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skebで書かせていただいた作品です。

FANBOXで先行公開し、2024/1/3に全体公開としてpixivに投稿します。


本リクエストは異能者少女欠損合同という異常能力開発研究機構様が発行したハード系同人の世界観に沿った作品となっています。

本編でも、つよつよな異能者美少女たちが片っ端からぐちゃぐちゃにヤられていく様を堪能できます!

現在DLsiteでは30%オフとのことなのでこの機会に是非!

本作事態は元作品を読まなくともお楽しみいただけます!






現在私のPixivリクエスト(https://www.pixiv.net/request/send?creatorUserId=2467259&currentPlanId=67530)、skeb (https://skeb.jp/@sazankahisashi)、FANBOXにて有償リクエストを募集しています。

1文字1円、5000文字から受付でき、依頼額+5000文字で執筆します。

またFANBOXにて1週間早く読むことができます!

素敵なエロネタがありましたら、僕に具現化させてください!

リクエストお待ちしています!

※僕の知らない作品の二次創作ですと支援者様のものでもお受けできない場合があります。


◆◆◆◆◆


「はぁッ❤︎ う゛はァッ❤︎❤︎❤︎ あ゛〜イクッ❤︎ こいつらのアホ顔オカズにするのさいこうにイぐッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ イクッ❤︎ イクッ❤︎ アルコも一緒にイぎばずッ❤︎ う゛❤︎ おぉおおぉお゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


プシュッ❤︎ ブシィッ❤︎❤︎❤︎


 液晶のブルーライトが輝く小汚い一室。

 薄っぺらい布団の上で、ホルマ・或子(アルコ)・アルビドはガクビクと両膝を震わせた。

 部屋中にエナジードリンクの空き缶とゴミ袋が散乱し、何かの召喚儀式場にすら見えるその中央。

 辛うじて作られた穴蔵のような空間で、アルコは恍惚の表情でアクメに浸っていた。


ごどッ❤︎


 アルコは股間に押し当てたそれを……棍棒じみたサイズのディルドを床に投げ捨てる。


「はッ❤︎ はひッ❤︎ あ゛……ぉ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ ンぅ゛ぉ゛〜ッ❤︎ イクッ❤︎ ダルマオナホッ❤︎ ウチはチンポハメハメしかできないダルマオナホでずぅぅぅ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 己の言葉に酔いしれながら、アルコは自らの身体をうつ伏せに倒す。

 そのままならば、自分のアクメ染みに倒れ込むだけのこと。

 しかし、


がぢッ❤︎ ぎぢぢぢぢ……ッ❤︎


「ぎぁ゛……がッ❤︎」


 首に回した荒縄のせいで(おかげで?)、倒れる身体は途中で停止。


「はひッ❤︎ かヒュ❤︎ あ゛ヒュッ❤︎ げ……ぉ゛ッ❤︎ ぎぉお゛お゛お゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 少女の全体重が、その細首に降り注ぐ。

 アルコは口の端から泡を吹き、白目を向いて悶え出す。

 うっかり首が締まってしまった?

 オナニー中に不運に見舞われた?

 違う。

 アルコは自らの意思で、首にロープを巻いている。


「こホッ❤︎ お゛❤︎ お゛ほッ❤︎❤︎❤︎ ぐぎッ❤︎ い゛ぎッ❤︎ は❤︎ か、ヒュ❤︎ ヒュッ❤︎ ヒュぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぎゅォ゛❤︎ ォ゛❤︎ ッぉ゛ぉ゛ぉ゛っ❤︎❤︎❤︎」


 アルコの手は首ではなく、乳と股間に向かっていた。

 大きすぎる乳房を必死に揉み回し、先端の勃起乳首を懸命に引っ張る。

 既に洪水状態の股間に指を突っ込み、できる限りの奥を擦る。


ごしゅッ❤︎ じゅごしゅッ❤︎ ぷしッ❤︎ プシプシぷヂィーーーッ❤︎❤︎❤︎


「い゛ッ❤︎ ぎゅう゛ぅう゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ ォ゛❤︎ イぎッ❤︎ い゛ぅ゛ぐ゛ぅ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 アルコは自ら首を絞め、拘束オナニーにアクメしていた。

 酸素が消え去り、脳が悲鳴をあげる感覚に絶頂していた。

 四肢から熱が冷めていく恐怖に潮吹きを晒していた。

 今正に死が歩み寄ってくる感覚に、歪んだ笑顔を浮かべていた。


 真面目にしていれば、垂れ目気味の憂いた美少女といった顔立ちのはずなのに。

 真っ直ぐに立っていれば、肉付きの良い柔らかそうなボディに程々のくびれを持った雄好きの良さそうな肉体なのに。

 アルコはそれらを全てを台無しにして、ハードなオナニーに耽っていた。

 余韻でアクメをキめる度、頭よりデカい爆乳がだぷっ❤︎ だぷっ❤︎ と跳ね上がる。

 へこつく腰が震える度に、じょばじょばと布団にアクメ汁をぶちまける。


「お゛……ごほッ❤︎ う❤︎ ぎ……い゛ぎッ❤︎ ひ❤︎ ぎぎ、ぎ……ッ❤︎❤︎❤︎」


 自ら身体を更に落とし、首に縄を食い込ませる。


バチンッ❤︎ べぢィんッ❤︎❤︎❤︎


「ぎぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎ はぎぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 硬いクリップを躊躇なく乳首に喰らわせる。


じょぶ❤︎ ぶじゅじょッ❤︎ ぶじッ❤︎ じゅぶじぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎


「がぁォ゛❤︎ う゛ぉ❤︎ ごッ❤︎ ヒュ❤︎ ヒュ❤︎ キュォ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 血の気の失せた指を震わせ、栓が抜けたように汁を垂れ流すまんこをほじくる。

 その目はぐりぐりと狂ったように反転と復帰を繰り返す。

 トびかけた意識が戻る度、アルコは眼前に設置したモニターを凝視した。


「え゛……え゛へッ❤︎ す、素敵ぃ……ッ❤︎❤︎❤︎」


 涎まみれの口がぐにゃりと笑う。

 今にもひっくり返りそうな瞳が、瞬きもせずに見つめているのは……


『あ゛……あ゛ぉ゛ーーーーーー❤︎❤︎❤︎』

『お゛❤︎ ぅ゛ぉ❤︎ あ゛……ぎ……❤︎❤︎❤︎』

『ひ、いひッ❤︎ くひ……❤︎ な、なくなッたぁ……全部っ❤︎ 全部ぅぅ……』


 見るも無惨な少女たち「だった」ものたちの動画。

 四肢を削がれた肉ダルマ、もしくは芋虫と化した少女たち。

 天井から首輪で吊るされ、身体には家畜のように焼きごてで番号が振られている者もいる。


「あぉ゛ッ❤︎ ぎゃぶぇッ❤︎❤︎❤︎ ヒュ……❤︎ ヒュほぉ゛ッ❤︎ う゛ぉッ❤︎❤︎❤︎ ンぐぉ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎」


 動画を見ようと身体を更に前のめりにさせた所で、縄が千切れた。

 勢いよく自らのアクメ汁に倒れ込むアルコ。

 しかしそのまま、起き上がりもせずガクビクとアクメの続きに浸っている。


「う゛ふぅ゛ーッ❤︎ ンふぅ゛ーッ❤︎❤︎❤︎ ね、ねぇッ❤︎ どんな、かんじなのぉ……?」


 まだ呼吸もままならないはずなのに。

 アルコは頭だけを持ち上げて、モニターの向こうへと問いかけた。

 出荷前の精肉も同然の有様で、口々に意味のない音を吐き出すだけの少女たちへと、羨みの視線を向けた。


「二度と自分じゃ歩けなくって……二度とペンすら持てなくなって……おまんこッ❤︎ おチンポでぶちゅ❤︎ ハメされるの待ってるだけって……」


 酸欠で震える手足を見る。

 むっちりと運動不足が脂肪として現れ出している白い手足。

 その根本にペンで落書きされた……切り取り線。

 画面の中の少女たちと同様に、いずれ「落とす」予定だとばかりにぐるりと根本を一周している歪んだライン。


「はぁぁ……いいなぁ……っ❤︎」


 大きく、心から、アルコは呟く。

 手も足もあるアルコだが、その顔だけは、モニターの中で悶える精肉たちと同じだった。



バギィッ!


