趣味絵描く・キャラ編(タイムラプス有) (Pixiv Fanbox)

前回の続き

進捗原寸サイズ

ここまで進みました。

原寸で見ると細部は荒いままですが、これは背景との兼ね合いで修正する可能性があるためです。細かく描き込んでからの修正は心折れますからね…。

なので細かい描き込みは仕上げの時に行います。

タイムラプス動画(画質は設定ボタンから調整お願いします…！)

最近は塗りと線画を同時に行うことが多いです。線画は一応描きますが、ざっくりとしていてガイドライン程度です。

色を乗せたら、「繊維にじみ」で線画と色を一緒に伸ばし、なじませながら塗ります。

キャラの顔から始め、あとは描きたいところからどんどん形を作っていっていきます。顔をいちばん先に描くのは、やっぱりキャラクターの顔ってイラストの中で最重要パーツなので、そこがいい感じに描けると絵のモチベーションを保ちやすいためです。

ちなみに、最近はリアル寄りな目の描き方を研究していて、この絵もその一環です。これまでほぼ描く事がなかった下まつげも、最近少しずつ解禁しています。

何か特徴的なワンポイントが欲しいなと思い、腰に小さな羽を生やし、ついでにちょっと拘束しました。

ラフ編のとき、ビルを墓石に見立てたと書きましたが、ビルが日本風の墓石だとしたら、キャラ足元の土台は洋風の墓石イメージです。十字架を起点に広がる両翼を抽象化したような模様を入れました。鳥モチーフはキャラにも背景にも入ってるので、統一感が出ますよね。

文字は変えるかもしれないので仮置き。

人類滅亡後の世界なので"人類"の墓です。

人類の墓ネタは実は13年前(？！)にも描いた事がありまして…好きな世界観がほんとに変わってないなと我ながら思いました。

「先輩絵師が教える作画テクニック パソコンでイラストを描こう!」というメイキング本のために描き下ろした作品です。

画集にも載せ忘れたので、見たことない人も多いのではないでしょうか。

これよく見たら人類、2039年に滅亡することになってる…。

→次回：背景編