今買えてお勧めできるライカレンズ (Pixiv Fanbox)
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5月。。それは俺の誕生月、俺は誕生月にかこつけてずっとレンズを買う口実を探っていました。
高騰に高騰を続けるライカレンズ もう何も買えない。。。でもまだ上がってないレンズがあります。
そうDRズミクロンです。
DRズミクロンはミラーレスでは問題がないもののMデジタルでは内部干渉して無限が出ないという制限があり、値段が上がらず11万ほどをいまだキープしています。
しかしM11が発売したことにより内部にスペースができ、とうとうDRズミクロンがきちんと使えるようになった。と噂を聞きました。
これはまずい DRズミクロンもとうとう値上がりしてしまうかもしれない、ミラーレスで使えるなら買ってしまおうか。そう考えました。
しかしよくよく調べていくと使えなくもないが相変わらずライカ公式としてはM11でも使用不可レンズに入ってる模様。
それを見てズミクロン好きとはいえまあ。。もうこれ以上ズミクロンはふやさんでもいいか。。。と冷静になってしまいました。
しかしレンズを買うぞと振り上げたこぶし、こんなに大っぴらにレンズを買う理由がつくのも年一回限り、なにかしら傷跡は残したい。。
そこで俺は 引き延ばしレンズに目を付けました。
前置きが長くなりました。
今買える(値段で)自信をもってお勧めできるライカレンズ。
フォコター50/4.5です。
引き延ばしレンズは一時期流行ったのですがいつのまにか下火になりました。
ヘリコイドがレンズ自体にないのでピントの調整が単体でできません。
そのためヘリコイドがついているアダプタを介して取り付けるのが一般的です。
一眼時代はフランジバックの関係で超マクロのような使い方しかできませんでしたがミラーレスになり調整すれば無限も出るようになりました。
今はミラーレスプラスMヘリコイドアダプタ(6mm繰り出し)でかなり簡単に使うことができました。
中間リングを持っていたので調整しつつ無限を出せるように、最短は70センチくらい。
もう少し微調整ができる中間リングがあればもっと最短も更新できそうでした。
Zマウントは繰り出しが8mmのものがあるのでおそらくかなりよれるはず。羨ましい。
きちんとライツです。これは50年台のレンズ。
クモリがどれもあって半ばそこはあきらめつつ13000円でした。やっすい。
最初何年も前に買っていた10mmと8mmの中間リングで撮影。無限が出ませんでした。2mくらい先までしかピントが合わない。
引き延ばしレンズは普通にいい写りというのは知っていましたが めちゃくちゃいいですね。
50mmはゆがみがあるのが多いんですがこれはピシっとしてて気持ちいい。
遠くにピントがきません。
品のあるボケです。暗いレンズですがいい感じ。
ピントがこない。
淀橋で8mmのリングを買い増して8mm8mmに変更。無限が出るようになりました。
面白いゴーストがでます。引き延ばしレンズだし暗室でつかうもんだからこういうのは想定してなさそうですね。
先に食い終わったので友達を外で待つ俺。
フレアがおもしろい。
フォコター2になってからカラーに対応したという記述を見つけました。
まだモノクロ用だった時代のものみたいですがカラーでも特に問題なく素晴らしい立体感だなと思いました。
光に対して光が当たっている、という感じがものすごくわかるレンズだなと感じました。
特に葉っぱの描写は見事でトーンの出方が素晴らしい。
正確に引き延ばすような用途のおかげなのかいい写りです。
使うまでに少し手間ですが、ライカを使ってみたい。というなら もう今はこれしかない。という感じでした。
他のも欲しい。