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大富豪やUNOがそんなにも楽しいのか。

――という話ではないのだろう。

教師の監視の目が光る中で、生徒だけで各々集まって普段と違う空気の中でなにかを競い合ったり、語り合ったり、笑い合うことが目的なのだ。ましてやここは沖縄。海のない県で育った生徒たちにとって、波の音を聞きながら過ごす夜というのは、めったにない経験で、テンションも終始上がり続けているに違いない。

それをわかってやれないほど年寄りになったつもりはなかった。だが、それを見過ごしてやるほど、甘い生活指導人生を送ってきたわけではなかった。

「自由時間は、残り三十分だ。いいな。最後のグループの風呂が終わったら即解散、就寝だ。返事はどうした」

廊下で見つけた生徒を並べ、俺は大げさに腰に手を当てて復唱を求めた。

清潔なホテルの廊下に似つかわしくない着古したジャージ姿で恫喝するように生徒に語る俺は、他の客から見れば随分と場違いなゴリラにでも見えるだろう。俺だってできることならば、昨日のように着心地の良いシャツで過ごしたかった。だが、こうして鍛え上げた筋肉に張り付くジャージ姿による威圧感が、生活指導である俺には必要なのだ。

成長途中の高校生にはとてもだせない胸板の厚み、肩の広さ、坊主頭のゴツゴツした迫力。そのどれもが生徒の反抗心を叩き折り、さっきまで浮かれていた二人の生徒は縮こまりうつむいている。

「昨日の夜はどこまでヤッたんだよ」「そんな時間ねえよちょっと口でやってもらっただけで……」などと語っていたので、少々強めの声で圧を掛けてやったのだ。

「どうした、口がきけねえわけじゃねえだろ、ン?」

「はい」

「わかりました」

俺は二人の返事を「しっかり聞いたからな」と伝えるように肩に手をやった。ぼん、と暴力にならない程度の力で肩を掴むと、ますます体が強ばるのがわかった。

これで、この二人はよし。

多少は生徒の自主性を尊重しようとしていたのは昨日で終わった。修学旅行一日目の夜はひどかった。少し緩めてやったらあの有様だ。今年は例年よりいいホテルがとれたのだが、この雰囲気がまたよろしくないのだろう。

一階上の女子生徒の存在、白く真新しいシーツ、柔らかい床のカーペット、どれもが男共を刺激するには十分すぎる材料だ。

俺が学生の頃は、修学旅行で沖縄なんぞ都会の進学校の特権だと思っていた。当時は不満に思ったものだが、豪勢になりすぎるのも考えものだ。

これから受験という大事な時期に、あれこれとトラブルの種をつくられてはたまったものではない。女子生徒はあまり把握できていないが、この時期ともなれば男子生徒の中にはかなり危険な者もいる。

どんなに嫌われようが、そういった失敗や危機から守ってやるのが生活指導としての俺の仕事だ。

俺はメモ帳を片手に、ドアの一つをドンドンと力を込めて叩いた。

「いいか、入るぞ」

それだけ言って、施錠を許されていない扉を開く。

セミダブルの部屋には、この部屋の定員を随分超えた男子生徒がトランプをしていた。

「点呼するぞ、ここにいるので全員だな、隠れているバカはいねえだろうな」

念の為注意すると、ベッドの下から小柄な生徒がずりずりと出てきた。

俺は大きくため息を付いてから、ひとりひとりの名前を呼んでいった。

逐一名前など呼ぶ必要はないのだが、敢えて大きく声に出すことで釘を刺す。

「時間が来たら各自部屋に戻るように。いいな」

しっかりと名前を記入するのを見せつけてから、俺はその部屋を出ていった。

締めた扉の向こう側から「ゼッテーあれ、欲求不満だぜ」と俺をからかう声が聞こえた。

(覚えてやがれよ)

