ)である。


応援お願いしますという旨が募集に書かれていた。


大陸からのウイルスなどで被害を受け、観光客が激減。


これによって経営が悪化。在庫も余ってしまった。

このみかん(オレンジ)は加工品の生産を含めてはくの日本人の雇用を抱えている。


その中には障害をもった者もいた。

障害者支援という側面も有しているのだ。


おいしいみかん(オレンジ)を作る場所、静岡県伊豆の皆が健やかに働ける場所という意味でもこのみかん(オレンジ)を作る場所が危機に陥るのはよろしくない。


ならば少しでも支援をと、只の日本人、草薙悠弥は金を出し応援飯という事でここのみかん(オレンジ)や加工品をもらったのだった。


「――それもまた良し」


草薙悠弥はみかん(オレンジ)を食べた。


「――うまい」


ほのかな甘さ。

爽やかな酸っぱさ。


柑橘の美味しさがそこにあった。

見た目もグループフルーツに似ているが味もグレープフルーツに似ている気がする。


甘く酸っぱい。

だが――


(いいな)


いいのだ。

その甘酸っぱさがいいのだ。

伊豆の海、伊豆の太陽を感じた気がした。


(やはり、伊豆はいいな)

ありがとう、伊豆のみかん(オレンジ)。


頑張れよ、伊豆。


こうして草薙悠弥は静岡県伊豆のとあるみかん(オレンジ)を――食べて応援したのだった。

大阪の卸売り業を食べて応援

――応援飯を食おう。


日本の生産業を救いたい、というわけで食べて応援である。


大阪の卸売業が危ない。

今回は、そんな大阪からのsos。

今回草薙が支援したのは大阪のある卸売業者。

主に食品の卸売である。

大陸からの被害により、取引先が休業や廃業倒産の危機に陥ったという流れだ。


このままでは食料廃棄が発生してしまう。

これを支援して消費お願いします。

そんな卸問屋からのsos。

当たり前の事だがこれは卸売だけの問題ではない。

流通、経済の問題でもある。

リアルな人間の流れがあるのだ。


卸売の食品を作るには家畜を育てる畜産業や酪農家がいる。

更に肉となる牛や鶏などの家畜を育てるにはトウモロコシや大豆、穀物などだの餌がいる。

それらを育てるには農業などの従事者がいるのだ。


つまり、食品の卸売業者が潰れると、それらに連なる人間も苦しむのだ。

また、食料廃棄は日本のもったいない精神的にもよくない。環境にもよくない。

そして売れないと食べられないと日本の色々な人が困る。

そういうわけで


(――食うぞ)


草薙は応援飯を食う。


大阪の卸門屋からの食べて助けてくださいという支援要請に応え、今回草薙はガチでささやかながら支援した。結果おくられたものを食うのである。

近江商人の教えを重んじる業者はたくさんのものを送ってくれた。


その一つがたくさんのハンバーグである。

国産の鶏肉をベースに作られたハンバーグが20個以上入っていた。


それを食べる。


(うむ……)


うまい。


頑張れよ、大阪。

頑張れよ、大阪の御売業者。


草薙は、近江商人の教えを重んじる大阪の卸売業者を応援したのであった。

【国産フルーツ】石垣島のパイナップルを食べて応援【応援】

――日本の果樹園を食べて応援。


今日は果樹園のクラウドファンディング。農園を救いたい、という支援要請があった。


国産果樹園を盛り上げたい、国産フルーツを応援したいというプロジェクトである。クラファンだ。

国産フルーツを救いたいというので

草薙はおうともさ、という事で実際にお金を出して支援した。


困っている日本の農家がいるのだ。

ならば支援しちゃうぞという事である。

草薙がお金を出し、支援した結果、たくさんの果実が送られてきた。


イチゴやパイナップルなど色々な果実がパックで贈られてきたのである。


草薙はさっそく送られてきたものを食しようとした。


(どれにするか)


贈られたものはからどれを食うか選ぶ。フルーツは冷凍されていた。

様々なフルーツが詰められたパック

そのパックの中から草薙は一つ選ぶ。


(パイナップルにするか)


草薙はパイナップルを選んだ。

裏を見ると原産地が書かれている。


原産地は石垣島と書かれていた。


(うむ、石垣島支援だな)


草薙はパイナップルをあけた。


パイナップルを食う。


(うむ)


石垣島のパイナップルは――


(うまい)


甘い。

爽やかな甘さがあった。


(いいじゃないか)


石垣島パイナップル。


(良かった)


草薙は思う。


本当に只の日本人という言葉通り、かすかな金額、かすかな支援。だが――


(――それもまた良し)


