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リクエストで書かせていただいた作品です。

FANBOXで先行公開し、1週間後(3/13)に全体公開としてpixivに投稿します。

濃厚なリクエスト、ありがとうございました!


現在私のPixivアカウントにて有償リクエストを募集しています。

1文字1円、5000文字から受付でき、依頼額+5000文字で執筆します。

またFANBOXにて1週間早く読むことができます!

素敵なエロネタがありましたら、僕に具現化させてください!

リクエストお待ちしています!

※僕の知らない作品の二次創作ですと支援者様のものでもお受けできない場合があります。


◆◆◆◆◆


「これは……酷いわねッ。まともな人間のする事じゃないわ……ッ!」

 フェアリードロップは唇が白くなる程噛み締めた。

 トレードマークの金髪ツインテールの隙間から見える空色の大きな瞳が、強く怒りに染まる。

 握りしめたレイピアがミシミシと悲鳴を上げた。

「フーッ、でもダメっ。ガマンよドロップ……きっと助ける、けど……今はまだッ」

 小柄なボディをぴっちりボディスーツに閉じ込めた彼女の正体は正義の変身ヒロイン。

 本来はその貧相なおっぱいやムチムチヒップを人前に曝け出し、悪を挫く事が生業だ。

 誰がどこから見ても「フェアリードロップだ」とわかるように、美しい金髪や空色ぴっちりスーツはいつでも今でもキラキラと輝いている。

 しかし、今のドロップは違う。

 大勢の人前に立つべき彼女は、物陰に隠れて様子を伺っていた。

 思わず飛び出していきそうになる足をぐっと堪え、暗がりからその『景色』を覗き見る。

「ンぁ❤︎ はぁあ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ゆるしてッ❤︎ ゆる……ッんぉッほォオオオォオオ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

「イくッ❤︎ イくゥう゛ッ❤︎❤︎❤︎ チンポイぐぅううぅううう゛ッ❤︎❤︎❤︎」

「はァ❤︎ ひぃいッ❤︎ たひけへくださぃッ❤︎ も、もうでないでずッ❤︎ エナジーでな……ッんぎィいぃい゛ーーーイぐイぐイッぐーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

「……ッ! きっと助けるわッ! ごめんね……もうちょっとだけガマンしてて……」

 その景色を。

 『カーペットのように平べったく加工され』『股間から無様なデカチンポを生やされ』『チンポから際限なくザーメンを搾取され続けている』、少女たちの姿を。

 ここは廃工場に偽装された建造物。

 外側こそボロボロに見せかけているが、内部は人間の技術を遥かに上回り、人間の尊厳を小蝿のように踏み躙るモノで満ち溢れていた。

 ふたなり化させた少女のチンポから、アクメエナジーを絞り出して燃料として奪い取る。

 それがこの『ふたなりプラント』の恐るべき全貌だった。

「ひぎぎぎぎぎぃぃぃいぃいいぃぃいぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎ おでがぃ゛ぃいいぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎ なンッ❤︎ でもずるがらぁあああ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 未知の技術で生きたままペラッペラに潰された少女たち。

 壁にぺたりと貼り付けられたその身体から唯一三次元性を残しているのがそのふたなりチンポだ。

 キンタマとチンポがまるで水道の蛇口のように、みっともなくプリンと突き出している。

「お゛ぉお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ お゛❤︎ おッひいぃいぃい゛い゛い゛❤︎❤︎❤︎ チンポイぐーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎」

 チンポにはこれまたエッチなアイテムがアクセサリーのように貼り付けられていた。

 ご丁寧にチンポごとにローター、バキュームオナホ、ビーズなど責め具を変化させ、それぞれの少女に『最適な』快楽を叩き込む。

 チンポは真っ赤に膨れてブルブル震え、耐える事なく白濁ザーメンを吐き出し続ける。

 タンクに溜まったザーメンは、隣の部屋でアクメエナジーに変換され、数多の怪人組織に売り捌かれていくらしい。

 当然、ここで『働く』少女たちは無給で無休。

 そもそも100%誘拐被害者で構成されており、エナジーが尽き果てるまでチンポアクメさせられるだけの存在だ。

「こんなトコ……1秒でも速くブッ潰してやるわッ! あの子たちより平たく整地してやるんだからッ!」

 ドロップは再び唇を噛む。

 この瞬間に手出しできない自分への戒めとして、理不尽な悲劇に見舞われた少女たちを食い入るように見つめた。

 ドロップに与えられた任務はプラント破壊とその構成怪人の殲滅。

 本当ならば正面からカチ込みして派手に戦闘を繰り広げたいところだが……彼女たちがいる。

 ペラペラボディで立つことも逃げることもできない少女たち。

 彼女らをまとめて守りながら何人いるのかもわからない怪人を相手にするなど、如何なフェアリードロップと言えども不可能だ。

 故にドロップは機会を待つ。

 プラントを統治する怪人を突き止めるのだ。

 そして撃破する。

 敵の将を討ち取りさえすれば、明確な勝機が掴めるだろう。

 安易だが確実な作戦だ。

 敵にだって簡単に見破れる程に確実だった。

『あらぁ、またまたカワイイこが来てくれた❤︎』

「ッ! く、はぁあッ!」

 耳に吹きかけられる熱い吐息。

 ドロップは飛び退きざまにレイピアを切り上げた。

 咄嗟の攻撃だろうと、敵の急接近だろうと、攻撃の手は正確だ。

 白い軌跡は的確に、ドロップ自身が数秒前までに立っていた場所を通過する。

 通過する。

 物体を切りつけることなく虚しく空を切る。

『おっしぃ〜❤︎ あとちょっと早かったらカスったかも、ね❤︎』

 斬撃が通り過ぎた後、ふわりとその場に女性が降りてくる。

 まるで天から神様が降りてくるようにゆったりと微笑みながら。

 その全身からピンク色の瘴気を後光のように振りまきながら。

 青い肌、白黒反転した眼球、目に映るほど濃度の濃い媚瘴気。

 淫夢魔『サキュバス』だ。

「……ふんッ! 余裕こいてくれるじゃない……ッ!」

 ドロップはレイピアを構え直し、戦闘体制に入る。

 しかし、頬には一筋の汗が伝っていた。

(完全に真っ二つルートで切ったはず……今のどうやって避けたのよッ! 空飛べようが今の避けンのは無理だったでしょうがッ!)

 初邂逅、初攻撃、それで終わりだと確信があった。

 ドロップの長所はそのスピード。

 単純な足の速さだけではなく攻撃、回避、判断、全てにおいて疾い。

 そこらの敵ならば相手が瞬きしている間に真っ二つだ。

 それなのに。

 目の前のサキュバスは優雅に笑う。

 傷一つ付いていない。

 女性自身が言った通り、先の一撃はカスりもしていなかった。

(回り込まれて! 接近されて! 後手で攻撃したのに避けられた! どんだけ格上よコイツぅッ!)

