【冒険の書】 イレブンの手記 その3 (Pixiv Fanbox)
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どうも、天壌りゅかです。
なんと3日連続投稿となりました。
ヤバいですね☆
何だかんだで情報として出すもの自体はまだいくつかありますので、週1の冒険の書と、お知らせを織り交ぜて行けたらなと思います。
来週は配信も予定してますし、可能であれば終了した依頼のイラストもお見せ出来るのではと思っています。
では今回の冒険の書ですが・・・
ドラクエのSSのハズなのですが、殆どドラクエ感がありません!w
ロトゼタシアという舞台で多少の設定は借りて居るものの、無いこと無いこと詰め込んだ妄想の極地wwwみたいになっております(笑
いや~ホント申し訳ない。
この要素を取り入れたオリジナル漫画なりを仕上げた方が良いのでは?思ってしまうくらいには番外編なので、ドラクエ感を期待してる人には先に謝っておきます!m(_ _)m
しかし、しかしですよ!
ただのロリコンの方には大変態ドキドキする内容になったのではないかと思われます!!
僕が保証します!!
そして何を思ったか今回の挿絵を利用してPSD商品にしてしまいました(ドーン
個人的に可愛いよく出来たと思えたら捗ってしまったので・・・それはもう次々と差分増やす増やす(笑
今回の差分内容ですが、「肌6種、目6種、眉3種、口5種、頬2種、その他5種、背景1種」といった感じになっております。
その組み合わせ総数・・・7,560通り!!www
過去最高なのではないでしょうかww
本当はもう少し簡単に仕上げて100円で出す予定だったのですが、差分調整作業にアホ程時間を取られたので200円にさせて下さい!m(_ _;)m
あ、シルバー会員様はタダですので、次の記事にあるやつをダウンロード頂ければと思います。
それ以外の方はBoothへどうぞ!
では長くなりましたが本編に行ってみましょう!
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暑さにやられてしまったのだろうか?
ロトゼタシアの最南東に位置するナギムナー村。
僕たちはロミアの依頼を受け、キナイという少年を探すためにこの地へやってきた。
まず村を見て思ったのは、とても開放感に溢れているという事。
家は扉も無く風通しがとても良い造りになっていて、仕切りと言えば寝室に簾がある程度。
服装もとても簡素で、綺麗に焼けた小麦色の肌がとても眩しい。
人当たり良くとても陽気な感じで、他所から来た僕たちにも相当フレンドリーだった。
ただ、どうやら空元気と言った感じで、村にも活気が無いように思えた。
漁が盛んだと聞いていたので、屈強な漁師がひしめき合っているのかと思いきや、どうやら今は全員出払っているとのこと。
村には主に女子供だけが残っているようだ。
とにかく情報が欲しいので、僕たちは手分けして聞き込みをする方向で一旦解散する事になった。
しかし、少し歩き回ってみたが、とにかく人に会わなかった。
子供たちが紙芝居だと言って走って行くのを見かける。
大人たちも居るかもしれないと思い行こうとしたが、よく見ると子供たちの集団にベロニカが居た。
・・・子供たちに混ざっても本当に違和感ないな。
と少し失礼なことを思いながら苦笑しつつも、そっちはベロニカに任せる事にしてそのまま浜辺の方に歩き出した。
岩陰に覆われた浜辺から少し賑やかな声が聞こえる。
子供が・・・二人だろうか、男の子と女の子のように思える。
そのままその方向へ進むと、やがて二人が見えた。
「・・・え?」
思わず目を擦り、二度見、三度見。
幻覚ではないし、蜃気楼でもないだろう。
暑さでどうにかしてしまったのかと思ったが、現実である。
二人の子供は、全裸で、追いかけごっこのような事をしていた。
確かに村の住宅地側から見れば多少岩陰に隠れてはいるものの、海側からの見通しは良く、港からも村の入口からさえ認識出来る開けた場所だ。
そんな場所で?誰に憚ることも無く?
