「オギャなる」1巻ウラバナシ (Pixiv Fanbox)
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こういうのをやるためにファンボックスがあると聞いたことがあります。
単行本、お買い上げいただけましたでしょうか?
もしお手にとって頂けてるのなら嬉しいです
楽しんでくれたらもっと嬉しい
毎日更新、まじでしんどかった
ストックあるって言っても早々と消え去り、「今日納品しないと明日載りません!」みたいな状態になってヒィヒィ言いながらやってた
ありがたく単行本が出て、みんなに読んでもらって、あー頑張ってよかったぜ、てなっています
とは言え今も連載再開でゼェゼェ言ってるわけですが
本当に担当さんには頭が上がらないです。担当さんはいつも大人の余裕がある
すごい方に手を引いていただいてなんとか歩いています。
表紙!
かわいくデザインしてくださりありがたい限りです。
ラフはこんな感じでした
オタクとギャル両方の属性を持ってるあいりを象徴するように、
あいりを挟んで
左にオタクグッズ、右にギャルグッズを配置。
担当さんから「あいり自身もキャラ説明ができるポーズや表情があった方がいい」とのアドバイスをいただいて、
ギャルピース&ウインクになりました。
そのあとデザイナーさんにおめかししていただき、カラフルで素敵な表紙が完成したのです
ありがたいですね
一枚絵ほとんど描かないからずっと手探りでした
YouTubeで「イラスト 塗り方 初心者」で検索したり、
うちわとキンブレで集中線みたいにできないか…?と足掻いてみたり
おかげさまで一枚絵描くのちょっと得意になった気もします
中身!
ずっと意識しているのは
・毎日更新という特性に沿うものを作る
・とは言え単行本でまとめ読みした時も楽しめるように起伏のある展開を用意する
の2つで、
あんま長い話をすると忘れられるし離脱の原因にもなるし、かと言って1p完結で進めるのは厳しいし…
という板挟みをずっと抱えていました
7〜14pのセクションを繰り返すという形に収まりましたが実際どうなんですかね?
わかんないです
気を抜いたら「1ヶ月前の回から回想引っ張ってきた全30pのドラマ」とか描きそうになって、月刊連載の経験が手に染み付いてるな…と思ったりしました
媒体によって描き分けるのむずいけどたのしい
何はともあれTwitterで連載するにあたり、
Twitterでウケるように作っています。
「SNSで拡散されやすいものを作る」は、前作が終わった時に上がった反省の1つでもあります。
どれだけ自分が納得してみんなも楽しんでくれるものを作っても、売れやすいキャッチーさや拡散力がないと打ち切りになってしまうし、多くの人に読んでもらえないし、「商業」としては失敗。
芸術性とビジネスのバランスが一番難しいと言われる商業漫画ですが、
前作はそこがうまくいかなかったのをとても悔やんでいます。
もっと売れてもっと沢山読んでほしかった。
なので、今回はありがたくこういう場所で連載させていただけるので
修行のような気持ちでガッツリ「一般ウケ」と言われるものを扱って漫画を作ってみています。
おかげさまでなんとなく一般ウケがどういうものか分かってきたような気がします。
(最近ラーメンハゲへの感情移入がえぐいです。)
それで言えば単行本の切り抜きが7万ファボのバズりを叩き出したのは安心感がありました。
この調子でやっていきたい
ヴィレヴァンに入り浸って斜に構えたサブカルチャーにどっぷりだったから、「オタクに優しいギャル」というハイパーメインカルチャー描いててたまに首が捻じ切れそうにもなっていますが、きっとこの先に何かを掴めるような気がしています。
ん?
いや…「オタクに優しいギャル」っていうジャンルの中では「元オタクのギャル」っていう逆張りをやってるわけだから…別に何も変わっていないのか…?
怖くなってきました
2巻範囲はまだまだはじまったばかり。
これからも見守ってくれたら嬉しいです。
これからはせっかくだから毎週こういうのをあげたいな
たぶんむずいけど
がんばります
あ
もうちょい作品寄りの裏話はYouTubeでも話してるのでよければどうぞ
じゃねば〜〜〜〜〜〜〜〜