 その実力が物語っていた。

 このサキュバスこそがプラントのトップ。

 数多の罪なき少女をぺちゃんこに辱め、快楽の地獄に叩き込んだ張本人だ。

「アタシは……フェアリードロップッ! 正義の変身ヒロインよッ!」

 頬の汗を拭い、ドロップはレイピアを持ち上げた。

 圧倒的に不利な対面。

 ドロップが一撃繰り出す間に何十回敗北しているのか想像もつかない敵。

 だが、引くわけにはいかない。

 ドロップの名乗りがその証。

 正義のヒロイン。

 誰かのために立ち上がり、決して引かない存在の名だ。

「大人しくあの子たちを元に戻しなさいッ! でなきゃあんたごとこのプラントをぺちゃんこに……」

『うぅ〜ん❤︎ ぺちゃんこねぇ?』

 己を鼓舞し、敵の打破を誓うドロップ。

 その懐に、サキュバスはするりと忍び込んでいた。

 構えたレイピアの内側。

 抱き寄せられる距離。

 媚瘴気の甘ったるい香りが鼻腔をくすぐる。

「……ッ!?」

 見えなかった。

 音もなかった。

 スピード自慢のドロップを挫くには十分すぎる力量差の証。

 そうやってドロップの心が折れる寸前だった。

『最初っからぺっちゃんこなドロップちゃんだもんねぇ❤︎ 説得力があるわぁ❤︎』

「……あ゛?」

 右手の指で自分自身の、左手指でドロップの胸を突くサキュバス。

 右手はふよん❤︎ と柔らかに弾んだ。

 左手はコツン☆ と硬いものにぶつかった。

 言及してはいない事項だが、サキュバス種は例外なく爆乳揃いである。

 相手の趣向に合わせて姿形を変えることはあるが、基本的にはでっかくてだっぷんでばるん! である。

 フェアリードロップの貧乳コンプレックス『ブチギレスイッチ』を勢い良くオンにするに足るサイズである。

「ン゛の……デカパイがぁああああああッ!」

『きゃァ☆ さっきよりはやァ〜い❤︎』

 空を切る、どころか空間ごと切り裂かんばかりに振り抜かれるレイピア。

 サキュバスの腕につつ、と血が垂れた。

「刻むッ! 無駄に出っ張るそのチチ全部……刻んでやるぅうぅうぅううぅ゛う゛う゛!」

 ツインテールが鬼の角かと思うほどに釣り上がる。

 サキュバスを、彼女の揺れるおっぱいを焼ける程に睨みつけ、「ふしゅるるるる!」と湯立つ息を吐きつける。

 貧乳イジりをされたドロップは、言わば人間が普段無意識に抑えているリミッターが外れた状態。

 ポテンシャルを120%発揮できるバーサーク状態。

 音すら置き去りにする速度でもって、白銀の切先をサキュバスの首へと振り抜いた。

「ンねええぇえぇええぇええ゛え゛え゛え゛べびょばッ❤︎☆❤︎☆❤︎☆」

ッず、しぃぃぃぃぃぃぃぃんッ!

 そして、頭上から降り注ぐ巨大なハンマーに全身を押し潰された。

『さっきより『は』速くてびっくりしちゃったぁ❤︎』

 何処からともなく現れたハンマーの下で、ドロップが「ぶぎゅぅ☆❤︎☆」とうめく。

 サキュバスが指を振り上げると、ハンマーも同じように頭を持ち上げる。

 ドロップのポテンシャルは、怒りによって本当に120%発揮できていた。

 しかし変身ヒロインのポテンシャルを1.2倍したところで、元より数段格上のサキュバスにとっては大した脅威にはなり得ない。

 ベリーイージーをクリアからノーミスクリアを目指す程度と言えばわかりやすいか。

「お゛……ぶ……ッぐぇ❤︎ え゛❤︎ ンッへェ゛❤︎」

 増して一直線に向かってくるドロップに攻撃を合わせるなど楽勝も良いところ。

 こうして背後からぺちゃんと一発。

 フェアリードロップは先程自分が見ていた少女たちと同様に、床にへばりつくガムが如くぺちゃんこに平面化されていた。

 うつ伏せの状態になったドロップの身体がぴくぴくと震えている。

 これまた例に漏れず、平面化しているものの息はあるのだ。

 臓腑がはみ出すことも血飛沫が広がることもなく、ぴっちりボディスーツ姿のドロップがその姿のまま、壁がさながらに平たく変形していた。

 生きてはいるし意識もある。

 だが、サキュバス攻撃特有の快楽波動に全身を飲み込まれ、アクメ以外の思考がすッとんでいた。

『うふふふっ❤︎ 変身ヒロインだっけ……ってことは、あのコたちよりもいっぱいエネルギー採れるのかしら?』

「あ゛❤︎ あ゛ッひ❤︎ ンひ❤︎ ひッ❤︎ ひッひッひッ❤︎」

 床とほぼ水平になるまで潰れたドロップ。

 その端をカリカリ爪で剥がしながらサキュバスは呟く。

 身体を引っ掻かれるだけで、アクメショックを打ち込まれたドロップの身体は軽薄に快感を生じてしまう。

 ガニ股開きに平面化したドロップの股間がぴくぴくぴくっ❤︎ と痙攣する。

 股間から床へ、暗い濡れシミが広がっていく。

『う〜〜〜んしょッ❤︎』

ベリベリベリベリィッ❤︎❤︎❤︎

「おへあ゛ぁあ゛ぁあ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 サキュバスが上半身を地面から引き剥がす。

 表に出てきたドロップの顔は、密着した地面から剥がれる衝撃でアクメし、無様に歪んでしまっていた。

 既に貧乳イジりされたことへの怒りも吹っ飛んでいる。

 不恰好な姿に変わり果てたことへの快楽を処理するのだけで精一杯だった。

『うふふふふふ……もし、ドロップちゃんがとびっきりのエナジータンクになれるんなら❤︎ お望み通り他の子たちは解放してあげるわ❤︎ 頑張って……ねッ☆』

 サキュバスは細く長い指を突き出し、平べったいドロップの股間を弾いてみせた。

「お゛びぃ❤︎❤︎❤︎」

 情けない平面ドロップは、全身を駆けるデコピンアクメにぶるるッ❤︎ と震えるのだった。



ずりィ……❤︎ ず❤︎ ぬちゅ❤︎ ぬぢッぃぃぃぃぃぃ……❤︎❤︎❤︎

「くぉ゛おぉおぉ゛ぉ゛ぉ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ ぬ、くふぃぃいぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『ちょっとぉ❤︎ まだちょっとだけハグしただけでしょぉ? 正義のぉ〜ヒロインならぁ〜もっと頑張んなくっちゃ❤︎』

 プラントの一室に連れ込まれた……否持ち込まれたフェアリードロップ。

 薄っぺらく押し広げられたドロップの肉体は、まるでポスターのように丸められて運ばれた。

 変形したドロップだが、かろうじてぴくぴくプルプルと表面を震わせることはできていた。

 逆に言えばその程度。

 声を上げ、バイブより弱々しい振動をあげるだけの、かみっぺらだ。

 サキュバスに抱え上げられ、ほぼほぼ無抵抗のままに捕獲されてしまった。

「ばぁッ❤︎ バカにぃ゛❤︎ シ、ないれよねへぇ❤︎ こンッ❤︎ な、ぁ❤︎ ことッくりゃッいぃいぃいいぃい゛い゛い゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 こうして、悲惨な未来が待っていると分かっていようとも、抵抗する術はなかった。

『ドロップちゃん、結構こんな経験してるのぉ? それとも変身ヒロインってのが意外と丈夫なのかしら……媚薬なんてまともな人間が触れたら発狂モノなのにぃ❤︎』

「ふ、ふんッ! エッチな悪戯なんて日常茶飯事よォッ❤︎ アタシはッ❤︎ そンくりゃひぃお゛❤︎❤︎❤︎ うぉ❤︎ は❤︎ あぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎ くひぁああ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 平べったいドロップボディの上に、ピンクに輝く粘液が落とされる。

 サキュバスの体表から生み出される濃厚な媚薬だ。

 触れるだけで常人ならばアクメ狂いたちまち絶命してしまう毒にも等しい劇物。

 超人的な身体能力を得たフェアリードロップにとっても、十分に効果のある脅威となる。

 媚薬が触れた部分はたちどころにビリビリと焼けるような痺れを生み出す。

 サキュバスが媚薬を塗り広げ、ビリビリが見る間に全身へと広がっていく。

「ふぅ゛❤︎ んぶぅっ❤︎ くふ❤︎ くふ❤︎ ぐッンふぅ❤︎❤︎❤︎ てつきッやらしィンよぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『そう言うドロップちゃんもぉ❤︎ ぴくぴく震えてとぉってもヤラシイ身体してるのねぇ❤︎』

 平坦な肉体の上では媚薬はみるみる広がっていく。

 空色のスーツに染み込み、肉体を蝕み、際限のない発情の沼に引き摺り込んでいく。

 髪の毛以外が媚薬に塗りつぶされれば完了だ。

「ほ……う゛ぉ゛❤︎❤︎❤︎ く❤︎ しびッ❤︎ カラダッ❤︎❤︎❤︎ ぢぎれッ❤︎ ンぐ❤︎ ふぐッ❤︎ う゛ぐッ❤︎❤︎❤︎ ぬふ、ぐぅう゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 ぴくぴく震えはビクンビクンと荒い痙攣へと昇華され、眉間に皺を寄せたドロップは、苦しげな嬌声を吐き出した。

 無数の触手が休みなく全身を愛撫してくるような快感。

 全身隈なく、神経の細い一本に至るまでが満遍なく快感を受容し脳を震わせる。

 風が吹けばトんでしまいそうな快感など、ヒロイン活動で何度も味わってきた。

 だが、

『ふぅうぅ〜〜〜❤︎』

「ん゛お゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ あ゛❤︎❤︎❤︎ ひッいぃいぃいぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぶばッ❤︎❤︎❤︎ ば、ぶじじじじじじぃッ❤︎❤︎❤︎

