2020.12雑記1 (Pixiv Fanbox)
Content
今月もご支援いただきありがとうございます。
直近は厳しい寒さも一時的に和らいでる感じがありますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は少しでも安心してご支援いただけるよう、自分の方向性についてや今後に向けて気づいたことなど、
(またまとまりやオチがないかもしれませんが)つらつらと書いていこうと思います。
何かの参考や、よりよく自分を知ってもらえる雑談みたいなものと思っていただければ。
新しい資料写真もたくさんあります。量が多いので後で投稿する雑記2に、
進捗画像は「秘密部屋7」の追記(https://www.fanbox.cc/@matsukitchi12/posts/1677495)と合わせて見ていただければと思います。
最後の方に、今回はいただいた「ホシノ・フミナ」の写真レビューと進捗を載せていきます。
■作業配信に助けられている話
思いつきで始めた支援者限定の作業配信ですが、理解をいただいてる方々に見守られているというのがとても嬉しく、どんどん気持ちが乗ってきて楽しく描けています。
これは自分の生まれ持った「末っ子気質」が思い当たり、これについてはまた詳しく後述します。
まだまだ新作の更新スピードが遅くて申し訳ないですが、こういった楽しさがちょっとずつ変えてくれるかな思います。
またチャットの雑談を通して新たな気づきや解決も得やすく、そういう形の絵や心の「勉強」もいいなと感じました。
ちなみに配信が無音なのはマイクがないのと喋りに自信がないのと、おっさんの「声」が女の子キャラの絵のイメージを阻害してしまうのが怖いからです。
■末っ子気質とそのモチベーション
自分は次男の末子に当たり、小さい頃から年上の大きい人に囲まれていた記憶があります。
必然的に自分が年下の誰かの世話をして何かを教えたり、注意をしたりといったこともなく
欲しいものを買ってもらったり話を聞いてもらったりしていました。
この、「見守られている事」が自分を安心させ、充実させていた気がします。
反面、何かを褒められたりした原体験・成功体験は(嬉しいとしても)深い執着はなく、「褒められないとやる気が出ない」性格ではない気がします。
こういった雑記だったり友人へのLINEだったり、ちょっと話を聞いてもらったりするのが嬉しく、「褒められる」よりもっとハードルの低い「見守られる」ことが自分のやる気を上げてくれるのではないかと気づいた次第です。
これが長男や長女だったりすると、モチベーションとなるものはまた違う気がします。
難しくなった時のやる気のコントロールや維持も自分の気質を知れば、少しは上方に調整できるかもという話でした。
■自信のつけ方
twitterで他のフォロワーさんを覗いたときに目に入ったリツイートがありました。
綿月姉妹を完成させた直後、一時的な自信を得られたので自分は「作品を完成させる」ことでモチベーションが続くのだと思います。
反面、作品を完成させないままの状態が続くと、自信を失う→何も発信できなくなる・完成が遠くなる→さらに自信を失う→更に何も発信できなくなる・完成が遠くなる という負のスパイラルに陥りやすいです。
現状手が遅いのが難点ですが、雑記でも配信でもいいから発信して見守られることで自分を高めて前進してまいりたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。
■R-18って…
話が変わりますがR-18表現を意識し始めて思うことについて。
(自分の表現力が追いつく限り)様々なシーンを描く制約がなくなったわけですが、
いざイメージしようとすると難しく感じることがあります。
それはシチュ(=「事」)で魅せたいではなく、自分の場合は局部等が出ているという単純な絵(=「物」)が一番掻き立てられるところがあります。
ところが日本ではそれが許されない修正基準があり、
「エロが描けるのにエロが描けない」みたいな矛盾と滑稽さを感じます。
修正の海苔表現が絵を壊しちゃうところがとてもいやです。
見えなくてもわかる、そんなシチュエーションや隠喩で魅せる、詩的で上質でお上品な表現を追求しろというのか…?
これが単純につらい。
ハイレグという視点で言えば、ぎりぎりすぎるところまで食い込ませたいです。
R-18のアレ子(https://matsukitchi12.fanbox.cc/posts/1584851)はアウトにされるのが怖く、全然ぎりぎり攻めてないです。
実際にそういう絵を投稿してどこまでセーフなのか、今後試して見極める必要があります。
■過度なクレーム風潮
昨今の様々な分野へのクレームは行き過ぎていると感じます。
作品を他人が壊す構図は悲しいです。
その背景には、10年前まではネットやSNSは特定のマニア層が使ってるイメージでしたが、今や誰もが使うことで簡単に主語や声を大きく上げて思慮なく主張できるようになったこと・創作的な発信でなくとも声を荒げるだけで承認欲求を満たせる快感を知ってしまった事があると思います。
学生の頃は「手塚治虫のマンガの描き方」を読んでましたが、描き手らが知っておくべき大事なことが記されています。(転載にはなってしまいますが)
1977年に刊行されたものを元にしているそうで、
要は43年以上も前、もっと言えば半世紀前から人はこういった問題を通過していて、自分としては結論もそこに出ています。
いかんせん転載ですが、このメッセージは若い人にもっと広く知れ渡ってほしいです。
■ジャンルや分野を絞り込まない考え
少し前までは自分が戦えるジャンルやスタイルや領域を見つけなくては、と焦ってましたが
今は描きたくなったものを描こうの精神で行きます。
得意分野を見つけてそこだけで攻めていくのもいいですが、極端な例として「キャプテン翼の頭身問題」のような、普通に描けそうなものが描けないとか甘く見られるのは怖いです。
ある程度説得力を持ってこそ絵描きは長生きできると思います。
立ち絵やワンシーンやハイレグ、今後方向性が色々とっ散らかるかもしれませんがよろしくお願いします。
■ホシノ・フミナのフィギュアが届きました
二色のパーツを組み込んで肌色の赤みを表現することで話題となったホシノ・フミナのフィギュア(プラモデル)。https://bandai-hobby.net/item/3202/
以前から気になり、欲しいものリストに入れていたところ誕生日プレゼントとして頂戴いたしました。
プラモデルなので、パーツ切り離し跡が若干あります。
肝となる赤み表現は胴と下半身に施されてます。腕は一色のみなので無し。
太もも、ちょっとヒリヒリした感じを受けます。
台座はクリアパーツ越しに砂浜が透ける演出でとても爽やかです。
尻がすごい…
上手く言えないけど、感じたことない生々しい質感があります。肉っぽさがあります。
丸い表面だからこそ活かされる表現なのか、凹凸の隆起が細かく造形にこだわった胴体(腹筋やあばらなど)は陰影とぶつかり合って赤みは実感しづらく感じました。
チーク、アイシャドウにも施されてます。
ただアイシャドウは皮膚の下に施されて黒ずんだ印象もあり、塗りと使い分けて見てみたかったなと思います。欲を言えば舌にも生々しい赤みは欲しかった…!
この赤みの生々しさ、うまいこと肌の塗りに参考にできないかなと思いました。
進捗↓
ラフを少しいじってみました。
今日はこの絵を進めたいと思います。