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 淫魔の杖、という都市伝説を知っているだろうか。

 変態趣味に傾倒した錬金術師が編み出した技術の賜物。

 一振りでどんな変態行為でも好きなように操れる、素敵で無敵なエログッズ。


 時代は科学を柱に添えた非オカルト社会。

 しかしその裏では怪人たちが己の欲望を満たす為、怪しげな技を用いて暴れていた。

 錬金術師はそんな連中に紛れ込み、変態アイテムを作り続けているらしい...。



「さあ、もう逃げられないわよッ、そこのおっさん! おちんぽ棒だか何だか知らないけど、とっととこっちによこしなさいッ! コレを元に戻してくれるって言うのなら、ブッ飛ばすのはやめてあげるわよ?」


 闇夜に響く、元気で溌剌とした少女の声。

 街灯もない寂れた公園に、声の主人である女の子が立っていた。

 不思議な少女の肉体は、闇の中にくっきりと浮かび上がって見える。

 ライトアップされてもいないのに、金髪ツインテールはチラチラと光の粒を振りまいた。

 ぴったりと少女の身体に張り付いたボディスーツは、空の色を全て抜き取ってきたかのように鮮やかなスカイブルーに輝いていた。

 右手に携えた白銀のレイピアを唸らせ、目の前にへたり込んだ男へと突き付けた。

 正義の変身ヒロイン、フェアリードロップその人だ。


「く、くそっ、くそッ! 何だよこれ...本物の淫魔の杖じゃねえのかよぉッ!」


 鋭い瞳を刺し向けるのは、古びた小枝のようなものを構えた中年オヤジ。

 ヨレたスーツとはミスマッチなそれを、震える手で握り締めていた。

 シミひとつなく、どこまでも真っ直ぐなドロップのレイピアと比べると、棒のお粗末さがよく分かる。

 全体としておどろおどろしい模様が張り付き、節々に不格好な凸凹が浮かんでいる。

 細い見た目は繊細と言うより単にお粗末。

 何をして彼がこんな棒きれを構えているのか、ドロップのような正義のヒロインに追いかけられることになっているのか?