 吐息一つで潮吹きアクメを晒すなど初めてだ。

 股間を撫でるのは媚薬が混じったサキュバスの息。

 まんこを突き抜け子宮をぺちゃんとハメ潰す、ぶっといチンポを錯覚させる衝撃がドロップに駆け抜ける。

「あ゛ッ❤︎❤︎❤︎ か、ヒュお゛❤︎❤︎❤︎ ほ……う゛ッ❤︎❤︎❤︎ う゛ッ❤︎❤︎❤︎ ンぬ、ッく〜〜〜❤︎❤︎❤︎」

『うふふふふ、お魚みたいでカワイイ〜❤︎ 元気がイイとこっちも楽しくなっちゃうわねぇ❤︎』

 ぺたんこボディを精一杯持ち上げて、スーツを突き破らん勢いで白濁汁を噴射して、ドロップは吐息一つにアクメし果てる。

 尺度が全て規格外。

 ドロップが必死に食らい付いているのは、サキュバスにとって前座にすらなっていない戯れだ。

『さ〜ってと❤︎ ドロップちゃんはどれくらい気持ちイイのかしら……ねぇ?』

 まるでマットレスに横たわるかのように、サキュバスはドロップの上に横たわる。

 ずっしりと重たいおっぱいの感覚が、柔らかく全てを飲み込みそうな太ももが、視界に入れるだけで魅了されてしまいそうな顔貌が、ドロップの身体と密着する。

 媚薬でトロトロに蕩けたドロップマットレス。

 サキュバスはそこにずりゅり❤︎ と身体を擦り付ける。

『んんぅっ❤︎』

「くひょォ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 艶かしいサキュバスの秘めた声。

 耳をつんざくドロップの絶叫。

 毛色の違う二つの声が同時に響く。

『あ……さすが生まれつきのぺちゃんこボディ❤︎ ぴくぴく震えがイイ感じ……クセになりそッ❤︎』

 肌で感じるドロップの震えに恍惚とし、サキュバスはぬちゅぐちゅと動き出す。

 平坦なドロップボディは全身に走る快楽でぶるぶると絶えず痙攣している。

 震えはサキュバスが身体を押し付ければびくん❤︎ と強まる。

 またおっぱいを擦り付ければぶるるるッ❤︎ と変化する。

 ただのぺたんこ人間マットレスではない。

 床オナニーに最適な振動付きのオナマットだ。

ずにッ❤︎ むに゛ぃ❤︎ ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ……❤︎

『んぅッ❤︎ ふぅ❤︎ ちっちゃいのにぷにぷにプルプルでッ❤︎ イィッ❤︎』

 サキュバスは青肌から媚薬を染み出させ、ドロップマットレスに身体を擦り付ける。

 豊満な乳房がぺたんこおっぱいと混ざり合う。

 太ももがぐりぐりとガニ股の隙間に擦り付けられる。

 曝け出されたまん肉がドロップの股間にぶつかってぬぢゅッ❤︎❤︎❤︎ と音を立てた。 

 無防備な少女の全身に、媚薬そのものとも言えるサキュバスが身体を押し当てる。

「プぎゅう゛〜ぅッ❤︎❤︎❤︎ ん゛ぼぉ゛ッ❤︎ は❤︎ ひ❤︎ ひ❤︎ ひッン゛❤︎❤︎❤︎ う゛、ッく〜〜〜お゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 ぺたんこボディのドロップは喉を震わせて悦楽に鳴く。

 筋肉を収縮して堪えるといった対策も叶わない。

 何故なら平面化していてまるで力が入らないから。

 「やめろ」なんて叫ぶことだってできない。

 何故なら薄いボディを貫くかのような快感に、無様な喘ぎを見せることしかできないから。

『はァ〜❤︎ ドロップちゃんの弱いトコ、だんだん❤︎ 分かってきた、かなぁ❤︎』

 その上で、サキュバスは更なる責めに移行する。

 サキュバスの肉体は相手を快感に溺れさせることに特化した感覚を持っている。

 こうして全身を重ね合わせれば、相手の性感帯など本人より正確にわかってしまうのだ。

『ココとぉ❤︎』

カリカリカリッ❤︎❤︎❤︎

「おひょォッ❤︎❤︎❤︎」

 サキュバスは平べったいおっぱいの先を爪で弾く。

 ほんの僅かに尖った先端、乳首をつくつくと刺激する。

 当然図星、ドロップの性感帯だ。

 素っ頓狂な悲鳴をあげて、ドロップはまたまた荒い振動を生み出す。

『ココもぉ?』

トントンッ❤︎ ぐ、ちゅぶッ❤︎❤︎❤︎

「うく……ッひ❤︎ ひィい゛ーッ❤︎❤︎❤︎」

 続いて水平になるまで開き切ったガニ股の頂点を突く。

 薄っぺらくて分かりづらいがそれはドロップのアナル。

 平たく横に伸び切ったザコアナルを指で叩けば、みるみる快楽のマゾ汁を溢れさせる。

『うふふふッ❤︎ 同時にデコピンしたら、どれくらいぶるぶるするのかなぁ❤︎』

「ふ❤︎ ンッふ❤︎ ふほ❤︎ ほぉっ!?」

 ドロップは視線だけでサキュバスに訴えた。

 「やめろ」、いや「やめてください」と懇願してしまった。

 乳首を数回引っ掻かれただけ、アナルを軽くタップされただけ。

 だが、股間から熱いオツユが噴き出る寸前の快感がドロップを駆け抜けていた。

 平面化による肉体改造は神経までもを汚染していた。

 サキュバスのオモチャに相応しく、鋭敏でマゾ気質な快感神経がこれでもかと分厚く身体を覆っているのだ。

「ふ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふぅ゛ッ❤︎ やべり゛ょぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ そン゛ッ❤︎ ふぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎ ゆ、ゆるひゃら゛ぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 しかしそれでもフェアリードロップ。

 本能で勝てないと理解しながらも決して諦めない。

 手も足も出ないなら無理矢理声を出す。

 それが余計にサキュバスのドSスイッチを逆撫でするとも知らないで。

『あ、あらあらぁ……そんな怖い顔しないでぇ?』

 困ったように眉根をハの字に曲げ、サキュバスは唇を尖らせる。

 ドロップに好機と勘違いさせる。

 魔力素養の強いサキュバスたち怪人は、人間よりも精神的なバランスが繊細だ。

 少しでもメンタルを揺さぶれば、このピンチがチャンスに切り替わる……と錯覚させる。

 サキュバスの精神が揺らいだと思い込んだドロップは追撃をすべく、また口を開いた。

「く、ほぉ゛お゛……ッ❤︎ みへなしゃぃい゛ッ❤︎ 口だけでだッへぇ❤︎ おまへをッ❤︎ たおひぎょうお゛❤︎❤︎❤︎ 〜〜〜〜〜〜ッお゛❤︎❤︎❤︎」

 びん❤︎❤︎❤︎ と衝撃がふたつ。

 乳の先と、股間の奥底。

 平べったい肉体が膨れ上がる錯覚。

 受け止めきれない快感が脳みそに雪崩こみ、ドロップのあらゆる生命活動を阻害しかける。

『ドロップちゃんにはぁ❤︎ みっともないオホ顔でいて欲しいのぉ❤︎』

 決め台詞を寸断し、口をぱくぱくと間抜けに開くドロップ。

 そんな顔を見下ろして、サキュバスは『うんいい顔』と指さした。

 指の先にはピンクの魔力が溜まっている。

 宣言通りのデコピンに快楽魔力を上乗せしたアクメショットだ。

 ドロップのザコ乳首とゆるアナルを吹き飛ばさんばかりの快楽攻撃。

「は❤︎ あ゛っ❤︎❤︎❤︎ あ゛ッ❤︎ あ゛ッ❤︎ く、ひぁ゛ッはぁ゛❤︎❤︎❤︎ お゛……ッ❤︎❤︎❤︎」

 飴玉のように大きく丸い目をぱちぱちと瞬かせ、ドロップは処理しきれないアクメに思考停止する。

 どっくどっくと心臓、血管、筋肉が震えている。

 肉体のポテンシャルをフル活用して絶頂を処理しようとしているが、まるで追いつかない。

 ぺたんこボディから大粒の汗が溢れ出し、みるみる呼吸がひきつっていく。

 ピンと伸ばした赤い舌が千切れんばかりに飛び出した。

『うぅん❤︎ やっぱドロップちゃん好きかもぉ❤︎』

 ぶるぶると眼球を左右に揺らすドロップへ、サキュバスは魔力を纏った指を近付ける。

 乳首とクリを一撃でキャパオーバーアクメさせた指先が、ドロップの金髪の奥へ、小さな額へと押し当てられる。

 その意味、絶望的な状況を、しかしドロップは理解できなかった。

 見開いた目はパチンと弾けたまま真っ白で、サキュバスの動きなどまるで把握できていないのだから。

『お気に入り登録、しちゃお☆』

 スマホでSNSでもイジるかのように、サキュバスは額をタップする。

ぱひッ❤︎☆❤︎☆❤︎☆

「ぴ❤︎❤︎❤︎ ッきょーーーーーーぉおぉほほほほほほほほほお゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎☆❤︎❤︎☆❤︎☆」

