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『はじめに』

皆様のような一流の組織運営者様におかれましては、征服の手段や規模拡大よりも、膨らんだ組織の管理や調整にこそ苦心していることと存じます。

なかでもとりわけ、捕獲したヒーローの無力化というものには、どちらの世界でも必ず行き当たる悩みであると、我々は認識しております。

ヒーローの不屈の精神というものは、いつの時代も組織の想定を超えるもので、その厄介さにはほとほと手を焼いてしまうものです。

彼らのヒーローパワーを封殺可能な強固な枷。

彼らのヒーローエナジーを相殺しうる量の妨害エネルギー。

彼らを監視する人員、機械、カメラ、等々。

そのどれも、世界の管理にリソースを割かなければいけない組織にとって頭の痛い問題です。

かといってヒーローの存在を消滅させてしまえば、御存知の通りあの忌々しい世界意思だとかいうものが世界の均衡を取ろうと働きかけてくるため、容易に命を奪うことは出来ません。

では、如何にして対処をすべきか。どうすればコストを低減できるのか。

我々が今回提供させていただく商品は、皆様のような一流組織運営者様を煩わせるこの問題を解決する、そんな画期的な『道具』と『ご提案』でございます。

『ご用意いただくもの』

ヒーローを拘束していただく部屋は広くとっていただくのが理想ですが、ヒーローを拘束する檻は十一平方メートルほどで十分です。いわゆるワンルームほどの大きさがあれば、どんな屈強な体格のヒーローでも一人から二人まで収容して構いません。

基準としては、動物園にこんな展示をしていたら、虐待だなんだと文句が出るに違いない、それくらいのスケールをイメージいただけるとわかりやすいかと存じます。

今回のケースでは十一平方メートルに対し、二人のヒーローを収容しております。

赤銅色のスーツを身に着けたヒーローは接触部から自在に熱を操る力を持つ、メディア露出多数のベテラントップヒーローです。

翡翠色のスーツを身に着けたヒーローは、オーラと呼ばれる不可視の力を身にまとい攻防一体の構えを放つ門下生を多数持つヒーローです。

彼ら二人は憎々しく両手で檻を掴んでいます。スーツで覆われた逞しい肉体がパンプしているのが見えます。雄々しく低い声で「俺たちヒーローは決してこんなものには屈しない」「無駄なことを、悪が栄えることなどかつて一度たりともなかった」などと吠えていますが、彼らの発言や意思は一切無視頂いて構いません。

この檻には最初期だけは拘束するヒーローに合わせた強度や妨害処置を施してください。後にエネルギーは回収できるので、ここだけには安全のためにも高めのコストを掛けることをおすすめいたします。

ご用意いただくものはこれと、最後にひとつ高さ百五十センチ以上のテーブルです。こちらを檻から三メートル以上の距離※に配置してください。

※(手足の伸縮能力があるヒーローのみ例外です)

その上に、当社から提供するこのオナホールを配置してください。

それ以外の情報はすべて遮断されているのが理想です。ヒーローを絶望させる情報や、ヒーローを意気を削ぐような情報などは必要ありません。

外界からヒーローたちを遮断し、彼らの視界に写るものはオナホールだけにしてください。

以上で、事前の準備とご用意いただく道具や舞台はすべてとなります。

『具体的な使用方法』

オナホールの使用は三日に一度、戦闘員クラス以上の人間が対応してください。

男性器を挿入し、奥や手前のポイントに擦り付けるなど、通常のオナホールの使用と同じ動きをしてください。

動きに特別な指定はございませんが、より強くヒーローに見せつけるようにすると、効果が早く現れます。

「バッ、バカにするのも大概にしろ、一体何を考えてやがる!」「やはり――正気ではないな貴様ら組織とやらは、このような愚劣で卑猥な行いを自ら……、強靭度共め――!」

最初の数回は強い拒否反応を示すと思われます。これは順調な証拠となります。彼らの言葉はやはり無視して、オナホールの使用を続けてください。

ローションをたっぷりと付けて挿入し、音を立てて出し入れし、深く突き入れ、最後に射精を中もしくは外におこなってください。

この時、快感を示す度合いは個人の自由に任せるほうがよいでしょう。演技はある程度までに留めることを推奨致します。

このオナホール使用以外の情報をすべて断絶し、三日から四日に一度、繰り返し行ってください。

以上で工程は終了です。

捕獲中のヒーローの性欲や性格、年齢や能力によって個人差というものがありますが、短ければ一ヶ月半、長くても三ヶ月のうちには効果は十分に発揮され、以後は檻や拘束具に掛けるコストを削減できます。

