【冒険の書】 ベロニカの手記 その3 (Pixiv Fanbox)
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こんばんは、今日、また自分の間の悪さというか、ピンポイントでそこ!?みたいなリアルを味わった天壌りゅかです。
ベロニカの手記その2のスライムナイトの話あったじゃないですか。
あれ、人によってはごく自然な組み合わせに見えた事でしょう。
というのも、今日ようやくDQ11Sのボイスドラマを全部聞いた訳ですが・・・(当時リストの上からいくつかは聞いていた
ベロニカとセーニャの子供の頃の話。
なんと・・・ベロニカがスライムナイトのスライムに乗っているwww
は?マジで?寄りにも寄ってそんな話だったの!?!?www
笑いと戸惑いと後悔が一気に押し寄せてきましたw
いや、ホントマジで知らなかったんですよ!!w
こんな偶然あるか?w
本文も特に矛盾してないし、逆に原作リスペクトしているから良いのでは?
そうとも言えるのは間違いないです、が。
やはり知っていて書くのと知らないで書くのでは随分違ったものがあります。
知っていれば最初と最後はもう少し違ったものになったでしょう。
まあ正直そこはどうでもいいと思ってる人が大半だと思います。
しかしながら、やはり個人的にはモヤモヤしますね(笑
書き直す程では無いんですが、悔しさでいっぱいです!w
冒険の書といいベロニカとスライムナイトといい、間抜けを晒し続ける自分に喝!
とまあ、そんな事もありましたが、今回もゆるーく見て頂ければと思います。
しかし何人くらいの人が見てくれているんでしょうかねぇ。
せめてアクセス数くらいは知りたい所ですが。
シルバーは高解像度と明るい版です。
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最初で最後の夜
ミルレアンの森を奥へ奥へと進んでいたあたし達は、激しい吹雪に見舞われ勇者とはぐれてしまう。
やっとの思いで吹雪を抜けたその先で、魔女に攻撃されようとしていた勇者を発見。
間一髪、わたしの攻撃で魔女を退けることに成功。
安心したのも束の間、魔女との交戦で体力を奪われ、冷え切った勇者は倒れてしまう。
途中に小屋があった事を思い出したあたしは、そこへ運ぶことを提案した。
「はぁ・・・」
意識の戻らない勇者を前に、一人ため息を零す。
(あたしがもう少し早く見つけられていれば・・・)
過ぎたことをいくら後悔しても仕方のない事だと分かってはいるものの、そう考えずにはいられない。
外は視界が遮られる程の吹雪。
薄暗く、暖炉の仄かな光のみの小さな小屋には、今はわたしと勇者の二人だけだ。
そういった状況下なのも、思考がネガティブになっている要因の一つだろう。
全員ここに居ても仕方ないので、各々やれることをしようと皆は別行動をしている。
ここの小屋に居たエッケハルトという老学者も席を外しているのだが、この吹雪では一時帰ってこれないだろう。
「う・・・」
「イレブン!?」
時々うなされるが、目を覚ます気配はない。
額にそっと手を当てる。
熱も少しあるようで、体中から汗が吹き出しているようだ。
「汗、拭いてあげなきゃ・・・!」
寝かせる時は男連中も居た為、寝間着に着替えさせていた。
「脱がせやすくて助かったわ・・・よし、ズボンも・・・え?」
ズボンを脱がしたところで、明らかに不自然な程パンツが膨らんでいることに気づく。
「・・・あ、汗を拭くためなんだからね!汗を・・・!」
自分に言い訳をしながら勇者のパンツに手をかけ、ズリ下ろす。
「・・・っ」
見ないように努めようとしたが、どうしても気になってチラチラとそれを見てしまう。
「もう・・・どうしてここはこんなに元気なのよ」
結局好奇心が勝ってしまい、マジマジと見つめながら悪態をつく。
「ふぅん、男のココって、こんな風になるんだ・・・」
故郷の同期、悪ガキ共が素っ裸で悪ふざけをしていた事もあったので、男子のペニスを見たことはあった。
しかし勃起状態など見たことは無かったので、その違いに驚きと関心は隠せないでいた。
恐る恐る指でつんつん突付いてみる。