 その答えは、ドロップの股間に勃っていた。


「いーえッ、そいつは間違いなく淫魔の杖よッ! だってわたしに...ッ、こんなおチンポを生やさせやがったんですからねぇえッ!」


 ビシィ! とドロップはソレを指差した。

 フェアリードロップのコスチュームと言えば、薄い柔軟なスーツが有名だ。

 近距離での戦闘を得意とする少女にとって、肌に触れるあらゆる感覚が勝利への鍵となる。

 その為、ドロップの貧相なつるぺたボディを見事に浮き上がらせるような極薄スーツを身に纏っているのだ。


 動きを阻害せず、周囲の情報を感じのがさせないことがスーツの利点だとすれば、全裸同然にまで隙間なく肌に吸い付いている事自体が欠点である。

 戦うヒロイン達の大敵、変態趣味のエロ怪人から受けた身体的影響を、モロに晒してしまうのだ。

 限界までケツアナをほじくられまくれば、その青いスーツをパツパツに張り詰めさせてボテ腹を晒してしまう。

 クリトリスを集中的に虐められれば、フル発起したデカクリをスーツに擦り付けながら戦わねばならない。

 現にこのフェアリードロップ、弱点であるでかでか乳首がスーツからくっきりと浮き上がっていることで名を馳せるヒロインだ。

 元より大きめだったソレを弄られ開発され改造され尽くし、今や常時勃起状態の変態乳首となったドロップの象徴。

 そこらを歩くだけで、ぷるんぷりんと元気に揺れる敏感乳首。

 勇ましい青き鎧だが、そんな負の象徴を隠すことはできていないのだ。


 暗闇に立つドロップを見ても、カチカチと勃起しきった元気な乳首ははっきりと見えた。

 だが、それだけではなかった。


 長々と語ったが要するにコレ。

 今のドロップのシルエットには、乳首なんて目じゃないような、圧倒的存在感を示すデカチンポがそびえ勃っていた。


 オヤジに突き付けたレイピア同様、ピンと前を向き、亀頭をオヤジへと向けている。

 直径はドロップの腕ほどはあり、細身なドロップにはアンバランスな突起だった。

 スーツごしに浮き立つ血管が脈動し、僅かに凹んだ鈴口が震える。

 作り物ではなく、正真正銘ドロップの股間から生えているのだ。

 股間にぶら下がっているのは一対の大きなキンタマ。

 あまりのサイズにドロップの両足を押し除けており、可哀想にも少女は若干のガニ股を強制されていた。


 小さすぎるおっぱいと強気な姿勢で忘れがちになるが、フェアリードロップは女の子。

 デカチンポもキンタマも、本来あるはずのないものだ。


 それもこれも、中年オヤジの手にした棒きれが原因だった。

 ただの汚い棒でなはなく、現存する都市伝説、淫魔の杖であるという逃さぬ証だ。


「ええ、ええッ! このフェアリードロップに不意打ちしやがったあんたの勇気は褒めてあげようじゃないッ! でもね‥‥‥それがこんなモンを生やすだけってのが納得いかないのよッ! わたしに勝負を挑むってのなら、もっとマシな攻撃はできなかったの!?」

「し、仕方ないだろうッ! こんなちんちんを生やすだけだなんて言われていなかったんだよぉ! お、俺だってもっと凄い効果を期待していたんだぁ! 絶対にヒロインを再起不能にできるって聞いて‥‥‥に、20万も払ったんだぞぉッ!」