 脳へ、ドロップの中枢へ、ダイレクトに注入される絶頂の概念。

 ヒトの神経では一晩かけて処理するような密度のアクメを一瞬に凝縮して流し込むサキュバスの得意技。

ぶじばッ❤︎❤︎❤︎ ば、ばぶじじじじじッ❤︎❤︎❤︎ ぶじッびっびびびィィィィィィィィイ゛イ゛イ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

「に゛〜〜〜ッぎぎぎぎぎゅびィいぃいいいぃいぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ っぎゅ❤︎❤︎❤︎ イぐイ゛ッぎゅぼォおぉぉおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 狂ったように壊れたように、フェアリードロップマットレスは決壊した。

 上と下からイき果てた。

 口からは壊れたスピーカーにも劣る異音が呼吸も忘れて垂れ流される。

 マン肉からは街の噴水に挑むかのように高々とアクメ噴潮が飛び出した。

 噴き上げられたアクメ潮はそのまま弧を描いて落ちていく。

 身動きできないドロップマットへと降り注ぐ。

「ぎ〜〜〜ッぐ❤︎ ぐ❤︎ ぐ❤︎ ぐおぶッ❤︎❤︎❤︎ べぁ❤︎ は❤︎ ぎッぬ゛ぶ❤︎ がッぶ❤︎ ぁぶぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あぶッ❤︎ ご、ぶぁあッ❤︎❤︎❤︎」

『アハハハハハハッ❤︎❤︎❤︎ 自分の潮吹きで溺れちゃってカワイィわ❤︎ もっともっと、もっとイイ顔見せて見せてぇ❤︎』

 人はたった5センチの高さまでしかない水でも溺れることがあるそうだ。

 ペラッペラなドロップならば、1センチだって致命的。

 顔を自らのアクメ潮で濡らしながら、それでも潮吹きアクメを止められない。

 サキュバスはお腹を抱えて笑うばかりで当然のようにドロップを助けようとはしなかった。

 少女の額に浮かび上がるピンクの淫紋。

 そこに蓄積されたアクメエナジーの全てを使い果たすまで、ドロップはアクメを止められない。

「ぬぎぎぎぎぎッ❤︎❤︎❤︎ イぎゅ❤︎ イぎゅッ❤︎❤︎❤︎ ンぬ〜〜〜ッぐーーー❤︎❤︎❤︎ う❤︎❤︎❤︎ ぎょォ❤︎❤︎❤︎ ぷぎょォ゛ーーー❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 奇声のレパートリーを増やしながら、アクメ潮に溺れくたばるドロップだった。


「はぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎ か、ひッァ❤︎ は❤︎ はへッへッへぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『ナイスアクメ☆ こんなに元気にイってくれちゃうと……こっちもヌレヌレしてしょうがないんだからぁ❤︎』

 額から淫紋が消えていく。

 辺り一面、水道管破裂かと思うほどにイき潮を振りまいてドロップは生還を果たしていた。

 平べったいボディがぶるッぶるッ❤︎ と必死に余韻を取り除こうと痙攣している。

 乳首やまん肉、アナルなどは特に激しく震え踊り、無様に生命を享受している。

 サキュバスはそんなドロップへと跨って、自分の股間を擦り付けていた。

 宣言通りグッチョリと濡れそぼったサキュバスの股間がぐちゅぐちゅと喘ぐ。

 ドロップのコスチュームにマン汁をなすりつけているのだ。

『足拭きマットならぬ、マン拭きドロップちゃんね❤︎ マン噴きとかかっているんだけど、どう?』

 サキュバスが冗談めかして肩をすくめる。

 答える余裕のないドロップは必死に足りない酸素を補給する。

 覆ることのない力の差がここに証明されていた。

 それもしかし、サキュバスという種族が持つ旺盛な性欲の、ほんの触り程度のものなのだが。



『は〜い、生えろー☆』

むぐ❤︎ むぐむぐむッぎぃい゛い゛い゛❤︎❤︎❤︎

「ぐぎぎぎぎぎぎッほぅ゛お゛ッ❤︎☆❤︎☆❤︎☆」

 マン拭きマットから壁掛けポスターへジョブチェンジしたドロップ。

 部屋の壁面にぺたりと吸着し、無様な前身をサキュバスに向けて晒している。

 そんなドロップのぐちょ濡れ股間をサキュバスが一撫で。

 触れるか触れないかの優しいタッチを感じた瞬間、潮吹き快楽を伴ってふたなりチンポが現れる。

 ドロップ自慢のぴっちり滑らかコスチュームにもピタリとフィットし、ぶるるッ❤︎ と元気に勃起した。

 持ち主の腕ほどはあろうかという無駄に立派なデカチンポ。

 平面な本体とは裏腹に、むきむきみちみちとした肉竿は当たり前のような顔をして立体的に突き出していた。

 おまけのようにソフトボール大のキンタマがぶりんッ❤︎ と飛び出せば、立体チンポのドロップポスターが完成だ。

『うふふ、これじゃあドロップちゃんにチンポが付いているのか、チンポからドロップちゃんが生えているのかわかんなぁ〜い❤︎』

「くひ❤︎ くひ❤︎ くひ❤︎ く〜〜〜ッひぃ❤︎❤︎❤︎ う、りゅッしゃぁッ❤︎ ふざけッ❤︎ チンポなんてぇッ❤︎ はや、ぐぅッ❤︎ とりなしゃい゛ぃッ❤︎❤︎❤︎」

 早速煽り散らすサキュバス。

 懸命に言い返すドロップだが、もはや呂律も回っていなければ覇気の欠片も残っていない。

 呂律や覇気があればどうなる訳でもないのだが、それらがないことで余計にみっともなかった。

 壁と殆ど段差のない本体に、その中央からびん! と我が物顔で突き出した勃起チンポ。

 こんな屈辱的絵面でおへおへどもりながら言い返すものだから、無様に拍車がかかるのも仕方ないことだ。

「は❤︎ はッ❤︎ あんたらなんかの゛ォッ❤︎ オモチャになンッかなッてやんない゛ッ❤︎ チンポッ❤︎ 早くとれ゛ェえ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『えぇ〜そんなのダメよ❤︎ だって、ふぅ〜〜〜っ❤︎❤︎❤︎』

 それでも食い下がるドロップに、サキュバスは甘い息をひと吹き。

 ビンビンと生まれたての未精通チンポに媚薬たっぷりの瘴気を、ひと吹き。

「お゛❤︎❤︎❤︎ くッン゛ぬッふぅうぅう゛う゛う゛ーーーーーー❤︎❤︎❤︎」

 本来の身体があったなら、バレリーナのようにのけぞっていたことだろう。

 デカチンポを包んだ熱くて染みる媚薬息愛撫は、たちまちキンタマからチンポから全てを絶頂に引き上げる。

 丸いキンタマがぎゅむ❤︎ と引き締まる。

 ぶっとい肉竿がびぐびぐびぐびぐと不可解なダンスを開始する。

 ドロップの肺と精巣から、全く同時に、快楽敗北の証が飛び上がる。

「お゛ほーーーーーー❤︎❤︎❤︎ ぬほッ❤︎❤︎❤︎ うぐひょッ❤︎❤︎❤︎ イぐ❤︎ ヂンポッ❤︎❤︎❤︎ せぇつう゛イぎすりゅう゛ゥッ❤︎ ふンぎぃいいぃいぃいぃぃぃぃぃぃッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぼ❤︎❤︎❤︎ びゅぶぼッ❤︎❤︎❤︎ ぼ……ッびゅぼびゅぼびゅぼびゅびゅびゅびゅびゅびゅう゛ーーー❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

