柊雪音の場合⑰ (Pixiv Fanbox)

貞操帯によって操られた雪音の子宮は、もはや彼女の 情動を支配する第二の脳のような存在となり、雪音が男のことを想い 奉仕をするたびに抗うことができない絶望的な幸福感を 生み出し続ける。 この感情が貞操帯の電極が発する電気信号によって作り出された 偽りのものであることに雪音は気づき、必死になって男のことを 頭から振り払おうとすが、そのたびに子宮の奥が疼き 甘美な記憶にすり替えられた男との情事を 脳裏にイメージさせられてしまう。 自分自身の肉体の裏切りによって24時間、夢の中ですらも 調教を続けられた雪音の本能は、徐々に恋奴隷の状態から 男に全てを捧げる無償の愛こそが至上の喜びとなる愛奴へと 変化をしていく。 男を喜ばせ、男の遺伝子を残すことが自らの使命と 錯覚をさせられた雪音。 身体と本能が愛の鎖によって縛られ、もはや理性のみで抗うことは かなわず、苦悶の表情で男に性交をねだるのだった。