頑張れよ、国産を重視する日本の果樹園。


頑張れよ、石垣島のパイナップル。


草薙は国産フルーツを応援したのであった。

【日本のフルーツ】青森のリンゴを食べて応援【応援】


――日本の果樹園を食べて応援。


あるクラウドファンディングがあった。


国産果樹園を盛り上げたい、国産フルーツを応援したいというプロジェクトである。クラファンだ。

国産フルーツを救いたいというので

草薙はおうともさ、という事で実際にお金を出して支援した。


困っている日本の農家がいるのだ。

ならば支援しちゃうぞという事である。

草薙がお金を出し、支援した結果、たくさんの果実が送られてきた。


イチゴやパイナップルなど色々な果実がパックで贈られてきたのである。

色々な果実のうち、草薙はこの前パイナップルを食べた。


(今日は何にするか)


支援した事で送られたフルーツは様々。


(この前はパイナップルだったな)


このクラファンでこの前食べたのは石垣島のパイナップルだった。今日は――


(リンゴにするか)


リンゴにしよう。

草薙は送られたフルーツの中から、リンゴを選んだ。


原産地は……青森県。


(青森のリンゴだ)


青森はリンゴの名産地である。



(うむ、青森支援だな)


草薙はリンゴをあけた。


リンゴを食う。


(うむ)


青森のリンゴは――


(うまい)


甘い。

爽やかな甘さ。


(やはり、いいな)


青森のリンゴ。

青森のリンゴ農家の人達が一生懸命作った青森リンゴは全国で親しまれている。


一つ、また一つとリンゴを食べていく。草薙はリンゴを冷凍していた。甘いシャーベットのような感覚。

青森リンゴ、うまい。


(良かった)


草薙は思う。


本当に只の日本人という言葉通り、かすかな金額、かすかな支援。だが――


(――それもまた良し)


色々含めて、こういうのもまた応援、また支援。


頑張れよ、国産を重視する日本の果樹園。


頑張れよ、青森のリンゴを作る人。


草薙は国産フルーツを応援したのであった。



静岡応援


「今日も……」


食べて応援だ。


「今日は……」


草薙は目の前のキラキラな黄色い甘味を見た。


(これはあの伊豆のクラファンのものだな)


草薙悠弥はたまに日本のクラファンに支援して日本を応援しちゃう日本人である。 

日本要素薄い時もあるけど許してねてへぺろではあるが細かい事はどうでもよろしい。


前に支援したのは静岡県、伊豆。ここのみかんに関わる業者の助けてくださいというクラファンに草薙はささやかながらお金を出して支援した。その結果、送られたのが伊豆のみかんやみかんゼリーである。前に草薙はそのうちのみかんを食べた。うまかった。それに気をよくした草薙。今回は残しておいたゼリーを食べようという事なのだ。


「おだっくいのー(方言)」


お調子者である。うーん、この日本人。


「でもまぁ、大事な事だ」


一転、真面目テンション。

このクラファンはある意味で障害者支援をかねているといえた。


今回のみかん、みかんゼリーなどの生産等はそれらの雇用安定を担っている面がある。


大陸からの被害もあり、地方は大きな打撃を受けた。

草薙が支援したこの会社も経営が苦しくなった。故に


「食うぞ」


食べて応援である!


ゼリーは複数あった。

典型的なみかんのような濃い黄色のみかんゼリー。

他にもグレープフルーツをおもわせる色のだいだい等のみかんゼリーもあった。


(これにするか)


草薙は典型的なみかんという風のゼリーを手に取った。


(伊豆のみかん、か)


伊豆のみかんゼリーをよく見る。


(寒天で固めてるみたいだな)


和風だ、と草薙は思った。


みかんと寒天、クエン酸が入っているようだ。


「♪」


小気味よくゼリーの封を開ける。

瑞々しいみかんゼリーがのぞく。


草薙は伊豆のみかんゼリーを飲むように食べた。


(……いいな)


爽やかだ。

甘酸っぱい。


染み透る甘酸っぱさが気を爽やかにするような心地だった。


(伊豆のみかんゼリー、中々いい甘さだ

ぞ)


草薙が好きなのは和歌山のみかん。

だがこの伊豆のみかんも


(いいものだ)


そう思いつつ飲む。

爽やかな甘さが染み渡っていく。


(頑張れよ、静岡)

(頑張れよ、伊豆)

草薙はこうして、食べて日本を応援。


それはささやかなお金、ささやかな支援。だが――


「それもまた良し」


草薙は日本の静岡、伊豆を応援したのであった。



フードロス削減応援


『ピンチです、助けてください!』


今回、草薙が支援したのはそんな会社だった。


「フードロスを削減やないの」


(今回は日本応援要素は若干薄いかもしれんやないの)