 怒り心頭のフェアリードロップに対し、オヤジも開き直って叫び返す。

 どうやら怪しい誘いに乗せられ、大金はたいてこの杖を手に入れたようだ。

 だが、残念ながらこの杖に付与された効果は「少女にチンポを生やさせる」のみ。

 それだけでも十分に不可思議で怪しさ満点の物品ではあるのだが、危険・脅威と騒ぐ程ではない。


「くそくそっ! こ、こうか、こうすりゃいいのか...ッ!」


 オヤジ滅茶苦茶に棒きれを振ると、奇怪な模様が光り、杖の先に幾何学的な魔法陣が浮かび上がった。

 同時にドロップの股間にも陣が浮かぶ。

 デカチンポを囲むように生み出される魔法陣だが、特に何を起こす事もなく、そのまま消えていく。

 また杖を振れば魔法陣、また振れば魔法陣。

 何度やってもどう振っても、浮かぶ魔法陣が現象を巻き起こすことはない。

 ただただフェアリードロップのチンポをチラチラ照らすだけだった。

 何の意味があるのか、魔法陣が無駄にカラフルに光る事だけがそこにある違いだった。


 勿論、当のチンポ主であるドロップも何も感じない。

 雄々しくそそり勃ったチンポは敏感でこそあった。

 だが、魔法陣が触れたからどうなる、という事もない。

 様々な色に照らされる自分のペニスを眺めるのはどんな気分なのだろう。

 ドロップの軽蔑の瞳からは、ろくな感情でないことは間違いない。


 汗をかきかき杖を振るおっさんと、やたらめったら輝き続けるデカチンポ。

 それを冷めた目で見下ろすドロップと言う、コミカルな絵面がそこには展開されていた。


「もう...いいって、のッ!」

「くそっくそっ、く...ぶぎゃうッ!」


 諦め悪く杖を使い続ける男の頬に、ドロップの足がめり込んだ。

 男は情けない悲鳴と共に1メートルほど後方に転がっていく。

 全身土埃に塗れたところで転がるのを止める。

 仰向けに体を横たえたオヤジは目を回していた。


 ドロップは杖を拾い上げる。

 試しに自分のチンポに振ってみるが、結果は同じだ。

 魔法陣がチンポに現れ、そして消えるだけ。

 デカチンポがどうにかなる事も、消えて元どおりになることもない。


「はぁ...ま、おチンポを戻す方法はまた探しましょッ! ワケわからない杖を一般人に売り捌くのは本当、勘弁して欲しいわね。なんかすっごい疲れたわぁ…」


 杖を放り投げ、落下に合わせてレイピアを振るう。

 瞬き一つの間に、杖は見事に四分割された。


 そして一つため息をつくと、ドロップにしては珍しく気怠げに伸びをして公園を後にする。

 後には頬に靴跡をつけてノビる男が1人、残されるだけだった。



「ん゛ぉッ❤︎❤︎❤︎ お゛ッほひひひひいいぃいぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎ でうッ❤︎ でりゅぅうううぅううぅうぅう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


どぼぼぼッ❤︎❤︎❤︎ ぼびゅるるるるるるるるるるッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎


 地面に転げたスマートフォンが、液晶画面の耐久的に怪しい音を立てた。

 だがドロップにはそれに驚く暇も、スマフォを拾い上げる余裕も、そればかりかこみ上げる声を押さえ込む間もなかった。


 なにが起きたのかも分からず、ドロップは突如としてマグマの如く煮えたぎり出した己のデカチンポを見下ろした。

 ガッチガチに勃起したデカチンポからはドロドロに熱された絶頂の残穢が染み出し、肉体へと広がっていく。

 口を無様に広げた鈴口からは、白濁汁がぴゅるぴゅると吹き出している途中だった。

 白いソレが尿道を駆け上がるだけで、ドロップは肺を潰すほどに声を吐き出してしまう。


 地面には今し方吹き出したばかりのザーメンが白い水溜りを形成していた。

 白い溜まりからは、まだほかほかと湯気が立ち昇り、鼻が曲がりそうな青臭さを辺りに広げている。

 白く塗りつぶされた脳で、ドロップは確信する。


「な゛ッ❤︎ どぉじで‥‥‥ッ❤︎ なんでわたじ、しゃ、しゃせぇした、のぉ‥‥‥?」


 フェアリードロップはたった今、道端で人の目も気にせず、デカチンポをぶるぶる震わせて特大の射精アクメをキめ込んだのだ。


 往来の多いこの場所は、フェアリードロップのパトロールエリアの一つ。

 ぴっちりスーツな彼女がその辺に居たところで(表に出すほど)おかしな反応をする住民はいない。

 ぷらぷらとぶっとい竿を揺らして歩いていたとしても‥‥‥だ。


 だが、そんなぴっちりスーツ少女が、ぶら下げたデカチンポをフル勃起させてザーメンをぶち撒けたとなればそうも言っていられない。

 誰もが驚き立ち止まり、白目を向いて震えるドロップを凝視した。

 中には素早く録画機材を取り出して、ドロップの無様記録に努める猛者も10人に5‥‥‥いや6人程はいた。


「は❤︎ な、なん、でよ‥‥‥ッ❤︎ 怪人も、いないしィッ❤︎ べ、別にオナってもいないんだけどぉッ!? どぉなってンのッ!」


 当然ながら、この狂気の行動はフェアリードロップ自身の意思によるものではない。

 ぴっちりコンドームスーツなんて着ておいて、ドロップは結構な恥ずかしがりだ。

 普段は意地を張っているものの、露出行為にも等しいこのスーツは少なからず少女の羞恥心をくすぐり続ける要因となっている。

 そんなドロップがあえての野外露出‥‥‥あまつさえオナニーなどはありえない。

 他の何か、外的要因でもない限り。


「あッ! ま、まさか昨日のナントカの杖‥‥‥ッあいつがなにきゃッほぉおおぉお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎ うッうひょぉッ❤︎ ま、まだでる゛のぉお゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 昨夜ブチのめしたおっさんと、ブチ折ってやったた怪しい杖。

