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Skebの作業をしながら気づいたポイントが有りましたので、自分上の備忘録も兼ねて進捗報告します!


昨今のイラストのトレンドで筆系の彩色用ペンで主線を描いてる人が多い、というお話を聞きまして・・・

しかし古の技法で描いてきた私のような人間から見れば、筆ペンのような選択範囲の取りづらいペンで線を描いてしまうと、塗り分けの段階で詰んでしまうのではと不安に駆られなかなか実践出来なかったのですが、思い切って今回のイラストから取り入れてみました。

その線画がこちら。

現在制作中のSkeb依頼イラストです。

この太さではあまり違いがわからないのですが、首筋のあたりが筆感が出ているのでは?とおもいます。

お次はそれを着彩したものです。

色トレスせずに線画が塗りに馴染んでる・・・とよく考えれば塗り用のペンで線画を描いているのですから当然ですね。

線画がそのパーツの一番濃い色としても機能してくれるのですが、鉛筆ペンやGペンでそれを意識すると線が強くなりすぎ塗から浮いてしまっていたので、今回の技法は目からうろこでした。


お次はその最暗部を線として描くイメージでペン入れした部分です。


こちらの場合は線画を描く時に3影を先に塗っておくイメージで描き込んだので、影と更に馴染んでいるのでは無いかと思います。

やはりペンで描くよりも線の強弱をつけることに抵抗がなくなっているように感じます。



ブラシの形状やパラメーターに関してはもう少しアイディアがありますので、このイラストともう一枚仕上げたましたらその検証もやってみたいなと思います。



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Comments

DIO

これはとても興味深いです。教えていただきありがとうございます。