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前回の続きです。

不良筋肉奴隷1/3 ~Bad muscle slave 1/3~

STORY 交易都市にある露店通り。この通りは、世界中から集まった商人達が出店を開き、多種多様な食べ物や商品が売られている。 その一角で、一人の少女が、褐色肌で大柄の筋肉奴隷に、難癖をつけられて絡まれていた。 この少女は、ある貴族の屋敷で働く小間使いの娘。彼女の日ごろの献身的な働きぶりが、主人に認められ...


不良筋肉奴隷2/3~Bad muscle slave 2/3

前回の続きです。 STORY 交易都市の路上で始まった女剣闘士と筋肉奴隷の喧嘩はほとんど一方的に決着がついた。 体格差では筋肉奴隷の方が勝るものの、彼女の攻撃は単調そのもので、ただ雄叫びを上げながら突進して殴りかかるだけであった。 その程度の攻撃では経験を積んだ女剣闘士に勝てるわけがない。女剣闘士は突進し...




STORY

交易都市の属国である海洋都市と、南海の密林の島国マカモを運行する貿易船の船上。


貿易船の両端には、鎖に繋がれた筋肉質の奴隷達数十人が、一列に並んで重い櫂を漕いでいた。


監督官の罵声と鞭を打つ乾いた音に囃し立てられながら、掛け声を上げて重い櫂を漕ぐ奴隷達の筋肉は力強く隆起し、皮膚に浮かび上がる血管が波打ち、生命力の強さを表していた。

そこに潮の飛沫と汗が滴って、海の太陽光を反射し、奴隷達の筋肉の一つ一つをくっきりと浮かび上がらせていた。


また、奴隷達を繋ぐ鎖は、あらわになった局部に付けられたピアスに繋がれていた。それを揺らして快楽を味わう事で、退屈できつい長時間の重労働の気を紛らわせることができるのだ。


その奴隷達の列の中の一人に、数か月前に交易都市で喧嘩騒動を起こした筋肉奴隷がいた。


彼女は自身からはじめた喧嘩に負けて主人の顔に泥を塗っただけでなく、大切な荷物を破損させてしまうという大失態をやらかした。その結果、怒り狂った主人から酷い罰を受けた後、彼女の主人が共同出資する貿易船の漕ぎ手として鎖に繋がれる羽目になったのだ。


船上では、朝から晩まで奴隷監督に見張られ、鋭い鞭の音で追い立てられながら、必死になって櫂を漕ぎ続けなければならない。少しでも手を緩めたり、サボったりすれば、奴隷監督から容赦なく鞭で打たれるため、怠惰な彼女にとっては適材適所と言える仕事だろう。


また、今回の航海では、偶然にも、彼女がこの船に乗るきっかけになった三人組が乗船しており、水平線の眺望を楽しんでいた。


自由気ままな旅の剣士である彼女は、次の目的地を密林王国に決めた。そのため、知人でもあるこの商船の筆頭出資者である貴族に頼んで、この船の客室を借り受けていたのだった。


さらに旅のお供に、愛人の女と、貴族の屋敷で働いていた小間使いの少女を引き連れ、(少女は女剣士の旅の従者として仕えることになった)これから始まる未知の世界の冒険に胸を高鳴らせていた。


当然、一日中鞭に追い立てられて必死に櫂を漕ぐ筋肉女がそんな事を知るわけもない。また、三人組も、漕ぎ手の奴隷達の顔をわざわざ一人一人確認することもなかったため、お互いにすれ違いで終わってしまったのだが……



DIARY

いつもご支援ありがとうございます!


やっぱり褐色肌の筋肉女にボロボロのふんどしが似合いますね。(あと、髪をアップにしておでこを出してポニーテールにしてる髪型も好き)楽しく描かせて頂きました。こんな子に異世界転生したい!



お知らせ

pixivリクエストを開設してみました。もしよかったらリクエスト頂けると嬉しいです!



ふんどし無し差分↓


熱気無し差分↓



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