効果が出始めたら、オナホールの使用までの時間を伸ばしても効果は持続します。ヒーローによってはより深刻な能力低下を与える場合もあるので、徐々に回数を下げていくのをおすすめいたします。

以下に、ヒーローの能力や意思は減衰の確認方法を記します。

・オナホールを左右に動かした際に視線を合わせるようになる

完成度五割程になります。

以降は使用の前にヒーローに見せつける工程を追加すると、より影響度が高まります

・無刺激状態での勃起が日に四度以上起こる

既に肉体の主導権がヒーロー本体の脳からなくなっている状態です。

オナホールを近づける(接触はさせないでください)などの餌を与えることでより知能や能力の低下をすすめることが出来ます。

・檻に両手で握りしめたまま動かなくなる

以降の拘束は必要ありません。

名前や使命を忘却し始めているころですので、組織の規模によっては、ヒーローたちに命令を下すことが可能となります。

『実際に使用いただいた例、その一』

ああ、けしからん、けがらしい、あんな凶暴そうな魔羅をあんなグニョグニョと、変態め、変態共め、俺たちにあんなものを見せつけるために閉じ込めているのか。馬鹿げている、こんなことなにになるんってんだ。

ぬぉぉおッ、み、見せつけてきやがった! あの穴を! ひ、ひでえ、グッチョグチョじゃねえか、穴……あの穴、ヌルヌルンのグッチョグッチョッ、あ、いったい、ハァハァ……、なんの、なんの意味があるってんだ、あぁ、あぁッ、なんだあのイボは、あんなもんがチンポにズリズリ擦られたら……むぉぉおッ、俺のスーツに収まったデカマラが入ったら、ヌ、うぅ、……や、やめろ、見るな見るんじゃねえ、ああ、しかし、俺には他に何も……ないんだ、もう何日も、何週間も、あの光景以外はなにも、あ、あ、情報、そうだ、じっくり見て、奴らの目的と、正体を探るんだ、この情報を持ち帰れば、きっと、なにか――あっ、スゲ、半透明化した、中のチンポ丸見えッ、うほ、泡立ってる、激しすぎて穴とチンポで泡立ってやがるッ、下品すぎる、ひでえ、ひでええ、なんて強烈なマスカキだッ!

チンポ、チンポ、チンポ気持ちいいッ! だと。

クソ、クソ、、品のねえこと言いやがってッ! オナホなんざ、お、俺のカミさんのモンより、いいはずがねえ、俺には三人もガキがいるんだぞ、将来は俺をついで立派なヒーローになる立派な、立派な――あぁぁ立派な――立派な交尾しやがってぇえええ、さっきからずっとずっとずっと、ずっと出し入れしまくって、あぁぁああ畜生うらやましぃいぃぃいいッ!! チンポぶち込みうらやましぃぃぃぃい!!!

腰振っちまう腰振っちまう、ヒーロースーツにチンポ擦りつけちまう。ああ、クソぉぉお半端に気持ちいいのが切ねえええっ、チンポビンビンなのに突っ込めねえなんて、クソぉおチンポォチンポォ、突っ込みてええ、交尾交尾あぁぁあ、出せ出せここから出せ出してくれ俺にも使わせろ使わせてくれチンポ挿れさせてくれグッチョグッチョ奥までぶち込ませろ、俺のオヤジチンポで種付けさせろぉぉおおぉお、あのオナホ、オナホ、ああぁたまんねえ、たまんねええぇオナホズリたまんねぇえあぁぁあ、はぁぁあぁ、スゲスゲ、見てるだけなのに上がってきた上がってきたどうなってんだ、またイッちまう俺またイッちまう今日も我慢できずにイッちまう、ああ、あああ、ああああ、エナジーが出るッ、出る、スーツに出る、スーツまた臭くしちまうぅぅう、あああぁああ俺のスーツをオナホにしちまうぅぅうッ、ぬぅぅほぉぉッ、ほぉぉぉ、ほぉぉぉおおおお!!!!

