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~第10話・あとがき~

きました第10話…!あーちゃんとましろの回想…というより

主に戦闘シーンメインのお話。ページ数も過去最多になったかもしれません(笑)


全体的に気に入ってる回ですね~。

この表情はイイ!っていうシーンもたくさん描けて満足…!

(カイザーの顔芸も含めてw)

戦闘シーンをここまで長い尺で描いたことって今までなかったので、

ない頭使ってがんばって描きました。大変でしたが楽しかったです(笑)

格闘以外にナイフ&ガンアクションもだったので余計にね…。

知識が浅いので似非感は拭えませんが、また描くことになるかもしれないから

ちゃんと勉強したいです…。モデルガンほしいな。。


あーちゃんのバッテン傷誕生。

ましろを守る為にカイザーにつけられたという設定は前々からあったんですけど、

戦闘中どうやったらこんなピンポイントに綺麗にバッテンがつくんだ…?

って思ったので、カイザーの悪趣味ってことにしときました(笑)

他にも切り刻まれてるのになぜが頬の傷だけ残るという謎…。


「誰が為に願う」というタイトルどおり、「誰の為に?」がテーマの今回でした。


あーちゃんがましろの元を去ったのは、ましろの為ではなく自分の為。

この言葉に嘘はありません。

記憶を失っている中でも、シベ太を庇いながら生活していたことが辛かったという

感覚だけはなんとなく覚えていて、「また重荷を背負いたくない」という葛藤が

潜在的にあったんだと思います。もう守るために苦しみたくないと。

もちろんシベ太を疎ましく思ってたわけじゃないんですけど、

ずっと我慢して押し込み続けてきたネガティブな感情だったゆえに

それだけが根深く残ってしまってたのかなと…。

冒頭で「夜風が冷たく感じる」って言ってたのも、

あたたかい場所を知りすぎてしまった、って意味で、

独りに戻れなくなるのが怖くなって逃げ出したのかもしれません。


でも結局、ましろを助けにきちゃうんですよね~。やっぱり自分の為に。

そして傷を口実にちゃっかりましろの元へ戻ることになりました。

たとえ背負うことになっても、大事な相手と一緒に生きていくことが

自分が本当に望む「利」であり、幸せなのかもしれない…と思い直したあーちゃん。

ましろとの生活を思い出してコロッと気変わりしたぐらいなので、

よっぽど幸せな時間だったんでしょうね…(笑)


ちなみになんでましろが攫われた事を知ったのかというと、

カイザーが舎弟を使ってあーちゃんが手を貸していた組(『恩人』の組)に

情報を流し、人伝に聞かされたからだと思います…たぶん。

あーちゃんは警戒心強いし神出鬼没なので、

そうでもしないと誘い出せなかったんだと思うんですよねー。

この一連の描写も入れようかどうか迷ったんですけど、

なくても別に差し支えないかなと思って省いちゃいました。


こんなにイイ話っぽく盛り上げておきながら、オチで落としたところで

次回第11話に続きます~(笑)



___________



現在のあーちゃんはバカ扱いされがちだけど、

こういう過去があるので実は策士だしバカではないんですよ…

まあ当時に比べたら平和ボケしてると思うし、

いろんな意味で劣化したのは事実だとは思いますけども…(笑)



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Comments

この話は普段以上にのめり込みましたね。 回想場面は夜とか暗い場所がメインですし、特にカイザーとの戦闘シーンでは尚更「裏社会での勝ち負け=生死」なのが雰囲気だけで伝わってきますし。 そしてシリアスな回想からの、色んな意味で衝撃的なオチww あーちゃんはブラウン管テレビですかw(

あやか

ありがとうございます!! 私もいつも以上にのめり込んで描いた気がします笑 そうなんです〜色的にも全体的にダークな感じの回だったんですよね。 一発触発、殺意が漂う雰囲気を伝えたかったので そう感じていただけて嬉しいです…! 昔のテレビのごとく叩けば直る!みたいなあーちゃんの頭ですww また故障しない事を願うばかり…笑