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どうも豪放磊落です。

久しぶりの雑記。同人作業の追い込みで、雑記を書くだけの余裕がありませんでした。前回から丁度一ヶ月ぶりですね…。


3巻目を出したばかりですが、早くも次回作のネームに取り掛かっています。予告にもあったとおりメインは羽柴風夏ではなく、2巻のおまけに登場した碓氷冬亜。ですが、冒頭には羽柴風夏のHシーンもあるのでお楽しみに。進捗はまた少しづつ、有料記事にあげていきます。


さて今回は、次回作のペン入れや中間色塗りについて触れたいと思います。今までも、どのブラシを使って描けばいい感じになるのかいろいろ試していました。何分まだ経験が浅いもので、ベストな答えには至っていません。実例を用いて、これまでの描き方の変遷と、次はどうやっていくのかを考えたいと思います。


あくまで当時の再現なので違うところはあるかもしれませんが、1・2巻目のときはこのように決めて描いていました。そもそも初の同人挑戦ということだったので知らないことが多く、用紙サイズを間違ったり、原稿用紙の書き込む位置を勘違いしたりとてんやわんやでした。漫画家のアシスタント経験がある方にアドバイスを頂きつつ、自分なりに決めた描き方です。そういえば1巻のころはクリスタも普通のProだったなぁ…。

主線はモノクロがいいとのことだったのでアンチエイリアスを切ったGペン。おっぱいなど丸みのある部分の影はぼかしツールで処理し、テカリはエアブラシで入れていました。中間色はグレースケールを用いて、トーン化はしていません。作業工程に無駄も多く、かなり時間がかかったのを覚えています。


先日配信開始した3巻目。前回主線をモノクロにしたのは印刷時の線のボケをなくすためでしたが、考えてみれば電子書籍としてしか出す予定がないので、それなら別に2値化しなくてもいいよね、ということでアンチエイリアスありのGペンで主線を描きました。ハイライトは水彩筆で入れ、首の下の影などはふちに何本か線をひいています。また、髪の毛には透明水彩で薄っすらと髪の流れを描き込んでいるのですが、これは時間がかかった割に、あまり効果的ではありませんでした。次回以降は、なくてもいいかなと思っています。

そして現在、次回作はこうしようかな~という案です。主線はちょっと荒いですが、アンチエイリアスなしのザラッとしたブラシ。ハイライトや球体影のふちは、トーンを削ることによって表現しました。総じて、アナログよりの質感を目指します。とはいえ中間色はデジタルであることを生かした塗りも用いるつもりなので、どのようになるのかは未知数。シリーズ完結までには、これだという自分のスタイルが見つかればいいなぁ…と思っています。


まとめ。


というわけで、試行錯誤の軌跡と今後の展望?でした。

それではまた次回。


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Comments

Anonymous

前巻より「まろやか」な感じがしたのはこういった努力があったんすね いや、伝わりますかねこの言い方w ニホンゴムズカシイアルヨ…

豪放磊落(ごーほうらいらく)

同じ描き方でも、使うブラシで与える印象は結構変わりますね。こだわったところで読者の方々にどれだけ伝わっているのか心配でしたが、分かっていただけているようで良かったです!