 真なる意味で壁と一体化したドロップが悶え、喘ぎ吠え叫ぶ。

 唯一立体を許されたチンポが歓喜に震え、上向きの亀頭から白濁ザーメンが迸る。

 柔らかそうなキンタマをどくどくとポンプさせ、ぶっといチンポの裏筋を膨らませ、ぴっちりスーツを突き破ってアクメ汁をぶちまける。

 強がりも敵意も、全てが白く塗りつぶされるフェアリードロップ精通アクメ。

 初めてのチンポイきとは思えない、深く濃厚な痺れがチンポを何度も揺さぶった。

『はぁ〜〜〜っ❤︎ んお❤︎ たっぷりィ❤︎ ん❤︎ んッんッんッ❤︎ ぷぁ、はぁ〜おいしッ❤︎』

 サキュバスは牙を見せて大口を開け、ドロップチンポから吐き出されるザーメンを受け止める。

 口腔に、顔に、髪に身体に降りかかるザーメンをエナジーに変換し、自らの中に吸収していく。

 10秒にも及ぶ長い射精で吐き出されたザーメンの全てを奪い取り、サキュバスのエネルギーにしてしまう。

「ッはぁーッ❤︎❤︎❤︎ あ゛ッ❤︎ は、ひぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎ チンポぉッ❤︎ く、ほぉ゛お゛……ッ❤︎❤︎❤︎ ちんぽッ❤︎ キ、ッくゥ❤︎❤︎❤︎」

 どびゅどびゅと壊れたように射精し狂うチンポがようやく落ち着き、ドロップに人の言葉が返ってくる。

 返ってくるが、うわごとを呟く以上の力は出なかった。

 精通直後にリットル単位のザーメンを噴射したチンポだったが、萎えるばかりかビンビンと余計に張り詰め、次の射精を待っている。

 サキュバスが作り出した魔法のチンポだ、その快感も射精量もスタミナも、全てが人間に扱える範囲外だった。

 そんなチンポでアクメしたのだ、まともに理性が残っているだけドロップは褒められた方だろう。

 これでもまだ、サキュバスにとっては不満なようだが。

「はひ❤︎ はひッ❤︎ ひ❤︎ ひぃッ❤︎❤︎❤︎ んぃッひぃ〜〜〜っ❤︎❤︎❤︎ ひ、ひはぎょォッ❤︎❤︎❤︎」

 チンポを揺らしてアヘっていたドロップが、突如再びの奇声をあげる。

『ほぉら❤︎ もっともっとダしなさい❤︎ ドロップちゃん一人でこのプラントを動かすのなら、この10倍は軽くどぴゅどぴゅしなきゃいけないのよぉ❤︎ ほぉ〜ら❤︎ ザーメン減ってる減ってるぅ❤︎』

 笑顔のサキュバスが、チンポの先をカリカリと引っ掻いたのだ。

 もはやお馴染み、魔力を纏った爪が敏感亀頭を刺激する。

 射精直後で神経が何より過敏になった先端部、何より吐息で精通したザコチンポには、例え爪だろうとオナホに等しい快楽となる。

カリッ❤︎ カリカリカリ……❤︎❤︎❤︎

「ンふッほォ❤︎❤︎❤︎ お、へェッ❤︎ ち゛ンッぷっひょ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ くひッンぬ❤︎ ふぅ゛❤︎❤︎❤︎」

『うふふふ、イイコイイコ❤︎ しっかりザーメンためさせてアゲル❤︎ キンタマもっとパンパンになるまで焦らしてあげる❤︎』

 不細工な嬌声をあげ、チンポ責めを受け止めるドロップ。

 もじもじぶるぶると平面ボディは震えるばかり。

 快感の嵐に飲み込まれた自らのチンポを助け出す手段は、ない。

ぬち……ぬりゅる❤︎ くちっくちっくちゅっくちゅっぷ、ちゅるぅん❤︎❤︎❤︎

「にひッぎぃ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ へッえ゛へッ❤︎ ン゛❤︎❤︎❤︎ ン゛❤︎❤︎❤︎ ン゛❤︎❤︎❤︎ に゛ぅ〜〜〜ッぬゥ゛❤︎❤︎❤︎」

『アハァ❤︎ 我慢汁出てきたァ❤︎ 我慢汁の分際でくッさいし濃ぉい❤︎ もっともっと❤︎ がんばれがんばれェ❤︎』

 通常のチンポが吐き出す精液量を凌駕する、お漏らしのような我慢汁。

 ドロップ自身のチンポをぬらぬらとコーティングせんと溢れ出す。

 ぶっといチンポが蛇のようにのたくる。

 キンタマはそれそのものが生きているかのように、「とっとと射精させろ」とドロップに突き上がる。

『よぉし❤︎ バクハツ寸前チンポ完成❤︎』

 サキュバスが指を離す頃、ドロップチンポは根本から先まで、表面も芯の裏側も、全てが快楽一色に染まりきっていた。

「ンぶッ❤︎❤︎❤︎ ンぶふゥーッ❤︎❤︎❤︎ うほッ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ほぉ゛❤︎ おぉお゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ チンポッキツッ❤︎❤︎❤︎ きづぅぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎ ふほ❤︎ ふほ❤︎ ふほッぼほぉ゛ーーーっ❤︎❤︎❤︎」

 身体があれば腰をカクカク振り回していただろう。

 両手があれば感情のままにチンポを握りしめていただろう。

 そうしてどうにか狂いそうな精神を慰めていたことだろう。

 そんなヒトとしての逃げ道を閉ざされたフェアリードロップの顔はもう、爛れたケモノのそれ出会った。

 大きな瞳をくりくりと天井までひっくり返し、奇声しか発さない口はひょっとこのように尖りきっている。

 鼻から吐き出す噴気は熱すぎて湯気すら見えそうだ。

 ぐつぐつ煮え焦げつつあるドロップの脳みそにチンポ快楽以外のモノはない。

 全て煮えきり蒸発し、消えていた。

『はぁ❤︎ やっぱイイ顔するわぁ❤︎ ご飯といえど、見栄えも大事だからねぇ❤︎』

 サキュバスは真っ赤に湯だったドロップを眺めて恍惚に笑う。

 大きな口をぱかりと開き、ピンクの舌を持ち上げた。

 指同様に淫猥な魔力が濃密に蓄積されているが、一目で「レベルが違う」とわかる。

 唾液……サキュバスという淫的存在の体液がふんだんに纏わりついているのだ。

 魔力は質・量共に指先の比ではない。

 ワンタッチでドロップを負かした指先の、比ではない。

『じゃあドロップちゃん……いただきまぁす❤︎』

 礼儀正しくチンポに挨拶し、サキュバスはチンポを「飲み込んだ」。

 淫魔力たっぷりの、サキュバスの口の中へと敏感チンポを咥え込んだ。

ちゅ❤︎❤︎❤︎

「ん゛ィ❤︎❤︎❤︎」

じゅぶぼッ❤︎❤︎❤︎

「ほッ❤︎❤︎❤︎ くィい゛ーーー❤︎❤︎❤︎」

ずぅうろろろろろろォ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎

「に゛ぁ゛ーーーーーーあッあッあッあ、あ、あ、あお゛ほぉおおぉおおおおぉおおお゛お゛お゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぼびゅぶぶぶぶぅーーーびゅびゅびゅびゅびゅ❤︎❤︎❤︎ どッッッびゅぅうーーーるるるるるるるるッ❤︎❤︎❤︎

 亀頭と肉竿がたちまち口の底へと消えていく。

 根本までが見えなくなったその直後、ドロップは再びキンタマを絞り上げてのザーメン噴射に到達する。

 しかも今度は濃厚な焦らしでグツグツとザーメンを濃縮させられた後であり、これまでの敗北が帳消しになる程の快感を伴っての絶頂だ。

「ィイィイイィイぐぐぐぐぐぐ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ふンぐ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎❤︎❤︎ んぉぬッ❤︎❤︎❤︎ ぐ❤︎ ぐ❤︎ ぐッふぅうううぅうぅううぅううぅ゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

びゅーーー❤︎❤︎❤︎ びゅびゅびゅ❤︎❤︎❤︎ ぶっびびびびび❤︎❤︎❤︎ びぶ❤︎❤︎❤︎ びゅっぼ❤︎❤︎❤︎ ぼぼぼぼぼぼびっびぶぅ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

 止まらない。

 10秒だって長い射精だ。

 精通アクメで人智を超えたザーメンアクメを知ってしまったフェアリードロップ。

 二度目の絶頂で、ドロップはそんな強烈な経験を忘れていた。

『ちゅぽちゅぽちゅぽ❤︎ んん〜〜〜おいひ❤︎ ずるるるるぅ❤︎ れるっれるっ❤︎ じゅぶっぼ❤︎❤︎❤︎ ぬぼぼぼぼぉ〜〜〜っ❤︎❤︎❤︎』

「ほ❤︎❤︎❤︎ ひびッくぴょぉ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎❤︎❤︎ ほぼぼぼぼッ❤︎❤︎❤︎ ぼ、ぼぅヒュ❤︎❤︎❤︎ んォ❤︎❤︎❤︎ ンォ゛ほォオオォオオォ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 サキュバスの口淫がチンポを撫で回す。

 淫魔力を擦り付け、神経を一本だって逃すことなくアクメさせる。

 分厚い肉傘を舌で愛撫し、震える鈴口からザーメンを吸引する。

 ドロップは喘ぎ、アクメする。

 キンタマがぐるぐると内臓を回転させて、正義のエナジーをみっともない白濁ザーメン製造に注いでいく。

 射精が止まらない。

 射精し、尿道をこじ開けてザーメンを吐き出せば終わりではないのか?

