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ついにネトフリにて配信が開始されたSPRIGGANにつきまして思いの丈をば。




まずSPRIGGANについてですが原作はたかしげ宙、作画は皆川亮二による1989年から少年サンデーにて連載されていた漫画です。

1998年に総監督大友克洋、監督川崎博嗣にて劇場用アニメ化されたのでそちらを観た方もいらっしゃると思います。


佃煮は幼少期に両親が共働きでしたので祖母宅に預けられていることが多く、そこで暮らしていた従兄の部屋で遊ばせてもらっておりました。

そこで従兄が買っていた色々な漫画を勝手に読んでいたのですがそこで出会った作品の一つがこのSPRIGGANでした。

圧倒的な画力と壮大なストーリーに一発でやられた佃煮少年はすぐさま虜になり多大な影響を受け続けることになったわけです。

自分の漫画にやたらと四角いコマやフキダシが多いのは確実に皆川先生の影響が大きいですね。


そんなSPRIGGANですが劇場アニメはあくまで原作中の1エピソードに要素を足して製作されたものであり、とても素晴らしい出来だったのですがファンとしてはやはり

原作中の他のエピソードもアニメ化してほしいとずっと思っていました。


それがもうされないことされないこと・・・。

中、高、大学と友人達と半分ネタとしてもしもアニメ化されたらと語り続け30年以上経過したところにネトフリ資本でついにアニメ化との情報!

それからコロナ問題やら製作期間の延長で数年経過してついに先日18日より配信が

開始されました。

16時配信開始に合わせPC前にがっちり待機してようやくの視聴・・・。


最高の出来でした・・・。

さすがに古い作品ですのでそれにあわせて現代解釈を取り入れてあるのですが、

違和感無く素晴らしい塩梅で取り入れられ、不安だったCG主体の作画はすり合わせのために毎カットCGの上から手書きで足されるという逆に手間をかけたもので・・・。というかCG部分よりも手書き部分が多くないですかね!?

まあ細かいところは省きますが過去の劇場版を踏襲した箇所も多く原作共にスタッフ

様方の作品愛を最高に感じられるものでした。


期待半分恐怖半分の状態で数年待ち続けた甲斐があったというか、期待をはるかに超えてきた喜びで配信開始以降垂れ流し状態になっておりこれから六周目に突入するところです。



前述のとおり自分にとってはもはや原点とも言える作品で、SPRIGGANに出会っていなければもしかしたら自分は漫画家になっていなかったかもしれません。

まったく正反対の方向の漫画を描くことにはなってますがどんな作品を描いていても

根っこの部分には皆川先生の作品があるわけで、そこに後年出会っていく中平正彦先生や上山先生ご兄弟の作品が足されて自分があるわけです。



滅茶苦茶長文になりましたが、最高の映像化を成してくれたスタッフ皆様方すべてに

感謝を!!


はやく願わくば二期の製作が決定されBD-BOXが販売されますように!!!

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Comments

GRAN-DON

自分は劇場版→漫画の流れで知りました。 漫画版は色々と濃すぎて圧倒されたし神秘的な物が好きだった自分には色々なオーパーツが知れて楽しめた。 自分はボー・ブランシェさん好きなんでアニメオリジナル展開で優と再戦してくれないかな。 アニメ、劇場版どちらもデザインはカッコいいけどナイフは劇場版の方が好き。