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先日、ツイッターとpixivにセレナちゃんのイラストを投稿しました。

というわけで、備忘録もふくめてメイキング記事を書いてみる。


ラフ案

ラフはこんな感じでした。

本当はもっと前屈みにして胸を強調したポーズにしたかったのですが、画力が足りずに断念…。

とはいえ、頭のなかに浮かんだイメージに近いものができたので満足です。


デジタル線画に起こす

ざっくりとデジタル化しつつ、全体のバランス等を考えていく。

可愛い顔が描けたので採用したかったのですが、ひさびさに口閉じ顔も描きたい!ということで、口を閉じることに。

右手も後ろで組むスタイルにしました。

完成版では星などの背景も採用せず。ストレートで勝負しようかなと。


カラーラフ

カラーラフを入れつつ、これにてラフは完成です。

ここまでしっかりラフを描いておけば、線画を入れたときの「あれ?なんかイマイチだな;」という精神的なギャップを減らすことができるのです。


私は線画を描くときに非常に緊張するタイプなので、ラフをしっかり描いておきたいんですよね。


線画完成

線画はこんな感じです。ペン入れはいつも緊張します(^o^;)

少しずつ線画入れに慣れてきてはいるものの、作業に入る前にはえいや!っと気合いを入れなければやり切れない…。修行あるのみ。



完成

完成しました。

気をてらわず、”ザ・王道”な感じで描いてみたのですが、いかがでしょうか。


描き手は「モチーフにときめき」を忘れるべからず

個人的に、イラスト制作においてのルールを抱えています。

それは【描いている自分自身がモチーフにときめかないと、観る人もときめかない」という法則】というものです。


いい感じの絵が描けたときは、だいたい私自身も被写体にたいして「この娘本当に可愛いよな〜ドキドキしちゃう!」という衝動がおきる。

一方、イマイチな絵だとか、支持されないイラストを描いているときは、内的な情熱(パッション、ときめきなど)がまったくおきません。


描き手の感情などがイラストに反映され、それにたいして観覧者が共感するのかもしれません。

昨今はAIイラストもふくめ、テクニカルな技術のみが着目されていますが、人の心を動かすのは技術だけではないのかもしれないな、と思いました。


まとめ

描いてて楽しいセレナちゃん。ラフの段階でも楽しい。

ただ、楽しいばかりでは完成までたどり着けないという現実も痛感中です。

上達するためには苦しみも伴うというのも、またイラスト制作の醍醐味かもしれませんね。


そういえば、この度のイラストはツイッターにおいて、やや過大評価ではないかというくらい”いいね”を頂けました。ありがとうございます。

とはいえ、pixivではいつもとまったく変わらず〜通常営業〜といったカンジですw

そのギャップも面白いところですが、変に浮かれすぎず、天狗にならず、ブレずに通常営業をこころがけていきたいと思います。


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