【ネタバレ】FGO「星間都市山脈オリュンポス」感想 (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-04-10 22:14:00
Imported:
2020-07
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先日、FGOの最新ストーリーが公開されました。
早い方はそろそろクリアされている頃でしょうか。
自分も例に漏れず、一気に読み進めて先程クリアいたしました。
今回はそんな最新ストーリー「星間都市山脈オリンポス」のネタバレを多量に含んだ感想記事になります。
FANBOXの投稿に何も新しいイラスト等がないのは申し訳ない限りです。
ただ、今回は往年のタマモファン、というかキャス狐キチにとっては
遂に遂に、ようやく触れてくれたエピソードがありまして
どうしても書き留めたくなってしまいました。
ネタバレに配慮するため、ここから一画面くらい空白を空けます。
最新ストーリーまで楽しんだタマモファンの皆様は
少しスクロールしてお付き合い頂けたら嬉しいです。
件のエピソードはオリュンポスの第11節でした。
グランドサーヴァントを召喚するために魔方陣を設置するエピソード。
その道中、唐突に現れたコヤンスカヤ。
そのままふざけた態度で、いつも通りの悪態を突き続けるコヤン。
今回は新しいコスプレはないのかな……と少し残念に思っていたら
話はどんどんと剣呑な雰囲気に。
時折見せる、獣の本性を思わせるこの顔すごく好き。
赤黒い霧煙、その中で響く不穏な言葉の数々。
そして満を持して……
きたーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
この瞬間、もうオリュンポスのメインストーリーなんて全て吹っ飛んで
唐突な展開にキャス狐キチ大歓喜ですよ!!!!
唐突に始まった人類悪『愛玩の獣』との戦闘。
呆気に取られつつも迷わずリタイア。
そして……
往年のキャス狐キチの夢!タマモフェスティバル開幕です!!!!
遂にオリジナル、キャット、シャーク、ヴィッチのナイン達が揃い踏みです!
「オリジナルとシャークって同一人物じゃ……」
なんて思ってしまったそこの貴方。とても正しいです。
でもキャス狐キチであるなら清濁併せ呑み
「そういうものなんだ」と楽しむ気持ちがとてもとても大事です。
そしてこの後、実際の戦闘なのですが……
この3人は恐ろしくシナジーが無いというか……
殆ど協調性が無いというか、むしろ絶無というか。
びっくりするくらい相性が悪いんですね。
流石、殺し殺され合うタマモナイン。
馴れ合うつもりなんて全く無いぜ。
こんなところでもしっかりと設定を生かしてくるなんて小憎らしい演出です。
でも普段の周回で一緒に使いづらいのは寂しい。
そんな不仲のせいであっさりと前衛が消えていくわけです……。
そんな不仲なタマモ達を差し置いて
最後はオリオンさんが決めてくれました。獣狩りと言えばこの方は外せません。
それにしても今回は全般的に殿オリオンさんが大活躍です。
クラス相性とか関係無く、バスタークリティカルで全てを粉砕してくれます。
ゼウス戦でもトドメを決めてくれたのはオリオンさんでした。
さすがグランドアーチャー、そのパワフルさは格好良すぎです。
話が逸れました。
オリジナルとシャークは早々に退場してしまいましたが
キャットだけは最後まで残ったのです!!
バーサーカーとはいえレベル100のフォウ2000。
宝具のHP回復や強化されたスキルの無敵で最後まで生き残り
コヤンのブレイクゲージを割りまくりました。
ナイン戦争を制したのはタマモキャット。
オリジナル共を蹴散らして真の良妻の座へと登り詰めました。かわいい。
ここまで書きながら一応調べ直したのですが
「猛獣特性」持ちのサーヴァントは
コヤンとの相性が良く設定されているみたいですね。
これも今回キャットが最後まで頑張れた要員の一つでしょうか。
そして攻略サイトを見る限りでは「愛玩の獣」は
神性特性だけで猛獣特性はなさそう……でしょうか?
