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居酒屋でのバイト。

酒に酔った客を相手にしているとストレスがたまっていく。

しかも今日は団体客の予約が入っている。くそ、今日は平日だぞ。


20時過ぎに団体客が来た。どいつもこいつも飲みそうな客ばかりだ。

奥の宴会用の部屋に案内する。なんの団体だ?そこそこ若い奴からおっさんまで混じった20人にいかないくらいの集まり。ぞろぞろと靴を脱ぎすて部屋に入っていく。

俺が靴を並べていると、最後に野球のユニフォームを着た、こんがりと日に焼けた坊主頭の子が入っていった。なるほど、野球のクラブかなんかか…。


「酒運ぶときにあの子の姿を見て癒されよう」

むさいおっさん達の中で清涼剤のようなその存在に、俺は今日の楽しみを見出した。

料理やら酒やらを運びながら、チラチラと坊主の子を見ていた。

楽しそうにしているな。


酒が進み盛り上がりも最高潮になっていた時、団体の長らしきおっさんが「パンパン」と手を叩いた。

俺は何事かと思わず立ち止まって見ていると、坊主の子が突然立ち上がった。

「いきまーっす!」と声変わり前の高い声を大きく張り上げた。す

ると大人たちは囃し立てるように手を叩いた。一発芸でもするのか?


その子は行儀悪くテーブルの上に登りだした。

そして突然ユニフォームを脱ぎ始めた。

上を脱ぐと次はベルトに手をかけ、一気に下す。

照明に照らされた肌は光を反射し、日に焼けた黒い肌がピカピカと光った。

最後に下着に手をかけると元気よく脱ぎ捨て、完全に裸になってしまった。

大人たちは大笑いしている。

まだ小さいが引き締まった体、恥ずかしげもなく露出している幼茎。

当然まだ生えてないし、皮もすっぽりかぶっていた。


大人たちはリズムをとるように手拍子を始める。

するとその子もリズムに乗り、テーブルの上で裸のまま踊りだした。

掛け声にさらにノリ、体をいっぱいに使って元気に踊っている。

見られることに興奮しているのか、すでに幼茎は上を向き、ぷるんぷるんと揺れた。大人たちはカメラを撮ったり、冷えたジョッキを尻に当てたり、箸で幼茎をつまんだりと楽しんだ。


何が彼をここまでさせるのか。よほどのお調子者なのか?

異様な光景だが、本人も周りの大人もとても楽しそうだった。

俺もその光景を目に焼き付けようと必死になった。

鬱屈した気持ちでやっていたバイトだったが、その子の笑顔と裸踊りを見ているとなんだか元気がもらえたような気がした。


ふと、その子はなぜ全身日焼けしているのか、大人たちに混ざって宴会に参加しているのか、訓練されたように踊りだしたのか…など思ったが、そのあとさらに忙しくなり忘れてしまった。


またあの団体客が来るのを俺は楽しみにしている。  END



今回は1周年特典でリクエストをいただいた絵になります。

リクエストありがとうございました!(*'▽')

本当はリクエスト絵はまとめて投稿する予定でしたが、一向に進まないので描き終わったものから投稿していくことにしました。絵だけだと画力的にリクエスト内容がわかりずらいのでSSも。ちなみにこれは4月にいただいたリクです(;'∀')

お待たせしてごめんなさい(;'∀')

まだまだお待たせしているリクがあるので頑張って描いていきますよ~!


ではでは~

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Comments

ビショップ

表情が可愛いし、シチュエーションも最高に興奮します!

カラサワ・裏

ありがとうです~(´▽`*) 居酒屋でこんなことされたら店員さんはたまらないですねぇ(どの意味?)

doomsdayer1

If only there were such a bar like this.....