【ラクガキ】 バレンタイン (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-02-14 11:01:32
Imported:
2021-12
Content
こんばんは、2月、色んなものが重なって積み上がって崩壊しかかってる、天壌りゅかです。
原稿が進まない。
さて、今日はバレンタイン!
というコトで、コトからチョコを貰いましたー!
ふんどしコトもまだ途中なのですが、今日はバレンタイン絵を出さないとダメだろ!と思って間に挟む結果となりました(笑
差分等は特に無いですが、軽いSSだけ載せておきました。
近い内に、現行漫画サンプル、新しい漫画の先出し情報、そして少し先にはなりますが新しいお仕事に関して発表など出来ればと思っています。
朝、リビングに向かう途中、コトに会った。
「おはよう、にーさん」
おはよう、と返事をする。
至って普段通りの流れだが、少しソワソワしている気がする。
「はい、チョコあげる」
綺麗にラッピングされたチョコを手渡してきた。
ああ、そうか。今日はバレンタインデーだった。
「はじめて作ったけど、味は保証するよ~」
何とも素っ気ない。
バレンタインにチョコを渡すのって、こんな感じだったろうか?
よくよくコトの顔を覗き込んで見ると、頬が上気してるのが分かった。
「な、なにかな」
視線も不自然に泳いでいる。
なるほど、普段通りに振る舞っているように見えるが、緊張しているようだ。
「だって、恥ずかしいじゃん~!チョコ渡してる時点で、告白してるようなもんだしさあ・・・」
お互い好き同士だと分かっていても、こういうのはやはり恥ずかしいらしい。
ありがとうな、と手を頭の後ろに回して顔を近づける。
「んっ・・・」
「・・・もう、にーさんのバカ・・・」
悪態とは裏腹に、表情はとても満足げだった。