ピクっと反応して揺れた。
「うわ、結構硬いのね。でも、柔らかい・・・?どうなってるのかしら」
ますます興味を惹かれてしまい、ついに手で握ってしまった。
「こんなに熱いなんて・・・」
小さくなったベロニカの手には少し余る太さのそれを、ゆっくりと上下に擦り始めた。
「こうすれば・・・気持ちいいんでしょう?知ってるんだから・・・」
返事は無い。
「あ~あ、こんなことをベロニカ様にしてもらってるのに、意識が無いなんてアンタも運が無いわねえ」
わざとらしく少し大きめの声を出してみたが、やはり起きる様子は無かった。
「・・・・・・」
熱に浮かされたように一心に擦り続ける。
自分には生えていないそれの形をしっかりと確認するように、丁寧に隅々まで余すこと無く。
次第にペニスを握っていた手が濡れていき、擦りやすくなっていた。
吹雪でゴーゴーと鳴る風音の合間を縫って、微かな水音がくちゅくちゅと鳴り響く。
気づけばペニスを握っていない方の手が自分の股間の割れ目を擦っていた。
(なにやってるんだろ、あたし・・・)
手を止め、勇者の顔をじっと見つめる。
(今なら・・・。今だけ・・・)
スカートの中に手を入れたわたしは、するすると下着を脱ぎ去った。
そのまま股の上に馬乗りになった。
竿を割れ目にあてがい、擦り付けてみる。
お互い濡れていた為、滑りは良好だ。
(実際に比べてみると結構大きいわね・・・これ、ちゃんと挿入るのかしら?)
構造上挿入らないという事はないらしいが、体も小さくなっている為不安は残る。
「すぅ・・・・・・はぁ・・・・・・」
息を整える。
(ごめんね、セーニャ。そしてアンタも)
本来はお互いが好き同士で同意してする行為だ。
そんな事は分かっている。
こんな事をした所で誰も幸せになんかならない。
(それでも・・・)
それでも欲しかったのだ。
好きな人と繋がる喜びが、想い出が、証が。
きっと勇者はこの行為すら覚えてすらいないだろう。
でもそれでいいのだ。
(最初で、最後だから・・・)
女を貫く為の勇者の剣の先端を膣口に充てがう。
「ん・・・んっ!」
ゆっくりと体重をかけながら、先端を腟内に押し込む。
「いっ・・・・た・・・っ!」
ブチっと何かが破れる感覚で激しい痛みに襲われる。
膣から血が流れ出る。
「んっ・・・くっ、はぁっ・・・・んんっ!」
痛みに必死に耐えながらも、行ける所までペニスを押し込んだ。
「はぁ・・・はぁ・・・ぁ・・・」
今までに体感したことのない圧迫感と痛みでこっちの意識まで飛びそうになる。
「やっぱり・・・きつい・・・わね・・・」
普通なんてものは分かるはずも無かったが、この体にこのサイズは多少無理があったのだろう。
動くことは出来なかったが、膣内の暖かさが心地よい。
好きな人と繋がっている喜びもあった。
それからどのくらい経っただろうか。
痛みは随分薄れたように思える。
そうすると、今度は膣内で脈打つそれと、それに呼応するかのような膣内が蠢いていることに意識が向いてしまい、下腹部が疼いて仕方がない。
わたしはゆっくりと上下運動を始めた。
「ん・・・あ、ん・・・!」
多少の傷みはあるが、十分動かせる。
動かすことで、違う感覚が流れ込んできた。
(気持ち・・・いい・・・)
ビッチリと未着した性器同士が、わたしにその形をハッキリと伝えてくれる。
カリが膣内のヒダを削る感覚が分かる。
「んっ、んっ、んっ・・・あっ!」
段々リズミカルになっていき、時々勢いで最奥まで突き上げてしまう。
「やだ、変な声出ちゃう・・・」
子宮口に亀頭がキスする度に快楽が体の中を駆け巡る。
二人の密着した空間には水気が溢れ、出し挿れする度にじゅぷじゅぷと淫猥な音を立てる。
あたしは快楽をただ只管貪る獣のように腰を振り、だんだんと快感をその頂点にまで引き上げていく。
「あっ、んっ、はっ、はっ、はっ・・・!来る、来るのっ・・・!」
膣内では、今にも爆発しそうな程膨張したペニスもビクビクと大きく脈を打っている。
「アンタもなの?いいわよ、一緒にイキなさい・・・!全部受け止めてあげる、頂戴、アンタの全部!!」
「う・・・うっ!」
「あぁっ・・・あぁああぁあぁああああ~~!!!」
びゅく!びゅく!!