『ぶぎゃぼッ!』

「ひぃいぃッ!」


 アルコの目の前で肉が爆ぜる。

 迷彩柄の武装で固めた大柄な男が、瞬きの間に粉々の血飛沫へとなり果てる。


「ちょっとォッ! 荷物持ちが顔出すなッつってんでしょぉがぁッ!」

「ごっ、ごめんなさぃいッ! すみませんッ、隠れてますぅぅッ!」


 血飛沫の向こうに仁王立ちする小柄な少女……シズク・タカミネがアルコに怒鳴った。

 アルコは背中を小さく丸め、「ごめんなさいごめんなさい」と倒木の影に滑り込む。

 枝の隙間から向こう側を見てみれば、そこには血と肉が舞い散る戦場があった。


『ぎゃわッ!』

『ぐぎゃぉお゛ッ!』

「ち……きったない! 無駄に死ぬんだったら、汚れないように並んで殺されてくんないかしら!?」


 否。

 これは虐殺だ。

 アルコたち『シナプス』による、どこぞの小さな人身売買組織への一方的な殲滅だ。

 シナプス、正式には異能犯罪特殊対応部隊シナプス。

 所謂超能力の類を有する特殊な脳を持った改造新人類……異能者による部隊だ。

 その戦闘力はただ武装しただけの人間如きでは相手にもならない。


 アルコが覗き見る景色がそれだ。

 近未来的なピッタリとしたスーツを纏った異能者の少女たちが、ガチガチに武装した兵隊を片っ端から潰して回る異様な景色。

 手から炎を振り撒き、指を振るっただけで武装を切り裂き、吐息一つで周囲の兵士を吹き飛ばす。


 敵の兵士は人とドローンを合わせて100体以上。

 一人一人が戦車をも超える力を有する少女たちにとっては、散歩途中のストレッチ程度の相手だ。

 あっという間に敵はクズクズの血糊になって混ざっていく。

 元々何人いたのかもわからない。

 出来の悪いグロ映画さながらの凄惨な景色。

 それほどまでに、現実味が薄れるまでに。

 異能者の戦闘力は絶対だった。


「おりゃッ! あーもっ! 聞いてたより多いじゃんッ! 今日ちょっと「ステ」低めなのに……最悪ッ!」


 特筆すべきはやはり「彼女」だろう。

 誰よりも素早く木々の間を駆け回り、誰よりも多くの兵士を刈り取る金色の風。

 このチーム「エクレール」のリーダーを務めるシズク・タカミネ。

 チームどころかシナプスの中でも上位に位置する戦闘力を有する少女。


 常時猫背なアルコからしても小さく見えるとても小柄な少女。

 ピッタリと身体に張り付くボディスーツのせいで、余計にその貧相な感じが強調されている。

 下半身こそむっちりと立派だが、多くの異能少女に共通する脂肪……乳房があまりに貧弱だ。

 低身長も相まって、ちんちくりんなクソガキ感が否めない。

 しかしそれは、あくまで彼女の外見だけを見た時の評価。


 スーパーボールのようにそこら中を飛び回る速度は並の筋肉、並の肉体で出せるものではない。

 シズクの異能、「ステータス調節」による身体強化の賜物だ。

 ゲーマーのアルコにとっては羨ましいにも程がある。

 自分という存在を「速力」「筋力」「知力」「体力」などで数値化し、一時的にそれらの値を「振り直す」ことができる異能。

 今のように速力を限界まで高めれば、弾丸すらも回避できる速度に至る。


「うぉらッ!」


 敵を見つけたら、瞬時に筋力へと値を移動。

 その細腕はビルをも崩す重機へと変わる。

 スピードに乗って腕を振るえば、並んだ武装兵が胴体から真っ二つ。

 銃を構える暇もなく、たちまち土へと還っていく。

 稲妻の如き殲滅速度は圧倒的で、他のメンバーはシズクの取り残しを潰しているに過ぎない。

 絶対的エース、絶対的強者、それがシズク・タカミネだ。


 シズクはそのまま、血飛沫を軌跡としながら遠くへと駆け抜けていく。

 アルコが隠れる倒木の周りは、一面肉片の絨毯だ。

 あえて確認なんかしなくても、その場にアルコ以外の生存者がいないと断言できる。

 人間の形なんかどこにもないのだから。


「ふ……ひ、ひぃぃぃ……」


 死線を抜け、緊張が解け、倒木にぐったりと体重を預けるアルコ。


ばぎッ! ばじぃッ!


 しかし次の瞬間、落雷が倒木を粉々に砕いた。


「ひぃいぃいッ!?」

「ねぇ、荷物持ちさぁ……」


 違う、シズクだ。

 落雷に見えたのは彼女の踵落とし。

 小柄で貧相な見た目に反し、意外にもむっちりどっしりとした下半身を持つシズク。

 その安定感から繰り出される蹴りの威力は絶大だ。

 落雷と区別が付かないレベルなのだから。


「聞いてた敵の数全然違ったんですけどッ!? ちゃんと調べたの?」

「あ、あぁあのっ……ご、ごめんなさいぃぃっ! ひっ、ひっ、頻繁に配置が変わるみたいでぇぇ……」


 金髪ツインテールをさらりとかきあげ、シズクはアルコを睨みつける。

 空色の鋭い瞳は、アルコに「言葉を間違えば殺される」と直感させた。

 「正義」に基づく行動をとる、と評価されるシズク・タカミネ。

 人格破綻者の多いシナプスにおいては比較的常識人の枠に入れられがちなようだ……少なくとも外から見た者たちからすれば。

 しかし実態は他の異能者と変わらない。

 異能を発揮できるような脳の構造を持った人間に対して、通常の人間を物差しにすること自体が間違っているのだ。


「アタシの正義の邪魔をする気? 正義に背く……悪のつもり?」

「め、滅相もございませんよぉぉっ!」


 シズクにとって己の正義が絶対。

 それを邪魔する……今のアルコのように僅かにでもちゃちゃを入れる存在は全てが悪。

 今は辛うじて、アルコがシズクのチームにいるから生かされているだけ。

 一言でもかける言葉を間違えば、アルコの身体が血の絨毯に混ざらないとも限らないのだ。


「ごごご、ごめんなさいっ! シズクさんの足っ、引っ張ってしまってごめんなさいぃっ! ウチ……じゃないっ、私の責任ですッ! 次、次はちゃんとできます! しっかり、リサーチしてアップデートしますぅうっ!」


 戦闘能力皆無のアルコにできるのは平謝りだけ。

 「間違ったから謝って訂正する」という「正しい行い」をして見せて、シズクのご機嫌を伺うだけだ。


「……ま、いいわ」

「……っ!」


 シズクがそう言ったら顔をあげ、


どばんッ!


