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■コミケのスペース頂けておりましたー!スペースは
月曜日(三日目) 西地区“ら”ブロック-32a 65535あべぬー。
になります!
前回のオマケやら何やらにはオリキャラのヘッドホンの子とかカットにも描いてたんですが、ちょっと別で描きたいものが…というかえっちに特化した感じのネタが浮かんだのでそれで漫画描こうかなという気持ちになっております。上のやつです。
周りの男友達がみんな彼女できて童貞消失していって辛くなった主人公がちょっと遠くのエッチなお店で筆おろししようと思ったらクラスメイトの女の子が出てきたでござるみたいな感じの直球ドスケベ漫画予定。
修羅場中にふっと頭におりてきてなんかもう描かねばならない…みたいな使命感ができてしまった。
余裕があったら最近ハマり気味のVtuberイラスト本とかも作りたいけど2冊目とかはもういつも地獄スケジュールで1冊目もギリギリでしたぁ!ってなりがちなので難しそう…だけど頑張れるとこまではがんばりたい。

■でもってここからはちょっと重ためな話になるのでイラストだけでいい方はこの辺りでブラウザのタブを閉じてくださいまし。
基本的にツイッターとかでは自分語りとか重ためな話題は一切出さないようにしていますが、FANBOXでは折角赤人に興味を持っていただけてるので、たまに自分語りみたいなのを放出していこうかなと思いますのでお付き合いいただける方はよろしくお願いします。
重ためというか地震があった311周辺の赤人に何があったかとかなか卯に救われたとかそういう話です。

 当時、2011年の3月あたりは人生の中でも1番忙しかったと記憶しています。
4月発売のストロベリーフィールドへようこそ2巻と5月発売の魔王なあの娘の1巻のラノベ挿絵作業プラス、当時は成年向け漫画も隔月で請けていたのに加えて、住んでいたアパートが取り壊しになるので強制的に引っ越しの準備がありました。たしか、ストロベリーフィールドが引っ越し前のアパート、魔王なあの娘の作業を新居でやるようなタイミングでした。さらに地震があったことで 計画停電という1日にランダムで電気が通らなくなる時間が発生するというエクストリーム原稿みたいな状態(しかも他の地域より多かった場所でした)で、さらに余震とかでお風呂に入るのも怖いし、発電所とかのニュースとかもソワソワしちゃうし、ツイッターも常に見ていないと致命的な情報を見逃すんじゃないかみたいな気持ちに捕らわれて数分ごとにタイムライン見ちゃうし、ろくに集中もできない状態でした。
とくに計画停電辺りは昼から夕方・夕方から夜に通らなくなるのが2日おきに発生して詳しい時間は当日に知らされるので、無理やり昼間は睡眠して絶対停電しない深夜に起きて仕事するために固定せざるをえなかったので時間もてきとうに生きてる自分にはなかなかハードでした。
 仕事先に相談してスケジュールを調整してもらうのも考えたんですが、直近だったこともあり、もう発売日等の情報も出ているので1~3か月後に延期の情報や挿絵の少ない本が出たりした時とかに
「ああ、地震の……」って察されてしまう
それでまた地震の事を思い出して心がしんどくなる人がいるだろうなー。と考えてしまって、どうしてもそれを避けたかった。なんて今考えるとカッコつけというか使命感みたいな気持ちで原稿してました。
というか、その当時の自分が地震関連で本当につらい気持ちだったので、自分の携わったものでそんな気持ちを抱いてほしくなかったのです。
 そんな最中、精神的に重たかったのがツイッターです。普段からも自分はめちゃめちゃ見ちゃいます。見なければいいやないのとか閉じたらいいやないのと思いますが、当時は冷静ではいられないし、上記したように常に情報が動いてるので重要な情報見逃したらどうしようみたいな感じで頭もバグっておりまして、見ずにはいられない状態です。完全に自業自得。
しかも流れてくるのは情報じゃなくて、圏内では同じようにソワソワしてる方の心配そうなツイートが多くて、「今の嫌な揺れ方…次やばいのでは…」とかそういう話。
圏外で影響がない方は「津波の映像みてやばい」「こんなやばい状況だよ!RT」とかそういう話。
目にして心が重くなりはしましたが、そういうツイートをする方を責めたりとかそういう事は絶対にありません。自分みたいにため込んでしんどくなるよりは口に出してしまったほうが心の健康にも正しいと思います。ツイートして感情を出すことで救われていた人もたくさんいたはずだし、圏外の方も純粋に心配してくれてたり、情報を拡散したほうが助かるに違いないみたいな気持ちで、実際情報に救われた方もいたはずです。
 自分はここの過去の日記的な文章を見てきてくださったならご存じかもしれませんが、下向きなことは滅多に表につぶやくようなことができない性分なので、ソワソワしっぱなしでひたすら作業していました。
 そして嵐のようなしんどいタイムラインの中で、ちょっとだけ自分が救われていたのが、地震圏外の方の、いつも通りの日常ツイートでした。
停電やニュースの状況で非日常の暗い只中にいた自分が、普段通りな「遊びに行った~」「美味しいもの食べた~」というようなツイートをする方々のおかげで、普段通りの場所に戻れていたのかもしれません。
だから、自分もつぶやくなら極力いつも通りでいよう。心配や情報は他の方に任せて、自分と同じような人がホッとするような日常ツイートをしよう。
そう思っていたのですが、仕事も家(引っ越し)も停電もニュースもツイッターも日常的なことはあまりさせてくれない……つぶやけない……。
そんな文字通り暗闇の中の赤人を救ってくれた光明……そう、それがなか卯でした。
光明っていうか巧妙ななか卯のステマかみたいな感じですが、ガチで救ってくれたのがなか卯。
もしここでご支援してくださってて当時からツイッターを見てくださってる方ならご存じかもしれませんが、あの頃自分は自炊が一切できずに外食に頼っていたので、近所にあるなか卯が5割(毎日昼か夜に食べてました)だったので、ツイートも「なか卯行ってくる」「なか卯で親子丼した」「卯る」「卯」というのが持ちネタみたいな感じで頻繁につぶやいていました。
そしてその通っていた店舗は、数日はお休みでしたが、他のコンビニなどもお休みする中、いち早く営業を再開していたのです。電気の問題もあってか店内の電灯も最小限しかついていない状態で…それでも営業してくれたおかげで、いつものご飯を食べられるだけでなく、自分の普段通りの「なか卯行ってきた」というツイートもつぶやくことができたのです。
さっき口に出して吐き出したほうが心に良いという話をしてましたが、自分にとってはその日常なか卯ツイートをすることがまさにその心の浄化だったのです。まじめに。
まさに心体共に救ってくれたのがなか卯だったというわけです。
なので、毎年311の時期になって話題を目にすると、自分は真っ先にしんどかった仕事と共になか卯を思い出します。

今は別のあれで世間がしんどい感じになっていますが、自分はいち早く事態が収束して日常が戻ればいいな…と心の中でものすごい勢いで祈りつつ、日常的なツイートしていきます。

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