 否。

 射精した分だけサキュバスがチンポを刺激する。

 肉竿を舌で愛撫し、亀頭をすすり、淫魔力で虐め続ける。

 ドロップがアクメしている真っ最中も虐めは止まず、アクメの浮遊感から降りてこられない。

「ぃいぃいぃいぎぎぎぎぎ❤︎❤︎❤︎ ンに゛ッ❤︎❤︎❤︎ くに゛ィッ❤︎❤︎❤︎ ひンッ❤︎ ひンッ❤︎❤︎❤︎ ひッん゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 アクメとアクメが連結し、いつまでも続く一つの絶頂に昇華される。

 サキュバスが「ごちそうさま」とするまで終わらない、ドロップの意思では終われない、敗北絶頂に完成される。

『むふふっ❤︎ ちゅぼちゅぼちゅぼちゅぼッ❤︎❤︎❤︎』

 サキュバスは「コレよこれ」と言わんばかりに目を細め、極太チンポをフェラ責めし続ける。

 魔力で育てたデカチンポには、限界などという甘えたモノは存在しない。

 サキュバスが飽きるかドロップのエナジーが尽きるまで、萎えも止まりもしないのだ。

「お゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ お❤︎ お❤︎ おヒュ❤︎❤︎❤︎ おヒュ❤︎❤︎❤︎ おヒュ❤︎❤︎❤︎ おッヒュぶぎゅう゛ーーーぐぐぐぐぐぐッ❤︎❤︎❤︎ ぬ……ッぐぎィぃいぃぃぃぃぃぃい゛い゛い゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぼぼぼッびゅーーーぶぶぶ❤︎❤︎❤︎ ビュっぶ❤︎❤︎❤︎ びゅぅう〜〜〜るるるるる❤︎❤︎❤︎ びゅ❤︎❤︎❤︎ びゅ❤︎❤︎❤︎ どびゅどびゅどッびゅ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

 ソレは唯のミルクサーバー。

 正義を守らんと培った全てを無意味な快楽に溶かし込み、汚い悲鳴に乗せて吐き捨てるだけのモノ。

 スイッチ(チンポ)を弾けば言われた通りにエナジーを吐き出すオモチャに等しい存在だ。


 ただ一箇所、青く輝くその瞳を除けば。



『ふぅ〜〜〜❤︎ ごちそうさまでした❤︎ ドロップちゃん合格ッ! ウチの専属エナジータンクとしてプラントで働いてもらうわ❤︎』

 唇に残ったザーメンまでを綺麗に舐め取り、サキュバスは手を叩く。

 その肉体は数刻前より一段と覇気を増し、上位存在へと昇華されていた。

「お゛〜〜〜ッほ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ へッ❤︎ へッ❤︎ へッえぇ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 フェアリードロップから搾れるだけのエナジーを搾り尽くしたことで満腹になったのだ。

 ドロップが無様な絶頂の中で吐き出したザーメンは、唯の一滴すらも溢すことなくサキュバスが取り込んだ。

 ドロップのチンポはすっからかん。

 永続勃起の効果で無理矢理びんびん! とがんばってはいるものの、暫くは我慢汁すら出てこないだろう。

 逆に言えば、暫く休ませればまた先程のように無限射精ができる程回復する訳だ。

 これぞサキュバスが太鼓判を押すエナジータンク。

 半永久的にプラントのエナジー生産を支える要となり得るポテンシャルだ。

『そうなったら他のコたちは邪魔なだけだもんね……まあいいわ❤︎ ドロップちゃんに免じて全員お家に返してアゲル❤︎ チンポ快楽を忘れられれば、本来の生活に戻れるかもねぇ❤︎』

「へ❤︎ へッ❤︎ へ……ッ❤︎❤︎❤︎」

 白目を向いてぴくぴく震えていたドロップの身体が、大きく揺れる。

 目を瞬かせ、こちらに背を向けたサキュバスの姿を確認する。

「ま、ッへ❤︎ ま、まひッさ……❤︎ 待ちな、ッひゃひぃ❤︎」

『……あらぁ? 変身ヒロインってそんなに丈夫?』

 肩越しにドロップを振り返り、サキュバスは少し眉を持ち上げた。

 壁に貼り付けられた全身ぺたんこヒロインフェアリードロップ。

 無駄勃起したチンポはびっくびっくと無意味に震えるばかりで何をすることもできそうにない。

 だが、フェアリードロップのその目には、まだ闘志と呼べる光があった。

『まだ搾り残っていたのかしらぁ❤︎』

「ふ、ンひょッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ くぉお゛〜〜〜チンポきッぐ、ン、ぐぅうぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 サキュバスの黒い尻尾がチンポを締め付ける。

 くちょくちょと扱けばドロップはたちまちピンクの悲鳴を上げてしまう。

「ふン゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぐぐぐぐぐふンぬ゛う゛〜〜〜がま゛ん゛ッ❤︎❤︎❤︎ まりゃ❤︎ がばン゛んッ❤︎❤︎❤︎」

 しかし、今度はドロップも譲らない。

 唇を噛み締めながらサキュバスの尻尾コキに抵抗する。

『なんでぇ……?』

 『なんで我慢するの?』そう聞こうとしたサキュバスの目の前に、二つの光が灯った。

「我慢ッ❤︎❤︎❤︎ コイツごと……ぶっ飛ばすまでがまン゛ッ!」

 輝いているのはドロップの胸元。

 ただでさえ膨らんでいないのに、余計に平べったく整形された哀れな乳房。

 その先端が『むくり』と勃ち上がる。

むぐぐ……❤︎ ビンッ❤︎ ビンッ❤︎ びんびんびんびんッ❤︎❤︎❤︎

 平坦だったドロップが唯一持っている突起……敏感乳首だ。

 平面化の力に争い、乳輪がお椀型に膨らんでいく。

 ドロップの唸りに応えるように、ピン勃起乳首がみるみる伸びていく。

「むふッ❤︎❤︎❤︎ ふーッ❤︎ ぶふぅ゛ーッ❤︎❤︎❤︎ みッみとめるわッ❤︎ アタシじゃ❤︎ アンタにかてない゛ぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎」

 ドロップが悔しげに吐き出す。

 乳頭の先端に青い輝きが増していく。

 チンポはとっくの昔に空っぽ。

 今も尻尾にじゅこじゅこ虐められているものの、一滴だってザーメンは出てこない。

 だが、乳首なら。

 母乳体質なドロップの乳首になら、エナジーはまだ残っていた。

 満身創痍な今、僅かに残った力をドロップがどう使うのかは想像に難くないだろう。

「アタシごと、アンタごとッ! プラント……全部ぶッ潰すぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ン……ッくぉおおぉおおぉおおぉおぉお゛❤︎❤︎❤︎」

