Home Artists Posts Import Register

Content

こんばんはー天壌りゅかです。

11月になりましたねえ。

今月はやることを色々予定してはいるんですが、どこまで実現出来るかな言った感じでしょうか。

とりあえず冒険の書は週1で続けて行きたいとは思っています。


今回、人魚の生態に関わる文章がいくつもあると思いますが、完全に今回の話に合わせただけの即席ご都合設定です。

あんまり深く追求しないで頂けるとありがたいです!(笑


シルバーには毎度の高解像度と明るい版を置いてます。






==================================




ん?今・・・


船で外海に出てしばらく、深い霧に覆われた。

しばらくして霧を抜けた先には、小さな入り江があった。

音もなく、静寂に包まれたその場所は、それはもう幻想的であった。

そこで一人の美しい人魚に出会う。

わしらはその人魚からキナイという人間を探すよう頼まれたのだ。

その時の言葉についつい邪な考えを巡らせてしまう。

「私に出来ることなら、なんでもします!」

確かに彼女はそう言ったのだ。


次なる行き先が決まりはしたものの、日は沈みかけ辺りは暗くなる所だった。

夜間の航海など難ない操舵士を連れてはいたが、波一つ起きない静かな場所に停泊したのだ。

今夜はここで一夜を過ごすことになった。

そして皆が寝静まった深夜――


わしは船を抜け出し、浜に降りる。

その中心にある水溜りへ赴くと、腰をかがめて水面をぱちゃぱちゃと叩く。

「お~い、人魚のお嬢さんや。起きておるかの」

そう声を掛けると、程なくロミアが顔を出した。

「あら、あなたは先程の。何か御用かしら?」

「いやの、少しお願いしたい事があってのう。まだ依頼を済ませてはおらんが、聞いてはくれんかの」

「ええ、かまいませんよ。なんでも言って下さい」

「あ、もちろん私に出来る範囲で、ですよ?ふふふ」

そう言って笑いながら付け足した。

普通はいくつも願いを聞く道理も無いのだが、人魚の秘宝を初対面のわしらに渡す約束をする程の娘だ。

多少のお願いなら聞いてくれるに違いない。

「それで、どんなお願いかしら?」

近くの岩に飛び移ったロミアは、先を促す。

「うむ・・・わしは長年生きて来たが、人魚に会うなんて思ってもおらんかったし、そもそも実在する事に驚いていた所だったんじゃが・・・」

「一つ、気になって夜も眠れぬ疑問が沸いてしまったのじゃ」

「それはの・・・人魚には"おまんこ"があるのかどうか、じゃ!!」

集中線が付きそうな程の迫真の顔で堂々と言ってのける。

我ながら色ボケしておるなと思いながらも、一度芽生えた好奇心を抑える事が出来なかったから仕方ない。

「おまんこ・・・。おまんこって何かしら?」

「なんとぉ!!」

思わずズッコケてしまった。

「ごめんなさい、聞いたことのない名前だったから」

人間世界の俗語なんて通じるはずも無かった。

「うむ・・・男女がセックス・・・いや交尾と言った方が分かり易いかの、する時の女性側にある穴の事じゃよ」

「ああ!生殖器の事ね」

パンと手を叩いて納得した様子を見せる。

傍から見ればなんとも間抜けな会話をしている事であろう。

「もちろんありますよ」

「ほほう、どれどれ」

「きゃあっ」



言うが早いか、よく見ようと腰を持ち上げるとロミアはひっくり返ってしまった。

「おおお、すまんすまん。しかし・・・どこにも見当たらんようじゃが」

人間の女性についているであろう部分をまじまじを見渡してみたが、それらしい穴は見当たらなかった。

「え、ええ、普段は鱗の下に隠れてますから」

「という事は鱗を剥ぎ取らねば見えぬという事か・・・残念じゃ」

確認出来なかった事に落胆したが、すぐさま次のお願いをしていた。

「鱗を剥いで直に見せてくれんじゃろうか?」

「えぇっ!?」

勢いで言ってはみたものの、流石に内容が内容だけにこれは無理だろうと思っていると・・・

「う、う~ん・・・少し恥ずかしいけれど、お願いを聞いて下さるんだし・・・。分かりました、お見せしますね」

承諾を得てしまった。

ロミアはぺりぺりと鱗を丁寧に剥ぎ取っていく。

「痛くは無いのかのう?」

「ええ、無理に引き千切ったりしなければ痛さはないんですよ。それに人魚の鱗は再生するのが早いんです」

個人的には凄く恥ずかしい事をしていると思えるのだが、ロミアは笑顔でしっかりと答えてくれた。

こういう感性は人間との違いによるものなのか、個人によるものなのかは判断出来なかった。

「はい、どうぞ。・・・ちゃんと見えますか?」

そうこうしてる内に作業は終わったようだ。



「おお・・・こ、これはっ!!」

そこには女性器らしいぷっくりとした膨らみ、そして一本のスジがあった。

「こういう風になっておったのか!凄い発見じゃ!」

思わず指で突付いてしまう。

「ひゃあっ!」

「プニプニしておる・・・。すごく美味しそうじゃ」

「え!?美味しいそうって・・・まさかあなた、食べるつもり?」

そこで初めてロミアが身構えた。

どうやら食用として見られる事の方が怖いらしい。

「おお、すまんの、そういう意味じゃないんじゃ。たとえじゃよ、たとえ」

「そ、そう・・・それならいいんだけど」