勇者の解き放った精子が、ベロニカの子宮を隅々まで埋め尽くす。
収まりきれなかった精液が逆流し、膣から溢れ出して泉を作った。
「はぁ・・・はぁ・・・っ、はぁ・・・ちょっとアンタ・・・出しすぎよ・・・」
絶頂を迎えたわたしは自身を支える事が出来なくなり、勇者の胸に倒れ込む。
「ん・・・ベロ・・・ニカ・・・?」
(!?)
勇者がうっすらと目を開けてこちらを見ている。
射精の衝撃で目覚めてしまったのだろうか。
(ダメ、気づかれちゃ・・・離れなきゃ・・・)
そうは思っていても、体が言うことを聞かない。
彼の手がわたしの背中に回って、やさしく抱き寄せたような気がした。
しかしすぐに目を閉じ、再び眠りについたようだ。
寝顔を覗いてみると、先程までの苦しそうな表情はもうどこにも無かった。
(よかった、これならきっと・・・)
目の前にある彼の顔に近づき、唇にキスをすると、安心したあたしの意識も微睡みの中に溶け込んでしまったのだった。
「・・・・・・」
「・・・・・・ぉ・・・ぅ」
「・・・さま・・・・・・?」
声が、聞こえる。
(誰かしら)
「・・・ーぃ・・・ヵ」
「おーい、大丈夫か?」
「ベロニカお姉さま、どこに行ってしまわれたのかしら・・・」
(わたしを呼んでる?)
声の主は誰だか分かったが、目を開けても何故か真っ暗で自分の現状は理解出来なかった。
「もう~、何よ・・・うるさいわねえ、わたしはここに・・・」
包まっていた上掛けを払い除ける。
「ひゅ~」
「まぁ・・・!」
「あらぁ~~」
(あ、しまった!)
勇者の上で眠ってしまったことを思い出して焦る。
「一人で看病するっていうから何かと思えば、なるほどなあ」
カミュはニヤニヤしながらこちらを見ている。
「これぞ愛!まさしく愛よ!!」
シルビアさんは凄く感動している。
「・・・・・・」
「ち、違うんだから!ちょっと寒いだろうなって思って!あ、あたしでも無いよりはマシっていうか・・・あ、温められるんだからぁ!」
自分でも何を言ってるのか分からなかったが、仲間達の生暖かい視線が痛い。
「も、もう~~、知らない!」
皆の横をすり抜け、外に出る。
「~~~っ・・・はぁ・・・」
(バレてないわよね?ちゃんと服は来てたし、一緒に寝てた事は弁明出来ないけど、流石にそれ以上だとは思われてないハズ・・・!)
今もバクバクいっている心臓を落ち着かせる。
「・・・セーニャ」
横を通り過ぎる時に見たセーニャの顔は、間違いなく曇っていた。
(あ~~もう!わたしのバカバカ!!)
セーニャにだけは不安な思いをさせたくなったのに、痛恨のミスだ。
(はぁ・・・悔やんでも仕方ないし、今後はしっかりしなくちゃ。あたしは見守るだけ。二人を応援するのよ、ベロニカ!)
気持ちを切り替え、新たに決意するわたし。
スカートの下は少し涼しかった。