交易都市 (Pixiv Fanbox)

世界観

大陸の中央部にある砂漠の交易都市ウルタル。人口５０万人ほどの都市国家で、五王国を股にかける旅の商人達の中継地。そのため世界中から珍しい商品が集まり市場は常に賑わう大陸の経済の中心地でもある。

また世界最大の奴隷商人ギルドのアナンア奴隷商会の本部があるため、奴隷市場、闘技場、娼館などの関連施設(非合法含む)の数、質、規模は世界一。そのため血と快楽の都とも言われる。

この都市の人々が信仰するアナンア神の血を引くとされる王の一族が、都市の政治、経済、宗教、軍事を統制している。しかし内側では王族間の権力争いやアナンア奴隷商会との軋轢、謎の疫病の流行や日照りによる食料不足があり、外からはウルタルの富と権益を狙う他の都市国家との武力抗争、近隣の砂漠に住む蛮族や奴隷達の反乱などで情勢は常に不安定である。

にもかかわらず、王は天空の塔建設という何の役にも立たない莫大な公共事業を強引に始めたためますます民は疲弊し、財政は圧迫されている。識者の間では近々大規模な政変が起こるのではと囁かれている。

補足説明

最近描いた絵はだいたいこの都市かその近隣が舞台です。ちなみに禍々しい悪趣味な像がこの都市に住む人々が信仰してるアナンア神の姿です。