【リク】犬本来の動作をするあーちゃん (Pixiv Fanbox)
Content
『犬本来の動作をするあーちゃん』
というリクエストをいただきました!
(2枚目の下書き消しそびれました…すみません;)
理性が消えて本能のままバカっぽくなってしまったあーちゃん…
ただの犬です。(犬だけど)
******
人間と犬、2つの要素を兼ねそろえてる助け屋ワールドの犬たちですが、
実際のところ、どこまで犬らしい習性を引き継いでるのか…
いい機会なので、いくつかリストアップ&解説してみます!
■犬本来の声を出す(しゃべり声とは別)
この世界の犬達は、「言葉を喋る時の声」と「犬の鳴き声」を
別けて発声することができます。
鳴き声というのは本当に本来の犬の声で、普段の喋り言葉で「ワンワン」と
言ったりするのとは違います。(どういう声帯の仕組みなのかは不明…笑)
ただし、犬声をむやみに出すことは
基本的にマナー違反(みっともない行為)とされることが多いです。
吠え立てる声、クンクン鼻を鳴らす、キャンキャン悲鳴をあげると言った発声は、
まだ言葉があまり喋れなかったり、感情がコントロールできない
幼少期の子犬が本能のまま発する声だと言われているので、
大人(成犬)がウッカリそういう声を出してしまうと印象が悪いみたいです^^;
ただし、威嚇の声や遠吠えは非常事態に効果的だったり、
吠え声も例として職業が牧羊犬であれば羊を追い立てるのに役立ったりするため、
「必要な時に出した声」であれば、特に問題行動にあたりません。
■嗅覚
犬と言えば「優れた嗅覚」ですが、現代社会のゆるんだ生活をしている
この世界の犬達はかなり嗅覚が退化しており、一般的には
人間よりちょっと良いぐらいの嗅覚しかありません。
ただし、野生で暮らしている狼族や、軍犬や警察犬など訓練を受けている犬達の
嗅覚は衰えておらず、本来の犬ぐらい優れた嗅覚を持っている犬もいます。
(敏感すぎると弊害もありそう…)
個人差が強く出る能力です。
■尻尾による感情表現
シベ太がいい例ですが、尻尾で感情を表すことも
犬本来のボディランゲージとして残っています。
ただし、これも犬声と同じで状況により良くも悪くもです。
感情任せだと勝手に動いてしまう尻尾を、理性でコントロールするのが大人の証。
という一般常識から、尻尾がよく動く犬は子供っぽく見られがちみたいですね。
(怯えている時に尻尾を股にはさんでしまうのは特に情けない行為です…)
ですが、『素直に感情が出せる=親愛の証』とも言えるため、
親しくなりたい相手の前ではあえて積極的に尻尾で感情表現している犬も多いです。
(シベ太は理性的ですが、なぜか尻尾だけはうまくコントロールできません。
ましろは基本動かさないですが、酔った時やあーちゃんの前ではふります)
■足の速さ
これも個人差と犬種差がでる身体能力ではありますが、
四足歩行で本気を出せば本来の犬と同じぐらいの速度で走れます。
ちなみに最速の犬種で時速70kmほど。
ハスキーは時速30kmを維持して長距離(50キロぐらい)を
ソリを引いて走り続けることができる犬種なので、
免許持ってるシベ太が単身の移動手段として
車をあまり使わないのはそういった事も理由です。
(その上、日頃鍛えているので全速力だったらもっと速いです。車並み。)
【×引き継いでない習性・体質について】
・パンティング(口でハアハア息をする)
…本来の犬は汗腺が肉球や鼻の一部にしかないので
体温調節のために口から熱を逃がしているのですが、
助け屋ワールドの犬達は人間と同じで全身に汗腺があるみたいだし
肉球もないので(笑)、パンティングが必要ないです。
・マーキング
…嗅覚が退化・人間の生活様式であることから、
マーキングで縄張りを主張するという文化がありません。
普通にマナー違反です。
(野生の狼族には残っている文化です)
ただし、オスが足を上げてするというのは本能的に残っているみたいです。
・食べ物制限
…犬はタマネギやチョコレート等食べてはいけないものがたくさんありますが、
助け屋ワールドでは食べても問題ありません。
(または、似て非なる毒性のない食べ物を食べている…?)
********
もはや犬というより犬のミュータントみたいなものだと思ってます…(笑)
狼族の方が動物らしい習性や本能を残していて、
犬が現代人だとしたら狼は原始人とか先住民族みたいな位置付けだと
思って貰えたらわかりやすいと思います。
基本的な習性や行動についてはこんな感じですね~。
ご参考まで…!
リクエストありがとうございました!