なんでもない雑記27 碓氷冬亜の変遷 (Pixiv Fanbox)
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どうも豪放磊落です。
現在制作中の同人では碓氷冬亜(うすいとあ)という子がメインになるのですが、彼女のビジュアルがまとまってきたのはごく最近のことです。いや、まだ変わる可能性がないとは言えませんが、一応の落ち着きを見ました。コンセプト自体は初めからほぼ一貫しているんですけど、見直してみるとかなり変化は大きいです。というわけで、今回は彼女のビジュアルの変遷を見てみようと思います。
誰だこれは?この記事をまとめるまでこの設定画の存在を完全に忘れていました。作画日は2020年の11月。まだ名前はないですが、これが碓氷冬亜のプロトタイプ…らしいです。自分で描いといてなんですが。もうひとりのメインキャラ羽柴風夏(はしばふうか)の対になるキャラなので、風夏が垂れ目長髪なのに対して冬亜は単発吊り目になっています。舌ピアスの設定も初期から。裸の設定画もあったんですが、この時点ではへそピは空いてませんでした。
プロトタイプその2。髪型が現在に近くなりました。目つきがジト目…というかうつろな感じになっています。もともと自分がジト目やら目つき悪いキャラが好きなもので、この頃は吊り目がいまいちピンとこなかったため、このような出来上がりになっています。今は銀髪ですが、この時点では黒髪のつもりで描いていたんでしょうか…記憶が曖昧です。別名義で書いている漫画の方に似たようなデザインのキャラが居るので、それに多少引っ張られているような気がします。
初めて公の場に公開したイラストがこれ。プロトタイプ2をベースに、後ろ髪を若干ハネさせた感じです。本当は今みたいにハネさせたかったんですけど、うまい描き方が分からずこんな感じに。髪色も金髪の風夏に対して銀髪になりました、安直ですね。他にも耳が見えていたりと今との違いが見て取れます。
「金髪爆乳ヤンキー」2巻収録の番外編より。本当は3巻として独立した話になるはずだったものを、諸々の事情で同時収録することになりました。髪の分け方が特徴的になり、後ろ髪のハネがちょっとだけですが強くなっています。まだジト目の範疇ではありますが少し目尻が上がり、まぶたの描き方が変わりました。瞳もここで1つ前のものから変わり、以降はこの描き方に。しばらくはこの状態で落ち着きます。
去年の5月辺り。大きな変化はないですが後ろ髪のハネがまばらに、全体的にハネ方が強くなっています。目頭に細かいまつげが追加。この頃もまだ耳が見えてますね。ご覧のように設定ではピアスを右耳に2つ、左耳に1つつけていました。今も耳が見えるシーンではピアスを書きますが、どんなデザインのものがついているのかは都度変わります。
去年の9月頃のもの。初期の頃よりだいぶ吊り目になってきました。目頭のまつげがなくなった代わりに、目尻に追加。髪の流れが変化しています。眉毛はここまで細い1本の線で描いていましたが、少し厚みができました。
髪のハネが全体的により強くなりました。立体感を出すための試みとして、今まで描いていなかった毛束を追加。目に関しては下まぶたの形が、丸みのあったものからちょっとだけ平坦に変わっています。
そして現在制作中の同人のネームです。ネームなのでそんなにきっちり描いてないんですけど、髪型は一つ前のものを踏襲していますね。目つきはよりキツくなりました。吊り目かつ不敵な感じをイメージしていたので、このように下まぶたがほぼ真っすぐもしくは少しニヤッとしているように、山なりに反っているのが現状の理想です。そしてこれをペン入れしたものが下記の最新版。
ネームと比べてもかなり変わっていると思います。下まぶたは上まぶたが沿うような形に、髪型も結局毛束がなくなり、それ以前の状態に戻りましたました。なんでネームからペン入れでここまで変わったのかというと、作業期間によるものだと思います。上記ネーム執筆時期は去年の9月頃、ネーム完成が去年の12月。3ヶ月もあれば結構絵柄って変わってしまうものなんですね…。特にペン入れ時の参考に使っている、最終ページのネームが大きく影響しています。
本編最終ページに登場する冬亜。ここで何気に描いた冬亜が自分としては非常にいい出来で、これをベースにペン入れを進めていこうと決めました。ラフのほうがペン入れしたときより見栄え良くなってしまうのは往々にしてあることですが、事実上記のペン入れ後の原稿より、このラフのほうがよく描けていると思います。この絵もペン入れしたらクオリティが落ちてしまうかも…と思うとこのまま出してしまいたいですが、勿論そういうわけにも行きません。完成するまでに腕を磨きつつ、最後には納得できる形のものが作れるようがんばります。
というわけで今回は碓氷冬亜ちゃんの変遷の歴史でした。羽柴風夏も初期から色々買わているので、そのうちまとめようかなと思います。本編完結後かな?
それではまたの機会にお会いしましょう。