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『党首よもやま話』は、気が向いた時に僕の作品に関するちょっとしたトピックを紹介する企画です。 不定期ですが、3~4ヶ月に1回位公開しようと思いつつ、まだ5回目ですね(汗) 今回は、過去に出版された僕の単行本の表紙の彩色に関する裏話です。 単行本についてもその表紙についても語れる事は山ほどあるんですが、長くなるので今回は表紙のしかも彩色とデザインに関する話のみに絞って書きますね。 商業単行本は過去に6冊出ているんですが、今回は1冊目から3冊目の表紙イラストについてお話します。 1冊目「穢された制服」(1枚目) 2000年発行の本です。 右も左も分からないまま「キャラ絵だけ描いてくれれば後はデザイナーがやる」と言われて、自身ほぼ始めてのカラーイラストを描きました。 ぼちぼちデジタル彩色が主流になりつつあった時期でしたが、僕は当時全くデジタルが出来なかったので、カラー表紙用の原稿用紙を買って、普通に耐水性インクでペン入れして水彩絵の具で着色しました。 イラストについては何も言われず、こちらも1パターンだけの提出。 デザインは全てデザイナーさん任せで、僕は確認もしませんでした。 2冊目「侵された制服」(2枚目) 2002年発行。 「デジタル着色ができないなら、線画だけ描けば出版社のデザイナーさんが塗ってくれる」と言われてびっくり。 エロ漫画に限らずよくある話で、有名な先生でもそうしている人は結構いるんだとか…。全然知りませんでした(苦笑) 編集さんによると、(名前は出しませんが)ロリ系のエロ漫画で当時大人気のあの先生も全くデジタルが出来ず、カラーは全部デザイナーさんがやっているとの事。 それなら僕も大丈夫かなとありがたくお言葉に甘えて、線画と簡単な指定を編集さんに渡して、デザイナーさんに塗っていただきました。確か塗り終えた段階で一度見せてもらって、影の入れ方を少し直してもらったような記憶があります。 デザインは相変わらずデザイナーさんまかせでした。 3冊目「少女たちの卑密」(3枚目以降) 出版社が変わって、2007年発行。 この当時も僕はデジタルは全くできなかったのですが、同人誌の表紙はアシスタントさんにデジタルで塗って頂いてました。 前作と同様に出版社のデザイナーさんに彩色をお願いする事も可能でしたが、どうしても遠慮が出てしまうので、折角だからこちらの希望を自由に出し易い方がいいかなと、いつもお願いしているアシスタントさんに塗っていただくことにしました。 何枚か提出したラフの中から編集さんと話し合い、更に「おもらしをさせて欲しい」との編集さんのリクエストも入れて、イラストを決定。 おまけの「スーパーブルーメンバーズカード」は、友人の漫画家さんにデータを作って頂きました。 デザインは3種類のパターンを見せて頂き(3~5枚目)、2枚目の構成に1枚目の書体を希望して、決定稿(6枚目)になりました。 4冊目以降の表紙についても、そのうち語ろうと思います。 彩色とデザインだけでなく、カバー下とかについてもいずれ語るかも知れません。 今週は、7月1日に今月の図鑑の文字なし&無毛差分のまとめを、7月2日には『図鑑』の第26回その3,堀優貴のくぱぁ編を公開する予定です。

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