もう一度入って怒鳴り散らしてやっても良かったが、他の部屋を見回る時間が惜しい。俺は次の部屋のドアを叩いた。

ドンッ。と大きすぎる音が鳴って、部屋の中の談笑が静まり返った。冷静なつもりだったが、腕に力が入りすぎてしまった。

風呂時間が終わり、事実上の自由時間も同時に終わった。

把握する限り、すべての男子生徒が自室に戻った。規定の時間より15分のオーバーだが、まあそこは許容範囲としてやろう。

最初に見つけた連中を廊下に一列に並べて、あちこちの部屋に響くほどの声量で怒鳴りつけたのが効いたようだ。

とりあえず、俺がいるうちはおとなしくていることだろう。

落ち着いたのを確認した上で、教師同士が集まって今日の分の労いと、明日の予定を話し合った。

中には一段落ついたと安心している間抜けもいたが、俺はここからが本番なのだと一人腕を組んでいた。静かになった後にこそ、部屋から抜け出そうとするバカは出てくる。

毎年毎年、こりもせずに一定数いるのだ。

「それじゃあ私は見回ってきますわ、なに、まだ体力には余裕がありますから」

他の先生方にはそれだけ伝えて俺は廊下に出た。

目的の一つは見回り。警戒の目がある、と生徒たちに伝えることで、バカな気を起こさせないようにする必要がある。

それともう一つ。重大な使命があった。

生徒たちのために大声を張り上げた廊下は、しんと静まり返っていた。洒落た間接照明でただでさえ大柄な身体が巨大な影絵となっている。

軽く筋肉を強調したポージングなどして、自分のガタイを確認してみた。迫力は十分だ。いくらかボディビルのまねごとを済ませ、体に少しばかり汗を浮かべてから、俺は目的の部屋へと向かった。

ノックは必要なかった。

部屋はすでに暗く、生徒はふたりともベッドの中にいた。

俺は足音を殺し、息を潜めて奥側のベッドに近づいた。

心臓が次第に速く脈打ち始める。体がじわじわと熱くなっていくのがわかる。

俺は膝を折り、背中を丸めて、ベッドの横で待った。丁度ベッドの高さに顔がくる。

白いシーツの膨らみは動かない。すでに眠っているのだろうか。いや、そんなはずはない。

俺は一言も発さずにじっと待った。

「――なに、今日も?」

しばらくして、ベッドの中から眠たげな声がした。

当たり前だ。

お前が妙なことをしないか、俺は必ず目を光らせている。この修学旅行中であっても例外じゃない。

「他の生徒たちに手を出すかもしれねえからな。そんなことはさせねえぞ」

俺は眉を吊り上げて、口をすぼめて寝転がっている生徒に言い放った。

俺の警戒心の強さが伝わったのか、生徒はついに観念して体を持ち上げてきた。片手でだるそうにスマホをつけると、青白い光りが俺の顔面にかかった。

生意気な生徒はゆったりとした動きで、やたらと長くバランス良く鍛えられた脚をベッドの外に出した。縁に座った状態で俺を見下ろす二つの目、暗闇で光るその色は興奮でギラギラと光っている。どんなに興味がなさそうにしていても無駄だ。俺はお前の本性をわかっている。

「こんな生意気な一物しやがって、ええ? 許さねえぞ、こんなもん他のやつに使おうだなんて」

俺は生徒の寝間着に手をかけて、下着ごとズリ下げた。

すぐ目の前に半勃起になった竿が現れる。風呂でしっかり洗わなかったのかと思うくらい、強い雄の臭いが立ち昇ってくる。この臭いがマズイ。

学生の分際でこんなもんをぶら下げているなんて、とんでもない奴だ。

鼻の穴を直にこすりつけるように俺は竿の裏筋を顔面で撫でた。こんなゴツい親父の顔ズリでサオがドンドンでかくなってきやがる。やっぱり変態の性欲化け物だ。コイツは。

「あんまり激しくこすりつけないでくださいよ。髭がチクチクするんで」

「お、おう」

俺は顔の動きを止めて、チンポと距離を離した。

学生のチンポ、なんてもんじゃない。ガチガチになったこいつは、立派に反り返った雄魔羅だ。

けしからん、けしからんチンポめ。臭いも強烈、反り方もヤバい。汁もとろっと垂れていて、あぁ……汁が鼻の穴にちょっとばかりくっつきやがった。息をするだけで頭の方にまで臭いが……ぐっと染み込んでくる。これがヤバい。この汁がヤバいんだ。はじめて味わったときから、もう……これを嗅ぐたび……体が熱くなっちまう。全力疾走したみたいに汗がジャージに染み込んでいく。

