【SS付絵/叡智,差分込み7枚】こちらRABBIT2、満腹維持は万全! (Pixiv Fanbox)
Published:
2024-01-27 11:59:24
Edited:
2024-01-27 12:00:22
Imported:
2024-02
Content
★同時公開のセリフのみバージョンはこちら!
→( https://motimothibbw.fanbox.cc/posts/7359111 )
今回の投稿は体調不良につき、SSに代わる形で制作しました特別編!
毎月恒例のSSは実のところ、大体1作品あたり2万字くらいの文量なのですが、ちょっと今月は体調の回復を考えるとガチの月末投稿になってしまい日数的に今月中に読めない支援者様も出てきてしまうだろうなと考えた結果、新たな試みもかねて、紙芝居風イラスト?もしくはSS付イラストの方を制作し、投稿する運びとなりました!
先日の限定絵と合わせて2部作になる空井サキ(ブルーアーカイブ)のミニSS付イラストと文字なし差分、追加の表情差分等です!
モエSSや大祭SSの後日談という位置づけですので、そちらを未読の方は読んでから戻ってきてくださると更に楽しめるかと…!
サキみたいにしっかり者な子はじっくりがっつり肉に染まっていくのがいい。そして叶うならば自己肥育の道へ…。
いつもの形式でセリフだけ文字で書かれたバージョンのイラストは枚数も多いので別記事で公開してありますので、そちらもご覧くださいね!
もし今回の投稿スタイル、ミニSS付イラストが好評であったり期待して頂けるものであったりするならば、来月から本格投稿も視野に入れていこうと思っていますので、宜しければご意見ご感想等お聞かせください…!
(ちなみに従来のSSは挿絵の制作も込みで丸1週間、一方今回のSS付イラストの場合は制作期間4,5日で完成までもっていけるので、若干工数が短かったりします。4月から就職となるとSS制作に割ける時間も限られるものの、SSはSS特有の叡智な良さがあるので悩みどころです苦笑)
次回の投稿は30日(火)を予定しています!
来月納品予定の依頼絵から、線画4~6枚目を期間限定先行公開!お楽しみに!
【リマインド】
※SNSでのトレスや模写等の公開はお控えください。
※二次配布・他人譲渡・無断転載は有償・無償問わず禁止しています。AI学習やAI画像生成への利用もお控えください。
Secondary distribution, transfer to others, and reproduction without permission are prohibited. Please refrain from using these for AI training or AI image generation.
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【テキスト】
―晄輪大祭から早半年。キヴォトス近郊、海辺の街の砂浜にて。
「んっ、ぷふぅ!ぜぇっ、ぷひゅぅ…! も、もう…げん、がいだ…、ふぅ…ぜひゅぅ…!」
胸部から上だけを衣服で覆った肉体が、不格好な踊りを見せるように一歩、また一歩と進む。
その足取りは亀より遅く、ろくに太ももが上げられていない為、彼女の後ろには二本の線が車のブレーキ痕のように刻まれる。
…それも仕方がないことだ。贅肉が幾重にも巻き付き、段を成したチョココロネ状の両脚は、衰えた筋肉への負荷には重すぎる。
おまけに、大祭での激太りから半年が経つのに服のサイズを大きくし続けている身体には、ダルンダルンの二段腹。
垂れ下がったその腹は一挙一動に応じて波打つ。その度に、下半身全裸と思われていた所から、腹肉と尻肉、腿肉に食い込んで窒息寸前の水着が顔を覗かせていた。
体脂肪率が優に90%を超えた巨躯には、かつての兎の面影は微塵も残されていない。
大人になったのではない。ただ食べたものを贅肉に変えて、身体の可動域を狭めるほど太っただけ。
―どっぷんっ…どっぷんっっ!………ドシンッッッ!!!