「ぎゃぅッ!」


 その顔面に回し蹴りを喰らうだけ。


「次ミスったらあんたも敵よ?」


 吹っ飛んだアルコを見下ろすこともなく、シズクは歩き出す。

 他のメンバーもシズクに従い、アルコから離れていく。


「……ッ!」


 アルコは蹴り飛ばされた頬から砂を払い、散らばった荷物を急いで集める。

 アルコの頬に腫れはない。

 首が折れても可笑しくはないシズクの蹴りを喰らっているのに、その表情に苦痛の一つも浮かんでいない。

 そそもだ。

 目の前で、落雷じみたシズクの着地を出迎えていたのに、アルコは傷ひとつ負っていない。

 踏みつけられた倒木はとっくに木片になっているというのに。


「ちょっとぉー!? あんたが道案内なんだから急いでよーッ! また蹴り飛ばされたいのッ!?」

「た、只今ぁぁっ!」


 シナプスは異能者たちの部隊。

 この「エクレール」はその中でもエース的チームの一つ。

 そう、アルコもまた異能者。

 「固定」の能力を有する異能者だ。

 自分を一定の状態で維持するだけの地味な異能。

 しかし、銃弾を受けようと火を浴びようと、シズクの蹴りを受けようと、「固定」された肉体には傷ひとつつかない。

 どんな激しい戦地に落とされても、ほぼ間違いなく生き残れる無敵の異能。

 ネックなのは本人の戦闘意欲が皆無なところ。

 本人も後方支援を志願していたのだが、


「は……は……はぁッ! も、申し訳ございませぇんっ!」

「おっそ、ちょっとはトレーニングしたら?」

「水頂戴、前みたいに取り違えたら殺すからね?」

「あ、ウチの端末壊れちゃった。新しいの出して〜」


 死なない特性を利用され、こうしてチームの荷物持ち兼記録係をやらされている。

 死なないから、サポートは最後まで万全。

 死なないから、貴重な異能者たちの実践データを持って来ることができる。

 機械も人も容易く壊れる戦場で、壊れないことはそれなりに重宝されていた。

 色々な……本当に色々な面で。


「どうせ戦えないんだからさ、サポートくらいミスなくやってくんない?」

「いいよね〜絶対死なないっていう安心感から来る余裕? みたいなの感じるなァ〜」

「一瞬の判断で死ぬか生きるかって所なのにさ、ワンチャンが効くんだから羨ましいよね〜」


 チームのメンバーたちがアルコを笑う。

 シナプスは戦力絶対主義、そして貴族絶対主義だ。

 シナプス創始者たち……始まりの異能者たちの血族が絶対上位に君臨する構造。

 貴族生まれのシズクは勿論、その腰巾着たるメンバーはシナプス内でも高い権限を持っていた。


 そんな中にポツンと入れられたアルコ。

 貴族どころか、一般人からのスカウトで入ってきたアルコ。

 庶民のくせに貴族様のチームに加わった生意気なアルコ。

 そのくせ全く戦力にならない荷物持ち。

 けれど、ちょっと「小突いた」程度では傷ひとつつかない丈夫な奴。

 アルコへの「ダメ出し」がチーム内で広まるのはあっという間のことだった。


「アンタの給料分、私たちが働いてるって事、忘れないでよね〜」

「こっちは死ぬかもしれないギリギリで戦ってんのに……給料同じとかマジ、やってらんないわ」

「シズクさんイラつかせたら、報告書にしっかり書くかんね?」

「は、はぃぃ……」


 死なないし傷つかない、けれど怖いものは怖い。

 アルコは下手くそな作り笑いを浮かべ、サンドバッグとしての立場に甘んじる。

 少なくともへこへこしてさえいれば良い給料が入ってくる。

 それに……彼女にとって、全くのデメリットだらけの場所ではなかったから。

 だからアルコは、メンバーの後をひょこひょことついて歩く日々を辞めようとはしなかった。


 今日までは。



「ち……なんだってのよッ! ちょっと荷物持ち! 本部への連絡まだなのッ!?」

「すすす、すみませぇえんっ! 今、今頑張って繋げてるんですけどぉぉぉ……っ」


 それは人身売買組織の根城を見つけた時だった。

 百人規模の部隊に数度邪魔されながらも、シズクたちは山の中にある巨大な工場を発見した。

 いざ突入、となったところで、隠れていた部隊による襲撃を受けた。

 あっという間に数人のメンバーが倒れた。

 首筋への麻酔銃は、神経を麻痺させ異能を抑制する最適解。

 異能者による集団だとバレている。

 シズクはたまたま近くにいたアルコを引っ張り、建物の影へと飛び込んだ。


 「あ、あ、ありがとうございますぅぅ」と両手を合わせるアルコを引っ叩き、「本部に連絡!」と一括。

 それだけの間に、二人以外のメンバーは謎の部隊に捕えられてしまう。


「何よあいつらッ! 異能者を捕まえて……何する気?」


 袋に入れられ、回収されていく少女たち。

 一人一人が脅威となり得る異能者少女をわざわざ殺さず連れていくなど……目的の予想は難しくない。

 最近各国で立ち上がった、異能技術を利用した犯罪組織。

 異能者の少女を奴隷よりも悲惨な扱いで「消費」する連中。

 噂によれば、少女たちを消費しきった「残りカス」が裏市場で高値で取引されているとか。


「この人身売買組織ってのも、その系統か……ふふ、なるほどね……」


 シズクは笑った。

 仲間と呼べるのは役立たずのアルコ一人。

 しかし、これなシズクにとって大きなチャンス。

 多少のリスクは甘んじて受け入れよう。


 シズクは敵の数を確認しつつ、アルコを「急いで」と小突いた。

 道中の敵とは武装が違う。

 明らかに対異能者を想定した特殊装備をふんだんに使用したコーディネートだ。

 無策で突っ込んで、悲惨なカウンターを受けないとも限らない。

 戦うとしたら、連中を翻弄して武装を全て暴いてからだ。


「よく聞きなさい荷物も゛……ッッッ!?」


 しかし。


「え、えへ……えへへへ……はい、ストップぅ❤︎」


 アルコの肩を叩いた瞬間。

 シズクの身体が「固まった」

 まるで、全身が飴細工でコーティングされたかのように、かっちりと固定され、指一本すら動かない。


「お゛……ぁ゛……ぇ゛……ッ!」

「わ、す、すごぃ……ちょっと動かせるんですねぇ……え、えへ、たぶん、腕とかは無理、でしょうけどぉ……」


 シズクは視線だけをアルコに向ける。

 シズクの手を握ったアルコが、だらしのない笑顔を浮かべていた。


「ご、ごめんなさぁい……でも、でも❤︎ これで……やっと……っ❤︎❤︎❤︎」


 シズクには理解できなかった。

 この窮地でアルコがこんな顔を浮かべている意味がわからなかった。

 彼女の異能なら生き残れるから?

 いや、異能を解析している連中が相手では、彼女の無敵は意味がない。

 そもそも何故、シズクに「固定」を?

 今アルコが生き残るために最も必要なシズクの邪魔を?

 疑問が次々に湧き上がり、シズクの頭を混乱させる。

 その中のただ一つとして解決しない間に、


「あ……よ、よろしく、です……」

「ぅえ……っ?」


 固定が解け、


ぼぐッ❤︎❤︎❤︎


「ぶごェ゛ッ!」


 容赦のない腹パンチがシズクの意識を吹き飛ばした。



「ぉ゛〜〜〜ッ❤︎ う゛❤︎ う゛❤︎ う゛❤︎ う゛ぉ゛……ぉ゛……ッ❤︎❤︎❤︎」

「ぁ゛❤︎ ぁ゛❤︎ ぁ゛ヒッ❤︎ ぁ゛ぎ……ぁ゛ヒぃッ❤︎」

「ぅ゛〜〜〜〜〜〜〜ぁ゛〜〜〜❤︎ ッぼォ❤︎❤︎❤︎ ぉ゛❤︎ ぉ゛〜〜〜〜〜〜❤︎」


 少女たちが並んでいる。

 採れたてほやほや、まだ「取れる」部位がたっぷり残った新鮮な異能者少女たち。

 首筋に太い針が差し込まれ、チューブを介してドぎついピンク色の液体が流れ込んでいく。

 異能者様に調整された、様々な違法合成薬物・麻酔薬・ハーブ・覚醒物質のカクテルだ。

 少女たちは夢うつつ、場合によっては現実よりも素敵で美麗な夢をみる。

 全員揃って、だらしのない笑顔を浮かべているのはそのせいだ。

 縛られ、並べられ、これから「出荷準備」にかけられていると言うのに。

 脳の中で次々に巻き起こる素敵な幻に心を奪われ、笑っている。


『う〜しこれで全員かぁ? 今日は「入り」が良いねぇ』

『へへへ、なんでも「志願者」がいたとかでね……色々と事前情報をもらってたんですわ』

『マジか……異能で脳みそぶっ壊れた雌豚供の趣味はわからんな』

『ンなもん見りゃわかんだろ。どいつもこいつも肉つけやがって……遺伝子レベルでマゾ豚願望が刻まれた家畜種族に決まってらァ!』


 筋骨隆々の男たちが駆け回り、忙しなく幾つもの装置を起動していく。

 しかし、夢にまどろむ少女たちは目覚めない。

 「ヒトとして」の幸福な夢に、文字通り夢中になっている。


ぎゅぅぃぃぃぃぃぃッ!


 鼓膜をつんざく不快な音。

 笑顔の少女たちへ、少しずつ近付いてく。

 少女たちは、目覚めない。


「ぉ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ ぅ゛❤︎ ぁ゛ぉッ❤︎ ぐ❤︎ ぶぉ゛❤︎」

「え゛❤︎ ぇ゛ぇへ……うぇ゛❤︎ へぇ゛……❤︎」


 列の最後に並べられた、金髪の小柄な少女も、四肢に切り取り線の落書きをした少女も。

 注入される素敵な夢に、白目を向いて涎を垂らし、ただただどっぷり浸かっていた。



「んぎッ❤︎❤︎❤︎ ぐひぃい゛ッ❤︎ くしょッ❤︎ ぐしょぉお゛ッ❤︎ なんで……なんでアタシがこんなッ❤︎ おごぼォ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『うっせえなあチビガキがよぉ! 肉は少ねぇくせに口数だけは達者じゃねぇか……よォ゛!』

「ぶごぼォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ う゛ぉ゛ッ❤︎ ぐ……ふぎッ❤︎ ぐぎ……ぃ゛……〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 シズク・タカミネは貴族派だった。

 正式な貴族の一員ではないものの、シナプス創立の際に出資したいくつかの家系の一つに名を連ねている。

 故に貴族「派」。

 真なる貴族たちには一歩劣る。


 しかし、シズクはいずれ貴族になるつもりだった。

 威張ってばかりでムカつく貴族生まれの異能者たちを潰したかった。

 どいつもこいつもシズクを見下してきて鬱陶しかった。

 視界を遮るように、だぷだぷだゆんだゆんとデカチチを揺らしていて目障りだった。

 (シズクにとって)歪んだ正義で動く連中を蹴り落とし、自分が頂点に立つつもりでいた。


『異能はレアだし、軽いからオナホにゃ便利だけどよォ……こんなチビカス肉、ウチじゃC級にしかなんねェんだよな……どうすっかな……』

「お゛ほッ❤︎ あんたらなんかに゛……ッ❤︎ あだじの゛ッ❤︎ がぢ……が❤︎ わがッでだま゛るもんでッ❤︎ が……あ……ッ❤︎❤︎❤︎」


 ここ最近、シナプスの異能者を狙ったとしか思えない事件が連続していた。

 個々の異能を完封する罠を仕掛けているようで、シナプスでも有数のメンバーが次々行方不明となった。

 シズクがいずれ潰してやろうと思っていた連中も、どうやら罠にかかったらしい。


 好都合だった。

 世界の流れがシズクをトップへと押し上げようとしていると感じた。

 このまま功績を積み上げれば……間抜けな貴族供を捕まえて「くれた」組織を潰してやれば。

 シナプスを支配する地位まで一気に駆け上がることができるはず。

 そんな夢を、見ていた。


「げぶォ゛っ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ ぐぉ゛ッ❤︎ ぐしょッ❤︎ お゛❤︎ イぐッ❤︎ くしょッイぐぅう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷじょぉぉぉーーーッ❤︎❤︎❤︎


