へたっぴ絵描き戦略① (Pixiv Fanbox)
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文章書くのはまぁまぁ好きなので、忘れないうちに絵描き戦略を書いておきます。
少しでも絵描き初心者の方に参考になれば良いと思います。
長文ですが、最後まで読んだ方は感想頂けると嬉しいです。
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・才能無くて絵を描いて生きて行きたいと思ってる初心者がやる事(その1)
「まずは絵描きとして負けない事を設計せよ」
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個人的に絵描きが食べて行くのに1番大事な事は「負けない事」を設計する事だ。
「負け」と「失敗」は違う。
絵描きの「負け」とは「絵を描かなくなる」又は「絵が描けない環境になる」事だ。
なので絵描き戦略としてやる事はノウハウ集めでは無く「自分にとって失敗しても負けない」状態とは何かを考える事。(これは人によって全然違うので、自分ではアドバイス出来ない)
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自分は「実家で絵を描かせて貰う」のがそれだった。
単純にバイトで「8時間×週5〜6日働く+3時間とか絵を描く」よりも実家で「2時間の家事と家族とのコミュニケーション+8時間絵を描く」方が良いに決まってる。
自分は実家に置いてもらえれば2〜3年は置いて貰えると思った。
「3年間負けないための設計」だ。
そしてその3年間で次の「負けない設計」をする。
絵描き初心者は「上手くなれば食っていける」と考えがちだが、「相当な技術力を持ってる絵描き」以外はこれを設計しないと「ギャンブル」になってしまう。(厳密に絵描きはギャンブルみたいなものだが、ギャンブルに負けても破産しない状態を作るのだ)
ギャンブルはギャンブルだが、打ち続ければ当たる確率は上がって行くので必然的にギャンブルで無くなる。
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後は描き続けるためのモチベーションコントロールも重要なのだが、ややこしくなるのでこちらは後で・・・(ちなみに自分の場合は岡田斗司夫とアニメ私塾の動画だった。)
話はズレたけど、この戦略は「学生の絵描き」と「社会人の絵描き」では戦略が違う。
学生の絵描きなら、「作品を発表(アウトプット)しながらちゃんと勉強して食っていける技術を身に付ける(インプット)」とか言えるけど「社会人の絵描き」は戦略が違う。
社会人の絵描きと学生の絵描きで1番違うのは「時間の持ち時間」だ。(これめっちゃ重要!)
社会人は必然的に「マネタイズ」が必要になってくる。
クリエイターにとって
お金(信用)=時間(絵を描く時間) である。
「学生が家に置いて貰えるのも信用に含む。」
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僕が絵で食っていきたいと思って始めたのは22歳だったと思う。
大学を中退してまずやった事は「絵を描く」事では無く「家族と仲良くなる」事だ。
普通はバイトで「お金稼ぎ」をしながらとか考えてしまうけど、僕は最初から「時間稼ぎ」をすると決めていた。
「時間稼ぎ」・・・自分の絵描き人生で最初から決めてた事だ。
それを元に「1年毎日絵を投稿出来なかったらやめるのと3年結果が出なかったら絵描きをやめる」という事を自分に課してた。
「何でも締め切りが大事」である。
「親に絵を描いて結果を報告して、絵を描いて生きていく事を許して貰う」というのが今までの自分の戦略だった。
「絵の上達」は描き始めた3〜4年は自分の目的では無い。
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自分には絵の才能は無いが、「東京に実家がある」という才能がある。
人それぞれ「才能」がある。
僕にとっての「才能」とは「漠然としたもの」では無く「凄く明確なもの」だ。
だから絵描き初心者は「絵の才能」では無くこういう「自分にしか無い才能」を考えるべきだ。
顔が良かったり、スタイルが良い女性や男性も絵描き戦略的な「才能」だ。
僕が上記の「才能」があったら家に置いてくれる彼氏、彼女を見付けて「絵を描く」という戦略にする。
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以上が初心者が最初に考えなければいけない内容である。
間違ってもめっちゃ絵が上手い初心者絵描き以外は「技術に逃げない」ようにして欲しい。
まずは間違っても良いから自分の戦略を立てるのだ。
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こんな感じで空き時間に書いて行こうと思います。
読んでくれてありがとうございます!