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卒業式。


三年間共に過ごした、あの悪ガキ共との別れ。

センチになるような歳じゃあないが、それでもこの時期は胸焼けするほどの忙しさの中に、一匙の寂しさみたいなものを感じちまう。


「あ、オイセンもしかして泣きそ?」

「うるせえぞお~、最後なんだからもっと敬え敬え。先生ありがとう御座いましたくらい言えっての」


最後の最後まで悪ガキ共はこの調子だ。

最後の最後……。ああ、そういえば今年で終わりなんだ。

頭のどこかが騒いでいる。なにか…大切なことを忘れているような。

まるでどこか他人事のような……。


「それにしても、オイセンこんな日もジャージなん?」

「うるせえなあ、仕方ねえだろご主人さまの命令なんだからよ」



「あーなんだ、それじゃ仕方ないよな先生」

「ああ、仕方ねえよな……なぁ」


さすがに悪ガキ生徒も、この一言はよく効く。

表情から子供らしい笑みが消え、従順な家畜のような美しい瞳になった。

この目に映っている俺の顔も、きっと同じ顔をシているのだろう。


『式は厳かに、ふざけることなく行え』

そんな命令もあった。おそらく俺以外の全員に。

騒がしかった体育館は、式が始まると水を打ったように静まり返った。


「3年2組、竹場陽介くん」

「はい」

一人ひとり、卒業生の名前が呼ばれていく。


「3年3組、淀川竜二くん」

「はい」


「体育教師、大威貫地くん」

「はい」

生徒の名前に交じるかのように、俺の名前が呼ばれた。



「今日は皆さんにとって、そして先生にとっても、大切な日になります」


壇上に昇ると目の前には、校長ではなくご主人さまが立っていた。

いつものようにニヤついた顔でこちらを見上げている。


「大威貫地先生。あなたは私の支配に最後まで抗った教師でした。その反抗的態度と逞しい肉体で、私が卒業するまで随分と楽しませてくれました」


ご主人さまの有り難い御言葉。

いつもであれば、光栄でありますと敬礼するところだが、今日の俺は卒業生だ。御言葉が終わるまで、俺は静かに直立して聞いていた。


「新たな門出には不安や緊張もあるでしょうが、先生がこれまでの経験とそのエロい体で、ククッ……輝かしい未来を歩んでいくことを信じています」


そして手渡されたのは、俺の――卒業証書だった。


「卒業おめでとう。先生は本日を以て……教師を、そして人間を卒業します」



一体何を言っているんだ

俺が、卒業……?

教師を、人間を――?


なんだ、この卒業証書は――

こんなもの、俺は……俺は受け取らねえぞ

だってこんな、こんな……



終わる……終わる、俺が終わっちまう……!

卒業しちまうッ、わかるんだッ!

コレを受け取ったら本当に――俺は俺は――

教師でも、人間でも、雄でもなくなっちまう――!


駄目だ、で、でもいまは卒業式で

相手はご主人さまで――ご主人――

待て、この転校生がなんで俺のご主人さまなんだ


あ、あ、手が……手が勝手に前に……!

卒業……っ、卒業するッ、俺……俺っ

俺自身から卒業しちまう――うぅぅううッ!!



「卒業おめでとう。先生は本日を以て……教師を、そして人間を卒業します」

「あ、ありがとうぅございますぅぅう♥」


感謝の言葉が自然と口から溢れた。

もう教師じゃない俺にとって、踏ん張る必要も、学校を護る義務もない。

ただ気持ちいい洗脳をしてくれたご主人さまに、感謝の言葉を伝えることだけが大切なことだ。


「み、みんなあ卒業おめでとう!

お、おれ、先生も、卒業したぞ、みんなと一緒に卒業!

あいにく……俺は受験も勉強もなんもしてねぇからッ!

完全に、なにしたらいいかわからねえけど、へへっ、へへへ♥」

「それなら心配ないですよ。大威貫地君はこれからは、チンポ教育係として…新しい人生が用意されています」

「あぁぁあ♥ さっすが俺たちのご主人さまッ♥

聞いたかみんなァ♥ おれ、俺はこれからチンポ教育係だぁぁ♥♥」



えーたった今校長先生からご紹介に預かりました、本日より皆様のチンポ教育係としてこの学校でチンポすることになった大威貫地といいます。


前の学校では体育教師や生活指導をしていたので、体力には自信があります。どうぞそのチンポで全力でぶつかってきてください。


この春休みを利用して、ずっと……む、ぬぅぅ……このように、デケえディルドでトレーニングしてきたので、ケツはいつでも準備OKです。

普段は偉そうにしているますが、「チンポ教育係」って声をかけられた瞬間、バリウケチンポオヤジ教師になるように調整してもらっているから、みんなガンガン声をかけてください。


声がデケえので、廊下でチンポすると教室の皆さんに迷惑が掛かるかもしれませんが、そこんとこは生徒のみんなでよろしく調整してくれ。

では早速、生徒代表として生徒会長のチンポをいただこうと思いますーーおぉぉッォオオオ!!! ケツッおほぉぉお生徒チンポスゲッ!!! おぉぉお生徒会長チンポぉ♥ おぉおん♥ 好き好きチンポ好きぃ生徒のちんぽ愛してるぅぅうッッ♥♥♥



「うぉおお生徒チンポぉぉおん♥ そ、そこ、そこをもっと突いてくれッ、肩を掴んでッ、ぐっと…、腰を全体押し付ける感じで……ぉぉおおおお♥♥ そうそう、それそれぇ♥♥」


「チンポ教育係とかなんとか言って、本当は俺らのチンポに犯されるのが好きなだけじゃねーの? これほんとにみんなに通用するテクニックなのかぁ?」


「ただのお前の好みだってはなしじゃねえーだろうなあ、チンポ教育係さんよぉ~~」


「ぬほぉぉ♥ そ、そんな難しい事言われってもわからねえよぉお、俺はただのチンポ教育係なんだぁ、むずかしぃいい♥ チンポのこと以外は難しすぎてぇえっ♥ わっかんねぇええ♥♥♥ はぁぁあ、悪ガキ生徒チンポたまらんねぇえ~~~♥♥」


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