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自分がライカを使う理由はいくつかあって、資産的価値が高い、時代によってはめちゃくちゃ作りがしっかりしている(現行品は絞りがふにゃふにゃだったりしてあまり好きではない)、レンジファインダーにつける性質上ファインダーをふさがないように長さと径を考慮されコンパクトに仕上がっている、現状ミラーレスで使う上でほぼメーカーマウントを気にせずボディを自由に変えられる。などがあります。

結果的にはよりよく写真を撮りたい いいボディがあれば乗り換えたいと思ったときの出費がほぼメーカーマウントに左右されないということがデカいです。


19で漫画のアシスタントに入ったときに背景を写真で撮ってこい!と作家に言われ 自分でも写真資料として撮るようになり、2年間地獄のような週刊アシをしていた時あまりにも忙しくて金がたまる一方で350万ほどたまったときがありました。

その金を使って中判を買いあさり中判デジまで行きつき、それを売ったり買ったり、金がある時には継ぎ足しでウナギのたれのようにしていまのカメラ資産ができあがってます。

今ライカを一から買うといったら全く無理だなと思います。そもそも絵をやってなければカメラに金を使うこともなかったかもしれませんが。。。それを言っては元も子もなし。。。


3位はsummarit 5cm 1.5です。

このレンズその昔6万円台くらいで買ったんですが その時なんか状態悪いから安くしとくねって言われたんですが今見てもどこが状態悪いのか全然わからない。。謎。。レンズもめちゃくちゃ綺麗で???となります。

小さいけどオモッ。。。て感じで中身がずっしりしてます。作りがガッチガチで丈夫そう。


このレンズは解放がパステルっぽい感じで収差もすごくてハイキーでどうぞ。みたいな感じで紹介されてることが多い気がします。

レンズも柔らかく傷がつきやすいため状態の悪いもののが多く ソフトレンズのような写真が撮れる。みたいに紹介されているのを一時期よく見ました。

クセノン ズマリット ズミルックスと改善されていきますが同世代のズミクロンと比べてもズマリットの時点でかなり鮮やかな発色をしている気がします。(どこかのブログでも同じようなことが書かれていましたが納得です)


明るいレンズは暗いところで真価を発揮されると思われがちですが、実は解放はそんなに好きではありません。

開放で夜を撮るならクセノンの方がめちゃくちゃになって個人的には好きです笑。


これはクセノンですが、クセノンと比べると後発のズマリットはコントラストも結構改善しているんだなと思います。


ただ自分としては4位の時にも言いましたが絞ると急激に描写が改善するため、二面性という点ではあまりこのレンズは好きではありません。

このレンズが好きなところは絞った絵です。


と思ったのですが、その写真が見つけられなかったので今日撮ってきました。

あまりいい作例が撮れなかったのですが何枚か。



このレンズ 絞ると解像度がめちゃくちゃ上がっていくのですが、コントラストが改善しないのです。

ずっとコントラストが低い?(とも違う気がしますが)諧調が残りながら解像度だけが改善していきます。そのバランスがなんか不思議です。

ズミルックスの特徴として絞っても線が細い(色ずれが少ないってことなんだろうか。。わからないですが)というのがあって、前世代のズマリットも一応その片鱗が見えます。繊細な描写ながら諧調があり、解像度が高い。というバランスが気に入っています。

このレンズは絞って使うとおもうと日中用です。夜使うならクセノンかルクスかなと思います。


このレンズは残念ながら現在の相場が15万くらいになっていますでしょうか。。

6~7万円台で状態のいいものであればかなりおすすめの一本でしたが(傷のないものがもうそもそも少ないかも)いまの相場では正直ズミクロンを買った方が幸せになれると思います。悲しい。

自分はどうにも解放の描写の低さが気になりもう一本手に入れてガラスを磨いて比べてみたかったのですが、もはやそんなこともできないほどに相場が上がってしまいました。

ズミターやクセノンでも個体差が激しくものによって解放から描写の質が全く変わっていたので今一つズマリットの真の性能がこれなのかと疑問があります。

それを知ることももはやできないのかもしれませんが。。。今のこのレンズを手放さず使っていこうかと思います。

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