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STORY


砂漠の交易都市。


世界最大の交易拠点であるこの都市では毎月一回、全業種の商材を取り扱う大市場祭が開かれる。そこでは世界中から様々な旅商人が集まり、選りすぐりの商品を販売する、都市を挙げての一大イベントである。


もちろん、彼女達も例外ではない。今、本通りの人だかりを掻き分けて進むのは、奴隷商人ギルドや人攫い(誘拐魔)が世界中から集めてきた奴隷達の行列だ。


祭で競りにかけられる奴隷達のうち、とくに高値が付きそうな目玉商品である彼女達は、客寄せのため、素っ裸で鎖に繋がれ、けたたましい打楽器のリズム(正直、騒音である)とともに市街区を一回りする。


彼女達の反応も様々で、多数の衆目に素肌を晒すことで、恥辱と恐怖で倒れそうになる者もいれば、訳も分からず泣き出しそうになる者、まったく意に介せず、見慣れぬ都会の喧騒に好奇心を抱く者もいる。


そんな彼女達に住民達は興味津々。好奇の目線を向ける通行人や、新たに後宮に迎えようとする貴族、目利きをする娼館の主、安く買い付けて高値で転売しよう企む商人などがいる。


こうした人々の欲望と狂気の渦の力で、この都市の経済は回っていくのだ。



DIARY


最近とくに研究しているのは髪型です。アニメキャラやVtuberのように個性的で目を引くこだわった髪型も良いですが、私の作風的にはシンプルにまとめている没個性的で実用的な方が合っているのではないかと思うのですがいかがでしょうか?





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Comments

八島藤忠

見慣れぬ都市文明から晒される、老若男女からの視線。彼らの中には、侮蔑する者や興奮する者、商売の計画を練る者、そのおこぼれにありつこうとするする者と様々でしょう。 ただ、引き出される彼女らにとっては、自身の価値が硬貨数枚のモノに成り下がった、結果だけが残っています。

ばんぐ(vang)

まさにその通りですね。そうした現実に絶望している彼女らが、またグッとくるんですよね♪