びん❤︎ びんびんびんびぎぎぎッ❤︎❤︎❤︎ むぎッむぎむぎぃ❤︎❤︎❤︎

 ドロップの乳首はわかりやすい弱点であり、最大の武器でもある。

 絶頂という代償を払った上でだが、一度だけ最高火力を誇る「砲身」と成る。

 全てのエナジーを二つの乳首に集約し、全てを破壊する光線として撃ち出すのだ。

 その名は正義の鉄杭(ジャスティス・パイル)。

 フェアリードロップ捨て身の必殺技。

「くらィなさい゛ッ❤︎❤︎❤︎ 正義の(ジャスティス)……ぱッ!、っ?」

 極限の快楽、集中、抵抗が、ドロップの感覚を加速させる。

 今まさに光線(チクビーム)を撃ち出さんと膨れ上がった乳頭に近付くモノを認識する。

 文字通り、光の速度で飛び出していく光線よりも速く動いた、黒いナニカをドロップの目は追いかけた。

 左右に一本ずつ、そのナニカはドロップに伸びてくる。

 そして、煌々と輝くドロップの乳首を、

ちゅぼ❤︎❤︎❤︎

ぱッぼン❤︎❤︎❤︎

 乳輪ごと一息に飲み込んだ。

「お゜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 パチンと音がした。

 外で鳴った音ではなく、ドロップのナカで何かが弾けた音だった。

 集中力、我慢の意志、瞳に灯っていた最後の正義。

 正義のヒロインからサキュバスエナジータンクにジョブチェンジしかけていた今、辛うじてフェアリードロップがヒロインたりえた一本線が、音を立てて断裂した。

じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶッ❤︎❤︎❤︎ ぬぼぼぼぼッ❤︎❤︎❤︎

ぼぶじゅ❤︎❤︎❤︎ じゅッごじゅッごじゅッごじゅッご❤︎❤︎❤︎

 黒いナニカが乳首をこねる。

 内側にびっしり生えた繊毛が、コロコロと硬い凹凸が、微細に震えて乳頭をアクメに引き上げる。

 蓄積していたエナジーを「寄越せ」とばかりに責め立てる。

「こッ❤︎❤︎❤︎ ヒュ❤︎❤︎❤︎ お゛、まッ❤︎ ん❤︎ ん゛ッ❤︎❤︎❤︎ ん……❤︎❤︎❤︎」

 糸の切れたドロップがそんな責めに耐えられると思うだろうか。

「ん゛ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ おおおおおおおぉおぉおぉおぉぉおおぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ほおぉおぉおおぉおぉぉおおおぉおお゛お゛お゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぶッびィいぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

 絶叫と共に乳首から発射したのは必殺の光線などではない。

 乳首こねに敗北したザコドロップが吐き出す母乳という名の白旗だ。

『すごぉい❤︎ ぺたんこだからノーマークだったケド……ソコもエナジー出せるのね❤︎』

 振り返ったポーズのまま、サキュバスが牙を見せた。

 艶かしい彼女の背中、その腰元から黒いソレは伸びていた。

 変形させたサキュバスの羽だ。

 本来の飛行用途の他、第二の腕として精密な作業の補助も行える優れた器官。

 例えば、触手のように変形させて、ドロップのデカ乳首を虐め倒すなど簡単なことだ。

『ああッ❤︎ コッチは甘くって質が良さそうねぇ❤︎ チンポエナジーとは別に、リッチエナジーとして売るのもアリ、かもッ❤︎』

 敵に背を向けて話すなど侮辱も極まれりといった態度である。

 だが、サキュバスとドロップの間には、そんな侮辱的態度を悠々ととれるだけの格差があった。

じゅぽッ❤︎❤︎❤︎ ジュッポジュッポジュッポジュッポジュッポジュッポジュッポ❤︎❤︎❤︎

ぼッびびゅぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぅ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

「ぬぎぎぎぎぎッぎぎょぼぉオォオォオォオっ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ イぎゅ❤︎❤︎❤︎ ヂクビしゅわへり゛ゅ゛うぅうぅうぅう゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 ぺたんこドロップにそそり立つ第二第三の突起、デカ乳首。

 無様ながらも最後の砦であったソレは、たちまちのうち第一の突起(チンポ)同様サキュバスがエナジーを搾り取るだけの蛇口と化す。

 サキュバスに屈してはいけないとかき集めた力の全てが、サキュバスの喉を潤す上質なデザートとして貪られる。

『ちっぱいでもおっぱいだもんね❤︎ こうやって❤︎ ほらちゅぽちゅぽ❤︎ 搾乳スタイルでいただこっかなぁ❤︎』

 サキュバスは羽を操作して乳首を扱きあげる。

 乳輪から丸々咥え込み、牛の乳搾りをする容量でじゅぽんじゅぽんと強力な吸引をする。

じゅッぼん❤︎❤︎❤︎

ぼびゅびゅびゅ❤︎❤︎❤︎

「にお゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

に゛ぢゅッ❤︎❤︎❤︎ に゛ぢゅッ❤︎❤︎❤︎ ばッぢゅぅん❤︎❤︎❤︎

びゅぶぶぶ❤︎❤︎❤︎ ぶびッびぃ〜〜〜❤︎❤︎❤︎

「う゛❤︎❤︎❤︎ ぬ゛ゥッ❤︎❤︎❤︎ ふぅお゛ッ❤︎❤︎❤︎」

『あ、そっか❤︎ 片っぽずつちゅぽちゅぽした方がいっぱいアクメできるのか❤︎』

じゅっぼじゅっぼじゅっぼじゅっぼ❤︎❤︎❤︎

びゅぶぶぶッ❤︎❤︎❤︎ びゅッびゅッびゅッ❤︎❤︎❤︎ びゅるるるるぅん❤︎❤︎❤︎

びゅーーーッ❤︎❤︎❤︎ どぶッぼ❤︎❤︎❤︎ ぼぶっ❤︎❤︎❤︎ どッぼぶぶぶぶぶぅ〜〜〜❤︎❤︎❤︎

「く❤︎❤︎❤︎ きッ❤︎❤︎❤︎ ひーッ❤︎❤︎❤︎ に゛ィッ❤︎❤︎❤︎ ギュい゛❤︎❤︎❤︎ ぐぢィぃぃいぃいいぃぃいぃ゛い゛ぃ゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 チンポは一本、乳首は二本。

 ドロップに降りかかる快楽は、倍では済まない。

『さ、そろそろコッチも元気になってきた? トリプルでいただこうかしら❤︎』

 追い討ちをかけるサキュバスは膨れたキンタマを握りしめる。

 見立て通り復活し始めていたキンタマは、サキュバスにマゾ握りをされてビクンと跳ねた。

 尻尾でシコられていたチンポも同様だ。

 鈴口から我慢汁を溢れさせて震えている。

『うぅん❤︎ すッごいエナジータンクをゲットしたのカモ☆ ドロップちゃんみたいなコと出会えて幸せよぉ❤︎』

 サキュバスは笑う。

 すっかり反抗の炎が消えたドロップの顔へと優しくキスをする。

「くぴィッ❤︎❤︎❤︎」

 ドロップは跳ね、頬に刻まれる淫紋快楽に三突起をビクつかせた。

『これからずっとずっと、ずぅ〜〜〜っと❤︎ 一緒にこのプラントを盛り上げてイきましょうねぇ❤︎』

 奴隷淫紋を頬に刻み、サキュバスは羽と尻尾に魔力を込めた。

「ぉあ゛❤︎❤︎❤︎ あ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ぎ、ぐぅびびびびびッ❤︎❤︎❤︎ びぎょォおおおぉおぉおおおぉおーーーーーーオォオォオオオ゛オ゛オ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぼッぶびィイィィィィィィィィィッ❤︎❤︎❤︎

びゅぶぶぶぶぶぶぶッ❤︎❤︎❤︎

どぶどぶどぶどぶどぶんッ❤︎❤︎❤︎

 全く同時に突起アクメを3連打。

 変身ヒロインもとい、エナジータンクドロップの元気な返事はプラント内を何度も何度も反響するのだった。



『はぁ〜い皆様押さないで❤︎ 写真はお一人三枚まででお願いしまぁす❤︎』

 ある日の昼下がり、街の一角に人だかりが出来上がっていた。

 誰もが手にカメラを起動し、人だかりの中心に向けてレンズを構えている。

「んぉ゛❤︎❤︎❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ キンタマ充填かんりょォ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ オチンポエナジー回収ねがヒまァッヒュ❤︎❤︎❤︎」

