【ラフ】大蛇の餌場　～Feeding area for giant snakes (rough)～ (Pixiv Fanbox)

STORY

辺境の砂漠地帯にある中堅都市国家。

盗賊のザーラは、都市国家を裏で支配する奴隷商人の屋敷に忍び込み、彼が不正に蓄えた財産を物色していたが、運悪く屋敷の警備兵に見つかってしまい拘束される。

このまま都市国家の警察機構である巡邏隊に引き渡されるのかと思いきや、彼女は屋敷の地下奥深くにある冷たい石室に連行された。屋敷の地下は、奴隷商人が愛してやまない可愛らしいペットの巣であり、連行された石室は餌場だった。

ザーラは警備兵の手によって石室の天井にある枷につながれる。石室の覗き穴からは奴隷商人がイヤらしい笑みを浮かべながら覗いている。盗賊女の身にこれから起きるであろう惨劇を待望しているようだ。そして、そんな奴隷商人の期待に沿うようにして、彼の愛するペットが、蛇腹を擦る不気味な音を立てながら巣穴の奥から姿を現した。

ザーラも盗賊なので、錠破りのスキルは一応は会得している。しかし、乱暴で直情的で、これまで拳と暴力で問題を解決してきた彼女にとって、緻密な解錠作業は怪物や異形の妖よりも難敵なようで、かなりもたついている。

DIARY

こういうボリス・ヴァレホBoris-Vallejoっぽい絵がもっと描きたいですね。