そんな光景に呆然と立ち尽くしていると、少年がこちらに気づいた。
「あれ、何だ?にーちゃん、この村のヒトじゃないな?はじめましてだな!」
「あ、うん、はじめまして・・・」
全裸の少年は腰に両手を当てて仁王立ちしながら、笑顔で元気よく挨拶してきた。
余所者だと分かっていてもこの無警戒さ、やはりこの村の風土によるものなんだろう。
「あ、えっと・・・こんにちは」
女の子も丁寧にお辞儀してくれた。
少し言葉に詰まったようではあったものの、警戒してる様子はない。
可愛く微笑んでこちらを見上げている。
全裸で。
(かわいい・・・)
普段着ている服の跡だろうか、日焼け跡が眩しい。
思わずじっくり見渡してしまう。
「あーっ!!」
ビクゥ!
突然発した少年の声で心臓が飛び出しそうになった。
ガン見してたのがバレたか・・・?
嫌な冷や汗が出てくる。
「にーちゃんヒマか?ちょっとオイラたちと遊ぼうぜ!」
「あー、ええっと、今は人探しを・・・」
「なあなあ~いいだろう~?二人だけってのちょっと飽きてきちゃってた所なんだ~。コイツも物足りないってよお」
突然少女が引き合いに出されるも、当の本人は何のことやらと笑顔で佇んでいる。
「う、うーん・・・」
暑さでダレてきていたので、少し休みたいとは思っていた所だ。
この村はとにかく暑い、そして湿度が凄い。
強い日差しに汗は止まらず、乾くことも無く服はベタつく。
気晴らしにもなるかもしれない。
それになんと言ってもこの少女が居るのだ、この機を逃す手はない。
「わかった、いいよ」
「やったー!じゃあさ、じゃあさ、とりあえずにーちゃんも服脱ごうぜ」
「は?」
「服なんて邪魔なだけだろ~?海で遊ぶなら全裸、基本中の基本だぜ!」
(ちょっとなにいってるかわからないです)
発想が斜め上を突き抜けすぎてきっと今のぼくはアホみたいな顔をしていると思う。
流石に人前で全裸は・・・いやでもこの子達は平然としているし、この村では普通の事なんだろうか。
チラっと女の子の方を見て見るも、特に何といった感情は無い様子だ。
なるほど、これは自然な事なんだ、大自然の中、自然体になって何が悪い!?
最早暑さでどうかしてたとしか思えないが、その時はもうそうとしか思えなかった。
元々ベタついて気持ち悪かったのだ、水浴びでもして汗を流すのも一興だろう。
勢いよく全ての着衣を放り去った。
「おー」
「・・・・・・」
二人は意外という顔をしながらその様子を見つめていた。
・・・やっぱりちょっと恥ずかしいかも。
そんな自分の感情を他所に、少年は何か言いたげにこちらを見ていた。
「えっと・・・?」
「にーちゃん・・・髪はサラサラなのにちんちんの毛はモジャモジャなんだな!」
自分で言ってツボにハマったのか、わはははと爆笑しはじめた。
女の子もくすくすと、でもとても申し訳なさそうに笑っていた。
よく分からないけどなんだかちょっと傷ついた。
(もうどうとでもなれ!)
「それで、何をする?」
「よーし、じゃあ大人もちゃんと付いてる事だし、海に突入しようぜー!」
「・・・うんっ」
二人共なんだかさっきまでより嬉しそうだ。
きっと海に入りたかったんだろうが、言いつけがあるのだろうか。
(そういう所はしっかり弁えてるんだな)
「じゃあにーちゃんが鬼な!にげろー!」
「きゃ~」
(鬼!?いつから鬼ごっこになったの!?)
随分離れた所まで走っていた少年から突然鬼に任命される理不尽さを感じつつも、心は少し躍っていた。
(大人の意地、見せてやんよ!)
そうして僕たちはこの青空の下、素っ裸で海水浴鬼ごっこを楽しんだのだった。
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ぜーっ、ぜーっ・・・」
「・・・・・・ふぅ」
三人とも波打ち際でへたり込み、全力で息を切らしていた。
海中は足取りも重く、思うように追いかけることが出来なかった。
しかも流石は海育ちと言った所か、二人共海の中の移動が驚くほど早い。
二人が泳げる水位の所でも、自分が泳ぐには水位が足りないギリギリの所を必死で走る。
お陰で大人と子供という差を感じさせない程に白熱のバトルを繰り広げた。
結局二人に触れることは叶わず、負けとなり疲れもしたが、むしろ爽快なくらいだ。
「にーちゃん中々見どころあるな!オイラたちをここまで追い込んだのは久しぶりだったぜ」
「そう、か・・・それは良かった」
固い握手を交わした。
「君も見かけによらずタフなんだね、びっくりしたよ」
「・・・うん、泳ぐの、得意、だから」
少し照れくさそうにはにかむ。
(か、かわえぇぇ・・・あ、しまった・・・!)