『ギャハハハハハハッ! 悔しがるのかアクメすんのか選べよチビちゃんッ! ばか丸出しのお顔になってンぜぇッ!』

「ぐぉ゛げッ❤︎ お゛げッ❤︎ ごほッ❤︎ お゛……だ……だばぇ゛ッ❤︎ ごびどもッ❤︎ の、のぉりょぐッ❤︎ のぉりょぐがあればッ❤︎❤︎❤︎ ごんなのぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 こんな未来は知らない。

 こんな自分は認められない。


『能力能力うっせぇなぁ……そんじゃあ使ってみてくれよガキオナホォ! 使えるもんならよォ゛ッ!』

「ぶごォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ ぶごぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜イぐッ❤︎❤︎❤︎ イぎゅぅう゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 見ず知らずの粗暴なオスに、小さくてキツキツのめすまんこを蹂躙されて。

 子宮ごとお腹をボッコリ膨らますまでチンポを突き込まれて。

 脳天まで響く快感に、成す術なく本気絶頂をキめて潮吹き晒す無様な自分なんて。

 何より、


 何より、ただただ男に犯されることしかできないカラダに成り果てるなんて。


『それとも逃げるかい? 逃げたきゃ逃げていいぜ? 取れるもんは取ったし、C級のオナホは置いとくだけ金の無駄になりかねねぇからなァ』

「う゛……う゛りゅッ❤︎ じゃぁい゛ッ❤︎ なら゛ッ❤︎ がえぜッ❤︎ アタシの手と足ッ❤︎ がえ゛ぜぇえ゛え゛え゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 男に笑われ、シズクはジタバタと手足……の、残り物を振り回した。

 かつてあった、白くてほっそりとしていた両手がない。

 かつてあった、しっかりと地面を踏みしめていた両足がない。

 それらがあった場所は、根本が少しこんもりとしたコブに成り果てていた。

 コブにフックを埋め込まれ、まるで便利グッズのような姿を晒していた。


 シズクは手足を根本から寸断され、芋虫のような姿に成り下がっていた。


「くそぉお゛っ❤︎ ごのッ❤︎ このっこのっこのっごのぉぉぉおっ! 返せッ! 全部かえせぇえ゛ッ!」


 シズクは手足の残り物を振り回し、男へと攻撃のような何かを仕掛ける。

 しかしそれらは、屈強な男の硬い肉体にぶつかって、ベチベチと情けない音を鳴らすだけ。

 かつてのように空を駆ける軽さもなければ、雑魚供を蹴散らすパワーもない。

 どころか、このままでは自ら立つことも歩くことも、何かを運ぶこともモノを食べることもできない。

 ヒトとして、必要な行動が何もできない。

 ただ振り回すだけしか能のない、肉ダルマだ。


「がえぜッ❤︎ あッ❤︎ アタシはこんなどごでおわッぢゃイげないっ❤︎❤︎❤︎ 終わるわけにはいがない人間なのぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ だがらッ❤︎ このッ❤︎ ごのッ❤︎ ごのォ゛ぼォ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 叫ぼうが暴れようが背後の男は傷一つつけられない。

 どころか、勢いよく突き上がってくるチンポを避けることすらできず、キツキツオナホ穴にデカチンポを迎え入れてしまう。


『チビガキがよォッ! 乳もなけりゃ脳みそも空っぽかァ!? 手足もねぇ異能者のガキなんて豚牛も同然だろうがボゲぇッ! とっくの昔に終わってる癖にイキんなやッ! このカスオナホッ!』


どぢゅっ❤︎❤︎❤︎ ぼぢゅンッ❤︎ ばちゅッ❤︎ どばちゅッ❤︎❤︎❤︎ ぼッぢゅンッ❤︎❤︎❤︎


「ぼぎょッ❤︎❤︎❤︎ んごッ❤︎❤︎❤︎ ぶぎッ❤︎ ぎゃべッ❤︎ ひゃべッ❤︎❤︎❤︎ おぎょッ❤︎❤︎❤︎ やだッ❤︎ やじゃッ❤︎ ごんなのやだぁああ゛あ゛あ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 男はシズクの腹を握り、躊躇なく腰を突き上げる。

 扱いは正にオナホール。

 シズクの身体を生き物としてすら見ていない、自らのチンポをスッキリさせるためだけの乱暴なピストン。

 シズクの小さなへそが内側からぐりん❤︎ と裏返り、戻ってはまたぐりん❤︎ と繰り返す。


『つーかッ! まだトリミングしかしてねェのに潮吹きしすぎなんたよクソガキッ! お漏らしも直せてねェのかぼけェッ! それとも遺伝子レベルで終わってるドマゾガキかよォっ!』

「おぼッ❤︎❤︎❤︎ ぶぎォ゛ッ❤︎ う゛ッじゃい゛ッ❤︎❤︎❤︎ おぼら゛ぢぢゃだいッ❤︎❤︎❤︎ 終わってもだいぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎ ガッでなごとイぉ゛ッ❤︎ お゛❤︎❤︎❤︎ イぎゅッ❤︎❤︎❤︎ ンぎゅぉ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


プシュッ❤︎ ぶしぃぃぃッ❤︎❤︎❤︎


 チンポが子宮を殴る度、シズクの脳がパチンと弾ける。

 絶望も屈辱も真っ白に染まり、身体中に逆らえない感情が湧き上がる。

 快感。

 チンポで蹂躙されることしかできなくなった己という、受け入れられない快感だ。


ぷッッッしぃぃぃぃぃぃ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎


「ぐぉぉぉぉお゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぢぎゃう゛ッ❤︎ こんなブザマなのッ❤︎❤︎❤︎ あだじじゃなぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぢがうッ❤︎ やだッ❤︎❤︎❤︎ ごんな終わってるのがアタシなわげない゛ッ❤︎❤︎❤︎ やだッ❤︎ やだ❤︎ いやあ゛ッ❤︎ いやッ❤︎ イぐッ❤︎ やだイぐ❤︎❤︎❤︎ ごれッ❤︎ いぐぅうぅう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

『今度はイヤイヤしながらお漏らしかよォ……家畜の躾なんかウチやってねェんだけどなぁ』


 小さな、本当に小さな身体を精一杯仰け反らせた潮吹き絶頂。

 ソレはシズク・タカミネという人間の終わりを知らせる音だった。


「あ゛ひッ❤︎ や、やりゃ……いや、りゃぁ……ッ❤︎❤︎❤︎」

『ううん、結構イケんな。C級ってナメてたけど、締まりが抜群なのは結構高評価だな……マニア受けも良さそうだし、BかAには上げても売れるか』


 白目を向いて気絶したシズク。

 すっかりツヤを失った髪を掴まれて、まるで根菜でも抜くように持ち上げられる。


『オナホ穴は結構頑丈そうだし……おいおい、今ので乳首ビンビンかよ! ちっちゃすぎて気付かなかったぜ! ギャハハハハハッ!』


 失神して尚、貧相な胸の上でぷくん❤︎ と勃起する乳首。

 シズクのどうしようもない牝としての反応に、男は涙まで流して笑い転げた。


『救いようのない雑魚マゾ豚の才能ありか? こりゃ、異能の解析次第でランク上げも検討だな……ありがたく思えよ〜?』

「がぁ……あ゛ぎッ❤︎ い゛……ぉ゛❤︎ ご❤︎ ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 男はそのままシズクを引きずり、壁際に向かう。