今回草薙が支援したのは食品輸入を主とした日本の会社である。


海外の美味しいものを仕入れて売る事を生業にしている輸入会社だ。


だが大陸からの被害により、会社は大打撃を受け、大ピンチ。

数十トンのソーセージが売れ残ってしまった。このままでは会社は大赤字。

肉を大量に廃棄してしまうかもしれない。

そこで食べて応援して助けてください、というような内容であった。


「フードロスってやつだな」


食料廃棄、フードロスとも呼ばれるものだ。

主に売れ残りなど本来は食べられるものを廃棄する事である。

(もったいないやないの)


日本のもったいない精神発揮やないの。


そして――


(環境にもよろしくないやないの)


そしてフードロスは、環境にも悪い。


(フードロス削減)


「それもまた良し」


それも日本応援という事で一つよろしく


(よーし、今日の悠ちゃんは環境にも優しい悠ちゃんだ)


ゆるい草薙である。


お金を出して支援した結果、送られてきたのはソーセージ

ちなみにホワイトソーセージだ。 


「食うぞ」


ホワイトソーセージを食う。

日本の輸入会社が美味しいと思って輸入したであろうソーセージ。

その味は……


「うまい」


さすがは海外のうまいものをしいれていだけある。


「確かに、これが廃棄になるのはもったいない」


日本の精神もったいないである。

それに今回のクラファンは量的にもおいしくてお得な感じだった。


「いいぞ、食うぞ」


フードロス削減である。

そしておいしくい。


「うむ!」


頑張れよ、日本の会社!

頑張れよ、フードロス削減!


草薙はフードロス削減、食料廃棄削減等を応援するのであった。


島根応援

「今日は……島根県だ!」


今回も日本を応援する草薙悠弥である。


島根は日本の防衛という観点でも大事な場所だ。栄えた方が良い。



今回の業種は。


「水産、漁業支援だ!」


今回、草薙悠弥が支援したのは島根県の水産会社。

魚を旅館等に提供していたが大陸からの被害により売上が減少。

観光客の減少は旅館客の減少。

旅館客の減少は食料需要の減少であり、食料需要の減少は食料を提供してる会社の売上減少でもあるのだ。


(応援だ)


草薙はクラウドファンディングで支援を求めた島根の水産加工の会社を支援した。その会社、クラウドファンディングで集めた資金は会社の存続。


(真剣だな)


支援金の使い道は一言、会社の存続だった。

真剣なもの、遊びのない事情。

草薙が支援するには十分だった。

そして支援した結果送られてきたのが……


「カレイか」


魚のカレイである。

「食べて応援だ」

魚だ。


(焼いて食うか)


草薙はカレイを焼いた。


そして――食う。


(――うまい)



カレイは実にうまかった。


骨は殆ど抜かれている。

さすがは島根の水産加工会社が作ったカレイである。

食べやすい。

カレイには味もついていた。

さすがは島根の水産加工会社が作ったカレイである。

うまい。


(良いな)


魚がカレイがうまい。支援して良かったと草薙は思う。


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、島根!)

(頑張れよ、島根の漁業!)

(頑張れよ、島根の水産加工!)


草薙悠弥は今日も日本を応援。

島根県を応援したのであった。


国産牛応援~ホルモン~

「今日は……国産牛だ!」


今回も日本を応援する草薙悠弥である。

今回支援したのは――大阪。

今回支援するのは肉屋。肉屋をやっていたが、大陸からの被害を受け経営難に直面。

肉屋は国産牛を扱っていた。

だが経営難に陥り、せっかくの国産牛も廃棄されてしまうという状況だった。


「国産牛だ!」


今回、草薙悠弥が支援したのは大阪。


「大阪の肉屋だ!」


草薙は大阪の肉屋をリアルにお金を出して支援した。

大阪在住のTさんは肉屋を肉屋をやっていたが、大陸からの被害により売上が減少。


店が家族が従業員が危機に陥っていた。

国産牛を扱う、それは肉屋だけにおさまらない。


牛を育てるには牧場がいる。牧場ではそこで働く畜産家がいる。

牛が育つには餌がいる。餌を作るには餌を作る業者がいる。

つまり、牛が売れないと多くの人間の生活が苦しくなるのだ。

故に――


(応援だ)


草薙はクラウドファンディングで支援を求めた大阪の肉屋を支援した。

その会社、クラウドファンディングで集めた資金は家族や従業員のために使われる。


(真剣だな)


支援金の使い道は家族の生活や従業員の雇用を守るため。

真剣であり、地に足がついている。

草薙が支援するには十分だった。

そして支援した結果送られてきたのが……


「国産牛!」


国産の牛肉、そしてホルモンだ


「食べて応援だ」


肉だ、ホルモンだ!


