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このランキングも2位 1位は消化試合みたいなもんで、結局それかよという感じになりますが2位はズミクロン 1位はズミルックスとなります(50mm)。

今回はズミクロンを紹介していきたいと思います。


沈胴してコンパクトに収納できるので沈胴ズミクロン 沈ズミと言われたりしてます。

これは放射性物質を使って屈折率をあげているアトムレンズという時代のものです。

今は結構レアになっていて値段がくそ上がっていました。

買ったときは10万行かないくらいでした。


ズミクロンはおじいちゃんに当たるレンズがズマール、お父さんにあたるレンズがズミターという感じです、ズミクロン自体は4世代?かな その中でもまた細かく世代があるんですがただの蘊蓄話になるんで省きます。

他にめっちゃ高いアポズミクロンというのもありますが、自分は使ったことがないです。

使ったらほしくなりそうなんで今後も使わない方向で行きたいです。


ここで言いたいのはそれほどに世代と改良を重ね、現代の現行レンズまで生き延びているレンズなんですが、キャラクターがずっと変わらないということです。

ざっくり70年以上とかは歴史があるんですがちゃんとズミクロンというキャラクターを保ったまま改良されているというところが良いです。(キャラクター自体は悪いところともいえるかな。。。)

変えるところは変える 変えない所は変えない。そういう感じ いいなと思います。

俺もそうありたい。。





どうですか、今までのオールドライカにしてはコントラストも高い印象があります。

ただボケが超汚いです。ズミクロンってボケがマジ汚いよなあ~って感じです。

そうなんですよね ボケが超汚いんです。中心だけ頑張りましたみたいな感じで距離によってはぐるぐるボケとかも入ります。

点光源というんでしょうか、それもシャボン玉のようにふちが入る感じです。

でもそれが俺は好きです。うるさい画面が好きなので。きちんと写りながらうるさい。

そしてボケ味はフォトショップのブラシでスッと引いたような筆跡が残るような描写をして、とろけるようなボケも美しいのですが、いったいなんだかわからないくらいとけてしまうような現代のレンズよりも好ましい気がしています。(これは個人の感想です)


こちらは沈胴機構をやめて固定になったもので初代ズミクロンのなかでも固定鏡胴といわれます。

こちらは値段が急に跳ね上がって倍くらいしました。ただ今はアトムズミクロンが値上がりしまくって同じくらいになっているでしょうか。



これは世代的にはほぼ同じなので当然描写も同じようなキャラクターです。

こちらは放射性物質をやめたガラスを使っています。

沈胴機構がない分がっしりした作りが極まっていて頼もしい作りです。

持ち出すときはそういうこともありこちらの出番が多いです。


こちらは現行品のズミクロンです。

作りがけっこうちゃちい感じになり使っていてあまり気分が上がる感じではないです。

好きなレンズ2位のズミクロンではあるのですが、実は手放す候補2位もまたズミクロンなのですが笑 やはり写りはいいのでいつも今度こそ手放すか~と思いつつ思いとどまっています。





沈ズミと40年くらいの差があるのですが しっかりとボケがうるさいです。ズミクロン!という感じがします。

トリオプランというレンズがありましたが、あれもひどい二線ボケがありめちゃくちゃうるさい描写だったのですが、それも大好きでした。

なんでいいのかわかりません、これよりもいい写りをするレンズは山ほどありますし、ZMの方がはるかに安定した絵を出してくれます。

でも自分は普通に良く写って素晴らしい写りだけど 物足りないなと思ってしまいます。

ちなみにモノクロにしているのでわかりにくいのですが、初代から現行までで大きく改善した点は色味です。アトムレンズは黄変してしまい黄色っぽいです。

現行品は発色もよくなりましたがズミクロンはなんとなく色が枯れている というような渋い色味のイメージがあります。

その点ズミルックスは古い世代も美しい色な気がします。

自分は枯れている色味も好きです。


あとは何と言っても大きさと軽さでしょうか、写りとフットワークが両立する というのがMマウントの魅力かなと思っています。(あとミラーレスではマウントを選ばない)

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