 シズクを持ち上げ、壁に並んだ荒縄のリングに、


「ごぇ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 少女の首を引っ掛けた。

 本来ならば首が閉まって死んでしまう。

 しかしトリミングを済ませた……四肢を落として軽くなったシズクであれば、ちょっと苦しいくらいで済む。

 シズクの左右にもその隣にも隣にも、同じように燻製状態の少女たち。

 皆一様に眼球を上向かせ、空な顔でぶら下がっている。

 中には当然のように、シズクやアルコのチームメイトが混ざっている。

 芋虫オナホに成り果てて、首に全体重をかけられて、「ヒューっ❤︎ ヒューっ❤︎」とか細い命を燃やしている。


『うし、そんじゃ、せいぜい良い値段になってくれよ〜?』


バッチぃいんッ❤︎❤︎❤︎


「ぶヒォッ❤︎❤︎❤︎ ンぐッ❤︎ ごォ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


ぶしゅぶしゅぶしゅッ❤︎❤︎❤︎ ぷッしィーーーッ❤︎❤︎❤︎


 男に腹を引っ叩かれて、シズクは豚めいた悲鳴をあげた。

 どうしようもないマゾ豚の証とばかりに、ポルチオアクメの潮吹きを晒した。



「え゛へッ❤︎ ふぇ゛へ……う、ウチぃッ❤︎ ずっと❤︎ ずっとぉおッ❤︎ 終わる夢ッ❤︎ 見てたんですッ❤︎❤︎❤︎ 報告書に添付されてる……いろんな異能者の子たちの「終わった」姿見てッ❤︎ あんなにボロボロで❤︎ ぐちゃぐちゃで❤︎ 人間だったなんて思えない姿にされちゃって……それなのに❤︎ あんなに……あんなに❤︎ 気持ちよさそうでッ❤︎❤︎❤︎ ウチもいつか……あんな風に終わりたいって思って❤︎ ずっとずっとオナニーしながら夢見てたんですぅうッ❤︎❤︎❤︎」

「だ……だぎゃりゃッで❤︎ ごりょッ❤︎ ごッりゃ゛あ゛びょぅ゛❤︎❤︎❤︎ う゛ぎ❤︎ ぎびびょッ❤︎❤︎❤︎ お❤︎ ぎょぼごッ❤︎ ぎびぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『あーおい、動くなやチビカス! コレがおわりゃァ、テメェも晴れてS級オナホに3階級特進なんだからよ゛ぉッ!』


 アルコとシズクが向かい合わせに「置かれている」。

 四肢が落ちたシズクは勿論、自らの意思では座る場所だって選べない。

 そしてアルコもまた同じ。

 両足を太ももの根本からぶつりと切られ、輝くフックを埋め込まれていた。

 残された両手を必死に動かし、アルコは乳房とまんこを弄る。

 目の前のシズクの無様をオカズにぶしゅぶしゅッ❤︎ と潮吹きをキメる。


「鬱陶しい異能者の人たちもっ❤︎ 「終わった」後のダルマオナホにされた後なら、なんだから愛しく見えてきてっ❤︎ ウチみたいなゴミマゾ女と一緒になってくれたみたいでぇっ❤︎ えへっ❤︎ ち、チームの皆さんもっ❤︎ ウチもぉっ❤︎ 一緒になれたらっ❤︎ 仲良くなれるかなぁってぇッ❤︎❤︎❤︎」

「ぞんなッ❤︎ 理由でぇ゛ッ❤︎ ぎ❤︎ んい゛ぎ❤︎ い゛ぎぎぎォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ おびょ❤︎ ぐびょごッ❤︎❤︎❤︎」


 アルコはうっとりと、自分の太ももを見下ろした。

 かつては自分で書いていた切り取り線。

 自分の理想の姿を夢見て、ペンを走らせていた思い出の場所。

 今や、その線ピッタリに刃が入れられて、アルコの肉は断ち切られていた。

 アルコの理想をなぞるように、無様な太肉がすぱんとなくなっていた。


「さ……さッ❤︎ さいこぉですッ❤︎❤︎❤︎ ただでさえ片付けもできないゴミカスオナ狂いだったのにっ❤︎❤︎❤︎ もう歩けないッ❤︎ トイレも手伝ってもらわなきゃ垂れ流しっ❤︎❤︎❤︎ オナホに使われたら逃げられないッ❤︎ 何これッ❤︎ 何このカラダッ❤︎❤︎❤︎ ウチっ❤︎ ウチほんとに終わってるッ❤︎ ンぎッ❤︎ オナニーめっちゃ捗るぅうッ❤︎❤︎❤︎ すごいんですッ❤︎ ここにきてからっ❤︎ 終わらせてもらってからぁっ❤︎❤︎❤︎ オナニーめッぢゃぎもぢぃいんですぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 アルコはたまらず股間を弄る。

 残った貧弱なぷに腕で、懸命に濡れまんこを掻き回し、ぶしゅぶしゅ❤︎ と何度でも潮を噴く。


 もはや説明するまでもないかもしれないが。

 シズクを、チーム「エクレール」が捕まった原因はアルコだ。

 組織にチームの情報を流し、逆にチームメイトには誤った情報を報告する。

 彼女が自らの願いを叶えるために、チームメイトを巻き込んだ自爆作戦を決行したのだ。


「ふヒぃッ❤︎ ンひぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎ しッ❤︎ しじゅくしゃんもぉ゛ッ❤︎ 素敵えしゅ❤︎ ちっちゃくてブザマで❤︎ 見てるだけでッ❤︎ ん゛ぉ゛ッ❤︎ おまんこッ❤︎ いっぱいぐちゅぐちゅしぢゃう゛ッ❤︎❤︎❤︎」

「……ッ! だ、だあ゛りぇッ❤︎ お前のせいであだじのキャリアッ❤︎ めぢゃぐりゃッ❤︎ あぎゃッ❤︎ お゛❤︎ ほぎォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぷごォ゛ッ❤︎ ほーーーッ❤︎❤︎❤︎」


 狂ったようにアクメするアルコ。

 シズクは思わず飛びかかろうとして、背後の男に引き戻された。


『おい豚共ォ! 人間様の邪魔すンならしゃべんのやめさせっぞ!?』


 悶える二人を怒鳴りつけ、男は再び座り直す。

 そして、


く……ちゅぷ❤︎


「ンぎッ❤︎ い゛……ぎぁ゛ッ❤︎ やえ゛りぇッ❤︎ じう゛❤︎ じうッ❤︎❤︎❤︎ じぎゅぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『脳みそ弄ったくらいで死ぬほど、おつむ使ってねぇだろうがバカガキがよォ! そっちのくっせぇ豚の異能で「固定」してんだから安心してろや』


 シズクの「脳」へと針を刺し込んだ。


「はぎ❤︎ いぎッびびょオ゛ッ❤︎❤︎❤︎ おびょ❤︎ ぎ❤︎ う゛ぎぃいぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎ イぎゅッ❤︎ からだッ❤︎ ごあえ゛う゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『ほーほー? ガキの癖に生意気な異能持ってんじゃねェの……概念系は汎用性広げられっから重宝されンだよなァ』


 頭蓋に穴を開けられて、ピンクのぷにぷに脳みそが世界に顔を覗かせている。

 男はクチュり❤︎ にゅぷり❤︎ と数本の針を巧みに操り、脳みそに繊細な刺激を与える。

 こうして外部から脳を刺激し、シズクという人間のデータを解析するのだ。


 異能者の真価はその脳神経にある。

 脳内で通常ではあり得ない活性が生じることで、千差万別の異能が発揮されるのだ。

 故に、異能者の脳はその他あらゆる部位より価値を持つ。

 一度捕え、権利という権利を全て切り落とした後のオナホ娘に待っているのは、


にゅこ❤︎ にちっにちっにちちっ❤︎❤︎❤︎


「びぁ゛ッ❤︎ にゃ❤︎ ぎッにぎィ゛っ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ びぉ゛ッ❤︎ びゃォ゛❤︎ ぶッ❤︎ ぎゅォ゛❤︎❤︎❤︎ ぶぉ゛❤︎ お゛❤︎ ほッ❤︎ ふヒュぎぅ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

『いいぞ、この辺結構良さげだな……やっぱ異能者によって活性部位が全く違うんだよな……漫画にあったアレだ、レアなフグの解体をやってる気分だぜ』


 雑談混じりに脳みそをダイレクトに弄られるという地獄が待っている。

 生き物として最も大事な部分を陵辱されるという、最大級の地獄。

 その肉体が完全に、大切な命ではなく使い捨てのオナホとして見られていることを実感させられる体験。

 神経をイジられ、四肢を勝手に震わされ、望んでもいない絶頂を何度も何度も呼び起こさせられる。

 脳波を取られて情報を奪われ、自白してもいないのにありとあらゆる記憶を覗かれる。


 しかも今回は特別なサポーター……アルコがそばについている。

 これだけ暴れても「一大事」にならずに済んでいるのは、アルコがシズクの脳を「固定」しているから。

 男の針が脳を引っ掻いても、刺激だけが伝わって脳にはダメージが入らない。

 何度刺激しても脳が崩れることはない。

 脳解析において、これほどまでに便利な能力はなかっただろう。

 そのおかげで、


『ひひひッ! いやァしっかし、こんな低脳豚にもコンプレックスなんてあるんだなァ? そんなに乳がデカい女は嫌いかね?』

「う゛りぅじゃぁい゛ぃい゛っ❤︎❤︎❤︎ い゛❤︎ ぎォ゛……ふ❤︎ ふぎッい゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ にぉ゛❤︎ ひぎぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛りょッ❤︎ あ゛❤︎ あ゛❤︎ あ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ちゅく❤︎ つぽ❤︎ つぽつぽつぽっ❤︎❤︎❤︎