「…んぶふぅ…こ、こんなに自分が動けなく…なっているなんて……こひゅぅ…ぶはぁ…!」
瞬きの内に膝から崩れる巨肉。大祭後はまだ機能していた家庭用体重計も今や計測不可能と訴える肉の塊が、砂の海にダイブする。
件のケーキで不本意ながら太った以上に、その後抑えきれなくなった食欲が、空井サキをここまで変貌させた。
うっすらと割れていた腹筋は腹肉の谷底へ堕ち、引き締まっていたボディラインは贅肉まみれの曲線によって失われている。
教範に書くまでもない堕落、〝太りすぎ〟の身体は、かのRABBIT小隊員とは到底思えないほど鈍り、無残なものと化していた。
…ただ、その肉の山で異様な存在感を醸し出しているのは、彼女だけではない。
ゴトゴトゴトゴトゴト……ギギギッ、ガゴンッ…
「んぶふぅ…くひひ、サキも私の感覚、分かったでしょぉ…? むぐっ、むふぅ…♡あむぅ…、むちゅむふぅぅ♡んぐぷっ…ふぅ…♡ 今さら数㎏痩せても、げぷふぅぅ…変わらないって♡」
本来貨物運搬に使用されるはずのキャタピラー付ドローンに乗った肉塊が、2m大の巨尻を砂に押し付けている肉に追いつく。
―推定体重500kgの脂肪の塊。どの肉がどの部位なのか判別も難しいほど太ったRABBIT3と呼称される彼女は、手に持つ揚げ物といつもの飴を交互に口にしながら、頬肉で一層目が細められる笑みを浮かべてサキへと語りかけた。
「そ、そんな…!私は痩せるんだ!こんな膨れた腹を早く…ぶふぅ…萎ませて、訓練に戻らないと!んぐぐぐぅ…!」
ダイエットすら微塵も成果を出せていない彼女は、プライドと責任感から最もらしいことを口にして、身体を起こそうと力む。
だが、到底贅肉の山にやせ細った筋肉が敵うはずもなく、砂に尻を沈ませながら肉を波打たせるだけの〝デブ〟がそこにはいた。
「にしても…ぶひゅぅ…はぁはぁ…!あっつい…なぁ…。 す、少しだけ…風を…んっ、はぁ!気持ちいい…」
上体起こしの要領で立ち上がろうともがいた矢先に、脂肪でコーティングされた身体は熱を貯めこみ発汗を促す。
べたべたとした脂汗。ぴっちりと贅肉と密着した服が更に張り付く嫌な感覚。ひたすらに暑い。
腹も曝け出して、股も開いて体表のほとんどが空気に触れているというのに、一向に熱は放出されていないように感じられ、思わず彼女は胸のファスナーを下ろしていた。
―グギギギギギギ…ブチッ……どっぷん!!
その肥満体が女性のものだと決定づける唯一の特徴、ブヨブヨの脂肪でより大きく実った両胸が躊躇う素振もなしに表に出された。
瞬間、深い谷間から首を埋めるほどの顎肉、まるまるとした頬肉にかけて風が通り、熱気を流し去る。
むわっとした人肌から放出されたばかりの温風。自身の身体だからだろう、サキ自身は肉段だらけの身体から放たれる強い体臭に気づいていない。汗が溜まって凝縮されたような臭いが、へそ周りの腹肉の段や皮下脂肪の住処となっている内腿から漂う。
しかし、それはなにもRABBIT2だけではない。ドローンの上で暴食に耽っては毎秒体重を増やし続けるモエも似た臭いを纏っていた。
「むぶぅ、ごくんっ…くひひ…♡あんなに私のこと痩せさせるって…んげぷぅぅ…息巻いてたのに…、げぷっ…サキ、あんた今朝焼きそば2人前隠れて食べてたでしょ♡……太るよ…♡」
巨腹の底で消化途中の炭水化物と共に、彼女は動揺を隠しきれず弁明をする。
「ち、違うんだ!あれは…げぷっ…んっ…そ、そう!運動前だから! 別に、我慢できなかったからじゃなくてだな…」
異性も他人の人影もない砂浜で、自身より倍以上太っているモエを前に自然と顔が赤らむ。
先生にはドローン1機を借りただけで同伴もしてもらっていない。加えて、裸の付き合いのはずのモエに対して赤面する道理なんてないはずなのに、なぜか〝隠れて食という悦に浸っていた〟という事実を指摘された途端己の内から湧き上がった羞恥心をサキは感じ取っていた。
