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んああああ ぐぇうえあああ んんんんん(冬の俳句)


お元気ですか、11月終わりましたね


お前の今年はもうあと1ヶ月も残されていません。残念でしたね

足場は刻一刻と常々崩れ落ちているという事を今更ひしひし悲しみなさい


うぇえん


11月は単行本最終巻が出ました

楽しんでくれたようでよかったです


無事終えられたことは誇らしくもあり、何事も無く終わってしまったことは悲しくもあり不甲斐なくもあり、

商業で載せるということは売れなければ意味がないと散々思っていたにも関わらず、

力不足で申し訳ないと方方に謝ってるのか項垂れてるのかよくわからないポーズを取ってはそのまま地面に崩れて布団に穴を掘る11月半ばでした


描きたいことは描けたんですけど、その上で売らなきゃどうしようもないんじゃないですか よくわかりませんが


生活のためなら漫画とか描いてる場合じゃない


社会から離れたら刻一刻と自分が社会にとって使えない人間になっていく


なんのために描いていたんでしょうか


むにゃむにゃ


11月末はコミティアに出ました


完全に燃え尽きて新作のネームとかできたもんじゃなかったのでまとめ本とかいう逃げに走ってヘラヘラしながら行ったビッグサイト、

周りの人達のギラギラする瞳に映らないように薄くペラペラになりながら人だかりを抜けてスペースに向かいました

始まったコミティア、5人来れば良い方だろうと のほほんと構えていたら想像以上の方々に来ていただき30分そこらで完売という有様でした


本が売れたことはもちろん嬉しくあるのですが、何より単行本を読んでいただいた方々に来ていただきお話させていただけたのが何より嬉しかった

「仕事うまくいかなくて、辛くて、でも毎月これが楽しみだった」

「言いたい事を代弁してくれたようで嬉しかった」

「引きこもり気味だけど今日ここに来るためにがんばって来ました」


そういう言葉をいただきました。


以前どんな漫画描きたい?と聞かれた時に言った『昔の自分に読ませたいんすよね、端っこで膝抱えてるトコに寄り添えるような』という言葉を思い返す。


届いて欲しい人にも届いてることを知った。


描いてよかった。



「新連載待ってます」という言葉もたくさんいただいた。

打ち切りになった人に無茶言うなぁ、と思った。


生活のためなら漫画とか描いてる場合じゃない


社会から離れたら刻一刻と自分が社会にとって使えない人間になっていく


でも、それでも、

なのかも。

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