『例2』

どれだけ経った。これで何回目だ。思い出せない、わからない。最近どんどん昔のことが思い出せなくなっている。思い出すまで時間がかかる。思い出している間に、またアレのことを考えてしまう。

ああ、まだか、まだこないのか。

もう何時間経ったんだ。もういいんじゃないのか、そろそろ来る頃合いじゃないか。

――チンポ挿れにこないのか。

あのオナホにチンポ、デカマラ、雄棒、肉茎、グリグリ押し付けて押し広げてローションまみれにして奥に種付けしないのか。

――ま、また私は、オナホのことを考えてしまっていた。

違う、脱出方法だ、連絡手段だ、ヒーローとして、男として、使命を思い出すんだ、任務を果たすんだ、私はなんのためにココにいると思いっている。

チンポをぶち込み、ぶち込まれる、あの姿を一日千秋の思いで待つために来たんじゃないだろう。あんなものはどうせ、待っていれば勝手に来るのだ。

そうだ、大丈夫だ、きっとやってくる。

我々に見せつけてくるはずだ。あの雄の本能そのものの行いを。

汚らしく、乱暴に、粗雑に、それでいて徹底的に扱われるのだ。

チンポを気持ちよくするためだけの道具として、ぐぽぐぽと、音を立てて、見せつけて……。

いや、それだけじゃない。

あれは……いつ頃のことだったか。

戦闘員が我々の寸前までやってきて射精を見せつけてきた。あんな大量の種汁が注がれて、中出ししたのに臭いが鼻にまで届いていた。

消えない、あの臭いが全く消えない。あの生臭い臭い。どろりとした香り。体の中にあってはもう二度と取れないのではないかというくらいの雄の証。

久しぶりに嗅いだ、自分たち以外の臭いがアレだったなんて。

ああ、私の脳に刻まれてしまった。

取れない、チンポが取れない。ハァハァ……ああ、息があがってきた。あ、あ、体が熱い。たまらない。

あのオナホ、オナホ。チンポ挿れの道具。

テーブルに固定して犯すもの。ガニ股になって腰をふるもの。手を激しく上下して使うもの。

いろんなチンポがあった。

次はなんだ。次はいつだ。

ああ、目が離せない。

その間に突然チンポがやってきたら見逃してしまう。そう思うと一時も目が離せない。頭が離せない。

ほしい。チンポがほしい。

肉棒がほしい。今は弟子たちの言葉や激励より、ただ一本のチンポが欲しい。

このヒーローの屈強な肉体にチンポが与えられたらどうなってしまうんだ。

私はどうなってしまうのだ。目と鼻だけでこうなってしまった私が、ああ、あ、あ、どうなって、しまう、んだ、ハァ、あぁぁ、想像がとまらない。想像できないのに、妄想がとまらない。

疼く。込み上げる。求めてしまう。

あ、腰が沈む。ケツが突き出る。この逞しい尻の奥に、チ、チンポが入ったら、道具のように使われたら……。

俺が、オナホ。

あぁぁ駄目だ、考えただけで出る。

このヒーロー道場六代目の師範の私が、オナホだと。

そんなもの、絶対にあるはずがない。

そうだ、ありえるはずがない。だ、だから考えてもいい。どうせ実現しないのだから。考えるだけなら、いいのだ。ハァハァあのデカイのが、入ってきて、勝手気ままに中を蹂躙して、奥に、奥に――種をッ、ぐりっと、つけて、グッチョグチョと、出したあとも擦りつけ、てっ、壊れるまで、構わずにチンポ、チンポを、オナホにするみたいに――ハァ、ヌ、ハァァッ、イク、イクのだ、私の中で何度も、何度も何度も、あぁあッッ!!!!