『どうなんだァ? デカチチになりたかったんだろ? 毎日へったくそな膨乳マッサージしまくって、乳首ばっか敏感になったド変態のチクニーマゾガキぃ!?』

「ぢぎゃッ❤︎ ぢあう゛ーーーっ❤︎❤︎❤︎ ぢあ❤︎ あぎゃッ❤︎❤︎❤︎ はぎぁ゛ッ❤︎ やえりゃ゛あ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷしょッ❤︎ ぶじッ❤︎ ぶじゃッ❤︎❤︎❤︎ ぶじゃァーーーッ❤︎❤︎❤︎


 シズクは何度も何度もアクメさせられる。

 間欠泉の如く飛び散るアクメ潮は、脳をイジられる恐怖からか、はたまたこの状況にもマゾメスセンサーが反応したからか。

 もはやその境目すらも、曖昧になっていく。

 あらゆる感覚が快感というただ一つに集約していく。

 シズクの全てが、ただ快感を感じるためだけに動き出す。


「じえ゛ッ❤︎ じねぇ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ごのぉ゛ッ❤︎ ろりごんッ❤︎ 変態やぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ じッえぇえ゛え゛え゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『おいおい、俺はクソガキの「夢」を叶えてやったんだぜ? マゾメスオナホに情けをかけてやるなんて、神はきっと俺を天国に引き上げてくださるだろーよ! ギャハハハハっ! だろう、デカチチ豚ァ!?』

「だ、だえがてんぎょぐォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ オ゛ッ❤︎ うぉお゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ いぎゅッ❤︎❤︎❤︎ おっばいイぎゅう゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 男は笑って、シズクの「乳房」を握り締めた。

 シズクは仰け反り潮吹き、本気のアクメをブチ決める。

 アルコがその様を見て、無様にひしゃげる乳房の形に頬を染めた。

 貧相なAカップ未満のぺたんこおっぱいだったシズク。

 しかしその胸は、今や片乳だけで数キロはあろうかという爆乳になり変わっていた。

 無様なデカチチ、手のひらサイズの乳輪、今度は「発情してます❤︎」と誰もがわかるフル勃起乳首。

 シズクの小さな胴体を隠さんばかりの巨大乳房が出現していた。


『面白い異能のおかげで、お前のオナホ価値は爆あがりだぜ!? 良くてAだと思ってたけど……こりゃ余裕でSのトップも狙えるってもんよ! なんてったって、「形が変わる」んだからよぉ! テメエ一つで何個分のオナホを楽しめるかって話よ!』

「ふぎーッ❤︎ んぎぅ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ う゛り゛ょッ❤︎❤︎❤︎ お゛ほびょッ❤︎ や❤︎ やひぇッ❤︎ お゛びょッ❤︎❤︎❤︎ ぢ、ぢくびイぎッ❤︎❤︎❤︎ イぎゅう゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 シズクのステータス調節の異能には、上限値が定められている。

 通常はそれを振ったり振りなおしたりで異能を行使していたところだ。

 だが、この異能にはシズクも知らない「裏ルール」があった。


『そういやぁ、手だの足だのを返せってのも答えてやってるじゃん、俺! マジ聖人じゃね? 崇拝しろよ豚共よォ!』


 肉体が欠損した時、欠損部位の数値を肉体の別の場所に振ることができる。

 手足を失ったシズクが獲得したポイントを、男が脳を弄ることで乳房へと振り直させたのだ。


『これ使えばよ、オナホサイズも乳のデカさも思い通りだろ? 価格が暴落しちまうぜマジで!』

「いぎ❤︎ ひぎッ❤︎ にぎぎぎォ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ うっじゃ❤︎ いぎッ❤︎❤︎❤︎ じえ❤︎ じッ❤︎ じゃお゛びょ❤︎ ぶぎッ❤︎❤︎❤︎ ぎびょォ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


にぷッ❤︎ にゅぷにゅぷにゅぷぷぷ……❤︎


 シズクの言葉は、脳に侵入してくる細い針が止めてしまう。

 代わりに股間が口を開け、ぶしゃぶしゃと元気に潮を吹く。

 ヒトの権利を奪われて、オナホの快楽だけがシズクを満たす。

 ヒトには絶対に戻れないという絶望と、乳房という密かな夢が叶った希望が、快楽に溶けて混ざり合い、少女の心を侵していく。


(あ……あれ……? アタシ、なんでこんなに、嫌がってたんだっけ?)


(だって、こんなに気持ちイイし、おっぱいが、あるし、手足、ない、けど……おっぱいあるし❤︎)


(おっぱい、気持ちいい❤︎ ない手足ジタバタさせるの❤︎ すごくイけるし❤︎ のーみそちゅぽ❤︎ ってするの❤︎ 最高にぶっトべてるし❤︎)


「あ゛❤︎ かッ❤︎ あぎッ❤︎ ひ……ひぎゅい゛……ッ❤︎❤︎❤︎」


(じゃあ……いっか、なんでも……気持ちいいなら……)


 その思考が果たして、シズク本来のモノなのか、男の針による操作なのか。

 シズクが知ることは……考えることはもうない。


ちゅこ❤︎ ぬちゅ……ぷちゅッ❤︎❤︎❤︎


「ぎゃひぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎ イ❤︎ ッぎゅう゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ イぎゅッ❤︎❤︎❤︎ イぐッ❤︎❤︎❤︎ イぐぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


プシィーーーッ❤︎❤︎❤︎ ぷじゅッ❤︎ ぶじッ❤︎ ぶしぅ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎


 一度受け入れてしまった悍ましい快楽に全てを飲み込まれ、少女は終わらぬ絶頂に堕ちていく。

 細胞に刻まれたマゾメスの本能に感化され、快楽に忠実な豚へと成り果てる。


「ぶぎょッ❤︎❤︎❤︎ うびょォ゛ッ❤︎ ぷぎッ❤︎❤︎❤︎ に゛ぎィ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎」

『お、豚の自覚出てきたな? この辺りイジれば行けるか?』

「びゃぁ゛ッ❤︎ ウォほぉ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ ウンほッ❤︎❤︎❤︎ ぶォ゛ほぉお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『あーダメか……これじゃゴリラだもんな』


 言葉も理性も失って、シズクはひたすらに脳に突き刺さる快楽に悶え続けた。



「ふーッ❤︎ ふーッ❤︎ ふーッ❤︎ ふ……ふぅぅぅッ❤︎❤︎❤︎ シズクしゃんッ❤︎ あんなムカつくクソガキだったけどッ❤︎ ウチとおんなじ能無しの雑魚豚オナホになっちゃったぁッ❤︎ い、今ならっ❤︎ お友達になれそぉッ❤︎❤︎❤︎」


 白目を向いてアクメし続けるシズクを正面に、アルコは一心不乱にオナ狂う。

 かつてはあんなに恐ろしかった少女だったのに、今やデカパイをぶるぶる震わせて潮吹きするだけの肉オナホ。

 無類の強さを誇った戦闘機の如きシズクが、二度と駆けることも殴ることもできず、澱んだ笑顔でアクメするだけしかできないのだ。

 こんなに素晴らしい「終わり」を見られたことが幸福だった。

 イキったメスが邪魔な肉も力も奪われて、雄のチンポを喜ばせるためだけの洗練された「終わり」を迎える一部始終をオカズにできたことが幸せだった。


『おい陰キャ豚ァ!』

「ひゃひぃッ❤︎❤︎❤︎」


 そして、こんなに幸せな終わりを見た直後に、


『契約はここまでだ……鬱陶しいガキ共をとっ捕まえるためとは言え、カスみてぇなオナホの分際で俺たちをオカズにしやがって……キンタマが空になるまでハメ潰してやるわ』

「……ッ❤︎ えッ❤︎ えひぇッ❤︎ しゅ、しゅみッ❤︎ まひぇッ❤︎❤︎❤︎」


 自分自身の終わりを体験できるなんて。


『ああそれに、お前の脳みそも使い勝手が良さそうだしな……トリミングが済んだらイジってやるよ。せいぜい頑張って自分の脳みそを「支えて」おけよ?』

「え……あひ❤︎ えへへへ……わ、わかりましたぁ❤︎」


 次々に差し出される己の終わり方。

 絶望的で、無様で、救いがなくて……


「あッ❤︎ あッ❤︎ あッあッあッあッ❤︎❤︎❤︎ ありがとッ❤︎❤︎❤︎ ありがとうございますッ❤︎ よ、よろしく、お願いしあしゅぅうッ❤︎❤︎❤︎」


ぐっちゅぐっちゅぐっちゅぐっちゅ❤︎❤︎❤︎

ぷしゅッ❤︎ ぷじぃぃぃッ❤︎❤︎❤︎


 アルコはオナニーが辞められない。

 疼くまんこを引っ掻きまわす手が止められない。


『チッ! いつまでオナニーできる身分だと思ってやがるッ! オナホがオナったってなァ! 俺のチンポはぴくりともしねェんだよ役たたずっ!』

「ひぃいっ❤︎❤︎❤︎ しゅ、しゅみまへぇんッ❤︎ やめましゅッ❤︎ さ、最後のオナニーッ❤︎ 今ッ❤︎ 今やめ……ッ❤︎❤︎❤︎」


 この後己がどうなるのかはもうわかっている。

 この指がこの肉ひだを掻き回すことは二度とない。

 足と同様、腕に書かれた切り取り線がようやくその役目を全うするのだ。

 どれだけまんこがうずこうと、どれだけ乳首がイキろうと、アルコは己の意思で快楽を得ることすらもできなくなる。


「ヒュぎっ❤︎ い゛❤︎ しゅぎッ❤︎❤︎❤︎ しょんなのッ❤︎ 最高しゅぎるぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎ オナニーもできないオナ狂いとかッ❤︎ 終わりすぎてて最高ぉおッ❤︎❤︎❤︎」