「おぉー…………ッ、くる、もう、キやがった……」

口を開くと、そこからツゥとヨダレが垂れた。勝手に口がトロトロになっている。この臭いを嗅ぐといつもこれだ。口の中が書き換えられちまう。

俺は蹲踞の状態でグッとケツに力を入れた。油断していると腰が抜けちまいそうだった。

「こ、こんな凶器、出しておけねえ、俺が……俺が始末してやる……」

決意を小さく口にしてから、俺は生徒の肉棒に大口を開けてしゃぶりついた。

「ん――ゥゥ!」

立派なデカさの肉棒に思い切り食らいついたせいで、口の中を生徒の魔羅がズシンと貫いた。口中が男の臭いチンポで埋め尽くされる。それも20も年下の生徒の肉棒だ。最悪だ。そのはずだ。……そのはずなのに、この脳天までクるような味と臭いはどうだ。

(オォォー………す、っげ……入ってキやがる……口に、とんでもなく……でけえのが………!!)

立ち上る臭気と独特のしょっぱさ。口を程よく刺激する硬さに、肌より熱い竿の体温。先端からトロトロ出てくる先走り汁を舌で舐めると、体中の筋肉から力が抜けちまう。

こ、こんなものを、俺以外が餌食になったら、きっとイチコロだ……。な、なんて危険なチンポしてやがる……普通の人間には無理だ。俺並みの自制心がないと一発で負けちまうにキマッている。

危険な汁だ。危険な雄汁だ。今すぐにコイツを抜き取って、俺の口の中に、腹の中に入れねえと。生徒が餌食になる前に絞り尽くしてやらねえといかん。

「―――ォォ、ムォオ……!!」

「あーメッチャクチャうまくなりましたよね先生、最初はすっごい下手くそで、このゴツい体じゃなけりゃゼッタイ二回目はないなっておもってたのに、辛抱強く教えてくもんですね」

「ほぉ……おぉぉ……!!」

生徒が俺の坊主頭を両手で掴んで小刻みに前後させ始めた。興奮で俺を「使い」だしたのだ。

教師をオナホ代わりにしやがるなんて、とんでもない野郎だ。やっぱりコイツが他の女子生徒や男子生徒に絡んだら………とんでもねえことだ。

俺が受け止めてやる。俺がぜんぶ搾り取ってやる。俺の種汁だ。この汁を出されるのは俺だけだ。俺の口の中でイケ、早くイケ。イッちまえ。はやくよこせ。よこせ。汁よこせ。種汁くれ。たっぷり雄汁出してこい。

「あーー……でそう」

隣のベッドに気遣うような小さな声がした。

先走りがいよいよ多くなる。ああ、きっつい。くる。

あ………。

舌の上に、しょっぱくてそれでいて苦い、ベトベトしたあの味が広がった。熱い。

ああ、来た、出されちまった。

沿う感じた瞬間、脳天までさっきまでとは比べ物にならない量の雄汁の青臭さがこみ上げてきた。

まるで脳みそに直に中出しされたような、とんでもない濃さとキツさ。雄汁が脳みそに染み込んできやがる。喉の奥から鼻の仲間でびっちり真っ白い汁が詰まってくる。量が、臭いが、全部、おかしい、あたま、はいってくる。やべえ、やべえくる。

