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ブツッ!

「はい、あーやっぱ似合うねぇピアス」

「おまえ!ニンゲンのくせに!どうなっても知らないぞ!」


「あーはいはい、サバンナじゃ強いんだもんねぇ。ライオンに負けるけど(笑)」

「てめぇ!」


「今の君なんてただの犬っころなんだよ。犬科らしくワンワン言ってみな?」

「ざけんな!俺は誇り高きハイエナだぞ!」


「ふーん、じゃあもう少しピアスつけてかっこよくしようか?」

「うっ・・・!」


「どこがいい?鼻?べろ?それともオスの象徴をもっと派手にしようか?」

「や、やめろぉ・・・!」



「いい感じ、いい感じ」

「いてぇ・・・」


「おかしいなぁ?尻尾振って喜びなよ。犬らしくさ」

「うるせぇ・・よ・・」


「聞き分けのない犬だなぁ、じゃあ次どこ開けようか?」

「!?」


「タマタマに一個ずつ開ける?」

「い、いやだぁ・・!」


「どうして?野生のオスはタマタマ大事でしょ?子孫遺さないとだもんねぇ?」

「いやだぁ、いやだよぉ・・!」


「嫌だじゃないでしょ!じゃあ全身の毛剃ってツルツルにしようか?」

「いやだよぉ・・・」

「そしたらもうサバンナ中の笑いものだね。草食動物にも笑われるよ」



「どうしたの?そんなに震えて」

「わん・・・」


「ん?聞こえないよ」

「わん!わん!わん!」


「ははは、やっと鳴くことが出来たねぇ?ほら尻尾振って」

「クゥン!クゥン!」


「あっはっは、前尾まで振っちゃって。これからは人間様に媚び売らないとね?」

「クゥン・・・」


「じゃあ、御主人様はご飯食べてくるからね。少し「待て」しときなさい」

「(くそ!ニンゲンめ!鎖を解いたらノド噛みちぎってやる・・・!)」


それから数時間後。


「あれ?おかしいなぁ。犬の大好きな御主人様が帰ってきたのに・・・、」

「なーんでウレションしないのかなぁ?」

「クゥン!クゥン!」


「だめだめ、尻尾振るだけじゃ。犬は嬉しくて馬鹿みたいに小便漏らすんだよ?」

「(そんなみっともないこと出来るか・・・!)」


「なんだ~その目は。まーだ犬になりきれないみたいだねぇ、こりゃお仕置きだ」

「!?」



ビシ!バシ!ビシ!

「バラ鞭も一本鞭も試したし、次はケインいっちゃう?」

「キャンキャンキャイン!」


「はは、いーぞいーぞ。やれば出来るじゃない。濃い小便出すんだなぁ」

「鳴き声もまさに犬だったぞ~、なっさけない鳴き声だ」

「わん・・・」


「あーくっさいなお前。まぁ犬は小便臭いの好きだし、そのままでいろよ」

「キャイン・・・」


「あとでお前の大好きな御主人様の小便かけてやるからな、楽しみにしとけよ~」

「クゥン、ウウウ・・・ウゥ・・・(ニンゲン怖い、ニンゲン怖い・・・)」


END



カラサワは自分では描かないですが、ケモ大好きなんです。

見る専ですけどね。むずかしいから普段描きませんw

マズルのバランスとか耳とかむずい。


ケモと一口に言っても人間との合成比率とかで種類たくさんあると思いますが、カラサワは手足とちんちんは人間タイプのが好きです。描いた絵くらいな感じ。


ケモじゃないと描きづらいネタとかあるから、描けるようになりたいですねぇ。

「弱肉強食」みたいな自然の掟とか。人間の代用じゃなくて自然のケモノの擬人化みたいな世界観が好きです。サバンナが特に好き。

ハイエナ可愛い。シマウマもぐもぐ。チーターかっこいい。インパラもぐもぐ。


ハイエナのケモって可愛いですよね。靴下の指だけ色変えたらキックボクサーみたいになっちゃったw


またいつかケモ描いてみます。



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