思えば、半年経っても一向に痩せないのにも理由があった。他の小隊員に隠れて補給物資を食べると感じられる得も言われぬ背徳感。
カロリーを摂取することでそれまでの運動が無駄になるのに、不思議と興奮が勝る身体の異常。
―自分は、本気で痩せようと考えているのか…? そんな疑問が肉の底から増殖を始める。
右の手の平には、日々膨らみ、空腹時にはどんどん柔らかく、満腹時にはどんどん大きくなっている腹の感触があった。
胸に視界の半分を覆われ、腹が邪魔で足元などほぼ見えない。鏡を見ることは元来少なかったが、太って以降は一度も目にしていない。
―だが、分かる。自身の身体が、目の前で太りに太り続けては快楽に溺れているモエの身体に近づいていることが。
そして、そんなモエのことを、嘗ては強く非難したというのに、今ではそれより遥かに強く……羨ましく、思っているということも。
だが、そんな邪な気持ちには蓋をすればいい。規律、正しさを重んじていた己と今の自分、その違いが分かったのであれば、それを正そう。食べる事、太る事に異常なまでの執着をしてはいけないのだ。痩せよう。そう、サキは内なる自身を奮い立たせる。
これまで太り続けてきたのなら、そして今日、今という時点で自分の過ちに気づけたのならば、これから懸命に痩せていけば…
「ところでサキ、あんた…んぶふぅ…げぶっ……今何㎏なわけ…? くひひ…♡見たところ…250㎏くらい…? あむっ…ごくんっ♡」
身に覚えのある数字にそれまでの思考が一気に途絶する。恐ろしや観察眼。いや、モエの経験によるところだろうか。
常人ではあり得ない、異端といえる値が、なぜか自身と合致した感覚。まるで自分にとって心地よいという響きの適正体重のよう…。
「そ、そんなにない!バカ!…ひゃく、はちじゅう…くらいか…? ふひゅぅ…や、痩せてきてるからな! 前より身体も軽く…ぶふぅ…」
咄嗟に、意識していないのにも関わらず腹の底から嘘を吐いた。そのワケももう分かっている。
自分は〝そんなに〟重くない。そう主張したくて口をついて出た数が180kg。…なら180kgが妥当なのか…?それが普通?軽い部類?
自分の中の歪みに歪んだ認識と、かつて持っていて今では失われた世間一般の認識の残滓。
そのギャップに気が狂いそうになる。
………もう、痩せるのは…。
「ふぅーん…あむっ、ごくんっ♡まぁいいけど、くひひ♡ でも…自分のお肉って揉むと気持ちいいでしょ♡ んぐっ…はぁ♡んはぁ♡……むふぅ、私ももっとぉ…太って育てないと…♡」
「揉むと…気持ちいい…?」
気づけば、腹の上に置いていた右手の指先に力が入っていた。肉に沈みこむ指。そもそも元の痩せていた頃は贅肉という概念すら自身とは別世界のものだったはずなのに、今では余りに余った体脂肪が人の形を歪めるほど身体に巻き付き、肉の塊のような体型。
腹の肉に指が沈み込めば、指を刺激する弾力と、腹を刺激する揉まれているという感覚が、脳内で融合して今まで働いた事のない神経を発火させているように錯覚する。
「…た、確かに、な……んっ♡ふぅ…ぶふぅ…んっ♡」
―どっぷんっ!! ぼゆんっ…ぼゆんっ! ………ぱちんっ、どぷっどぷっ!……
試しに一揉みするだけ…そんな軽い気持ちだったはずが、いつの間にか手の平までもを腹に押し込み、己の腹肉を叩いて波打たせたり引っ張って餅のように少し伸ばしたり、逆に放して自由にさせたりを繰り返す。少し持ち上げただけなのに、腕が筋肉痛になるほど重い腹。だが、快感と楽しさが勝って、太りに太った巨腹をまさぐることの虜となる。…いや、自分から進んで虜となったのだ。
気持ちいい。端的に言えばその一言に尽きる快楽は、サキ自身の手で彼女の思考を沼へと沈めさせた…。
§§§
―季節は一周廻った。彼女は今夜も快楽に溺れる。
子ウサギ公園では生活するのも困難だと自他共に認識したこともあり、モエ共々、先生の誘いに乗る形でシャーレに住み込むこととなった。