プシッ❤︎ プシプシッ❤︎ プシィィィッ❤︎❤︎❤︎


 ともすれば生まれて初めてのことかもしれない。

 アルコという少女が、他者の指示に逆らったこと。

 最後の最後、「オナニーを止めろ」という命令に逆らったこと。

 あまりにアルコという少女の生涯を表しているエピソード。

 それを語り継ぐ者は、誰もいない。


『いい加減にしろや豚ァ!』

「ぶぎゃう゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 男の拳がアルコを吹き飛ばす。

 椅子から転げ落ちたアルコに歩み寄り、足がなくても尚デカい尻肉を鷲掴みにする。

 みちみちと肉に指を食い込まされて、アルコは「イぎぃ゛〜ッ❤︎」と歓喜に呻いた。

 アルコの両手がだらりと揺れる。

 不恰好なアルコの身体が上下逆に吊るされた。

 そして、


『「固定」異能の真髄は……てめェのまんこで試してやるよォ!』

「ひゃひ……ぷぎょォ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 オナニーですっかり解されたマン肉に、極太チンポが突き刺さる。


ばぢゅんッ❤︎❤︎❤︎ ぼぢゅッ❤︎ どちゅッどぢゅッどぢゅッどぢゅン゛ッ❤︎❤︎❤︎


「ぶぎょォ゛❤︎❤︎❤︎ おぎッ❤︎ んぎぃ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ いぎッ❤︎ ぎゃひッ❤︎❤︎❤︎ イぎゅ❤︎ イぎゅッ❤︎❤︎❤︎ ンぎぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 それはセックスではなかった。

 男が、肉のオナホールで欲望を発散させるだけ。

 よく締まり、よくうねり、よく濡れ、そしてよく叫ぶ具合の良いオナホールを振り回し、


ばぢッ❤︎ ばぢッ❤︎ ばぢッ❤︎ ばぢッ❤︎ ばぢぃいッ❤︎❤︎❤︎


「びゃう゛❤︎❤︎❤︎ おぎょッ❤︎ こッ❤︎ これしゅぎぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あしッ❤︎ 足ないから逃げれないっ❤︎❤︎❤︎ んぉ゛❤︎ 足ないからおまんこすごいッ❤︎ なんかすっごいかんじるっ❤︎❤︎❤︎ ウチのまんこッ❤︎ 足なくなってすごいオナホ具合になってる゛ぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 ひたすら快楽を吐き捨てるだけのオナニーだ。

 オナホであるアルコに配慮などない。

 かける言葉もなく、ひたすらに腰を打ちつける。

 アルコのだらしないデカ尻に、男の殴打が波を広げる。

 アルコの豊満すぎるデカチチが、一突きごとにぶるりゅっ❤︎ と弾ける。

 脳みそをイジられていないのに、ずちゅずちゅとチンポが掻き回してくる。


 何もできない、チンポにひたすらパコられるだけ。

 まんこを貫くデカチンポへの快楽を、ハードオナニーでスカスカになった脳みそで感受する。

 たったそれだけの、役立たずの肉オナホール。

 それが、アルコというメスの終わり。


「は❤︎ はひぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎ こ、こんりゃろ゛ッ❤︎ こんら゛のぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 ぶらぶらと揺れる両手が、アルコの頭にしがみつく。


「さいッこぉぉぉぉッ❤︎❤︎❤︎」


 歪み、とろけ、汁という汁でぐちゃぐちゃになったアルコの顔。

 しかしそこにははっきりと、メスの笑顔が浮かんでいた。

 己の存在価値を再認識したメスの顔。


 チンポにその身を捧げ、チンポに屈服し、チンポに虐げられる存在。


 シナプスに入ってから、何度も何度も動画で見続けた少女たちの笑顔の意味。

 ずっとずっと、その笑顔の意味が知りたくて、全てを投げ出してここまで辿り着いたのだ。

 ようやく、アルコは自分の価値を見出した。


(暗い部屋でオナ狂うだけの……無益なカスメスだったウチだけどッ❤︎)


(やっぱり……頑張ってここまできてよかったッ❤︎)


みぢ❤︎


「にぎぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎」


ぎぢぢぢ……ッ❤︎❤︎❤︎


「お゛❤︎ おっぱいッ❤︎ ぢぎれひゃいまずぅうッ❤︎❤︎❤︎」


(こんなに力一杯ッ❤︎ おっぱい使ってくれるなんてっ❤︎)


『っせェんだよ豚ァ! 豚は豚らしくブヒブヒ叫んでろッ!』


ばちゅッ❤︎ どぢゅンどぢゅンどぢゅンどぢゅンッ❤︎❤︎❤︎


「ぶぎゃッ❤︎ あぎッ❤︎ しゅみまえッ❤︎ ぶ❤︎ ぶヒュッ❤︎❤︎❤︎ ぶご❤︎ ぶぎぃいぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


(こんなに素敵な言葉でッ❤︎ なじってくれるなんてッ❤︎❤︎❤︎)


ぎち……ギリギリギリギリッ❤︎❤︎❤︎


「か……ヒュぉ゛ッ❤︎ ぎゅ❤︎ ほッ❤︎ こォ゛……ほヒッ❤︎ いぎヒッ❤︎❤︎❤︎ ヒュひ……ぃ゛……ッ❤︎❤︎❤︎」

『おい、豚語忘れてンぞぉ〜』


(こんなに乱暴に……首ッ❤︎ 締めてくれるなんてッ❤︎❤︎❤︎)


プシ❤︎❤︎❤︎ プジィーーーッ❤︎❤︎❤︎


(コレがウチの存在価値ッ❤︎ やっと見つけたッ❤︎❤︎❤︎ ウチがイキれる場所❤︎ ここだったんだぁッ❤︎❤︎❤︎)


びゅ❤︎ びゅーッ❤︎ ぶびびびゅーーーッ❤︎❤︎❤︎


 あの時、モニターの向こうにしか見えなかった笑顔。

 それが今、アルコの顔に浮かんでいた。

 メスの役割を理解して、踏み躙られることが嬉しくて。

 それを実感しただけで脳みそがパチン❤︎ とアクメしてしまって、自然と口角が上がるのだ。


「イぎゅッ❤︎❤︎❤︎ ひぎま゛ずッ❤︎❤︎❤︎ オナホッ❤︎ イぎゅ❤︎❤︎❤︎ イぐぅう゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 振り下ろされるチンポの衝撃に身体中を震わせて、アルコはこの日、ようやく産声を上げた。



