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最近というか、またですが

「どうやったら絵は上手くなりますか?」

とよく聞かれる。


私も大して上手く無い方なんだがw


結論を先に言うと、絵が上手くなりたいとか思っているうちは上手くならないです。


描いてりゃ上手くなる。

それが絵ですよ。


上手いこと描けないとか思い通りに描けないとか、技術的なことは大して問題じゃないです。絵が下手でも魅力的な絵を描く人はめちゃくちゃいます。

もし、上手い絵=素晴らしい絵と思っているのなら早く考えを改めた方が良いでしょう。


まぁ、そういう悩みを言う人は総じて、インプットが足りて無い。


他人の作品は見ているか?

展覧会や博物館に足しげく通っているか?

自分には無い知識や経験を他人に見せてもらってるか?または触れてるか?


大抵の人は、描けば上手くなると思ってます。

大きな間違いだ。


絵は料理と似ている。自分の作品を作り上げるものだ。どんだけ技術が上がろうが食材が無ければ料理が出来ないのと同じで、スッカラカンの自分の冷蔵庫の中にある食材で作品を作ろうが不味い料理しか出来ない。

お店に食材を買いに行かなければならないのだ。博物館や美術館、または他人から貰った知識や経験がそれに当たる。


大事なのは技術じゃなくて、自分の持ってる経験値だ。


かくいう私も、技術マニアだった。技術さえ上がれば素晴らしい作品が描けると信じて疑わなかった。

でも師匠に指摘されて間違いだと気がついてからはインプットマニアになった。

あとはアウトプットするだけ。


やり方ではなく、在り方


君はどんな人間なのか?

どんな生き方をしてきたのか?

君は何者なのか?


これはパブロ・ピカソがよく言ってた言葉だ。


君は、どんな人間なのか?


それを突き詰めることが、君らしい作品を作り上げる最短の道になるに違いない。


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