シャーレ新設のトレーニングルームや寝泊り可能なゲストルーム。享受できるものは多い。
表向きはトレーニングに励む。だが本心は……。
まったく痩せない身体。
最近はウエストが3mを超えた。…だが誰もそれを指摘しない。
太っているのが普通という生徒ばかり。モエだけでなく他校の生徒たちも皆、彼女より重い。
……なら、もっと太っても平気だろう。
「んぐっ…はぁはぁ…!あむっ、もごもごっ…むふぅ…♡おいひい…おいひぃ…♡むふぅ…♡もっほ、はべへも…いいよな…♡むぐっ、あむはむっ!むふーっ…♡」
皆が寝静まった深夜に、一人、デリバリーでジャンクフードを注文し、横になりながら口いっぱいにカロリーを詰め込む。それを喉に通す快感。胃袋にどっしりと落ちていく。それが、また腹を重くしていくと想像するだけで、彼女の食欲は更に加速する。
「…手にケチャップが…ちゅぱっ♡んっ…まだ、げぷぅぅぅぅぅっ…食べられそう、だな♡」
適当に数を打ち込んで注文したハンバーガーの山を、丁寧さなどカケラもない勢いで頬張る。1個食べてもまだ沢山、山のようにそれはあるのだ。
もはや、味わうことよりも太る為のカロリー摂取として食事を楽しむ。口周りが汚れようと気にしない。床が多少汚れても別に良い。
それよりも食、食、食食食………。
―プシュッ…
「んぐっ…ごくっ、ごくっ、ごくっ………ぷふぅ…♡げぶふぅぅぅぅぅぅぅ!…ぶふぅ…きもち、いいな…♡もっと……食べるか…♡あむっ、むぐっ…♡」
精神も肉体も、行いも全て教範に背くものだが、それがいいのだと感じてやまない。
彼女自身も分かってはいる。自分が豚のように肥えに肥えたどうしようもない存在だということを。だが、やめられないのだ。この快感が、胃袋を掴んで離さない。
「むふーっ♡あむっ、もごもごっ、はぁ…!はぁ…!おいひっ♡あむっ、おいひぃ…♡」
「……ぜひゅぅ…んぶふぅ…♡くひひ…♡良い匂いがすると思ったら、あんただったんだ…♡通りで最近太ってるわけ…♡ぶふぅ…ぜひゅぅ……」
「んぐっ…むふぅ♡あぅむっ♡んふーっ……んぐっ!?も、モエ、お前どうして起きて…」
深夜も3時に極まり、夜を好機と捉えて爆食に耽るサキ以外の生徒は皆、寝ているはずの時間帯に、思わぬ遭遇で声が上擦る。口元や胸元にはハンバーガーの食べかすが無数にこびり付き、床にはまだまだ食べ物が残って無造作に置かれていた。言い訳のしようもない。見られた。こうも逃げようのない所を。
着衣すら面倒で下着以外何一つとして布を纏っていない身体は、セイウチのように床に転がりながら、脂肪の塊である胸を重力に任せるがまま垂れさせる。
「くひひ…♡全裸でその量のジャンクフードを……サキもやるようになったね…♡はぁはぁ…♡おっきいお腹におっぱい…明日にはまた太ってるでしょ絶対♡私にも一口ちょうだぁい…♡」
食べる事、太る事、自分の贅肉を揉む事…それらが癖となってから毎日計測している体重は、つい最近350kgを突破した。モエのようにチューブで栄養を摂取したりはしていない。
ひたすら食って食って至った350kgオーバー。根っからの自己肥育体質だと自身でも自覚する。
全身汗でベトベトの身体を床にこすりつけるとひんやりとして気持ちがいい。…そんな風に五感全てと全身を駆使して楽しむ食事を、他者に観測された。
「こ、これは…お腹がどうしても空い…て…んげぷぅぅぅぅ!」
「何言ってるの…♡ぶひゅぅ…もう隠しても無駄でしょ♡そんなに太ってそのカッコでこの時間に食べるジャンクフードって最高だから…♡はぁ…♡もう無理♡我慢できないから私も食べないと…♡むぐっ♡あむふぅ…♡」
寝室代わりのゲストルームからヨタヨタとガニ股で全身の肉を縦横無尽に揺らしながら
サキの方へと向かってきたモエは、ダムが決壊したかのように倒れ込み、ハンバーガーの
山へと顔をうずめる。………もう、隠してもしょうがない。
「お、おい…モエ!それは…わ、私のだ…!私がっ、もぐっ…ぜんぶぅ、食べるんだっ!