たくさんある。


(肉かホルモンか……)


どっちを食うかと考える。

その後……


(ホルモンにするか!)


草薙はホルモンを食べる事にした。

ホルモンとは基本的にモツである。

レバー等のものだ。

栄養が豊富だ。ミネラルやビタミン、コラーゲンなどもある。

栄養がたっぷりの――


「国産牛ホルモンだ!」



草薙はホルモンを焼く。

味については問題ないだろう。

支援して送られたホルモンには既に味がついているのだ。

タレがつけてあったのだ。

さすが肉屋、さすが元酒場である。

草薙は国産牛のホルモンを焼いた。


うまそうな匂い。

うまそうな見た目。

とても――おいしそうだ。


「いただきます」


そして――食う。


(――うまい)


国産牛のホルモンは実にうまかった。


コリコリとした食感が良い。

さすがは国産牛である。

うまい。


(良いな)


国産牛がホルモンがうまい。

――支援して良かった。

草薙は思った。


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、大阪!)

(頑張れよ、国産牛!)

(頑張れよ、大阪の肉屋!)


草薙悠弥は今日も日本を応援。

国産牛の産業従事者等を応援したのであった。



国産牛応援

「今日は……国産牛だ!」


今回も日本を応援する草薙悠弥である。

今回支援したのは――大阪。

今回支援するのは肉屋。肉屋をやっていたが、大陸からの被害を受け経営難に直面。

肉屋は国産牛を扱っていた。

だが経営難に陥り、せっかくの国産牛も廃棄されてしまうという状況だった。


「国産牛だ!」


今回、草薙悠弥が支援したのは大阪。


「大阪の肉屋だ!」


草薙は大阪の肉屋をリアルにお金を出して支援した。

大阪在住のTさんは肉屋を肉屋をやっていたが、大陸からの被害により売上が減少。


店が家族が従業員が危機に陥っていた。

国産牛を扱う、それは肉屋だけにおさまらない。


牛を育てるには牧場がいる。牧場ではそこで働く畜産家がいる。

牛が育つには餌がいる。餌を作るには餌を作る業者がいる。

つまり、牛が売れないと多くの人間の生活が苦しくなるのだ。

故に――


(応援だ)


草薙はクラウドファンディングで支援を求めた大阪の肉屋を支援した。

その会社、クラウドファンディングで集めた資金は家族や従業員のために使われる。


(真剣だな)


支援金の使い道は家族の生活や従業員の雇用を守るため。

真剣であり、地に足がついている。

草薙が支援するには十分だった。

感謝の手紙には、支援のおかげでたくさんの国産牛が廃棄処分から救われた事が書いてあった。

頂いた支援金は一円も無駄にすることなく、事業継続のために使わせてもらうという感謝の言葉もあった。

(よかった)

よかったと草薙は素朴に思った。

そして支援した結果送られてきたのが……


「国産牛!」


国産の牛肉、そしてホルモンだ


「食べて応援だ」


肉だ、ホルモンだ!


たくさんある。


(肉かホルモンか……)


どっちを食うかと考える。

その後……


(牛肉にするか!)


草薙は牛肉を食べる事にした。

主に肩ロース、ウデ、モモ、バラの肉らしい。

今日は支援した返礼でいただいた


「国産牛肉!」



草薙は肉を焼く。

味については問題ない。

支援して送られた肉には既に味がついているのだ。タレ漬けというやつである。

さすが肉屋、さすが元酒場である。



草薙は国産牛肉を焼いた。


うまそうな匂い。

うまそうな見た目。

とても――おいしそうだ。


「いただきます」


そして――食う。


(――うまい)


国産牛肉は実にうまかった。

肉がとても柔らかい。

草薙は貧困をよく知る男である。

食費一ヶ月一万で過ごす事もある。

だから安い肉でも「うめぇうめぇ!」と食うワイルドガイ。

しかし、そういうのを抜きにしてもこの肉は……


「うまいじゃないの!」


うまかった。


きっと良い肉だ。


柔らかい肉が良い。

タレ漬けされた肉がうまい。

草薙は肉に何もかけてない。だが味は十分濃いものだった。

タレの質も良い。


柔らかい肉。

ジューシーな肉。

美味しいタレ。

それはもちろん――


(うまい)

さすがは国産牛である。

(良いな)


国産牛肉がうまい。

――支援して良かった。

草薙は思った。


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、大阪!)

(頑張れよ、国産牛!)

(頑張れよ、大阪の肉屋!)