そんな事を気にせずコヤンを屠ってしまったオリオン様には脱帽です。
戦闘終了後。本性を剥き出しにした顔とは別の、全く感情を見せない顔。好き。
感情も抑揚もない、今までに無い物言いで区切りを付けるコヤン様。
無感情パターンは本性パターンとはまた違った意味でゾクッとさせられますね。
大暴れしてスッキリしたコヤン様。
そしてまた次回、と勝手に幕を引いて消えていくコヤン様。
こんな感じのエピソードだったのですが…
遂にキャス狐、いや玉藻の前人類悪説に公式で触れてくれましたね!
キャス狐の大本といえば、それはつまり?というよく分からない神だったし
妲己じゃないと言うのに傾国云々のエピソードは散々盛り込んでくるし…
尻尾の数で強さが累乗で変わっていき九尾状態になるともう大変!!
なんて言われ続けてきたこの諸々の説を
遂に公式のストーリーで読める日が来るなんて!
往年のキャス狐キチとしてこの先が楽しみで楽しみでなりません。
欲を言えばコヤンスカヤではなく、オリジナルのキャス狐で
この辺のエピソードはやっとほしかったな、という思いもありました。
ただ、そのせいでキャス狐が嫌われたりしたら嫌だなぁ、とか
ここまで好きでい続けたキャス狐が
今になって九尾だ人類悪だ、みたいな扱いになるのもなんだかなぁ…
なんて相反する思いもあったのです。
ですから、この辺をタマモナインの一角を主軸にして拡げてくれるのは
往年のファンとしても納得というか、嬉しい気持ちでいっぱいです。
ただ、これで実際にアサシンとしてガチャからコヤン召喚できる日は
更に遠のいてしまった気もいたしますね……。そこだけは残念。
それでもこの先、どうやってこのエピソードを締めてくださるのが
その日が来るのを楽しみに待ちながら生きていけます。
次の6章でのコヤンさんは
異聞帯の霊墓アルビオンで更なる戦力拡充を狙うのでしょうか。
汎人類史にはいない怪物を集めて何をするのか今から楽しみですね!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
11節の感想はここまでになります。
もっともっと他の節にも語りたいことがあるのですが
あとは思いつくままの駄文を並べ続けているだけなので
この先は暇な方だけ、読み流して頂けましたら幸いです。
■アフロディーテとコヤンスカヤ
この2人の会話劇はとてもとても良かったですね!
最初は煽り合っていたのに変なところで意気投合してしまう。
アフロディーテが人類悪にも軽く触れたり、
コヤンが異星の神の使徒ではないと言ったり、
この後の展開が楽しみになるフラグがたくさん散りばめられていました。
この2人の会話は面白かったからもっと見たかったなぁ…。
アフロディーテはバトルグラフィックが真体しかなかったので
今後ガチャに実装される可能性がなさそうなのが寂しいですね。
カルデアのやさぐれ系女子との会話がとてもとても見たいキャラなのに。
特にカーマとは意気投合するか犬猿の仲になってほしかったです!
■ベリルとコヤンスカヤ
こんな嫌悪感丸出しにしながらも
ベリルとはビジネスライクに付き合うことにしたコヤン様。
6章で何をしでかすのか楽しみでなりません。
それにしてもベリルさん。
オリュンポスのCMが公開されてから「アゾりそう、絶対アゾる」と
沢山の方に言われていましたが
信じられないくらい盛大にアゾってきましたね。
まさかあんなに堂々と裏切るとは思っていなかったので本当にびっくり。
そのせいで他のクリプターまで敵に回しましたし…。
6章ではベリルだけでなくリンボも本腰入れて暴れてくれそうですね。
この2人の悪役がどれほどの悪逆を晒してくれるかも見所ですし
突き抜けた悪というのは魅力的、というか大変好きなので
この先のベリルの立ち回りもとても楽しみです。
できればトラウマになるレベルの、思わず目を背けたくなるくらいの
そんな胸糞悪い、酷い話が読めたら嬉しいです。
その後にはしっかりとやられてカタルシスを感じさせてくれるはず。
でもたまには純粋な悪が勝つ、そんな後味悪いパターンも良いですよね。
アニメのバビロンとか、近年希に見る大好きなEDでした。