んぐっ、もごっ、むふぅ…♡あむっ、ごくんっ♡…あんむっ!げぷぅぅ…ごっくん♡」
「ぐぷっ…げぶふぅぅぅぅぅ♡す、少し休憩…だな…げぶっ、腹がはち切れ、そう…んふぅ♡」
「んげぷっ…じゃあ残りは私が貰ってもいいよね…♡」
「だ、だめだ…!後で食べるから、全部じゃなくて5,6個残しておくんだぞ…ふひゅぅ…♡」
互いにジャンクフードの1つをかけて食い意地を張って貪り食うも、数十分経てばそれまで食べ続けていた上にモエよりも胃袋のまだ小さいサキが先に満腹を告げる。
だが、不思議と目に見える限りでは腹が膨らんでいるようにはそこまで見えない。
あまりに脂肪が付きすぎたのだろう。3mが3m10㎝になっても大差はない。
「んげぶぅぅぅぅぅ♡はぁ…♡お腹いっぱいできもちいい…♡くひひ…♡サキのお腹も私みたいにおっきくなったんじゃない♡んぐぐぐぐ…はぁ♡ちょっと触らせて…♡」
モエの極太の指が尻のように段を作ったサキの下腹部に触れる。触ると確かに満腹を感じさせるハリがあり、50個近くのメープルチーズバーガーを平らげた事に頷けた。
もし今、ここで体重計に乗ったら過去最高体重を叩き出すに違いない。そう2人は心の内で同時に思っていた。
だが、サキが感じていたのはそれだけではない。
「んっ…♡お、おいダメだって…♡んはっ、あまり揉むな、って…ばっ♡ぎ、ぎもちよく、なる…だろっ♡あっ♡……んげぷぅぅぅぅぅぅ♡…んあぁっ♡」
「…げっぷでお腹も揺れるんだ♡くひひ…知らなかったぁ♡私のお腹も揺れるのかな…んげぶふぅぅぅぅぅ♡はぁはぁ…♡」
ブチッ…ビリビリビリビリィ…!!!
満更でもない表情のサキは言葉では拒絶しつつも、常に刺激を求め続ける肉塊二つが交互に轟音のようなげっぷを漏らす。モエの服が破れてサキ同様の格好になってもなお気にする暇もなく肌の触れあいは続いた。
「んっ…はぁはぁ♡やめろって♡お腹が揺れて…んげぷっ!げぷっ!
…んぶふぅ…♡止まらなくなるだろ…♡」
肌と肌、肉塊と肉塊の触れあいは激しさを増し、満腹で動こうにも動けないサキに対してモエは肉欲のまま、彼女の腹を力強く揺らす。その都度溢れ出るげっぷは酷く脂っぽい。
「くひひ…良いじゃん♡あんたのお腹、重くて…んっ♡揉み甲斐があるから…♡んふぅ…すぅぅ…♡んはっ♡くっさ…♡サキ…あんた臍の周り、凄く臭い…♡んふはぁ…♡おっぱいの下もぉ…♡」
次第にモエの手つきは腹だけでなく範囲を広げて段腹の谷間や内腿、胸にまで及び、今にも密着しそうなほど顔を近づけては、臭そうな部位の臭いを存分に吸い込んでいた。
「い、いちいち言うな…♡お前だって一緒だろ…そんなに言うなら…明日は私がお前の臭いを嗅ぐぞ…♡」
語気は強いが怒りは籠っていない。むしろ内なる興奮を隠し切れていないが為に、喘ぎに似た吐息が零れ、二人の脂汗が混ざっては部屋中が彼女らの体臭とジャンキーな香りに包まれる。
500kg超の超肉塊と、350kg超の比べてしまえば痩せているといえる程度の肉塊。
太ってはいけない、示しが付かない、教範に反するようなモエを痩せさせなくては…そんなことを考えていた頃から体重は7倍以上。もう自分が痩せなくてはならない状況、だというのに、内心痩せる気は毛頭ない。
………太りたくて、食べたくて、肥えに肥えた贅肉を堪能したくて堪らないのである。
それに勝るものなど、もう、何もない。
「サキ、口開けて…♡食べさせてあげる…♡くひひ…私も食べよぉ…あむっ♡」
「うぷっ…仕方ないな…♡あ~むぅっ、むふぅ…♡も、もっと太ってしまうが…いい、よな…太っても♡あむっ、はぁはぁ…早く、次の一口…♡んふぅ…♡」
「すっかり身も心もデブじゃん…♡はい、あーん♡くひひ…二人して…最高体重更新ちゅう…♡んげぷぅぅぅ♡」
―シャーレのオフィスで夜な夜な毎晩行われる相互肥育。それに先生が気づくのにそう時間はかからなかったという…。