『お、了解りょうか〜い❤︎ 皆様ムービーチャンスですよ❤︎ 我が者が誇る新たなエネルギーをカメラにしっかり焼き付けてくださぁ〜い❤︎』

 輪の中心にいるのはスーツ姿のサキュバス。

 ビジネススタイルに決めた上で、胸元の縦割れ乳谷やむっちぎちの太ももが強調されるのは流石サキュバスだ。

 そして『もう一つ』は、彼女が持ってきたエナジータンク。

 巨大な額縁に入れられた平面ボディの少女だった。

 平面でありながら、写真やイラスト、映像などではない。

 そこに紙のようにぺちゃんこになった少女が飾られているのだ。

 その名はフェアリードロップ。

 誰もがよく知るえっちな少女ヒロイン。

 誰もがよく知る、数日前に忽然と姿を消したヒロイン。

 そんなドロップが絵画のように額縁に収められてアヘっていた。

 かつての誇り高き戦士であったドロップとは真逆の、舌を垂れ回しアクメを媚びる蕩け顔で存在していた。

 題名を付けるのならば『おマヌケエロうさぎ』と言ったところだろうか。

 蹲踞の姿勢で股間を大きく曝け出し、男たちが思わず息を呑む巨大キンタマと極太チンポかそこから立体的に飛び出している。

 両手は頭の上でピースサイン、まるでうさぎの耳のように。

 貧相な胸元には、フェアリードロップお馴染みのぷっくりお椀乳輪とソーセージ乳首がこれまたびィん❤︎❤︎❤︎ と飛び出している。

「ありゃぁ〜とッ❤︎ アヒャ❤︎ ありゃぁあああとォッ❤︎❤︎❤︎ ぢッくびぃ❤︎❤︎❤︎ ぢくびィも充へンかんりょッ❤︎❤︎❤︎ はやくッ❤︎ はやくヌキヌキしへくだひゃぃい゛っ❤︎❤︎❤︎」

『あらあら欲しがりなエナジータンクね❤︎ 三つ同時イきしたいんだぁ❤︎』

 平面な世界からドロップは叫ぶ。

 滅茶苦茶な喘ぎが含まれていることを除けば、まるで工場の業務連絡かのようだ。

 勃起チンポと巨大乳首をぶるッぶるッ❤︎ とマゾアピールし、サキュバスに「エナジーの回収」とやらを要求する。

『先程もご説明しましたが、只今こちらのエナジータンクは視界を封じております❤︎ ですが『ちょっとした手違いで』、チンポと乳首同時回収を行いますと封じが解除される状態でして❤︎』

 サキュバスの持って回したような説明に人々は笑う。

 ドロップ一体だけが何も知らず「あらぁとッ❤︎ ありゃぁとッ❤︎」「はやくッ❤︎ はやくヌキヌキッ❤︎ チンポヌきぃッ」「ヂクビくるひィ〜ッ❤︎ ミルクしぼッへぇ❤︎」と狂ったように喚き立てている。

 一体どんな事が生じれば、あの正義感あふれるエロヒロインがただのエロ肉に堕ちるのというのか。

 それ程までに額縁の少女は無様に悦楽を求めていた。

『解除された直後、酷く取り乱すかもしれませんのでご了承ください……それも踏まえて、我が社のエナジー回収工程をご覧くださいませ❤︎』

 サキュバスは恭しく頭を下げた。

 そして魔力のこもった指でドロップの頬を突く。

 淫紋と指とが触れ合うと、ドロップは「はひゃッ❤︎❤︎❤︎」と嬉しそうに喘いだ。

「きょほッ❤︎ きょかッ❤︎ イただきありがひょォございまぁッす❤︎ デカチンポエナジータンク解放ッ❤︎ マゾヂクビエナジータンク解放ッ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ アクメ大好きフェアリードロップっ❤︎❤︎❤︎ イまからぜんぢンアクメひまヒュっ❤︎❤︎❤︎ せぇぎのエナジぃぼびゅぼびゅマゾ搾りされンのだいヒュぎれぇ゛じゅ❤︎ ッう❤︎ ッう❤︎ ドロップのてんひょぐッでぇ〜〜〜っじゅ❤︎❤︎❤︎」

 サキュバスが『上手に言えるでしょう? 仕込んだんです❤︎』と皆にささやく。

 また少し笑いが起きていた。

 サキュバスももう一度笑い、額縁に付属する装置を起動した。

 張り詰めたチンポに、我慢ミルクを滴らせる乳首に、無骨なポンプが装着される。

 そして、同時に額縁のブラインド機能が停止した。

「ひッ❤︎ ひッ❤︎ ひッひッひッ❤︎ くりゅ、くりゅぅッ❤︎ く、く……?」

 迫る絶頂に呼吸を早めていたドロップ。

 だが次第に広がっていく視界に間抜けな顔を浮かべて停止した。

 ぱち、ぱちと目が二度開閉する。

 そこに広がっているのはいつもの無機質なプラントの景色ではない。

 下品な笑顔を浮かべた男たちが大量のカメラをこちらに向ける、昼下がりの街のど真ん中。

「……ッ? っ? ッ!」

 数秒間を置いて、ドロップは全てを理解した。

 自分がどんな状況にあるのか。

 自分が今さっき、どんな言葉を口走っていたのか。

 そして、自分がこれからどんな目に遭うのか。

「まッ! ちが」

 咄嗟に出た、出かかった言葉。

 それが限界だった。

ぶるん❤︎❤︎❤︎ どるんどるんどるどるどるどるどるるるるん❤︎❤︎❤︎

「ぶぉ゛❤︎❤︎❤︎ ぐっびぎょぉお゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 エナジーポンプが動き出し、乳首とチンポを責め始める。

 ヒロインではなくタンクとなったドロップに、ポンプの吸引を止める権利はない。

 争う力も、ない。

ぶぃいぃいぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎

「くッぴぎいぃいぃいぃいいぃいいぃぃい゛い゛い゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぶぼ❤︎❤︎❤︎ ぼびゅるるるるるるるるるぅ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎

 弁解も言い訳も白紙に戻す、壮絶な絶頂。

 一瞬でポンプ内を真っ白に染める射精と射乳。

 先の宣言通り、フェアリードロップという存在が完全にエナジータンクに堕ちたことを証明した瞬間だった。

「あぎッ❤︎❤︎❤︎ ぬぎぎょォオォオォオオォオオォオォ゛オ゛オ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ びる゛だッ❤︎❤︎❤︎ びぅッ❤︎❤︎❤︎ ンに゛ぃいぃいいイぐゥウウゥウウゥウッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

 頭の中は真っ白だ。

 ザーメンと同じ、ミルクと同じ真っ白だ。

 数週間にわたって教え込まれたエナジータンクとしての本能に争うことなどできやしない。

 サキュバスとドロップだけの間に存在していた「フェアリードロップ=デカチンポデカチクビのマゾエナジータンク」という図式が、みるみる社会に定着していく。

 動画を通じネットを通じ、全世界に広がり沈着していく。

『あ、本日はプロモーションですので動画拡散は無料でぇ〜す❤︎ 我が社の公式ハッシュタグもご利用くださぁ〜い❤︎』

 サキュバスがその拡散を後押しし、余計にドロップの恥辱は盤石なものとなる。


 フェアリードロップという変身ヒロインの存在は、数週間前の敗北で完全に消失していた。

 そしてこの瞬間、フェアリードロップという惨めな生エナジータンクが新たにこの世界に誕生したのだ。

「ぢがッ❤︎❤︎❤︎ ぢがぎゅぅうぅうぅう゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ あだじぃッ❤︎ ひろ゛ッ❤︎❤︎❤︎ ンぉ゛❤︎❤︎❤︎ イぐ❤︎❤︎❤︎ でッがい゛ヂンポイぎじま゛りゅぅうぅうぅううぅ゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

ぼびゅぼびゅぼびゅッ❤︎❤︎❤︎ どッッッぶびィい゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎

 ヒロインとしての弁明がタンクとしての本能に負ける。

 どんな粗末なマイクにだって鮮明に残る大声で、エナジータンクフェアリードロップは自らの人生終了(チンポアクメ)を宣言し果てるのだった。


Comments

エックス

とっても素晴らしいです! 今回もめちゃくちゃエッチでしたね…… 今回は平たい乳首のままで……やっぱりダメだったか〜!wwwみたいな楽しみもあってよかったですねw 何処までも頑張るフェアリードロップの健気さは良いものでした…

さざんか

ありがとうございます! 普段より更に真っ平らにされてなお、むきむき勃起するのがドロップ乳首!恒例行事のように楽しんでください笑 限界まで折れず、折れなかった結果余計に状況を悪くするドロップ良いですよね……

Anonymous

珍しくドロップの強さが垣間見える展開と思いきやいつも以上に情けない負け方で興奮しました!! ミルクサーバーにされるところで終わらず公開処刑までするの容赦なさすぎて最高ですね…

さざんか

ありがとうございます! ドロップがキめようとする姿は最大の無様に向けての布石になるのです! 徹底的に辱めるのがウチの流儀でしてね……ふへへ