【Skeb】また頂きにやってきた吸精鬼セラトさん(事後、二度射精し、文字なし、未使用表情、高画質差分 (Pixiv Fanbox)
Content
skebのご依頼を一件納品いたしました。
拙作「ぱい☆ずり2」から また頂きにやってきた吸精鬼セラトさん です。
以下、30枚ほど大きい画像が続きます。
■ここから未使用表情差分
「吸精鬼セラト」は
コミックアンリアルVol.27のカラーピンナップ
コミックアンリアルVol.28の巻頭カラーマンガ掲載を経て
拙作単行本「ぱい☆ずり2」に収録されている作品です。
一人暮らしの男性の元に夜な夜な気まぐれにやってきては
食事として無理やり精液だけを奪っていく怪異です。
経口摂取で体内に取り入れなければならないため口や胸しか使いません。
結果的に勝手にご奉仕して帰っていく天使みたいな子ですね。
よくある「サキュバス」ではなく「吸精鬼」なんて付けているところに
当時の自分のこましゃくれている感じが出ていて微笑ましいですね。
若いときの感性って素敵。顔から火が出る思いでいっぱいです。
今回描かせていただくにあたって
久しぶりに当時のデータを確認してまいりましたが
納品データのそれぞれのタイムスタンプが
2010年8月、10月となっていたことに驚きました。
え? 14年近く前……?
懐かしく思うとともに
時の流れの早さには驚くばかりです。
そして一緒に出てきたtxtファイルに残っていたキャラ設定の簡素ぶりにも驚きます。
・吸精鬼の女の子「セラトキラス・ビグランデュロサス」通称「セラト」
栄養として人間の男の精を摂取しなくてはならない
・黒基調のゴスロリ服、赤髪、赤目、八重歯
・大人びたお姉さん口調で喋る
彼女の設定が4行しかありません。
そのくせ本名は変に凝った響きにしているのがまた鼻につきますね。
若かりし自分のセンスに呆れ果てるばかりです。
そんな遅蒔きの中二病を再発していた時期のキャラではありますが
改めて彼女を描くことができて嬉しかったです。
気恥ずかしさのあまり昔の自分をくさしたりもしましたが
その分、楽しく好き勝手に勢いだけで創作を楽しんでいたな、と懐かしくもなりました。
年を経た今、創作にとってはどうでもよい常識と世間の目に囚われて
これは荒唐無稽だから没にしよう、やら
こんな都合の良い設定は気持ち悪い、などと考えてしまい
尖った設定を無駄に丸くしてばかりだな、と思わず自省した次第です。
これからは若い頃を思い出してもう少し冒険してみようかな。
この度のSkebリクエストにブースト、誠にありがとうございました。
懐かしのキャラを描く楽しさだけでなく
自身を顧みる機会をいただけてとても嬉しかったです。
エロには不要な裏話も綴ってしまいましたが
それはそれとして横に置いて
吸精鬼のわがままなパイズリを皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。