崩壊 (Pixiv Fanbox)
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私立女子刑務所 ”性労院”
設立者は政府の高官と繋がりのある豪商だ。10年前、半ば無理やり通された法案により、若い女性の重犯罪者に対して「子宮没収刑」という刑罰が適用されるようになった。女子受刑者は「子宮に関する全ての権利」を奪われ、公益のために子宮を利用される。人材の再利用を謳っているが、実際には人権を無視した性搾取だった。
当時は話題に上がったものの、声の大きい民衆は所詮、本当の弱者の味方をしなかった。有名なフェミニズム活動家でさえ「罪を犯す人間が悪い」と唱えた。「子宮没収刑」に異を唱えても、自分達が優遇される社会には繋がらないからだ。
最初は本当に重犯罪者だけが「子宮没収刑」に処された。しかし近年、特定の美しい女性を狙い撃ちした冤罪や、子宮没収刑を適用するための恣意的な司法手続きが疑われるようになった。
子宮解放戦線の指導者である私は、先日ついに決定的な証拠を掴んだ。1年前に冤罪で収監されたアイドル”森崎ちか”の事件、その計画者は性労院と繋がっていた。
私たちの調査活動は、テロ行為の名を付けられ、私は拘束された。志半ばで絶望を突きつけられた我々だったが、私はこれを好機と捉えた。性労院に潜入し、決定的証拠を得る。そして無実の”森崎ちか”と接触し、脱獄する。
そんな計画が進み始めた矢先、私は拷問室に連行された。
子宮には劇薬である媚薬原液が詰め込まれ、パンパンに膨れ上がっている。少しでも刺激があれば意識が飛びそうなほどに、子宮は”出来上がって”いた。
それを必死に隠す私に、拷問担当の刑務官は特殊なバイブを見せつけた。
「電マって、服の上から当てろって言うよな...
クリトリスに直接当てると、刺激が強すぎて”逆にイケない”っていう話だ...」
「じゃあさ、ポルチオを直接ぶっ叩いたら、どうなるんだろうなぁ?
イケるかな...イケないかなぁ?」
強力な媚薬に漬け込まれた子宮はグチャグチャになって、意志に関係なくお腹の下まで降りてきている。それを直接ピンポイントで叩くなんて、許される行為ではない。
「さぁ、やってみようか...!」
「おごぉぉ!? おおおおあ!?!?」
振動するバイブの先端が、いたいけな子宮口に叩きつけられる。
「媚薬でパンパンの子宮、根本から思いっきり揺さぶられるとマジでキツいよなぁ!? 」
冷や汗が全身から吹き出し、暑いか寒いか分からない。
子宮の中の媚薬が振動して、出来た波が内部から子宮を容赦なく殴る。
「はぁ...!はぁ...!」
絶頂を遥かに超えた深く鋭い快感に貫かれているのに、イけていない。身体を滅多刺しにされているのに、死ねないような感覚。
女性を人とも思わないこいつらの扱いに、あとどれだけ耐えればいいのだろう。それでも絶対に、仲間の居場所は話せない。
「お、通信が入ったか・・・
なに・・・?
おいおい、最高かよ!
映せるか? 映像だよ!」
(そんな...全員、拘束されたの...?)
「拷問の必要なくなったことだし、ゲームでもしようか。
1時間以内に、お前が気を失えば
こいつらは殺される...
ってのはどうだ...?」
「この...外道共...!!!」
「さぁ、続きだ...
出力上げるぜ!!」
「お”!あ”!あ”あ”ぁ!!!」
仲間の怯えた顔を護るために、何度醜く潮を噴かされても、今は耐え続ける...
「きったねぇ声だなぁ
もっと鳴け!
頑張らないと
仲間が殺されちまうぞ〜?」
「見られてるぞ!!全員に!!
今のお前の、全裸も!マンコも!
情けない涙と鼻水まみれの
イキ面もな!!」
恥ずかしい気持ちは、言うまでもない...
私は彼女たちを照らす、光でなければならないのに。醜いうめき声で叫んで、下衆な男たちの手で達していたら、私たちの誇りは...
「何度もイッてるはずなんだがなぁ
すごいよお前は・・・
唇噛みすぎて、血出てるしよぉ・・・」
「あき・・らめなよ・・・
こんなの続けても・・・
時間の、無駄・・・
仲間を解放して・・・」
「解放?笑わせるなよ
もうシナリオは決まってるんだ
次の責めでお前は気を失い
無惨に仲間は殺される。」
そう言うと男は、後方から悍ましい器具を取り出した。
ディルドの類ではなく、武器と言われたほうが納得できるような、大きさと形態。先端から半ばにかけて、至る所に膣肉やポルチオをかき回す醜い突起がある。
いや、本当に武器なのだ。女神の子宮をも、粉砕する悪魔の剣・・・
女性の子宮を掻き混ぜ、掬い取り、ぶちのめす。そのために設計されている。もたらされる残酷な刺激の大きさは、本能で理解していた。自分の子宮は恐らく、耐えられないであろうということも・・・
「それ...それに耐えたら
もういいだろ...?
私たち女性は...私の子宮は...
お前たちの遊び道具じゃないんだ...」
私は恐怖で泣きながら、許しを乞うていた。情けない姿だが、蛇に追い詰められた小鳥がこんな台詞を言えたとしたら、立派なものじゃないだろうか。
「ああ、これで最後だ
あと30分耐えられたら
仲間は解放しよう...」
◇
「気絶まで25分もかかったからなぁ
常人の精神力じゃねぇよ
何回イったんだろうなぁ...
最初は数えてたけど、ありゃ無理だわ笑」
「残念だがお前達の子宮は
俺たちの遊び道具なんだよ...
お前達はそのために、女に生まれたんだ」
くろいろの街と、踏まれた女神
私は男性だが、”彼女達”に協力してきた。 「子宮解放戦線」は、子宮没収刑に反対する人権活動団体だ。 晴れた日の午後のことだ。メンバーから私に連絡があった。 ひどく取り乱していた。リーダーが連れて行かれたと… この組織は脆かった。カリスマ性のある女神を落とされれば、何も出来なくなる。政府のやり方は的確だっ...
↑捕まったときのお話