 その記憶が蘇ったドロップに、再び急激な劣情がこみ上げる。

 ふつふつぐつぐつとキンタマに熱が湧き上がり、一気にぎゅっと引き締まる。

 ひとりでに勃起し始めたデカチンポが、ドロップのへそより高くに頭をもたげ、スーツにフィットさせた亀頭を膨らませる。

 ドロップの身体はひとりでにガニ股ポーズへと移行して、震えるデカチンポを焦らすように揺らし始めた。

 キンタマから白濁マグマが打ち出され、デカチンポを中からアクメさせながら駆け上がる。

 一度のアクメでゆるゆるになった尿道が、再びの快楽に抗う術は、なかった。


「おぎッぴぃいいぃいぃいぃいぃい゛い゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ でッりゅぅううぅうぅぅぅぅう゛ぉおおぉおおぉお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぶびゅうぅうぅうぅっぅううぅううぅうぅうっ❤︎❤︎❤︎ びゅッびゅッ❤︎❤︎❤︎ びゅるるるるるぅッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎


 無様なガニ股姿勢を揺らし、フェアリードロップは白濁液を噴き上げた。

 周りを囲む人々が、白い放物線を追いかけてカメラをずらす。

 巨大なキンタマに相応しく、凄まじい量のザーメンが道端に広がった。


 二度目のアクメ声を聞きつけて、更に多くの人々が集まってくる。

 ドロップの悲鳴は日常茶飯事、惨劇を記録に収めようとそのほとんどがカメラやスマフォを構えていた。


 ドロップの惨めなガニ股ポーズが次々と写真に収められていく。

 ザーメンまみれのデカチンポの揺れが、あらゆる角度で映像記録に残っていく。

 どっぴゅんアクメで歪んだアヘ顔が、そこにいる全ての人間の脳裏に焼きついていく。


「ほッ❤︎ ひッ❤︎ ほひッ❤︎ ほひひッ❤︎ わ、わかっりゃッ❤︎ あ、あのちゅえのこうか‥‥‥ッ❤︎❤︎❤︎ ん゛

お゛ひぃいぃい゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 三度の射精欲に呻き声を上げ、ドロップはその肉棒を睨みつけた。

 痺れる熱を吹き上げるデカチンポを囲むようにして、昨日あたりに見た記憶のある魔法陣が浮かび上がっていた。


「くッしょぉおッ❤︎❤︎❤︎ あ、あの杖‥‥‥『遅延効果』付きの魔法だったン゛ッ❤︎❤︎❤︎ だッほぉおおおぉおぉぉおぉぉお゛お゛お゛ぃいぃいぃいいグイグイグイグッぅううぅうぅううううぅぅうぅう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぶビューーーッ❤︎❤︎❤︎ ビュッ❤︎ ぶりゅッ❤︎ ぶびぃいぃいぃいッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎


