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こんにちは、sugar.です。

「ある廃教室からの脱出」「ある廃教室からの脱出/EXTRA ROOM」、いかがだったでしょうか?


このパンフレットではその2つの裏話や隠された小ネタ等をお伝えできればと思います。


LINEの後書きで長々と語っただろって?

そうなんだけど、ほら、こういうのってファンボックスっぽいじゃないですか。他にもまだまだ話してない事あるし…あと映画のパンフレットとか買っちゃうタチなので…よければ少しだけ僕の憧れに付き合ってください


あとTwitterに慣れすぎて長文苦手になっちゃった駄文にも少々お付き合いください





という訳で目次です。


□制作にあたっての色々

~人を沼に沈める為に~

□こだわりとか

~結局「あなご」って使わないの?~

□小ネタ

~色んな隠しネタ全解説~

□EXTRA ROOMについて

~初制作から8ヶ月間の事~





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□制作にあたっての色々

遊んでますでしょうか?リアル脱出ゲーム。

何なんでしょうね、この知名度に対する行ったことのある人の少なさ。

僕はこの謎解きゲームは確実に世界を変えるほど「パワー」を持った遊び、いや文化だと思っていて、リアル脱出ゲームはその先端を突き進んでいると感じています。

だから世の人皆に1度は経験してほしいと思ってるんですが(宗教かな?)しかしやっぱり初参加のハードルはめちゃくちゃ高いですね。

誰もが、普段バーベキューとかでウェイウェイ言ってる人ですら「興味あるんだけど~」とか「知らない人怖くて~」とか言って中々一歩が踏み出してくれません

この状況をどうにかしてぇ、しかし自分がTwitterでいくらツイートしたところで楽しさは伝わらない、だったらそれが少しでも実感できるものを作ろう、折角なら自分が1番楽しめる形で……。

そうして出来たのが「ある廃教室からの脱出」です。





□こだわりとか


▼「あなご」って結局使わないの?


よく「裏表紙の『あなご』絶対に使うと思ったのにな~」って聞きます。

実はあそこもこだわりの一部になっていて、この本通して『物語のキャラクターが干渉できない部分には謎やヒントは含まれていない』んです。


分かりやすい例で言うとQ1で「表紙を透かした時見える文字は?」の謎を解くとき同人誌の表紙を透かしてる方を何人か見たのですか、『あの謎を解いているキャラクター達は同人誌の表紙を認識することが出来ない』ので、「表紙」とは部屋に落ちてる冊子の表紙しかあそこには存在しないんです(あの時点では解いているのはキャラクターですし)。


読者が物語に干渉できるようになるのはLINEアカウントを探すくだりからで、あのとき部屋にあるカメラを起動したから読者はあのLINEアカウントのIDが見れるようになった(もっと物語に即して言うと、以前参加していたあなたはカメラ起動の通知によって9人の存在に気がつく事ができた)っていう設定です。

なので同人誌の帯的な場所に書いてある「あなご」は物語には出てこないのです。




▼キャラと敵対したい…したくない?


こだわり…と言うか意地みたいな所なんですが、ラ!のコラボ謎解きは当時淡島のやつが既に公開されてて、じゃあ自分が同人で謎解きを作る場合何をやったら公式から出たハチャメチャに面白いやつと差別化できるかって考えたとき、「キャラクターに疑われたい/キャラクターを裏切りたい/キャラクター達と人間vs人間として好感度0から会話がしたい」っていう発想でした。

折角の同人っていうフィールドだしやりたい事思いっきりやろう、そうすればきっと面白くなるはず…そうした信念で完成したのがあのバトルシステムです。


なのでちゃんと

・全員で脱出するエンド(トゥルーエンド)

・キャラクターを裏切り1人で脱出するエンド(人殺しエンド)

・キャラクターに失望され部屋に残されるエンド(トンカチエンド)

の3つが用意されています。






□小ネタ

・表紙と3Pは某S社の某の部屋からの脱出のパロディ。ポーズもそれに近づけてます


・二体目のうちっちーを探すときに「情報共有と役割分担大事ね!」って言うのも某S社のパロ


・パスコードは語呂合わせで3104(みとしー)と1564(人殺し)


・クリア画像にはちゃんとうちっちーが二体描かれている(右下をよく見てみると…)





■EXTRA ROOM

廃教室公開から約半年。

半年も経てば粗とか未熟な部分がどんどん見えてきて作り直したさがどんどん湧いてきました

そこで計画されたのがEXTRA ROOMです。


決めたテーマは2つ

・ストレスを排除すること(LINEの文字打ち込みの量を減らしたり答えを見れるようにしたり解きやすい謎を用意したり)

・続編として楽しめるものであること

探索を無くしたり、部屋の構造を逆に思わせたり、テーマは達成できたんじゃないかなぁ…とは思います


あと謎の難易度も最初のに比べればいい感じに下げれたと思う(最近実感してきてるんですが、ハードな謎より簡単で楽しい謎を作る方がとてもとても難しい)



これは謎を作ってた時のメモ

アイテムと謎をどうにか再利用しようとしてるのがみえますね

そういえば公演行くときいつも「何で同じ部屋で複数の公演やらないんだろう…」って思ってたんですが、実際作ってみると想像以上に作りにくくて、公演作ってる方の気持ちが少しだけ分かったような気がしました




最後にEXTRA ROOMのちょっとした小ネタなんですが、廃教室で「星の裏」を多用してたのにならって EXTRAでも星の裏に真の扉が用意されています




以上、ある廃教室からの脱出電子パンフレットでした。

ここまで読んでくださりありがとうございました。


絵も謎制作も、数こなしてテクニック覚えないと上達しないのは一緒だなぁと痛感してるのでまだまだこれからも色々やっていくと思います。

その時はまた遊んでくだされば嬉しいです。


それでは


sugar.

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Comments

アキ

またこういう感じの謎解き楽しみにしてます!

SEARRS

凄くファンボックスっぽい!! 読んでたらまた記憶を消してやりたくなってきました!(4時間かかる) 個人的に「人殺しエンド」が表紙と相まって凄い好きです。ゾクゾクします! パンフレット2があれば「つしまよしこのわきはせいき」についても説明をお願いします。