あぁ………。

実現、しないのか、本当に――?

頼む、頼む………あぁぁぁぁ………あぁ……ハァ。

『例3』

ココのヒーローはもう四ヶ月になりますね。

最後に見せたのは五日前になるので、かなり飢えていると思います。

ああ、ほら、見てください。

「ハァハァ……あっ、キタ、キやがったッ、な❤」

「あぁぁあ❤ あぁあぁああ❤」

いやあだいぶキてますねえ。

両手で檻を掴んで、ほら、スーツでテカテカのチンポだけ檻から出してますよ。ハハ、腰振ってるせいで右に左にキンキンキンキンぶつかってますねえ。さすがヒーローのチンポは、丈夫で頑丈ですねえ。おふたりとも子沢山だったらしいですから、特に強いチンポをお持ちだったでしょうね、まあもう二度と生物と交尾することはないでしょうし、本人たちもすっかりその気はないでしょうね。

「ハヤク❤ ハヤクシロ、クソ、クソ、ヒレツなヤツラめッ❤❤」

「おっぉチンポォ、チンポニオイもうする、スルぅ❤❤」

ほら、見てくださいよあの顔。

オナホを持ち上げただけでヨダレをダラダラ垂らしてますよ。

もうね、こうなったら猿やケダモノみたいなもんですから。管理も随分楽になりましたよ。

エナジーは垂れ流しだから、こんなただの鉄製の檻が壊される心配もないし、それどころかエナジーの再利用も楽々です。

可愛がる余裕も随分出来ました。

ほら、ご褒美にオナホールを近づけてやると赤い方は舌を出して必死に腰振って入れようとしてくるんですよ。まだまだ一メートル以上離れているのに、バカってのは可愛いもんですね。

もう片方は……随分頭の回る男だったみたいですけどね、こうなったらおしまいですよ。

チンポ振り回して腰を振るまでは同じですけど、明らかにケツに意識がいってますね。大方チンポに犯される妄想にでも取り憑かれてるんじゃないでしょうかね。

おそらく肉棒を突き出せば、そのうち自分から尻を差し出すんじゃないでしょうかね。

まあヒーローを犯すなどという趣味はないので、このまま延々生殺ししますがね。

しかし愚かですね。

檻の中には二人いるんですよ。

挿れたい男と、挿れられたい男。

犯したい雄、犯されたい雄。

しっかり揃っているのに、オナホに夢中になるあまりなんの行動も起こさないんですよ。まあこの装置というか仕組みがよく出来ていると言いますか。もう意識がオナホに全部吸い取られてしまった結果というか。

とにかく、まがい物に夢中で、本物があることに気づいてないんですよ、アイツラ。

それがわかるほどの知性が残っていない。ってことですね。

エナジーが出尽くしたら、出がらしの方は組織で色々有効活用してやろうって案が出ているそうです。

さて、じゃあ始めますか。

「アァァッ、スゲ、スゲ、チンポ、うらやましッ、うらやましッ❤ ハァハァオレもオレもッ❤ チンポ、イレ、イレ、ン、ンンッ❤ ウラヤマシ、ウラヤマシッ、あぁァッ、ハヤク、ハヤクゥッ❤❤ ウホ、ウホォ❤❤」

「はぁっぁスごすぎッ、る、あぁああ激しい、なんて激しッ、あぁぁああひ❤ あぁぁ奥、奥がスゴッ、ンホぉぉ❤ もっと、もっと近くでェ❤ なにもしません、なにもしないから、もっともっと、もっと見せてくれ❤ 見せて、見せてくれええ❤❤ 見るだけでいいからもっとぉぉ❤❤」

以上で説明は終了です。

このように簡単な設備と管理だけで、エネルギーの削減、ヒーローの再利用、そして戦闘員の娯楽にも転用可能です。

皆様のような一流の組織運営者様には、きっとご満足いただけるとかと存じます。

――ご連絡、お待ちしております。

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