ロボ子ちゃんメンテナンス (Pixiv Fanbox)

とある企業で開発が進められているラブドール

AIを搭載して人間の様に動き細かい仕草もみせる最新式

もともと利益率の高い企業で業績も順調、さらに起業○○周年の記念行事も重なり持てる技術の粋を集めて開発することになりました。

開発が進行したのにはやはり天才エンジニアの登場に負うところが大きい。

人工筋肉を使った効率の良い動き、センサー技術を駆使したきめ細かな検知機能、体液を完全再現した分泌機能、ほぼ完璧に人間の身体を再現してしまった。

開発は最終段階に入り、調整とデバッグのフェース。

唯一この技術者の欠点とも言えるのが、懐古趣味。

調整時のデータロガーなどは無線で行えるのだが、あえて有線しかも多極通信。

おかげで試作品にはバックパックが取り付けられ常時有線接続。

メンテナンス時には他にも有線接続する必要があり、コードだらけになる始末。

最終製品にはバックパックも有線接続もなくなり自立可能となりますが、上司も好きにさせています。

一部コネクターは試作機自身で接続させる始末。

まあ他のスタッフも面白そうでそのままにしていますが。

もちろんデバッグ＆動作確認は実機を使って行います(ﾟ∀ﾟ)

確認する方も体力を消費するのがネックになっています。