草薙悠弥は日本を応援。

国産牛の産業従事者等を応援したのであった。


【兵庫】只の日本人、このままでは廃棄されてしまう国産牛100%のハンバーグを食べて応援【応援】

「今日は……ハンバーグだ!」


今回も日本を応援する草薙悠弥である。

今回支援した県は――兵庫。

今回支援する業種は――小売業、卸売業である。

小売業、卸売り業をやっていたが、大陸からの被害を受けた。

結果経営難に直面。納品予定だった肉が大量に在庫が余ってしまった。

ホテル等に納品予定だったハンバーグが余った結果、フードロスの危機。

国産牛で作られたハンバーグがこのままでは廃棄されてしまう。

そして、経営難で日本人が苦しんでいるという状況だった。


「ハンバーグだ!」


今回、草薙悠弥が支援したのは兵庫。

このままでは廃棄されてしまうハンバーグ!

支援して救ってください!


という旨の助けをこう日本の業者があった。

故に


「支援だ!」


というわけである。


「兵庫の卸売業だ!」


草薙は兵庫の卸売業にリアルにお金を出して支援した。

兵庫在住のAさん(仮名)は卸売業を肉屋をやっていたが、大陸からの被害によりキャンセルや在庫不良が相次ぐ。

かといって精肉屋や生産者達の状況を考えると取引をゼロにするわけにはいかない。

周りの事をよく考える人である。


「ハンバーグ

在庫が余る

フードロス」


思わず一句詠んでしまった。季語はない。

ハンバーグのフードロス。

その影響は小売りや卸売りにとどまらない。

今回のハンバーグは国産牛で作られている。

牛を育てるには牧場がいる。牧場ではそこで働く畜産家がいる。

牛が育つには餌がいる。餌を作るには餌を作る業者がいる。

つまり、牛が売れないと多くの人間の生活が苦しくなるのだ。

故に――


(応援だ)


草薙はクラウドファンディングで支援を求めた兵庫の卸売りの会社を支援した。


そしてフードロスも軽減できた。

フードロスはもったいない。そして環境にも良くないのだ。


支援は諸々いい結果に繋がる。


(よかった)

よかったと草薙は素朴に思った。

支援の結果、助かる人がいる。

そして支援した結果送られてきたのが……


「ハンバーグ!」


国産牛肉で作られたハンバーグだ!


「食べて応援だ」



草薙はハンバーグを焼く。


「おっと」


余裕ぶっこいて調理したらハンバーグが崩れてしまった。

意外に繊細なハンバーグである。


形が崩れてしまったが――


「それもまた良し」

草薙はワイルドに調理する。


ジュー、ジュー、ジューーーーー。


肉が焼ける。

そして――


「肉汁だ!」


たっぷりの肉汁がしみ出す。


いいハンバーグだ!



草薙はハンバーグを焼いた。


うまそうな匂い。

うまそうな見た目。

とても――おいしそうだ。


「いただきます」


そして――食う。


(――うまい)


ハンバーグは実にうまかった。

肉がうまい。

肉汁がたっぷりしみだしているのだ。

草薙は貧困をよく知る男である。

食費一ヶ月一万で過ごす事もある。

だから安い肉でも「うめぇうめぇ!」と食うワイルドガイ。

しかし、そういうのを抜きにしてもこのハンバーグは……


「美味い!」


うまかった。


きっと良い肉だ。


柔らかい肉が良い。

そのままでもうまいのだ。だが――

(ケチャップをかけてみるか)

ハンバーグといえばケチャップだ!!

ケチャップをハンバーグにかける


柔らかい肉。

ジューシーな肉。

美味しいタレ。

それはもちろん――


’うまいじゃないの)


さすがは国産牛で作ったハンバーグ。


「美味い!」


国産牛肉がうまい。

――支援して良かった。

草薙は思った。


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、兵庫!)

(頑張れよ、卸売りの人!!)

(頑張れよ、関わる多くの日本人!!!)


草薙悠弥は日本を応援。

ハンバーグ、国産牛の産業従事者等を応援したのであった。


~【和歌山】草薙悠弥、猪肉のパイを食べて応援~

「今日は……和歌山だ」

只の日本人、今日は和歌山県を支援する。


今回も日本を応援する草薙悠弥である。

今回支援した県は――和歌山。

今回支援する業種は食品。

それも少し変わったものだ。


ジビエ。


猪肉である。

猪、獣害に悩まされる山の地からの支援要請でもあった。


猪や獣は畑を荒らす。

時折漁師、ハンターが時折獣を狩る。

ジビエの肉を有効活用したい。

そんな想いがあるようだった。


(仕留めた命を無駄にしない)

その気持ちは大事だと草薙は思う。


草薙も色々なものを色々な形で仕留める男。

共感するものはあった。


もったいない、精神は大事である。


(様々な食材が使われている)


ジビエ、猪肉。

トマト。

タマネギ等の野菜。


たくさんの人間が関わっている。


つまりこの支援を行う事で多くの人間が潤うという事だ。


(少々金がかかったが……支援だからな!)