「うま……あぁ……やべ……ぇえ……」

口の中に竿を入れたまま俺は呻いた。

頭がうまく考えられない。隣の生徒に聞こえるかもしれないのに、素っ頓狂な声が抑えられない。考えるための力が湧いてこない。全部雄汁に洗い流されて脳みそがとろけていく。

熱い。頭が茹だってる。

バチンバチンと、思考する脳細胞が弾けていく。

「うわ、ひどい顔だ」

笑う声が頭上から聞こえる。

「うまかった?」

「うま……すげ……あぁ……これ、これこれ……あぁぁッた……まんねッ」

聞かれたことになにもかも答えてしまう。

喋った拍子に口に溜め込んでいた大事な汁がヨダレと一緒に溢れてくる。イカン、ああ、出ちまう。出しちまう。

俺は無精髭に絡まった汁をベロで舐め取ってもう一度口の中に入れた。自分の汗と混じり合った種汁が口の中に戻ってくる。

蹲踞していた下半身が崩れそうだ。もう我慢ができん。

俺はジャージの前にこすりつけるように、ガクガクと腰を振りまくった。ほとんど刺激らしい刺激はこないが、サルのように必死に腰を振る動作そのものに興奮してくる。

「来る……オォォ、き、キモチィッ……!!」

口に出された汁が頭に昇って、そこからグニュリと押し出されるように自分の汁がチンポからどくどくと垂れて出る。

口にあるチンポに比べて、デカさも強さも硬さも負けちまった生活指導の敗北チンポから出た雄汁がどくどくジャージに広がっていく。

屈辱、という言葉が頭に浮かぶがそれすらも気持ちよさを引き出す種にしかなっていない。頭が全部チンポ汁で溺れている。俺は沖縄のホテルで、生徒の種汁に溺れている。

そんな事を考えていると、耳に小さな……軽いノックの音が聞こえた。

誰かが来た。

霞んでいた意識が戻ってくる。

入ってくる。俺が顔中口中種汁まみれにして、ジャージに勃起食い込ませて射精しているところがバレちまう。見られる。生活指導のとんでもない姿を見つけられちまう。

俺はとっさに部屋を見渡した。

だが、ベッドの下やクローゼットも、俺の体格が入れるような隙間はない。

「あぁ……か、隠れねえと……!!」

そう言った俺の口からは今も精液のきつい臭いがした。こんな姿ではなんの威厳も威圧感もない、ごまかせる訳がない。

俺は涙目で生徒を見上げた。生徒は焦ることもなく、あーあ、とでも言うような目で俺を見下ろしていた。

俺の絶望を楽しんでいるのだ。

……しかし生徒は何もしないということでもなかった。

「しずかに、ちゃんとしてな」

そう言ったかとおもうと、生徒が俺の頭にシーツを被せた。真っ白なシーツに視界が覆われる。俺の汗がむわりと閉じた布の中にこもった。

「よう、うっわマジ?」

シーツに視界覆われた瞬間、部屋の中の明かりがついた。

シーツ越しに声が聞こえたのは、一人の男子生徒の声だった。

「マジ」

「連れ込んでくとか、やるなお前」

どうやら生徒は俺を奉仕にきたどこぞの生徒と考えたらしい。

「バレたらやばいぞコレ」

「はは、ばれないって」

ああ、そのとおりだ。見つかりようがない。なにせ、当の生活指導が咥えて興奮しているのだから。

ますます強まった屈辱にめまいがした。しかしこれは、生徒を守るためなのだ。こんなデカマラで人生を狂わされる生徒を出さないために、俺が、コイツと戦っているのだ。ああ、イッたばかりなのにまだまだ立派だ。臭いがシーツの中でこもって、ああ、また、頭が……ぐるぐる煮詰まってきちまった。だめだ。生徒が会話しているのに、でも、だ、め、だ、がまん、できねえ。

「うっ……どうする、見る? 今も吸い付いてるんだけど」

生徒は俺を隠したシーツを少しずらして、入ってきた生徒に軽く見せつけた。

もしかしたらそれだけで、ジャージの色を見られるかもしれない。外の湿っていない空気と、僅かな明かりが入ってくる。俺は自分の熊のような巨体を必死に縮めてスーツの中に収まろうとした。

