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『助け屋経営支援プラン』でご支援くださっている皆様、

大変お世話になっております。あやかです。

いつも手厚いご支援を、本当にありがとうございます…!!


月額1,000円と決して気軽な金額ではない上、毎月定期的な特典を

ご提供できているわけでもないにもかかわらず、

中には長い期間ご支援くださっている方々もいらっしゃり…

もうなんと申し上げればいいのか、そのお気持ちに対して感謝が尽きません…。

まず先に、この場を借りて改めてお礼をお伝えさせていただきます。

とはいえ、、皆さまにもいろんなご事情があるかと存じますので、

どうか今後もご無理のない形で応援いただけましたら幸いです…!



******



いろいろ考えまして…

助け屋経営支援プランの新特典の発表をさせていただきます!


名づけて、、『本編リフレクション(内省)』です。

(特典という特典になるかわかりませんが…;)


これまで描いてきた本編の漫画を、

1ページずつ、1コマずつ見返していき、

自分でツッコミを入れながら解説や反省をしていきます。

時には自分で自分を褒めながら、時には辛辣に批評しながら…

どういう意図で描いたコマだったのかの解説や、

作画ミスのセルフ指摘(笑)、元にした資料、

当時の状況、直感的に思ったことなどなど…

描いた漫画を見返して思うことを、皆さんと共有できればと思っています!


実際に見ていただいた方が早いので、さっそくですが

試しに第1話のリフレクションを公開させていただきます…!


_____________


■『第1話』リフレクション
















































~第1話・あとがき~

本作は、第一話のリメイク4回目にあたる

歳がばれますが(笑)、シベ太やキャッピーの年齢よりも若かった

16~17歳の時に描いた漫画です。


人生初めて描いた(小5の時)シベ太とキャッピーの出会い話から

既に『キャッピーの自殺がきっかけで出会う』という流れは決まっていて、

本作が完成するまでに3回ほど描き直しはしていましたが、

自分がまだ実年齢的に子供過ぎたということもあり…画力以前に

「自殺」や「人の抱える苦しみ」という重いテーマに対しての理解が

浅はかだったことに気付いたのが、本リメイク版を描くに至ったきっかけです。


3回目のリメイク時点の第一話では、シベ太がキャッピーに対して

「生きたくても生きられない人がいるのに死にたがるのは贅沢だ」

と発言しているのですが…当時の私が致命的に許せなかったのは、その台詞でした。


キャッピーを説得するために、「自分の過去」と「生きたくても生きられない人」を

引き合いに出し、キャッピーの事情については「くだらない」と一蹴したシベ太。

キャッピーが納得したのであたかも正論であるかの様にまとめていましたが、

シベ太はキャッピーの苦しみにはまったく目を向けていなかったんです。


こうした自分自身の考えの変化から、自殺についての倫理的問題等を

調べた上で出来上がったのが、この2012年・リメイク版でした。

反省も踏まえて、シベ太の言葉選びがキャッピーに寄り添えるように

できるかぎり慎重に台詞を考えた記憶があります。


本リメイク版のシベ太は、わざわざ家に運んだり、黙って話を聴いたり、

冷静に考える時間を与えたり、朝食を振舞ったり…と、

手厚く接することでもう一度キャッピーが自分の気持ちを見つめ直せる時間を与えます。

ですが、説得などはしようとせず、最後までキャッピーから

「死」という選択肢を奪うことはありませんでした。

(冒頭でシベ太が落ちたキャッピーを助けたのは、シベ太本人も言っている様に

考える前にとっさに動いてしまったというのもあるし、

明らかにキャッピーが冷静さを失っていたからでもあったのでまた別の話ですが…)

そういうシベ太の押し付けがましくない姿勢が

シベ太らしいなと思える寄り添い方でもあるので、

今後のストーリーの中でもぶれさせたくないと考えています。


“自殺志願者に対してどう接するのが正解なのか?”という問いに対しては

いまだに明確な答えは出ていませんし、

確実にこれという答えがあるものとも今は思っていません。

ですがあの時のシベ太がキャッピーにできる対応としては、今のところ

おおむね納得のいく形には落ち着いたのかな…とは思えています。

これからの自分の人生経験しだいでは、また描写が変わっていくかもしれません。


■反省点

作画の拙さはともかく、漫画の描き方(見せ方)については、

正直これまで描いた漫画の中で一番よく描けたんじゃないか?とさえ思ってます。(笑)

今の自分じゃ思いつかない構図やコマの使い方だな、って感じた点も多くあり、

近年描いた漫画よりも読みやすい漫画であることがフツーに悔しいです。

当時の自分に嫉妬する…。。


技術以外で気になる点はやはり台詞回しなどでしょうか。。

頑張って背伸びしながら描いた作品でもあり、仕方ないっちゃ仕方ないんですが…

今の感覚で見返すと、どうしてもちょこちょこ気になってしまいますね^^;

ただ、あくまで自分の価値観としてではなく「シベ太達の価値観として」描いていく

必要があるので、そこは混合しないように気を付けたいです。


何度か言ってるけど、キャッピーはもうちょっとやつれた感じで描けたらよかったな~。

ギャグがちょいちょい挟まってるからこそテンポよく

読みやすくなっているのかもしれないけど、立ち直りが早すぎ、

元気に見えすぎても違和感があるので、次にリメイクする時はもう少し考えたい。

展開の大筋は変えずに、細かいところを追加・修正していく形で

整えていければと思っていますね…!


__________________



以上、『第1話リフレクション』でした。


こんな感じで、今後は皆さんと一緒に反省会ができれば、、と思っています…!!

(創作の裏話というか、要の部分にあたることなので

経営支援プラン限定で扱っていきたく思います…!)


まとめるのに時間がかかるので頻度についてはご容赦いただきたいのですが、、

より『助け屋SHIBETA』について深く知っていただけたら嬉しいです^^



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Comments

Anonymous

面白かったです!なんかディレクターのコメンタリーみたいですね。キャッピーのおしりを指摘した解説を読んだと笑いましたw へぇ、今の第一話が本当に4回目のリーメイクだって知らなかった! 3回目のと比べたら全然違うんですね。あのやつ等は2010 Xmas Specialに出たんだっけ? 第一話のリフレクションを読んで楽しかったです! これからもよろしくお願いします!

あやか

楽しんでいただけて安心いたしました…!! ディレクターコメントですか!なんかカッコいいですね…照れます(笑) おしり気になっちゃって…w そうなんですよ~。3回目に描いたやつで2008年に描いた作品なので、2010クリスマス漫画は3回目の第一話から2年後に描いた漫画になります…! (ややこしくてすみません笑) 喜んでいただけて私もとても嬉しいです^^ またアップしていく予定なのでこちらこそぜひよろしくお願いいたします…!