周りを見るとあの終わり方は酷評ばかり目立つので言いづらいのですが
あの終わり方が本当に好きです。
正崎さんの子供もあそこから曲世の餌食になってしまうのかと
後味悪く思わせてくれる最高の締めでした。
ただ、原作版とは展開が違う?らしいのでそちらも読んでみたいです。
とてもとてもとても話が逸れました。
そしてコヤンさんは、可愛い顔しつつベリルとオリュンポスを去っていくのでした。
■キリシュタリア&カイニス戦
ここはタマモは関係ないのですが
キリ様の令呪が一画なくなっていたのが気になったので……。
これはアトランティスでディオスクロイにボロボロにやられたカイニスを
キリ様が令呪で救って、そのまま今回ストームボーダーまで行かせた……
という解釈で良いのでしょうか。
キリシュタリアはカイニスとカルデアを組ませようとしていましたし
今回は二人の絆を感じさせるエピソードが満載だったので
そんな理由で令呪が使われていたなら嬉しいな、というお話。
■キリシュタリア戦
絶対死なないパーティ「ちんたマーリン」
品の無い呼ばれ方をすることが多い組み合わせですがその安定性は抜群です。
自分の始皇帝は宝具1なのでフレンドさんの始皇帝をお借りしました。
キャス狐のブレイブチェインでとどめが刺したかったので
微妙なHPになるよう削っていました。
34ターンも掛かってしまっているのはご愛敬といいますか
キリシュタリアの通常攻撃でたまに全バフが剥がされるせいで
始皇帝のクリティカルパターンをクズされることが多く
妙に時間が掛かってしまいました。
それでも何も危なげない場面もなくクリアです。
時間は掛かりましたが、キリ様の宝具を何度も堪能できたので満足。
しかしキリ様は本当に良いキャラでしたね。
最初は鼻持ちならないキャラかと思っていたのに
ちゃんと年相応の青年だったというか……
あんなに泥臭い、人間臭いところを見てしまうと
今までの態度も何もかもが違って見えてきてしまいますね。
異星の神に課せられたキリシュタリアの試練のエピソードはとても印象的でした。
何度も地獄をくぐり抜けてきた、と過去のストーリーで読んだ記憶があるのですが
まさか何度も人理救済を成し遂げていたなんて。
他のクリプターとのコンビであんなに楽しそうにしていたのに
復活後は全部封印してしまうなんて……。
そんな彼の心情に思いを馳せると、ただただ、泣けました。
そんな中でデイビットとの試練エピソードが無かったのは気になります。
奈須きのこさんの何某かのインタビューで
「クリプターで人理救済を成し遂げられるのは、キリシュタリアとデイヴィットだけ」
と記載されていた気がするのですが
そうであればデイビットは一人で勝手に
異星の神の試練に打ち勝った……りしたのでしょうか。
南米の異聞帯でグランドバーサーカーを従えていたり
デイヴィット・ブルーブックを射殺(?)したり
それでいてインドの異聞帯にペペさんを助けに来たりと
謎多き魅力的なキャラですね。
まだまだ先ではありますが7章も今から楽しみです。
■カイニス戦
私がFGOで一番気に入っている、紅閻魔とキャス狐の組み合わせです。
3人目が今回は孔明ですが、蘭陵王入れることも多いです。
シナジー満載でとても楽しいです!
今回のカイニスは悪属性なので紅閻魔の特攻が入ります。
宝具撃つだけでゲージ1つ吹き飛ばせるのがとても楽しい戦闘でした。
最後も宝具でガッツを剥がして、ブレイブチェインで終了。
紅ちゃん可愛くて強い。
と、いい加減長くなりすぎてきましたのでこの辺で。
本当はオリュンポスの双子のことやゴルドルフ所長、カドックとラスプーチン、
キリ様とカイニス、機神達、Uオルガマリーに使徒に……と、その他の面々についても
沢山吐き出したいことがあるのですが
もうそこまで細かく書くと終わらない気がするので、ここまでにいたします。
取り留めのない駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました。
皆様の感想も何かの折にはお聞かせ頂けたら嬉しいです。
私もまだまだこの熱が冷めやらぬので
これから他の方の感想や考察を読みふけります。