「はーッ❤︎ はーッ❤︎ はーッ❤︎ はーッ❤︎」

「ぉ゛……こ、ヒュッ❤︎❤︎❤︎ くぎッ❤︎ ぅ゛……ぎゅ、ぐふぅ゛……ッ❤︎」


 その人身売買施設には、「燻製室」と書かれた部屋がある。

 吊るされているのは上質な肉オナホ。

 四肢をトリミングし、チンポによる入念なテンダライズ(肉たたき)を行い、脳処理によって芯から熟成させた、上質な肉オナホ。

 いずれもシナプスから「出荷」されてきた肉ばかり。

 天井からの縄で首を吊らされ、ぶらりぶらりと四肢なき胴体を無意味に揺らし、悶えている。


「ぁ゛……ぁ゛ぁう゛……❤︎」

「ぅ゛❤︎ ぉ゛❤︎ ぉ゛……❤︎❤︎❤︎」


 その目に光はない。

 空な口からは涎と声のような音のようなモノがただただ流れ出ていく。

 皆一様に常時発情のまん肉を濡らし、ダラダラとメスフェロモンを垂れ流す。

 そうしてひたすら、「売却」の時を待っている。


 異能者たちは美人美肉が揃っている。

 異能を摘出した後の肉体は、大半が「愛好家」たちの元へと出荷されていく。

 ペット、オナホ、もしくはサンドバッグなど、少女たちの使用用途は様々だ。

 燻製室の肉共は、それをひたすらに待っている。


 燻製肉をよくよく見れば、有名な顔が混じっていると分かるだろう。


「ぶひょ❤︎ ぶほヒュッ❤︎ ふご❤︎ ふごッ❤︎ ぶふごッ❤︎❤︎❤︎」

「んご❤︎ プご❤︎ プご❤︎ ごふっごふっごふっ❤︎❤︎❤︎」


 武闘派姉妹のルーとララ。

 見目麗しい双子の異能者少女たちは、仲良く並んで揺れている。

 物理的に空っぽになった脳みその代わりに、クローンの脳を移植されているようだ。

 腹部には「SOLD OUT」の張り紙が貼られ、近いうちに誰かの元へと運ばれる予定だ。


「イひッ❤︎ こッ❤︎ こりょきお゛ぐしゅごッ❤︎ 脳みそぐちゅぐちゅッ❤︎ こんなにイっぎにぐちゅったらッ❤︎❤︎❤︎ 気持ち良すぎるでしょォッ❤︎❤︎❤︎」


 白髪に褐色肌のむっちりとした美女はゾエ。

 アルコと同じ、破滅願望持ちの異能者。

 触れた相手の記憶を読み取る異能を使い、近くの精肉から破滅の記憶を読み漁っている。

 しかしおかげで、売却前だというのに随分と肉質が劣化している。

 来月までに買い手がつかなければ、そのまま豚の餌に混ざることになるだろう。


「だ……だぁッ❤︎ だぁしえ゛でぇ……ッ❤︎ だえあ゛ッ❤︎ わだぃ、おかえッ❤︎ おかえありゅ❤︎ だありゃッ❤︎ のぉみしょ❤︎ たしげでッ❤︎ ねぇぇ……❤︎❤︎❤︎」


 頭蓋が開けられたまま放置されている少女。

 日本のシナプス立ち上げを指揮した四条寺家出身の貴族、花凛だ。

 シズクが密かにライバル視していた少女だったが、ある日突然の失踪。

 彼女が失踪したことで、異能者狩りが一気に悪化したと記録されている。

 既に脳を半分以上摘出され、しかし尚も生かされている。

 四条寺家への脅迫のためだけに、このメス臭漂う空間で生かされている。


 そして、


「う゛……ぉ゛〜ッ❤︎ ぉ゛❤︎ ッぐ❤︎ ィぐ❤︎ ぃ……ッぅ゛……❤︎❤︎❤︎」

「ィ゛ッ❤︎ ぎゅォ゛❤︎ ふ❤︎ ぐひ❤︎ ぐひッ❤︎ あ゛、ひぃぃ……ッ❤︎❤︎❤︎」


 入り口近くに吊るされた二つの肉塊。

 シズクとアルコだったものたち。

 二人揃って胴体を拡散ばかりのデカチチをぶらぶらと左右に揺らしている。

 鼻には無様な巨大リングを取り付けられ、まるで乳牛さながらだ。

 脳をイジった後の穴には、薬液で満たされた試験管が突き刺さっている。

 空な顔にはたるんだ笑顔が張り付いていて、どんな夢を見ているのか、時々「ィくッ❤︎」と身を震わせる。

 ぼたぼたと床に垂れる汁気はとめどなく、まだ新鮮な肉なのだとアピールしていた。

 アルコは勿論、シズクの顔にも欠片程の後悔もない。

 心の底から、今の自分を悦んでいた。

 乳房を揺らし、汁を垂らし、快楽が来るまで脳みそを空っぽにして待つだけの時間を、悦びに満ちた顔で過ごしていた。


『う〜し、今日も元気にイきてっかぁ〜豚共ォ〜!』


 ガラガラと扉が開く。

 作業着を着た男たちが入ってくる。

 肉は長時間放置していると固くなる。

 品質を長持ちさせるためには、毎日の手入れが大切なのだ。


ばぢゅンッ❤︎❤︎❤︎


「ぶぎィ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 手近なシズクの腹に、雄の拳が突き刺さる。

 シズクの身体が宙に舞い、


「ぎゃえ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 細い首が悲鳴を上げた。


ぼぐッ❤︎❤︎❤︎


「ごォ゛……ッ❤︎❤︎❤︎」


 続いてアルコ。

 子宮をぺちゃんこにするような拳。

 ぷじゃ❤︎❤︎❤︎ と溜まっていたアクメ潮が一気に体外へと噴射する。


『しっかり柔らかい肉を保って、いい金になるんだぞ〜?』


 誰にともなく話しかけ、男たちは次々に精肉たちを殴りつける。

 少女たちは歓喜の顔で拳を受け止め、豚にも劣る悲鳴をあげてアクメする。

 多くの肉にとって、これが数少ない快楽の瞬間だ。

 あとはひたすら、買い手が付くまでぶら下がるだけ。

 しかし苦痛は感じない。


 これは異能者として、少女として「終わった」者たちの溜まり場だ。

 しかし同時に、ドマゾの豚オナホとしての出発の地でもある。

 ここから先に続く道は、それもこれもドマゾの変態女にとっては涎を垂らすようなものばかり。

 ここに辿り着いた者たちにとって、今後の人生……オナホ生? には幸せしか待ち受けていないのだ。


「ぇへ……う゛ぇへぇ……❤︎」

「ぃひ❤︎ ひッ❤︎ ぃひぃぃ❤︎」


 シズクとアルコもその仲間。

 ここから始まる己の生に歪んだ希望を輝かせ、涎と愛液を垂れ流す。

 向上心を持って邁進するよりも、モニターにへばりついて下手くそなオナニーをするよりも。

 二人にとって今この瞬間の方が幸福だったのだ。


 シズクとアルコはもう「終わった」。

 しかし、二つのS級オナホールはこれから始まるのだ。

 男たちの拳の形がくっきりと残る腹を震わせ、オナホたちはぶるぶると未来への歓喜に悶えていた。


異能少女紹介


【シズク・タカミネ】

低身長貧乳デカケツ金髪ツインテールのクソガキ異能者。チーム「エクレール」のリーダー。

貧乳が密かなコンプレックス。膨乳マッサージをしているうちにチクニーが日課になってしまった。隠しているが、記録保存などを担当している人間にはバレている。

シナプス内では貴族派。真の貴族ではなく、シナプス創設の際に一部を出資したタカミネ家の出身。貴族に忠誠を誓っている訳ではなく、いずれは引き摺り下ろしてやろうと考えていた。貴族出身の連中は乳も態度もデカくてムカつくから。

曲がったことが大嫌いな「正義」を重んじるタイプ、と言えば聞こえは良いが、実際の所は頑固で融通の効かないクソガキ。自分の正義にちょっとでも反する相手には躊躇なく制裁を与える。たとえ仲間であっても。チームメンバーが入れ替わる原因の4割程度はシズクの癇癪。

異能:ステータス変化

ゲームのスキルポイントのように、身体能力の一部を他の能力へと移動できる。

移動の時はスピードに、攻撃の時はパワーに、といった風にその場その場で超人的な身体能力を発揮できる。変化の値には上限がある。

実は肉体の物理的な伸縮にも数値を触れるが、シズクは無自覚に抑制していた(精神崩壊をきたすため)。

「裏ルール」とは肉体の大きな欠損により変化の上限値を増やすことができるというもの。当然、大きな怪我をしたことのないシズクが気付くことはなかった。


【ホルマ・或子(あるこ)・アルビド】

高身長デカパイデカケツ黒髪おさげ、陰キャで卑屈なドマゾオナニスト。チーム「エクレール」の荷物持ち兼記録係兼サンドバッグ兼……。

元々は引きこもりだったが、異能を持っているのがバレて半強制的に入れられた。

最初こそ「ウチにも才能が……!」とかイキりかけたものの、周囲の実力を前にしてあっという間に元に戻った。今はお金がもらえるからやっているだけで、異能者としてのプライドも責任感も皆無。

シナプスのデータベースに侵入し、悲惨な最期を遂げた異能者たちの映像をオカズにハードオナニーを繰り返している(むしろこれがあるからシナプスに留まっているまである)。

自分の異能をフル活用してスリルのあるオナニーをする一方、本当に「終わる」ことへの興味が日に日に増していた。

手足の切り取り線落書きは毎日書き直している。タトゥーを入れたかったけど、異能のせいで入れられなかった。

異能:固定

あるものの形や情報をその時点から変えられなくする。固定の条件は形や動作など細かく調節可能。固定範囲は自分と自分が触れているもの。普段は半分無意識で自分の情報を固定している。そのため例え不意打ちだろうと即死することはほぼあり得ない。

任務ではその特性を活かして記録を行い、異能者たちの生のデータを取る仕事を任されている。

部屋ではその特性を活かしてハードオナニーを行い、臨死のスリルを味わっている。

ダルマオナホ改造の時は、脳をイジって一時的に無効化させている。


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