TTArtisan M28mm f5.6というレンズ (Pixiv Fanbox)
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昨日は天気も良かったんでぶっ壊れてしまったマミヤ セコールC80/1.9のレンズを修理にもっていきました。
電車を使わずに上野アキバあたりを歩いて移動したので適当にフォトウォークで撮ったものです。
外見はライカのズマロンをモロパクしていますが、光学系は違っています。
各部の作りこみも値段なりという感じですが金属製でフードもついて4万ちょいくらいだったので相変わらずどこで利益出してるのかな。。みたいな感じはあります。
※28mmf11にしてパンフォーカスで撮ったものでピント合わせはしてません。
EOS Rは初代α7のようにフランジバックの短いレンズで広角をつかうと光がうまく届かずマゼンタかぶりがでてしまいます。
28mmも当然派手に出ていたのでモノクロに切り替えました。
歪みは結構あります。直線を取るならZMのビオゴン一択かなと思います。
諧調はよく出ていて解像度も問題なさそうです。歪みが少し気になります。
コントラストが特段きつすぎることもなくTTAはこのあたりの感覚がライカを使っているときの感覚のままつかえるので結構気に入っています。
明暗差のあるところでも頑張っています。Rのレンジもいいです。
こういった主題がはっきりしている被写体をねらうときはパンフォーカスは一体化してしまってうまくないですね。。後ろをぼかしたいので分離がいい明るいレンズなどがよさそうです。
正直逆光性能的なコントラスト低下な部分もあり、そうでない場合は普通に黒つぶれがしている感じもします。
フレアで激しくコントラストが低下しています。なんか変な放射線のようなゴーストがでます。これはわざとなのかな。。ほかではあんまり見ないので面白い効果ではあります。
上の写真と同じような場所からカメラを下げただけですが、ハレ切りすればこのように落ち着きます。オールドレンズを使っている感覚ですね。
こっからはM型ライカに変えて撮影。Rもコントラストは低く調整していますが見比べるとバキバキですね。。
アキヨドの方にいく高架下は夜のライティングの雰囲気が好きです。
解放からでもピントを合わせれば問題なく使えますが、日中スナップなどで1~2段絞る(普通レンズは1~2段くらい絞ると一番いいとする考え方)ことを思うと初手5.6は結構アドバンテージがあると思います。明るいだけがいいわけじゃないと以前の記事でも書きましたがこういう時そう思います。実際は回折現象とかでるのかもですが。。
明るいレンズだとf11までは一体何段必要なのというところもあるのでこういったスペックのレンズの存在価値はあると思います。あとありえないくらい小さいので。
レンズ修理は混みまくってて1か月半くらいかかるそうです。
いくらで済むかな。。別に困っているわけではないけど理外の出費なのでなんか補填したい気持ちになってしまう。skebでもやるしかないのかもしれない。。