【リフレクション】第9話 (Pixiv Fanbox)
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~第9話・あとがき~
本編でましろ初登場となった回でした…!
これも他の話と同じく、中学生だった頃ノートに途中までは
描いた話だったんですけど、途中で続かなくなって断念していた話でした…。
あーちゃんが事故って記憶喪失になるのは昔から考えていた展開です。
(※リメイク前の漫画の一部はブログにアップしてます↓
http://ginziro.blog45.fc2.com/blog-entry-1295.html)
リベンジもかねた今回の9話~12話と、
無事にましろ編が完結できてよかったです…!!
とはいえ、ましろの過去ついてはまだ触れなかった今作…
回想シーンの病み顔、意味深な発言などはありますが、
なんでましろが生気を失っていたのかは追々の話で明かす予定です。
そして過去あーちゃん!描くのめっちゃ楽しかったです(笑)
今とは比べ物にならないぐらいギスギス殺伐とした感じで新鮮でした。
とにかく「生き延びること」だけが目的だった当事のあーちゃん。
次回の10話でわかるように、暗殺も請け負ってたぐらいなので
大金は稼いでいたと思うんですよね…。そのかわり、
いつ報復を受けてもおかしくない危険と隣り合わせな生活だったので、
裏の関係者に居場所を特定されないように
あえて野良生活を選んでたんじゃないかなと思います。
野良生活の方が板についてしまってたというのもあるだろうし。
(ビンボーだったから野良だったわけではないのかなと…)
高熱出て血まみれでも、寒空の公園で寝ようとする逞しさです…(笑)
利害関係が一致した上での繋がりはあったとはいえ、
あーちゃんにとって心から気を許せて信用できる犬は誰もいませんでした。
そんな中、無条件に自分を助けてくれたましろに対して
何の裏があるのか?と疑問を抱いたあーちゃんでしたが、ましろも
「助けること自体が自分の“利”になっている」と返しています。
本作は漫画のタイトルどおり、『助け、助けられる』が1テーマでもあるのですが、
今回の台詞はましろに限ってだけじゃなく、
第一話でキャッピーを助けたシベ太やこれから掘り下げていく
キャラクター達にも共通して言えることでもあります。
「物理的な報酬を得る利」しか知らなかったこの時のあーちゃんには
まだましろの言ってることは理解できてなかったんでしょうけど、
少なくとも「自分のためにやってるだけ」と言い切ったましろに
好感を持てたのは間違いない思います。
もし「あなたが可哀想だったから…」「あなたを想って…」なんて
答えてきたものなら、あーちゃんは早々にましろの元を離れてたかもしれません。
素性も知らない男女がひとつ屋根の下。
あーちゃんとましろの馴れ初め物語、第10話に続きます…!
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この話はちょうど3月の話なので、
今月のリフレクションにできたのはタイムリーでした(笑)
描いたの2019年の冬ですけどね…
もう2年以上前の作品という事実にビビッてます……((^^;;))w