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飛耳長目という言葉を久しぶりに感じた。


飛耳長目…つまり、耳を飛ばし情報を集め長い目で物事を考えることが、人生にはいかに大切かという考え。

幕末の長州藩で数々の人材を生んだ、吉田松蔭が特に大事にした考えでもある。


情報下社会の今でも通じる考え方だ。

情報は身近にあるが、その情報の鮮度は高いものなのか否か。その見極めは大事。

スマホで調べれば出てくる情報は果たして正しいか?Wikipediaが良い例であんな誰が書いたかもわからない記事だが、信用する人は結構いたりする。

幕末で言えば、隣の長屋に住んでる物知りのオッサンに聞いてるようなもんだ。


吉田松蔭が掲げた飛耳長目はそんなレベルではなかった。この思想にとても影響された人物の一人に坂本龍馬がいる。


龍馬はひたすら様々な人に会い、意見を聞き回った。勝海舟を始め西郷隆盛、桂小五郎、松平春嶽、永井尚志などその道の一流の人達に会いまくった。討幕だの佐幕だの攘夷だ開国だと一つの思想に凝り固まってる人が多い中、龍馬は様々な思想の人達と交流を持っていた。

素直に凄すぎる。なかなか出来ることではない。


しかし坂本龍馬はこの飛耳長目を体現したからこそ船中八策や大政奉還などの当時誰も考えつかなかったような発想を、獲得するに至ったわけだ。


この思想と行動力は、今現代でも必要な能力だと私は思う。

やはり成功している人って何に対しても詳しいからね。先入観や身勝手な考えを捨てること。そして何より素直であることが重要だよね。


私も早く吉田松蔭や、坂本龍馬みたいな人間になれるように頑張らないとなー



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