「舐めてみても良いじゃろうか?」

「やっぱり食べるつもりじゃないんでしょうね!?」

「ほっほっほ」



ぺろっ

「んぁっ・・・!」

「ふむ、潮の味がするの」

割れ目に舌をねじ込んだり、先端の突起を執拗に舐め回す。

「はっ・・・ん、やっ・・・!」

海水とは違った水気が、割れ目から少しづつ溢れ出す。

愛撫で感じる所は人間と同じらしい。

「ところで人魚は卵を産むのかのう?」

「んっ・・・はぁ、はぁ・・・お魚さんとは違って卵は産まないわ。体内で育ててから、ある程度大きくなった所で産み落とすの・・・」

繁殖方法もどうやら人間と同じようだ。

「という事は、ここにチンコを挿し込んで良い訳じゃな?」

いそいそとズボンを脱ぎ始める。

程なくして完全なる自然体となり、老いぼれてもなお元気を失うことのないそれを露わにした。

その様子をじっと見つめるロミア。

「えっと・・・交尾をしたいんですか?」

「やっぱり挿入れるのはマズいかのう?まあ結婚を誓い合った仲もおる事じゃしのう、ほっほっほ」

次々とお願いを聞いてくれるからと言って少し調子に乗ってはみたが、嫌がる事を無理やりしたくはない。

「いえ、それは構いませんが・・・」

「・・・ほ?」

再び服を着ようとした手が止まる。

「いや、しかしお主、結婚相手があるのじゃろう?」

「結婚と生殖行動は関係ありませんよ?特に人魚は数が少ないので、積極的に数を増やすよう女王様からも言われていますから」

こうも人間界と違うのかと衝撃を受ける。

気に入ったおなごと出会って即セックスし放題、それなんてエロゲ?

萎えかけていたわしの息子は現金なまでに元気を取り戻していた。

「で、では、挿れるぞい・・・」

予想外の展開に声が震える。

「はい・・・どうぞ」

ロミアも少し恥ずかしいと言った程度で、本当に嫌がってはいない様子だった。

ぷにゅ

指で触れた時に感じた心地用弾力を亀頭に感じる。

まだ亀頭すら埋めていないにも関わらず気持ちがいい。

ぱくっと柔らかな双丘が亀頭を包み込む。

この状況で既に今までに感じたことのない快感を得ている。

くぷぷ・・・

(こっこれは・・・!イカン、幾多の女性をヒィヒィ言わせて来たこのわしが!?)

気を抜けば全てを挿し込んだ時点で果ててしまいそうな程の感覚に襲われる。

「あっ・・・すごい、あなたの・・・オチンコ、私に、挿入って・・・」

膣内のヒダの動きが人間のそれとは明らかに違っていた。

まるで一つ一つが生きているかのようにうねり、吸い付き、刺激の休まることを知らない。

ようやく先端が柔らかな壁にぶつかった。



「はぁ・・・はぁ・・・なんとか、奥まで届いたぞい・・・!」

ただ一度挿れただけだと言うのに汗が凄い事になっていた。

「これが交尾なのね・・・んっ、少し苦しいけれど、なんだか変な気持ち。でも、嫌じゃないわ」

どうやら処女を貰ったらしい。

破瓜の感触はなかったので、人魚には膜が無いのだろうか。

「交尾の本番はこれからじゃよ。・・・ふう、動くぞい!」

意識を持っていかれそうな程の快感を抑えながら動き始める。

「くおぉ・・・!」

「はああぁんっ・・・」

ゆっくり、だが確実に挿入を繰り返す。

「オチンコ、出たり・・・入ったりする、んっ、だけ・・・で、こんなに気持ち、いいなんて・・・!」

破瓜の痛みが無い分だけ、初めてでも純粋に感じる事が出来るようだ。

少しずつ速度を上げていく。

「あっあっあっ・・・!」

時々快感を抑える為に遅くしたりしていたが、却ってお互い気持ちよさが加速しただけのように思える。

「・・・っ!何だか、昇ってくる、何かが、はぁっ・・・!」

ロミアは確実に絶頂に向かっている。

プライドにかけて絶対に先にイくまいと気合を入れる。

最早いつ暴発してもおかしくは無かった。

「ほっ!ほっ!ほぁっ・・・!!」

それでももう速度を落とすことは出来ないでいた。

一気に攻める。

「ダメっ、ダメ、よく分からないわ、くる、なにか、ああっ、キちゃううぅうぅう!!!」

「わしも・・・もう!」

「ぁんあぁっっ・・・ッ!!」



ビュクッっと大量の精子を子宮内に向けて押し出した。

この歳にして未だかつてない程の量を吐き出し、子宮に収まりきれなかった精液がドバドバと溢れ出る。

「はぁ・・・はぁ・・・お腹の中、いっぱい・・・あったかい・・・」

心底愛おしそうにお腹を撫でている。

「恐ろしく気持ちよかったぞ・・・こんなに大量に出るとはの・・・。いくら精力が弱っているとは言え、これは子供を孕んでしまったかもしれんのう、ほっほっほ」

「ええ、人魚の繁殖力は強いんですよ。子宮内に届きさえすればほぼ確実に受精するそうです」

「ひょ!?」

事も無げに恐ろしいことを言ってのけた。

死んだばあさんに悪いとも思ったが、それも時効、さらに相手が良しとしているなら問題はあるまい。

・・・多分。


産まれてきたら大事に育てますね、と一言告げてから、ロミアは海に帰って行った。

自分も船室に戻り、再び眠りについた。

魔王を倒す旅の途中、孫も居る場で子作りに励んでしまった自分。

(わし、この先どうしたらいいんじゃろうか)

今後も眠れぬ夜は続きそうだ。


Files

Comments

No comments found for this post.