それもまた良し。


「ガハハハハハハハハハ!」



「うむ!!出来た!!」


草薙はジビエのパイを暖めた。

ジビエはとても上手く調理されていた。


草薙は正直、ジビエのくさみなど殆ど気にしない。

だいたいのものは『美味い!』と食べる男であった。

だが、こうやってパイに包むのは中々いいアイディアである。


「肉をパイで包む!肉をパイで包む!!」


草薙は声に出した。


肉をパイで包む!!


いい響きだぞぉ!!


「食うぞ」


草薙はジビエで作られたパイを食った。


「美味い!!」


ジビエで作られたパイは美味かった。


肉がガッツリ入っている。

これはやはり猪肉だろう。


猪肉のガッツリ食感が口に入ってくる。

あふれる肉汁。

それにこれは……

(トマトか)

トマトが入っている。

日本の農家の皆さんが丹精込めて作ったトマト!

これが味に爽をもたらし、アクセントになる。


肉感たっぷりの猪肉!

そこにトマトがいいアクセントになっているのだ。

トマトの他にも椎茸など様々なものがはいっている。


そしてとても柔らかい。

とろけるような柔らかさ。

つやつやとした脂。少しさわっただけでツヤツヤとした脂が

手に乗る。だがそれが「脂だな」という感じがした。

美味い、そして肉のパイなのにどこか爽やかさがあった。


(いいな)


よく考えて調理されている。


草薙は感心した。


畑を荒らす猪を仕留め、その肉で作った猪肉料理。

ジビエのパイ。

その味は


「美味い!」


そして、この支援が和歌山で働く人達の助けになる。


「――良かった」


――支援して良かった。

草薙は思った。


支援は多くの人間に影響をもたらすだろう。

猪を狩る漁師、ハンター。

猪を料理する料理人

トマトなど、ジビエ料理を彩る食品を作る農家、生産者。

(まぁ、微々たるもんだがな)


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、和歌山!)

(頑張れよ、ジビエ料理!)

(頑張れよ、関わる多くの日本人!)


草薙悠弥は日本を応援。

ジビエ料理、和歌山の人を応援したのであった。

~【対馬】穴子寿司を食べて応援【秋田】~

「今日は……穴子寿司だ!」


今回も日本を応援する草薙悠弥である。

今回支援したのは――秋田。

今回支援するのは食品関係である。

主に冷凍食品。

日本産の食品、地域の食品を売っている会社である。

「良い会社だ」

日本の活性化に繋がっているのは想像に難くない。


だが、ある日、大陸からの被害を受け経営難に直面。

経営が危うくなっていた。だがこの地方の会社を襲った難はそれだけではなかった。

生産に関わる機能の多くが不全に陥ってしまったのだ。

大陸の被害を受けていた所に、さらに生産機能の不全。

会社がなくなる、もう駄目かも知れない。

会社は危機であった。


――助けて下さい!!


そんな声があったのだ。


「うむ!」


というわけで支援したのが草薙悠弥

日本を助ける男である。


支援金の使い道は会社の存続。

家族の生活や従業員の雇用を守るため。

真剣である、地に足がついている。

それに――


「いい会社だな」


非常時でも美味しいものが食べられる。

そんな志を持った冷凍食品を会社である。

今の日本、非常時が多い。

非常時は心が不安になりやすい。

そんな時に美味いものを食えば心にも体にも一助になる。

そういったものを提供できる会社の危機とあれば、微力ながら助けになろうという

事であった。


草薙は秋田の食品会社をリアルにお金を出して支援した。

食品は

微力な支援。だが店の人はたいそう喜んでいた。お礼の文面ももらった。

そして、送られたきたのが――


「穴子寿司だ!」


穴子寿司である。


この穴子寿司。うまい一品である。

米は秋田。

アナゴは海の地方。


各地方の素材を使っている。


日本味たっぷりといっていいだろう。


醤油、食塩、酵母エキス。合わせ酢。

タレには醤油、水飴、砂糖や酵母、魚介エキスも入っている。


「これはうまそうだ」


艶やかな魚身。

茶色にたれたタレ。

見た目からして美味そうであった。

そして、草薙はこの寿司に覚えがあった。


「これは……やはり」

対馬の寿司だ。対馬名物の一つ、穴子寿司。

(対馬か)

縁深い、そう思う。


だが今は――


「食うぞ!」


穴子寿司を――


「食べて応援だ!」


寿司だ、穴子だ!


