【リク】シベ太が実家に戻った経緯 (Pixiv Fanbox)
Content
『シベ太が花子と別居した経緯が知りたい』
というリクエストをいただきました!
※以下、軽くネタバレを含むので閲覧ご注意ください!
※また、構想段階なので実際の本編では
一部変更になる場合もあります。
■まずは前提を…
はじめに誤解を解かせてください!
シベ太は花子と一緒に住んでいたのではなく、
三郎(義父)と同居してました…!
これはまだ本編で語ってないし、現時点では
「花子がシベ太を育ててた」ってイメージが強いと思うので
けっこう誤解されてる方も多いんじゃないかと思います…(笑)
幼いシベ太を拾ってきたのは三郎で、
シベ太が暮らしていたのも三郎の家になります~。
ただ、三郎と花子の家は近所だったので
ほぼ毎日シベ太を連れて花子の店(家)に通っていました。
また、三郎は『VST』という自分で立ち上げた組織のリーダーで、
活動で忙しい時や外泊する時は
花子の家にシベ太を預けていたこともよくあり、
シベ太を養うお金もふたりで出しあっていたので、
実質ふたりでシベ太を育てていたことには間違いないです。
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■三郎と花子の関係
(※画像は大昔の絵ですがお許しを…)
シベ太にとっては育ての親である三郎と花子ですが、
ふたりの関係は「夫婦」ではなく、
ただの幼馴染でした。
「義父」「義母」とは言っているけど、
3人とも戸籍上の家族ってわけじゃないんですよね。
これも本編で後ほど出すので今は多く語れないのですが…
いわば『夫婦になりそこねた関係』とも言える、
シベキャピにも引けをとらないほど、ちょっと複雑な関係です。
三郎と花子にもちゃんとエピソードがあるので
追々の本編で明かしていきたいです…!
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■シベ太が実家に戻った経緯
それでは本題。
「シベ太が実家に帰った(別居した)経緯」についてです。
タイミングは三郎が失踪した直後で、
それを機にシベ太は自分の実家に帰る決心をします。
本編開始の約2年ほど前ですかね。
三郎がいなくなってしまったことはシベ太にとっても
大きなショックでしたが、シベ太を自立させた
決定的な出来事でもありました。
家族や三郎を失ったシベ太にとって、
実家に戻ってひとりで暮らすという選択は
「過去や現実と向き合うこと」そのものだったんです。
お父さんやあーちゃんと出ていったきり
10年近く放置していた家なので、
もちろんすぐに住めるような状態ではありませんでした。
もう一度住める家にするにはリフォームや片付け、
そのための資金も必要でした。
当然、花子は「母親」としてシベ太を心配し、
同居の提案や改装を手伝うなども持ちかけたのですが、
シベ太はそれを拒否。
資金面も含めて誰にも頼らず、
しばらくは花子に顔を見せることもなくひとりで生活を建て直していきました。
現在の見慣れたシベ太の家になるまで。
それがシベ太なりの心の整理でもあったんです。
ちなみに…花子の後ろにいるデカい犬は
『ボギー』というオネエ犬で、
三郎の親友であり、三郎と花子の幼馴染です。
シベ太とも三郎を通じて関わりがあり、
三郎たちの関係やシベ太のことを昔から気にかけていました。
本編では後の重要ポジションになる犬でもあります。
好きなキャラなので(笑)、早く登場させたいです!
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解説メインの記事になってしまいましたが、
以上、シベ太が花子達の元を離れた経緯になります。
先取りで少しだけお話しさせていただきました…!
なんでもできて歳の割にしっかりしてるシベ太ですが、
それは決して天才肌だからではなく、
作中一の努力家だったからこそ培ってきたものです。
昔は弱くてポンコツだったので(笑)、
そんなシベ太がいかにして変わっていったのかを
後の本編で描けたらいいなと思っています…!
明かしてない事もまだまだありますしね…
リクエストありがとうございました!