ほんのり上気した肌と滴る汗、殆ど膨らんでは居ないが柔らかそうな胸、程よい弾力を持つ太ももの間に除く一筋の割れ目。
完全に忘れていたが、彼女が今どういう状態かを再認識した瞬間、股間のソレが首を上げようと硬度を増しはじめた。
(ダメだ・・・!KOOLになれ、KOOLに!!)
もう落ち着かせたいのか暴走させたいのか分からない状態だ。
もはや萎えさせる事は不可能、今の状態を維持するのがやっとだ。
「・・・・・・ゃーん・・・」
「!」
遠くから女性の声が聞こえる。
女の子の名前を呼びながら近づいてくる・・・この子の母親だろうか。
少し小太りのおばさんが近くまで歩いてきた。
女の子は岩陰から出ていき、ここにいるよと言って相対した。
「やっぱりここに居たのね。そろそろご飯よ、帰りましょう」
どうやら間違いないらしい。
突然の乱入で気が削がれて落ち着きはしたが、逆に大人の女性にこの状況を見られたらという不安が押し寄せて来る。
「あら、あなた・・・!」
来た!どうする・・・!?なんと言って弁明すればいい!?ありのままを話せば何とかなるものなのか!?
「あなた・・・この村の住人じゃないわね?あらやだ!よく見るとイケメンじゃな~い!ウチの子と遊んでくれたのかしら?どうもありがとうねえ!」
矢継ぎ早に捲し立てながら、おほほと笑いつつバシバシ乱暴に叩かれた。
痛い。
本当にこの大人しく可憐な子の母親か!?
「い、いえ、どういたしまして・・・」
ははは、と乾いた返事をして見送る。
少女は持ってきていた一枚のワンピースのようなものに袖を通して、帰っていった。
(・・・ん?一枚??)
しかしフルチンの余所者が子供たちと戯れててお咎めなしどころか感謝された・・・一体どうなってるんだこの村は。
もう完全に思考が追いつくことは無かった。
「さて、と」
不意に少年が蛋白な声を上げた。
「危なかったなーにーちゃん。もう少しで完全に勃起する所だったな」
「うげっ!?」
しっかり見られていたらしい。
「ははは、気にすんなって、オトコなんだし、自然なことなんじゃねえの?」
そう言って腰を振りながら自分のちんこを振り回していた。
こ、こいつは・・・!?無邪気なフリをして、確信犯だったのか!?
「服脱いだ時も驚いたけどな。他所から来たヒトはまず脱がねーし。まあ、たま~に若いねーちゃんが挑発するつもりで脱いでくれるんだけどさ、いつも返り討ちだぜ!」
中指を立て、もう片方の手で作った輪に指を突き刺しながら、にひひと悪びれもなく言い放った。
「でもお陰でいい思いしただろ?感謝してくれよな~。あ、一緒に来てた金髪のねーちゃんか黒髪のねーちゃん紹介してくれてもいいんだぜ?」
あの少女が居た時とは全く違う態度に、もはや絶句するしかなかった。
しかも村に脚を踏み入れた時から既に僕たちをチェックしていた?
