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今週の進捗報告

前回の報告で日曜にあたりに更新できたらいいな〜?とか言っていましたが

ペン入れと仕上げ途中で、追加ページを描いてました!

5ページ追加で104話は18ページになりました。


いや〜過去編を分割して4話分はさすがに長くないか?と思ってしまい

削れる部分やらプロットを見直したりして調整をして

104話と105話の2話で終わらせるようにしました!


年越してから週1更新できていたので、更新が途切れて残念でしたが

今月中にあと1回は更新したい!がんばります!


あと、削った部分をどうせならここで限定公開しようと思います。

今回公開するネームの4枚目の間の話です。

それでは、前回のコーデリアが泣いてしまったあとの追加ページと

プロットで削ったシーンの文を公開します。


ご支援ありがとうございます!







領主とヒルダの会話シーン

領主に飛び出されたヒルダ


ヒルダ「……」


領主「そんなに嫌そうな顔をしなくていいじゃないか」笑顔


ヒルダ「…わたしは本来、魔法学校が指名したこの街の冒険者たちと

シャドウ討伐依頼をこなす予定だったはずですが」


領主「うんうん」


領主「でもそれじゃあ面白くないだろう?」


ヒルダ「わたしは楽しみでした」


はっはっはっは


領主「それで、実習内容だけど」


イラッとするヒルダ


領主「わたしの娘であるコーデリアに魔法を教えてくれないか?」


ヒルダ「ご息女に魔法…ですか?

貴族の方々は魔法教師を雇っているものだと思っていましたが」


領主「それがね…

何人もの教師に魔法を教えてもらってはいるんだが

どうも結果が振るわなくてね」


ヒルダ「…まだ魔法学校も卒業していない

学生の身分であるわたしには荷が重すぎます」


領主「大丈夫、もしコーデリアの魔法指導に失敗しても

実習は合格だと魔法学校に伝えると約束しよう」


ヒルダ「…なぜわたしなんですか?」


領主「キミは大英雄の娘だろう?」


ヒルダ「……」


領主「あ、もしかして気に障ったかい?

他の教師とは違う視点で魔法の指導ができるかと期待しただけで

悪気はなかったのだが…」


ヒルダ「いえ…」



領主「う〜ん…そうだねぇ」


領主「もし娘のコーデリアを立派な魔術師にできたら褒美を与えよう」


ヒルダ「褒美…ですか?」


領主「わたしの『貸し』なんてどうかな?」


ヒルダ「『貸し』…」


領主「貴族に『貸し』を作るなんてそうそうないよ?

君は魔法学校を卒業したら冒険者になるんだろう?

今後役に立つときがくるかもしれない。どうかな?」


ヒルダ「…なぜそこまでして?」


領主「愛娘の為ならこれくらいするさ」


ヒルダ「…」



ヒルダ「…わかりました。この依頼という名の実習、お受けします。

ですがわたしは魔法に関しては妥協しませんよ?

ご息女には厳しく指導しますがよろしいですか?」


領主「構わないよ。魔法のことは詳しくないからね。

指導方針もすべて君に任せた。コーデリアが君から逃げ出さない限りは」


ヒルダ「わかりました。では、今日から指導したいと思います。

それでは失礼します。」


部屋から出ようとするヒルダ


領主「あ、そうそう」


ヒルダ「?」


領主「ここで教師として働いてもらうのだから

職員の制服もちゃんと着てもらうからね」笑顔


ヒルダ「職員の制服…?」


そしてヒルダとコーデリアが出会うシーンへ


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