穴子寿司はたくさんあった。


まずは……一口。

その味は――


「うまい!!」


穴子がうまい。

粘りのあるうるち米がうまい。

トロっとしたタレが美味い。


美味が口中に広がる。


うまいな!いいぞ!

コクがありながら爽やかな風味。

ウナギ寿司を思わせる穴子寿司味。

だが穴子ならではの味があった。


ウナギはコッテリ、穴子はサッパリ。

一般にはこの傾向がある。


ウナギと穴子、その関係は遠い親戚のようなものだ。

共通点も少なくない。

だが、生態には大きな違いがあるのだ。

ウナギは海に住むときもあれば川に住む時もある。

一方、穴子が住むのは、基本的に海である。


(海の魚というわけだな)


良しである。


この穴子寿司もまた、サッパリとした味だった。

「うまいぞ!」

基本的に、草薙は濃い味付けを好む傾向がある。

爽やかな水菓子も大好きだが、寿司はこってりとしたものが好きな傾向が強め。


だがこのサッパリ穴子寿司は本当に美味かった。

タレがよいのだろう。

ミリンと酵母、魚介エキスや醤油を織り交ぜたこのタレが穴子に爽やかでありながら濃いコクをもたらしている。

濃い目の酢の味も良い。

そして、粘りのあるうるち米も食感に満足感を与える一助となっていた。

味の要素がかみあっているのだ。


どれもう一口。

草薙は更に、穴子寿司に手を伸ばした。



「美味い!:



美味い!



美味い!


くせになる味だ。

一口食べればあと一口。


そんな妙があった。


(――うまい)


日本の穴子寿司は実にうまかった。

草薙は肉が好きだ、魚が好きだ。

食費、一ヶ月一万でも過ごす男だ。

だいたいのものは美味く食べる。

だがそういうのとは関係無しにこの寿司は――


「美味い!


美味かった。


――支援して良かった。

草薙は思った。


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、秋田!)

(頑張れよ、食品会社!)

(頑張れよ、地方!)

頑張れよ――対馬


草薙悠弥は日本を応援。

日本の地方の会社を支援したのであった。


穴子寿司――美味い!!


~大きすぎて規格外のイチゴを食べて応援~


今日も――食べて応援だ。


今回応援するのは――


「イチゴだ!!」


イチゴ農家だ。


そして今回は只のイチゴではない。今回応援するのはぁぁ!!


「大きすぎて規格外!!」


規格外のイチゴだ!!

今回も日本を応援する男、草薙悠弥である。




日本のイチゴ農家を支援したのだ。


日本のあるイチゴ農家は危機にあった。

大陸からの被害を受けた。

天災による被害を受けた。


度重なる被害によりそのイチゴ農家は壊滅的な危機を受けたのだ。


「助けますとも!」


そこで日本を応援する男、草薙悠弥がイチゴ農家を支援。

そこでもらったのが


「大きすぎて規格外!!」

「イチゴだ!」


イチゴである。


なんせ規格外の大きさだ!


「でかいぞ!」

大きいイチゴだ。


「でかいのはいい事だ」


いい事である。


「でかいのはいい事だ!」


大事な事である。


そういうわけで、草薙は送られてきたイチゴを並べた。


「でかい!!」

大きい。


なんせ、生産者によると

「パックに詰めようとしてはみでてしまう」

らしい。そんな類いの大きさである。


「はみだすんだってさ!大きすぎて!」


おさまりきらない大きさ。

はみだしてしまう。


「いい響きだな!!」


草薙は素直にそう思った。

イチゴはあまり形はととのった形ではない。

だが――


「それもまた良し」


大事なのは形ではない。

バランスでもない。


「大きさだ」


草薙悠弥、男であった。


そして――


「食うか!!」


草薙は大きすぎるイチゴを食べる事にした!


(本当にでかいな)


リアルに支援してリアルにもらったイチゴ。

これがリアルに大きい。


「一口では食い切れない!なぜなら大きいから!!」

若干困惑するくらい大きい。


「食うぞ!」


大きなイチゴを食う。


ジューーーーーーーーーーーー!


(すごい果汁だ!!)

果汁があふれてくる。大きすぎる柔らかい(果)肉から甘い汁があふれてくるのだ!!


(あふれてくる!果汁が果汁が!!)

紅い果汁がたっぷり!

甘い果汁!

瑞々しい果汁!

それが規格外に大きなイチゴからたっぷり溢れてくるのだ!!


これはやはり……


「美味い!」


美味いのだ!

規格外に大きいイチゴ!