 魔法陣がドロップチンポを包み込み、その瞬間キンタマが引き締まる。

 打金に弾き出されたマジカルザーメンは三度目だろうと量も勢いも変わらない。

 あまりの射出速度で自らの砲身をぶるんぶるんと暴れさせ、特大の絶叫を乗せて吹き上がる。


 「わあっ!」と子供たちのグループが笑った。

 遊園地にある噴水にでも見えたのだろう。

 それほど滑稽に、無様なアトラクションにしか見えないほど、フェアリードロップのザーメン吹き上げ芸は『極まって』いた。

 人だかりは増えるばかりでシャッターを切る音が途切れることはない。

 そしてドロップにその民衆を嗜める力など残っていない。


「ひィイっ❤︎ ふひぃッ❤︎ ん゛っぎィいッ❤︎ なんッかい‥‥‥ッ❤︎ わたッひぃ、『何回魔法受けた』ッけぇ‥‥‥?」


 フェアリードロップは、昨夜の珍劇を記憶の底から引き上げることに一生懸命だった。

 時間差をつけて強制的に射精絶頂をキめさせるいかれた魔法。

 ドロップは昨夜、その魔法陣を一体何度デカチンポに食らっていただろうか。

 そんなものはいちいち覚えていなかった。

 そも、数えておけるほど少ない回数ではなかった。

 あの男は何度も何度も、しつこいくらいに杖を振りまくっていた。

 そしてその分だけ、ドロップのチンポには魔法陣が刻まれ、未来の何処かの地点で爆発するようにと消えていったのだ。


 魔法陣が発動するタイミングが何なのかなど全くもって見当がつかない。

 陣の色や形に法則があったのかもしれないが、どんなものがあったかを確かめる術はない。

 杖は他でもないドロップ本人が切り刻んでしまったのだから。


 フェアリードロップはこれからの生活、いつ何時発現するかもわからない無様射精に幾度となく苛まれ、そして受け入れるしかない現実が半ば確定してしまったのだ。

 日がな一日、チンポが萎える瞬間など存在しないだろう。

 突如としてスカートを跳ね上げ、スーツをピチッと引っ張り、チンポはガチ勃起をかますのだ。

 ドロップは止められない。

 ガニ股にチンポを主張させ、無様なアヘ顔を披露して、大量のアクメ汁を吐き出すだけだ。

 誰が近くにいようと、何と戦っていようと関係ない。

 これから出会うあらゆる存在は、常にドロップの絶叫マジイキポーズを鑑賞できるチャンスがあるのだ。


「いッ‥‥‥嫌ッ! そんなの、ヒロイン活動どころかまともな生活がおかしくなっちゃうじゃないぃいッ!」


 これから待ち受ける生活に、ドロップは悲鳴をあげた。

 「自業自得」と白濁液まみれのチンポが揺れる。


「ど、どうにか魔法を解く方法を見つけなくちゃ‥‥‥ッ! 杖、杖を作ったヤツを見つけ出して魔法を解かせるっきゃない‥‥‥わ、ね‥‥‥?」


 往生際の悪いドロップへと、トドメの一撃が振り下ろされる。

 チンポが眩いたかと思えば、みっともなく長いその竿を埋め尽くさんばかりに魔法陣が出現する。

 どういった偶然か、幾つかの魔法陣の発動タイミングがぴったり一致していたのだろう。


「‥‥‥は?」


 ドロップの最後の言葉は、状況を理解できていないといった風だった。

 ある意味正しい反応と言えよう。

 魔法陣一つで乱れ狂って絶叫していたのに、今やチンポが見えないほどに魔法陣が重ね掛けされているのだから。

 脳が先に待つ地獄を理解放棄したとしてもおかしくはない。


 放棄しようとも地獄が来ることに違いはないのだが。


「うぎッ❤︎❤︎❤︎ ぎひょッほひひひひひひッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 ドロップはまた、ガニ股姿勢でチンポを揺する。

 デカチンポはぶるぶると振動し、これまでよりもさらに一回り、砲台を膨らませた。

 キンタマはぼぎゅっぼぎゅっとポンプ活動を活性化し、ザーメン製造に全力を注ぎ出す。

 魔術で編まれたザーメンは、ドロップに懺悔も後悔も謝罪も、させる暇を与えない。


「うぅぅう゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ひッきゅふうぅぅうぅ〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 もこもこもこ‥‥‥キンタマから押し出され尿道を拡張しながら登ってくる敗北の白旗。

 己が絶頂熱で既に限界じみた赤ら顔を浮かべるドロップ。

 パクつく鈴口の奥から、今日一番の洪水警報が鳴り響いた。


「ぶぎょッぼぉおぉおぉおぉおおおぉおおぉおぉおおお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ おぉッほうっ❤︎❤︎❤︎ ぐおぉおっ❤︎❤︎❤︎ おッ❤︎ ほびょッ❤︎❤︎❤︎ ぶぎょぉおぉぉおぉおぉおぉおおおぉおぉおおお゛お゛ぉ゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


  出しても出しても止まらない。

 イってもイっても、まだまだアクメは残っている。

 自らのザーメンで髪を真っ白に染め上げてもなお、チンポの放水アクメは止まらない。


 今日から始まるフェアリードロップの惨めなチンポアクメとの共同生活の開始アラームは、長々と30分、収まることはなかったようだった。

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