こいつはかなりの"ヤり手"だ。
「ま、まさかあの子も・・・?」
あの少女も同じ思惑で動いているのだろうかと思った瞬間、背筋が凍った。
「あーアイツは違うよ。ちょっと鈍感でトロいけど、懐いてくれてるから遊んでやってるだけ。おっぱいもねえし、正直俺あんま興味ないしなー」
二人で遊んでれば子供の無邪気さもアピール出来て相手を油断させやすいという算段もあったようだ。
この少年に思う所は少しあるが、正直ほっとした。
(あの子は純粋、あの子は純粋・・・)
そう胸をなでおろしていると、少年が耳元まで寄ってきて呟いた。
「にーちゃんはアイツの事かなり気に入ってるみたいだし、"セ ッ テ ィ ン グ"してやってもいいぜ」
耳元で囁かれた悪魔のような言葉はとても甘美な響きで、僕の心を闇に染めるのに時間はかからなかった。
やっくんの居ない日
今日はお友達のやっくんが居ない日。
時々大人の人たちに混ざって漁をしてるんだって言ってた。
同い年なのにわたしと違って凄く立派だと思う。
わたしはあんまりしゃべるのが得意じゃないから、他のお友達をなかなか作れない。
だからやっくんの居ない日は、こうして一人で浜辺で遊んでいる。
やっくんと海で遊ぶ時はいつも裸だから、ここに来ると自然と服を脱いで裸になって遊ぶ。
そのため日焼け跡はすっかりなくなり、境目も分からなくなっていた。
最近は、たとえ生活を共にする村のヒトの前であっても裸になって遊ぶ事が"不自然なこと"であることは薄々気づいていた。
それでもこんなところに来るヒトなんて誰も居ないし、来るとしたらあの旅人のおにいさんだけだ。
出会った日に"ヒメゴト"をしてから、とても仲良くなったと思う。
"シメイ"でとても忙しいみたいだけど、それでも時々わたしに会いに来てくれる。
そしてその時をいつも心待ちにしてるわたしが居るのだ。
不思議な事に、おにいさんが来てくれる日は決まってやっくんが居ない。
そしてやっくんもあの日以来、わたしとはあまり遊んでくれなくなった。
出会ったあの日から海の魔物を退治してくれるまでの間、二人はとても仲が良さそうにしていて、冒険の話なんかをよくしていた。
大事な話をしていると言われてわたしは会話に混ぜて貰えなかったけれど、やっくんが「人魚!?」と叫んで興奮していた事は覚えている。
この村では人魚はあまり良く思われていないけれど、やっくんは凄く興味を持っていた。
わたしには本当の事なんて全然分からないけれど、言い伝え通りなら少し怖いなって思った。
でも、もしかするとなにか関係あるのかな?
岩陰から足音が聞こえた。
(おにいさん?)
心が高鳴る。
やっくんは漁に出ていて居ないのだから、ここに来るのはあのヒトだけ。
そう思って飛び出した。
「Oh!&A(SJWI()F'S'&DFG)(JA)('Z)&((((&'SD(S'D#AS$F#%」
「あ・・・え・・・?」
そこに立っていたのは見たことのない巨体、真っ黒な・・・ヒト?
日に焼けたものとは違う、別の黒さを帯びている肌をしていた。
わたしには分からない言葉でずっと話しかけて来ている。
「あの・・・えっと・・・」
少し怖くなったが、逃げるのも失礼だと思って動けないでいた。
今まではやっくんが全て対応してくれていたので失念していたが、こういう可能性は十分あり得たのだ。
そのヒトは何かを納得したのか何度か頷き、着ている服を全て脱ぎ始めた。
そして出てきたものを見て、わたしは自分の目を疑った。
やっくんよりも大きかったおにいさんのものより数倍大きいおちんちんが眼前に露出する。
それは既に勃起していて、今にも襲い掛かってきそうな攻撃的なカタチに見えた。
それから目を離せず、思わず息を呑んだ。
見惚れてしまった訳ではない、完全に恐怖しか感じなかったのだ。
これはおまんこに挿れるものだと既に知っているから。
それから先の事はあまり覚えていない。
相手が何かをしゃべりながら時々頭に、手に、体に、触れてくるのを感じた気がする。
気を失いそうになるのを必死に堪え、ただただ黙って祈ることしか出来なかった。
(おにいさん助けて・・・!おにいさん・・・!)
どんなに心の中で叫んでも、おにいさんは疎か、やっくんはもちろん、村人すら来てはくれなかった。
そのうちに居なくなってしまっていたが、彼がいつ、どんな顔で、何を言いながら去っていったのかわたしには分からなかった。
わたしはそのまま動けず、次第に陽は傾き、辺り一面が赤く染まり始めていた。
残された私の意識がはっきりした所で、体中至る所に白く粘り気のある液体が付着している事に気づいた。