「甘いな」

それはとっても甘かった。


甘さに定評のあるイチゴだ。

そして、その中にはたっぷり果汁がつまっていた。

噛むとジュワーーーーと果汁が溢れる。

爽やかな甘さ。

濃厚な甘さ。


爽やかでかつ、濃厚な甘さ。

そのバランスのよい甘さが素晴らしい。

そして――


「満足感があるな!」


そのイチゴには満足感があった。

でかいからであろう。


食べた時の満足感がすごくある。


「二つ目だ!」


草薙はイチゴを食べた。


大きすぎて規格外のイチゴは数個食べただけで、満足感がすごかった。


「美味かった!!」


草薙は、日本のイチゴ農家を支援した!

「大きいのはいいな!!」


満足だった。


――支援して良かった。

草薙は思った。


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、イチゴ農家!)

(頑張れよ、日本の地方!)

頑張れよ――福岡


草薙悠弥は日本を応援。

日本の地方の会社を支援したのであった。





【北海道】北海道のトウモロコシを食べて応援【トウモロコシ】


「今日は……北海道だ」


只の日本人、草薙悠弥。

今回は北海道を支援する。


今回も日本を応援する草薙悠弥である。

今回支援した県は――北海道。

今回支援する業種は食品。


――トウモロコシ。


トウモロコシである。

業種は――

「農家だ!!」


北海道。日本の――北の大地。

今回のトウモロコシは北海道産のトウモロコシ。

支援した農家が作っているのだ。

サイズは――とても大きい!

500グラムくらいあるのではなかろうか?


そう思う位のビッグトウモロコシだ。


「美味そうだ!」


そしてでっかいぞ!



「……うむ」

北海道を支援できて良かった、と草薙は思う。

北海道は日本にとって大事な地。


日本の地方を応援する草薙である。

支援したのは苦労している北海道の農家だ。


大陸からの被害により、経営難に苦労していた店である。

日本の、北海道の店が困っていた。

故に――


「助けるぞ!」

助けるのがこの草薙悠弥である。

お金を出し、支援した。そして……


「トウモロコシがきたぞ!!」


北海道のトウモロコシが来たのだ!

草薙はトウモロコシが好きだ。


ほぼ調理をせずにそのまま食べて美味い!

旅の経験がある草薙はトウモロコシをほぼそのまま食う事も多かった。

お湯で茹でるだけであんなに綺麗に美味しく食べれるものはそうないだろう。


「食うぞ!」





「茹でるぞ!!」


草薙はトウモロコシを茹でた。

グツグツグツ!


ハンバーグが茹であがった。


一応、食べやすいように少し冷ます。


「うまそうだぞ!」


お湯で茹でたトウモロコシ!


それだけだ。だがそれだけで


「めっちゃきれいでうまそうだ」


綺麗なトウモロコシ。

淡く湯気を発する。

粒の一粒一粒がとても大きい。

かぶりつきたくなる!


今回、草薙が茹でたトウモロコシは少し白かった。

「白いトウモロコシか」


草薙は黄色いトウモロコシが好きだ。

これは白いトウモロコシ。

だが――


「それもまた良し」


草薙は風のように自由だった。

白いトウモロコシ。大きい粒、甘い粒、おいしい粒。

これはかぶりつきたくなる!


「おっぱいみたいにな!」

多分違う。


「かぶりつくぞ」

白いトウモロコシを――食す。


そのまま食う。

最も簡単な食べ方。シンプルスタイル。


「食うぞ!」

草薙はトウモロコシを食した!

その味は――


「うまい!!」


うまい!!

シンプルに美味かった。


甘い味。

自然を感じる味。まるで北海道の大自然。

北海道の大自然を感じるような雄大な味。


カプリィ!

カリイ!

プシィ!

プリィ

サクサクサク!

食感もいい


白く大きな粒をかじる度に粒がはじける。

トウモロコシの粒の肉汁があふれる。

粒の味が伝わってくる。

それは大きくてとってもクリーミィ。


国産の――トウモロコシ!

(日本応援だ!)


北海道産トウモロコシは実に旨かった。


草薙はトウモロコシを食べた。


北海道の……トウモロコシ!


「美味い!!」


実にうまかった。

そしてこの支援が日本の地方の助けに少しでもなるのら。


「――良かった」


――支援して良かった。

草薙は思った。


(まぁ、微々たるもんだがな)


ささやかな金額、ささやかな支援。

だが――


「――それもまた良し」


(頑張れよ、北海道!)

(頑張れよ、札幌!)

(頑張れよ、関わる多くの日本人!)


草薙悠弥は日本を応援。

北海道を、農家を応援したのであった。










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