しかし、そうして止まった瞬間、俺の股間が生徒のつま先で小突かれた。

口を動かせ、という合図だ。

俺はその命令の通りにするしかない。

この前のように「もう二度と咥えさせないぞ」なんて言われたら、それだけで俺はどうにかなっちまう。

「んん、オォ……モォォ……」

俺は低い声を上げてもう一度竿を飲み込んだ。

「いや、やっぱ、いいわ、やめとく。想像してたよりなんかエグいっぽいし、お前のナニとかみたくねえし」

「あっそ」

しかし、入ってきた生徒はそれほど興奮はしなかったようだ。それだけ言って断って、部屋の明かりを再び消した。

「見張っておこうか」

「ダイジョーブ、ルートはカンペキ把握してあるから」

きっと俺のことだろう。そうだろう。把握はこれ以上ないほどに完璧だ。

「はぁ……ハァ………ハァッッ……!!」

シーツを取り除かれた俺は大きく息を口と鼻から吸い込んだ。ほんの僅かな時間だったはずだが、教師生活の終わりと興奮と快感の脳を板挟みにされて、何時間もトんじまっていたような感覚だった。

「ひでえ顔」

どんな表情をしていたのか、想像もできない。

ただ、生活指導である俺を見下ろす生徒の顔は、随分楽しそうに歪んでいた。

「あー、ちょっとやりすぎた?」

俺の顔面を両手で掴んで、話しかけると言うより失敗をひとりごちる風に生徒は言っていた。

「先生は上物だし、じっくり使おうと思ったのに、だめだな……俺も旅行でテンション上がりすぎたな」

頭の芯にまで声がする。何を言っているのか、うまく理解が出来なかった。ただはやくこの手を離して、また咥えさせてほしかった。

もう誰もいない。今ならバレずにたっぷりグチュグチュ口で味わえる。はやく、もういっぱつ、もっとくれ。

「も、もう一発、もう一発くれぇ、種、種汁、脳にくれ……ナマでくれッ……」

「あーあー……」

欲しくてたまらない。

こんなに奉仕しまくったんだから、それくらいの褒美があってもいいだろう。

もう自分の射精や勃起なんてどうでもよかった。この汁を味わっていると、そんなものより何倍もヤバい興奮が来る。コイツを口に含んでいると、俺のチンポからは絶えず無駄種が垂れて、ジャージの前がベッタベタになる。

「でけえ……スゲエ、こんな、すげえチンポ他にねえ……あぁあ……すごすぎる……完敗だあぁぁ……俺の負けだぁ……負けちまったぁぁ……このチンポに勝てる男なんていねえよぉ……」

顔面を固定された俺は、ベロだけ突き出して必死に肉棒を舐めた。ああ、これでもうまい。でも、できればガッツリ味わいたいんだ、もう一発。そしたらもう俺は完璧にキマっちまう。

ああ、ヤバい、ヤバいこと考えてる気がする。でも止まらない。もう止められない。

「先生、見回りは?」

「種……くれぇ……あぁぁ……みまわり、あとでする、いま、種、いれてくれぇぇ………」

生徒はやれやれといったような顔で俺の顔面を掴んでいた手を離した。

「まあいいか、そしたらまた探そう」

ナニを言っているか、種汁でベトベトになった俺の頭では理解できなかった。

ただ今は、目の前に差し出されたご馳走にむかって口をすぼめて吸い付いた。

「ホッホォォッ、ホッ……オホォッ……!!」

こんな立派なホテルで、ジャージ姿のまま生徒の最強魔羅にしゃぶりつく俺は、他の人間から見たらペットのゴリラにでも見えるだろう。

俺は毎日チンポで餌やりされるゴリラ引率教師だ。

そんなことを考えていたら、また一段と頭にキツイ雄種がこみ上げてきた。最高だった。

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